メールマガジン編集に関する当誌の基本方針は、“お便りも記事である”とい
う立場です。記事も情報も、ライターさんの書くものばかりがそうなのではあ
りません。ライターさんが書く記事は、記事全体の一部であるに過ぎません。
┏━┓
┃わ┃たしたちは、営利を事業としているマスコミとは異なる情報媒体です。
┗━┛経費をかけて情報を集めて回ることはできません。 身近に存在する、
或いは既に自分が識っている知識..などをお届けしています。
こうした形が基本なんですが、でも、いまやネットの世界も大きく拡がって、
読者は各界各層、更に世界中..に存在するようになりました。そしてそうした
人々の身辺にもまた様々な情報が溢れています。
読者が、単に読者というのみにとどまらず、情報発生源の直ぐそばにいたり、
或いはその情報についての薀蓄がある場合など、機会がある毎に情報発信者に
転じてもらってお届けする新しい形の情報媒体....。
そうした情報をもし上手に結集させることができるならば、経費を使って情報
を集める営利企業体のマスコミに負けないような情報伝達広布ネットワークが
作れるんじゃないだろうか....そんな夢をみております。
ーーでは読者である人々から、有用愉快で、尚且面白い話題を提供してもらう
にはどうしたらいいのでしょうか。情報を提供して下さい、投稿して下さい、
寄稿して下さい、‥などといくら呼びかけたところで、集まるものではありま
せん。ハイ分りましたと応じてくれるのは、千人にひとり..もいるかどうか。
ーーーではどうしたらいいのか....。
┏━┓
┃普┃段から、様々なカタチで誌面作りに参加してもらうようにする。
┗━┛誌面作りといっても、始めから難しいことをしてもらうわけではありま
せん。ーーーお便りなどは、そうしカタチの初期的な姿です。
そうしたところからスタートして、だんだんと深みにはまって niko さん‥‥
ん?‥!オットット〜..(^^) まあまあ..それはおいときまして、だんだんと
みなさんに協力して頂けるような雰囲気を盛り上げていく。。。。
ただ、ではお便りを寄せて頂く、とはいいましてもこれだって事はそう簡単な
ものではございません。なんの手立てもなくノホホンと待っていたのでは、お
便りをいただける方は百人にひとり..も、あるかな?
そんな状態を打開していくには..ではどうする....?
そこで登場するのが、呼び水となるアンケートぉぉ〜!です。(こんな舞台裏
をバラしちゃって..いいのかな?)アンケートに応える..そこをワンクリック
するだけ..なんですけれど、ともかく自分の意志を表明する、、即ちメルマガ
作りに参加することになるわけです。
あとはもうズルズルと深みにはまって藤田健さん?みやさん?..まあまあ(^^)
ーーでも、こんなことを書いたからといって、お便りを控えないで下さいね。
読者からいただけますお便りは「情報をお寄せ頂く命綱!」なんですから。
┏━┓
┃さ┃て、そうした側面とはまた別の、異なった意味あいもあります。
┗━┛
感想や激励、批判や鞭撻などのお便りを頂けずに一方的に発信するだけでは、
だんだんとメルマガ発行の熱意が冷めていってしまいます。他のメルマガで、
読者からのお便りがタマにあったからと非常に嬉しそうに書いている発行者の
言葉を見かけることがあります。が、普通の人間の感情とするればそりゃそう
だろうと思います。
また、
では逆に、読者という立場に立ってみた場合でも、お便りを出してみたけれど
‥‥無しのつぶて、発行者側から何の反応もなければ、もう1回出そうかなと
いう気持になどならなくなるのではないでしょうか?
その記事を読んで..自分なりに感じたことを書く..そして発信する。それに対
してライターさんからの声が返ってくる。お便りを書く読者にとっても励みに
なるのではないでしょうか?
先般も書きましたけれどライターにとっても、孤独な創稿作業を支えてくれる
のは、良きにつけ悪しきにつけ..読者からの反応だけです。そんな人はあまり
おりませんが、どんなにネタが豊富であろうと、どんなに熱意が強かろうと、
何の反応も得られずにノレンに腕押し状態が続いたならば、熱意をズーーッと
継続させることが果して可能でしょうか?
わたしのような凡人の場合でなら、それは無理です。現在のようなこうしたや
り方を採用していなかったとしたら、とっくの昔に放り出していたのではない
かと思います。
有料の媒体の場合は、貴重なお金を支払って購読してもらえるわけですから、
それが即ち読者の声であり、自分たちにとっても収入という結果に結びついて
いくわけですからそれが熱意の源となり、よりよく改良しようとか、より面白
くしようという努力を継続させることが可能です。
しかしメールマガジンというのは
(有料のものもあるにはありますが)基本的に
は無料で発行されています。そうしたメルマガにとっては読者の反応が、反響
だけが..努力継続の礎になります。それだけ..と言ってもいいでしょう。
┏━┓
┃さ┃らに当誌が、基本的にお便りには「メルマガ或いはホームページ上で回
┗━┛答させて頂きます」とお断りしているのには、実は、更にひとつの狙い
が込められています。
わたしはオジンで、まあそんな懸念はあまりありませんけれど、特に女性の発
行者の場合でなら、ネットストーカーというか偏執狂というか、或いは変質者
というのか、ワケのわからんヤツにネット上でつけ狙われ、イヤガラセをされ
るなどという危険も存在しています。
少し親しくさせて頂いていたので知っているのですが、そうしたワケのわから
んヤツにさんざん嫌がらせをされ、発行中のメルマガを廃刊にし、メールアド
レスも変更して、全く別の体裁で再創刊しなければならなかった女性発行者の
メルマガもありました。
わたしの場合でも、オジンではあっても別の観点から捉えるならば、お便りを
公開しないというやり方をした場合、かなりおかしな意見が来たりして、時間
もとられますし煩懊でもあり、発行に対する熱意に水を差されることにもなり
かねません。
お便りが全て公開されるということであれば、あまりにも迂闊なことや内容の
ないものは書けません。お便りを書く読者自身がコントロールしてくれるよう
になると考えています。そして、なにより実際問題として、一個一個のお便り
に対してメールをやり取りするだけの時間的な余裕がありません。
みなさんもそうだと思いますが、受けた便りに対して返事を書くという行為は
かなりのエネルギーを必要とするものです。メルマガを発行しているぐらいだ
から、そんなものはオチャノコサイサイだろうと思われるかもしれませんが、
メルマガの記事を書くのと、受け取ったお便りに返事を書くのとでは、必要な
エネルギーの質が全然違います。
記事を書く場合ならば、自分が見たまま感じたまま思ったまま..を書けばいい
わけですが、お便りに応えるという場合は、一方的な自分の感情の発露という
ワケにはいきません。書かれている内容に即した答復でなければなりません。
ーーでも、こんなことを書いたからといって、お便りを控えないで下さいね。
(^^) 読者からいただけますお便りは「努力継続の礎!」なんですから。
┏━┓
┃い┃ただきましたご意見は、できる限りメルマガ作りに反映させ、改良改善
┗━┛に努めさせて頂きます。
今後とも、どうか忌憚のないご意見をお寄せ頂けますよう、そして、なにとぞ
ご斟酌を給わりまして購読をいただきたく、みなさまにお願いを申し上げます
次第でございます。
= おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
▽
「(^^) OJIN です(^^)」―――――――――――――――――― 2003/11/10
「
私見満州国論」などにご意見を頂いておりますが、当誌では他の読者が納得
できるようなシッカリした根拠のある傍証のない断定意見は採用致しません。
特に反論などのご意見の場合には、論拠を示さずにただ断定するが如き甘えた
態度のご意見では、真剣に執筆した者にたいして甚だしく礼を失することにな
ると思います。
他の多くの読者を納得させられるだけの論拠すら示せない主張は、即ちあやふ
やでいい加減なものであるということでしょう。よろしくお願いいたします。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃
┃
いただきました激励
┗━┛
┌──────────「TAKAさん」
どうも!!TAKAです。
> ☆ 鞭撻のご意見に対して..と、夢と希望をチョッピリ
これ ↑ カンドーしました。その通りですよ!!イヤ、サイコ−!!
同じくメルマガ発行者としては、「よくぞ、言ってくれました!!」
ってカンジです。
└──────────
▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
TAKAさん、いつもご声援を頂きましてありがとうございます。
こういう形でまとめてみることは、自分自身にとりましても考え方を整理する
きっかけとして有用でございます。いままで何度か書いてきましたが、最初の
頃は鞭撻のご意見を頂きますと、反発したりカッカしたりしたこともありまし
たけれど、でも、そうしたご意見を採り入れていくことによって、誌面も内容
も随分進歩できたのではないかと感じています。
読者からのご意見は、本当にありがたいものでございます。
TAKAさんも日本に戻られて、これからどんな新機軸を加えて展開されていかれ
るのか、期待を込めまして「
九州男児的北京」を拝見させて頂いております。
お互いに頑張りましょう!!
└──────────
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃
┃
いただきましたご鞭撻 ――――――――――― 2003/07/30
┗━┛
┌──────────「もういいかげんにさん」女性@二十代@大阪
51KBなんて巨大なメルマガはやめてください。
アンケート、掲示板の引用、不要です。
いらないものを捨てる技術も必要じゃないですか?
なんでもかんでもつめこまないと気がすみませんか?
適当なメルマガのサイズのアンケートでもしてください。
整理整頓が下手な OJIN さん。
メールボックスのサイズが小さい人もいるんです。少し考え直してください。
└──────────
▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
・・うーーむむむ、、、と、一瞬唸りましたが、しかしスグに、これは非常に
貴重なありがたい鞭撻のご意見であることに気がつきました。
まず、もうやめて下さい!と悲鳴(?)をあげながらも尚当誌を購読して頂き、
且つ、こうしてご意見までお寄せ下さる、サッサと購読解除して逃げてしまう
読者より何百倍もありがたい読者でございます。心から御礼を申し上げます。
さて、
しかし、マガジンサイズは小さ目がいいという考え方には当誌は与しません。
それなりの内容をキチンと伝えようとすれば、それなりの長さになることは避
けることができません。また、硬い話であれその逆であれ、発行者側の一方的
な情報発信だけでいつまでも盛り上がりを維持していくことは至難の..という
より事実上不可能事であろうとも思います。
何度も書くことかもしれませんが、ライターにとっては、自分の書いたものが
どのように思われているのか、どう受け入れられてどの部分は拒否されている
のか、例えばこの「もういいかげんにさん」のご意見のような反応を頂ける事
によって、面白く尚且つ受け入れられるような改良改善にと励むことができま
す。
しかしそうしてもらう為には、様々な形で読者の意見を採り上げ、自分もこの
マガジンに参画しているんだという意識を持ってもらうことが不可欠です。
ライターは読者の声を得てより精進し、面白いものをと心掛けるようになり、
面白ければ読者はアンケートのワンクリックから感想コメント、意見のお便り
や掲示板への書き込みなどへと、ますます発行者やライターが喜ぶ参加行動を
とってくれることに繋がり、それがまたライターのやる気に火をつけ・・・・
・・盛り上がりを継続するエネルギーとなります。
さてしかし“目標読者数200万(?)”を標榜する≪ WEB 熱線 ≫としては、
「メールボックスのサイズが小さい人もいる」という現実と「51KBなんて
巨大なメルマガはやめてください」という意向の読者も大切にしていかなけれ
ばなりません。
どうやって折り合いをつけたらいいか?
ーーーとつおいつ熟慮いたしまして、閃きましたる OJIN のアイデア!
軽く小さくという要望に合致して!
新しい読者も増加する‥たぶん‥!
あと何号か我慢して、重厚長大マガジンに名残を惜しんでいて下さい。
誌上で発表させて頂きます。
└──────────
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃
┃ 当誌軽量版発行の遅延について言い訳(^^; ―――― 2003/09/10
┗━┛
たはは、、お約束を公表しながらグズグズしておりましたら「嘘つき!!」と
いうお叱りのメールを頂戴してしまいました。
サボっていたわけではなく、一旦決めて動き出せば後から変更するのはいろい
ろと面倒があります。どういうスタイルにしたらいいのかをあれこれ試行錯誤
、、、未だに決めかねている状況です。
メールボックスが小さい方には申し訳ございませんが、いましばらくのご猶予
を頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃
┃
続編 ――――――――――――――――――― 2005/09/07
┗━┛
ーーー
603号のみやさんの記事の冒頭で、
「私はこのメルマガの最初の号からの愛読者です。中国の庶民の様子が伺えて
楽しいメルマガだと思っていました。それが、最近、右翼化というか、タカ派
というか、好戦的な意見が多いと感じるようになりました」
というコメントを書かれていました。
ーーー編集方針というほど大袈裟なものではありませんが、 OJIN が意図して
おりますのは、―――右寄りとか左寄りとか、或いはまた硬とか軟とか、あま
りにも旗幟鮮明な媒体であった場合、その反対側の考えの人は拒絶反応を起こ
して、絶対に読もうとしてくれない....になってしまうと思うのです。
しかしそれでは、どちらの立場の人々も、自分の耳に心地よい意見にのみ接し
て太平楽に安住、、、、という結果になってしまうのではないでしょうか??
いろいろな意見を掲載してはいるけれど、けれどそれとは別に捨て難い面白さ
がある、、、そんな風にしながら、いろんな立場、考え方の人たちのいろいろ
な意見に接してもらって、、、反論があればバンバン反論してもらって..自分
の考えを押付けるのではなく討論して....そうした中から今まで知らなかった
世界を覗いてもらう、、、。
・
ーーーそんな、理想郷的夢想をしています。
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘