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郊 外 漫 漫 遊 遊 | うららかな風に誘われて....
郊外をのんびりブラブラしてみませんか
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原記：2003/03/20 掲載：2003/04/09
OJIN さん、明日一緒に呂四へ行きませんか？
・
中国誠信企業で紹介している「南通愛民国貿有限公司」へ遊びに行きましたら
そう声をかけられました。
中国の田舎大好きの OJIN が断るわけもなく、二つ返事でイクイクッ！！
でも、朝が早いから起きられますか？
という声も耳に入らばこそ、万障を繰り合わせますッ！！
今回の旅程の地図です。青い線は運河、赤い線が道路。赤い太線が今回往復したルート。
南通市―啓東市志良鎮大仙橋村間は約１００キロ。バスだと片道２時間半かかりました。
は？、この地図は中国の中でどのあたりになるのか？・・分んないの？
分らない人はここをクリックしてちょーだい！黄色い部分がこの地図の場所になります。
ーーーそして、アッという間の次の朝。。
・
・
朝になりました。。時計を見ると..８時半？！
約束の時間に、３０分も遅れてしまったッ！！
さあ大変！！
大慌てで飛び出して、約束のバス停へ。
少しひきつった笑顔に迎えられました。トホ、、
市内バスが長途汽車站＝長距離バスターミナル）前に差し掛かりましたので、
降りようと立ち上がりましたら、まだ下りませんから座ってて下さい。
？？
呂四行はここじゃなくて、南通市の西北のほうにある永興汽車站から出るんだ
そうです。 さらに暫く走って永興汽車站に到着しました。早速切符売場へ。
ところが、、
呂四行はここではありません、南通長途汽車站からのスタートです。
・・どうも、情報は間違っていたようです。
また逆戻り。。
そんなスベッタコロンダがありましたが、ともかく呂四行のバスに乗り込むこ
とが出来ました。（南通―呂四のバス代１２元／１人）
さて９時半にスタートして、いつもながらの“途中客拾い”を繰り返しながら
１１時４５分、ようやく呂四の汽車站に到着。ヤレヤレ。
┌───────────┐
│ここが目的地で終りなの│
│かと思っていたらそうで│
│はなく、ここで乗換えて│
│もうチョット先まで行か│
│なければならないんだそ│
│うです。。 │
│ゲソッ。。 │
│ │
│※呂四汽車站付近の風景│
│ │
└───────────┘
でももうお昼の時間だし、ここは漁港として名高い「呂四」。
新鮮なお魚さんでお昼ご飯にしようじゃありませんか！！(^○^)
┌───────────┐
│ということで、直ぐ目の│
│前の海鮮料理の店に入り│
│まして、、材料選び。 │
│ワクワク♪ │
│ところが.... │
│---- │
│※海鮮料理店の入口にて│
│今回同行してくれた許君│
│---- │
│料理店２階から(１)(２)│
└───────────┘
許君はこんなカワイイ顔をしてますが、イザ仕事、産品チェックが始まったら、いや厳し
いのなんの、、なかなかに優秀な男でありました。(^^)
漁港の町の“海鮮”料理店なのに魚があんまりない？！
南通市内の海鮮料理店のほうが、種類が多い感じです。？？
聞いてみると、、もちろん漁船は網にかかったいろいろな魚を獲ってはくるけ
ど、レストランに来るお客さんが注文する魚の種類は決まっているので、それ
以外の魚は仕入れない....んだそうです。
そういう魚は、どこへいっちゃうのかしら？
シャコがありましたので、調理法を聞いてみるとコロモをかけて油で揚げると
いうことでした。。シャコの天ぷらか、、食べてみるか。。
ところが、
殻を剥かないで、そのまんまにコロモをつけて揚げてきた！！？？
ど、どうやって食うんだい..これを。
仕方がないので、両手を油だらけにして殻を剥いてみましたが、難しい！
ようやく剥いて食べてみたら、これが美味しくないの。。(-_-)
結局、美味しい魚にはありつけませんでしたが、まあ食べ終わって帰りがけ、
中国式瓶の括り方、のサンプルみたいなのを見かけて、ハイ、パチリ！
┌───────────┐
│ビンの中身は、この地方│
│独特の黒酢です。見て頂│
│きたいのはビンじゃなく│
│て、その縛り方のほう。│
│ │
│中国全国かどうかは知り│
│ませんが、この辺ではビ│
│ールでもなんでも、ビン│
│物はこういう風に縛って│
│輸送します。 │
└───────────┘
外へ出てところで面白いものを見かけました。三輪車のタクシー。▼
┌───────────┐
│人力の三輪車ではなく、│
│ボンネットもあり、ハン│
│ドルで操作する自動車な│
│んですけれど、前輪が真│
│中に一個だけついてる..│
│三輪車。まったく、中国│
│は何でもありだなぁ……│
│毎度おなじみの、オート│
│バイタクシーもありまし│
│た。 │
└───────────┘
もうひとつオマケ！オートバイ型三輪タクシー。▲
さて、目的地行のバスに乗り込みまして更に田舎へと進んで行きます。
・・んですが、ここで！！
「LILI」さんのお目当て！「若いオトコぉーー！！」が登場！！
このバスの運転席の脇で、ひとりの「若いオトコ」が遊んでいました。
手招きすると、トコトコと寄ってきました。(^^)
すかさずハイ、チーズ！..はしてくれませんでしたが、どんな「若いオトコ」
なのか……ハイ！こちら ▼ でご覧下さいッ！
┌───────────┐
│もっとこっちにおいで！│
│---- │
│「LILI」さぁ〜ーん、 │
│ご満足..いただけました│
│か〜？ (^○^) │
└───────────┘
そしてガタゴト３０分、本日
の最終目的地、啓東市志良鎮
大仙橋村という地図にも載っ
ていない！ような片田舎に到
着しました。
バス停なんかありませんから、乗客は自分の目的地点に差し掛かると、停車！
--日本語訳は不要だな--と叫んでバスを停めてもらいます。
ーこんな習慣だから..田舎の人が(南通)市内へ出てきても、ちゃんとバス停で
乗らないで、適当な処でバスを待ってて乗るんだな....
┌───────────┐
│ともかく、我々も工場の│
│前で「停車！停車！」 │
│到着いたしました。。 │
│ │
│遠かった〜。。 │
└───────────┘
(呂四―大仙橋村のバス代２元／１人)
工場は、もともと郷鎮企業だったものを払い下げ(？)、、ともかく個人企業に
衣替えしたもの。
┌--------
│郷鎮企業の歴史と課題：http://news.searchina.ne.jp/topic/020.html
│郷鎮企業の民営化：
│http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Topics/pdf/47_02syo.pdf
└--------
この工業団地(？)は、こんな配置 ▼ になっていました。
┌──────────────┐ ┌───────────
│ │ │ 寮かしら？
│ 布を織っていた工場 │ │ 人が住んでいる建物
│ │ │
│ ┌──────────┘ ├───────────
│ │ │
│ │ 中庭 │←塀 空き地
│ │ │
│ └──────────┐ ├───────────
│ 入口が閉まっていた │ │ 別の、電器部品？
│ ので、どんな工場な │ │ を作っている工場
│ のか分りません。 │ │
│ ┌──────────┤ ├───────────
│ │ │ │
│ │ たぶん中庭？ 塀→│ │←塀 空き地
│ │ │ │
──┐ │ └──────────┤ ├─────┐
│ │ │ │//////////│
│ │ 縫製をしていた工場 │ │//////////│
│ │ │ │//////////│
──┘ └──────────────┘入口→ //│
│ 今回の │
┌────────┬─────┐ │ 目的の │
│ │ │ │ 工場は │
│使われてない部分│ 事務所 │ │ ここ！ │
│ │ ￣￣￣ │ │// //│
└────────┴─────┘ │//////////│
│//////////│
───────────────────┐ │//////////│
│ └─────┤
今建築中の３階建てビル。小間小間に │ │
仕切られていた。何に使うのかしら？ │ │
───────────────────┘● ↑ ●─────┴─● ↑ ●
ここが正門 電器部品工場の門
───────────────────────────────────
― ― ― ― ― ― ― ― 道路 ― ― ― ― ― ― ― ―
───────────────────────────────────
─────────────────────┐ ┌───────────
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜│ │〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜運河〜〜〜│橋│〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜│ │〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
─────────────────────┘ └───────────
┌───────────┐
│工場の建物外観 │
│縫製工場内風景(１) │
│縫製工場内風景(２) │
│縫製工場内風景(３) │
│縫製工場内風景(４) │
│縫製工場内風景(５) │
│ │
│完成品にアイロンをかけ│
│ているところ。 写しま│
│よと言ったら大照れ！！│
└───────────┘
今日この工場を訪ねた目的は、香港からオーダーのあったポロシャツを途中で
で検品する為だそうです。
ゴチョゴチョやっておりましたが OJIN には分りませんので、工場全体を観察
したり、表をブラブラしたりして、時間をつぶしておりました。
工場前の道路向かいが運河になっていて、正門の真向いに橋が架かっておりま
した。 中央が高くなった太鼓橋。 渡って眺めれば、うららかな春の日に霞
むのどかな農村。。洗濯機で、命の洗濯をしたような心地がいたしました。
┌───────────┐
│橋の上から工場(道路)側│
│橋の上から対岸(農村)側│
│---- │
│種子店の店先。 │
│---- │
│これ？ │
│へへへ..工場の男トイレ│
│だヨ〜。(^○^) │
└───────────┘
橋の上から何気なく電器部品工場の門の先へと目を移しましたら、小さな店の
脇に「種子」の文字が。。
この間「爺さん」から花の種について質問があったことを思い出して、覗いて
みることにしました。 あるかしら？
貧弱なガラスケースと..後の棚..袋入の..野菜の種....だけ、、
トマト、キュウリ、トウモロコシ、ほうれん草、瓜、その他。。
・・花は食べらんないもんな・・
・・そんなこんな、なんだかんだで５時になり、
ようやく終わって帰る事になりました。
来た時と同じ、道路を歩きながら..バスが通りかかったら手を上げて停める。
呂四で乗換えて南通行。
呂四漁港の脇を通り過ぎて程もなく、途中客を拾うでもないのにバスが停車し
た。？？ バスの乗務員が何か言ってました。
ー故障でもしたの？
┌───────────┐
│呂四漁港…少し通り過ぎ│
│てから写したので、なん│
│だかよく分らない写真に│
│なってしまいましたが、│
│林立しているのは漁船の│
│マストです。 │
│---- │
│獲れたての海の魚。 │
└───────────┘
獲れたての海の魚を売ってますから、買っていきませんかと言ってます。
同行の許君が教えてくれました。
獲れたての海の魚？、、、覗いてみましたら、おばさん..というには可哀相..
くらいのおねーさんが道端にビニールシートを広げて売っていました。
何人かの乗客が買って、元々たくさんは準備していなかった商品は売り切れて
ハイ、オシマイ。
南通に帰り着いたのが７時半過ぎ....片道２時間半の日帰りは、、
・・さすがに疲れました。
＝ おわり ＝
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