┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  サイトマップ!(^O^)  ━┓



わたしの主張:賛否何論可希望討論
☆ 田母神氏論文問題へのご意見に ――――――――― 2008/12/31
                       by 歯軋りゴマメさん

トーモンさん、紋起さん、コメント有難うござりました。返信が遅れ、相済み
ませんです。 http://chinachips.fc2web.com/argue/081217.html

実は昨日、メルマガ「軍事情報」で、防衛省の制服組と背広組との間の反目が
かなりのものになっとるということを知りましたのじゃ。こんな状況では、仮
に「建白書?」等を出しても、トーモンさんの言うように、事前に握り潰され
てしまうのがオチじゃろの。

田母神氏自身は、日本が対米隷属状態にあることに非常な不満を抱いていたと
のことじゃが、こうした背景を考えれば、氏が先ず自虐史観からの脱却を意図
した選択は間違いではなかった、との紋起さんの意見は成程と思え、また氏が
何故一民間企業の企画に乗ったのかゞ分かったように思えた次第じゃ。

然しながら、紋起さん、

制服組と背広組が反目し合い、省内が一枚岩でないことのほうが「自虐史観」
などより遥かに隊員の士気に悪影響を与えるものじゃなかろか。確かに「政府
見解」なる看板が残ったまゝなのは問題であり、それ故に田母神氏はその看板
外しの切欠になりゃせんかと「我が身を省みず」特攻機に乗り込んだのか、と
今にしては思える次第。

紋起さんによれば、この「看板外し」には個人でもできる部分があるとのこと
じゃが、矢張りこれは個人でできる範囲を超えとるのじゃなかろか。

そしてこの制服組と背広組の反目は、看板の問題以上のものじゃなかろか。未
だにこんな事をしとるのかと驚きに耐えないが、これじゃかの統制派と皇道派
の争いの状況とまるで変わらんではないか。

結局のところ、こうしたゴタゴタは、「敗戦責任の総括」を怠ってきたことに
由来しとるように思えてならんのじゃ。

ところで、紋起さんのコメントの中で気になる点があったのでお訊きしたいの
じゃが、

小生の投稿は「日米離反」を促すもので、中共工作員に毒されたものなのじゃ
ろか?ーーーわしにゃそういう心算は毛頭ないんじゃが、、。

それから、アメリカから独立すると、法的には即安保条約破棄となるものなの
じゃろか?ーーーわしゃそれは全く別のことゝ思っておったのじゃが、それは
間違いなのじゃろか?

アメリカに対して独立している、或いは自立しているということが即「離反」
にはならんと思うんじゃが、紋起さんにそのように受け止められて大いに困惑
しとる次第。

ロシア政治経済ジャーナルの北野氏は、日本は常に依存先を求めていて、目下
はアメリカだが、そのアメリカがコケそうな今、次の依存先をこともあろうに
中国にしようとしていると非常に懸念しており、もういゝ加減に自立せよ、と
説いている。

小生もその通りと思い、その心算で書いてはおるのじゃが、それが「中共工作
員云々」ときては将に大ショック。また、憲法9条改正や安保条約を不要とは
書いてはおらん心算じゃが、そのように受け止められておる面が感じられ意外
じゃった。

然し乍ら、小生の文面に誤解を招く処があったかと反省はしとりますーーー。

安保条約については、

東シナ海についてのアメリカの関心が薄れつゝあるように感じられる今日、対
中国防波堤として現状のまゝでよいのか、必要とあらば見直しの折衝をせにゃ
ならんと思うが「自立」の心が求められるのはそんな時ではなかろか。

中国の場合、安保条約があったとて安心はできない。

「有事」の判定はアメリカに委ねられていると聞いたことがある故、アメリカ
の黙認の気配を少しでもキャッチしたら必ず出てくるんじゃなかろか。そして
アメリカが「黙認」しないという保証はないようにも思える。

北京は、民主党のかなりの要人を買収しておるとの話もあり、オバマ政権の発
足は、日本にとって相当にヤバイ面もあるんじゃなかろか。

以上はまぁ妄想に近いかも知れんが、最悪の場面も想定においておくのは国防
の基本と思うが、現状はどうなっとるんじゃろうか。制服組と背広組が反目し
合ったり「論文事件」でゴタゴタを起こしている場合じゃなかろうと思う。

トーモンさん、紋起さん、何やらごちゃごちゃと書いてしまいましたが、今後
とも宜しゅう願いまする。返信が遅れてしまったこと重ねてお許し下され度。

                           = おわり =
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ お寄せいただきましたご意見や感想。 ┗━┛
┌──────────「やせ我慢さん」 日本人自身による敗戦責任の総括が必要だという意見には賛成です。 ただ、順番があるのではないかと思うのです。 多くの日本人は過去の戦争というだけで思考停止し、道徳的な罪悪感を無意識 の内に持っています。まずその意識を変えないと、日本人の手で敗戦責任を総 括するなど、できたとしても歪んだものになると思います。
└────────── ┌──────────「歯軋りゴマメさんから」
やせ我慢さん、コメント有難うござりました。 成程戦争というだけで道徳的な罪悪感を持ってしまう人達の意識を変える必要 があるのは確かじゃが、その方法が、現今のように当時の日本(軍)の無謬性を 強調するだけでえぇんじゃろか? そしてそういう人達----確かに間違ってはおるのじゃが----をバカチョン呼ば わりしたり、大声で叱り付けたりしてるだけでえゝんじゃろか? 何事もGHQの「洗脳政策----確かにコンチキショウメ!なのじゃが----」の せいにしておいてえゝんじゃろか? 何かアプローチを変えてみないことには、その意識を変えるのはなかなか骨な のじゃなかろか。 戦争とは「負ける」ことが最大の「悪」であり、先の大戦でも「負け」に至る 過程に何があったのかを冷静に検証しておくことが上のような人達の意識変革 と不可分のように思えたのじゃが、間違いじゃろか? コメント、重ねて有難うございました。  └────────── ┌──────────「紋起さん」60代@男性@自営業@近畿 我々の先輩達の苦悩は、小資源国であることにその原因があった。第1次世界 大戦で、駐在武官や調査に派遣された幹部達の報告では、戦争のやり方が根本 的に変わったというものであった。国家を挙げての総力戦と名付けられている が、資源消耗に耐えての持久戦である。 列強は資源を植民地等で豊かに持ち、武器製造を含めて工業力は極めて高かっ た。日本は、小資源に加えて工業化に着手してからの日も浅く、低いレベルと 言わざるを得なかった。 列強からすれば、目障りな新参者で、かつ黄色人種に対する偏見が許される時 代であったから、隙あらば日本を叩き潰したい意思は事ある毎に感じられた。 戦争が第1次世界大戦以前のような短期交戦で決着が付くのなら、たとえ小資 源国でも、兵器の備蓄と会戦の速度を速めることなどで対応できるが、長期の 消耗戦で決着が付くのなら、小資源国は勝つ道筋はない。 従って、列強に伍して戦える能力を確保しなくては、併合される運命にあると いえる時代であった。ここに、なんとしても資源を確保しようという国策が打 ち立てられるのである。 列強は、搾取し豊かな生活をするために植民地を獲得した。しかしわが国は、 生き残るために、屈従を回避するために資源を求めたのである。満州が「日本 の生命線」であるという意味はここにある。 我が国の生き残るための資源確保の行為を、相手の立場からすれば侵略と言う だろう。そう言うのも理解できなくはないが、生き残るためにはあらゆる民族 がそうしてきたのだから、我々に後ろめたさはないと思う。 歴史の一部を切り取って非難する資格等誰にもないだろう。なぜならば、今生 き残っている民族は、すべて例外なしに侵略して領地を広げ繁栄してきた者達 の末裔だからである。飢えから脱却するためにローマに侵入したゲルマン民族 を誰が非難できるのか。 視点を変えて今の日本を見れば、この課題は現在に於いても厳然として未解決 重要問題として残っている。たしかに、戦前に比べれば工業的能力は格段に高 まった。ーーーしかし、資源問題はそのままである。 仮に、某国から攻撃をされ、戦争状態になったときを考えてみよう。 日本を打ち負かせるには、某国は日本の海を閉鎖すれば充分であろう。備蓄の 武器で短期的には戦えるが、鉄砲の弾薬さえすぐ切れる。工場は、民生から軍 事に転換可能であるが、鉄や銅、アルミ、化学物資、そして石油も数ヶ月で切 れる。 某国の輸送船攻撃を無にするためには、某国の数倍の海軍力が必要であろうし 空母が絶対に要るが、そういうものは皆無である。ここに最小限、武器と食料 を輸送してくれる同盟国が必須であることは、日本を愛する人ならみんな理解 するだろう。 そして、そういう能力を現在持っているのは米国しかないと私は思っている。 米国からの独立とは、何をもって独立というのかに関して、人により定義が異 なるだろうが、米国に対する経済的負担を嫌がって、頻繁に「ノーと言う」こ とができる状態になるのが独立なら、日本を危機に陥れるものである。 米国が、日米同盟を続ける米国側のメリットをよく考えないと、維持する動因 がなくなる。そういうメリットを供与しつつ、米国と同盟関係は継続しながら 自国は自分達で守れるようにするのが独立というのなら、私も賛成です。 日米同盟は、言わば保険である。 金銭的負担のない保険はない。金で、最小限、資源封鎖を排除できるのなら安 いものである。なぜなら、米国との同盟がある限り、某国が我が領土に侵攻す る確率が極めて低くなるのだから、戦費の負担がなくて済むのである。 制服組と背広組の軋轢は、私企業でも工場と本社の関係で同じようなことが起 こり、永久の課題である。現場と本社間の人事の交流が必須だが、立場の違い は双方理解できても、なかなか感情的に超えられないだろう。 本社に厳しく、現場に厚い考課をすることも大事なことと類似で考えれば、背 広に厳しく制服に厚く考課することだと思います。 「老玩童 OJIN 氏が中国の工作員ではないと思う」と書いてありますように、 決して工作員などと思ってはおりませんが、日米が離反すれば一番喜ぶのは中 国であることは、機会ある毎に注意する必要のあることです。 米国の経済的衰退に同調して、脱米論議が盛んになるでしょうが、論者の魂胆 の正体を見極める必要があると思います。
└────────── ┌──────────「歯軋りゴマメさんから」
紋起さん、コメント有難うござりました。お説充分に理解できまする。 小生も、経済的負担を嫌がって頻繁に「ノーと言える」ことが独立しているこ とだ等とは思っておりません。 然し乍ら、例えば、その背景を追っていた新聞記者二人が殺され、且つ植草先 生が嵌められた「りそな銀行」設立の場合等は、余りにも自立しなさ過ぎのよ うに思えてならんのじゃ。 「年次改革要望書」にしても、一切「ノー」と言わないことが対米協力になる とは思えんのじゃ。飲めない部分については、その理由をきちんと説明するな り、または代替案を示す等して、双方議論することのほうがよほど協力するこ とになると思うのじゃが、ーーーどうもそんな様子は伺えない。 「郵政民営化」まで、この書の存在すら自民党幹部に知らせなかった外務省の 姿勢は論外じゃなかろか――――。 日米安保条約における日米双方のメリットについては、将にお説の通りと思っ ており、小生の言う独立とは、本人としては紋起さんの認める「独立」の意味 で使ってる心算でおりまする。 ーーー返信が、また遅れてしまい相済みません。 └──────────
本当にそうだこのとおり!‥‥と思われた方!「誰でもできる!1人1日1回の愛国活 動」は、ここをクリックして頂くことからはじまります!ーーークリックして頂くと票数がアップして、この問題を多くの 人々に知らせる事ができます!
    
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
わたしの主張、賛否何論可希望討論の目次に戻ります

みなさまからのご寄稿をお待ちしています!!
詳しくはこちらを覗いて下さいね〜。







SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送