水の都 ― 江蘇南通
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お堀(濠河)もあるし..お城もあるし.. その昔は幕府の南通藩だった!?
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最新修正:2005/05/28
上海 ⇒ 南通
目的地:南通市内の随意地点。
料 金:70元〜100元/人(浦東空港からの場合はもっと高い!)
乗り合せの待合地点は、上海十六鋪港向い側の「紅房子」食堂横の脇道。
いつも数台が客待ちしています。
南通のタクシー(南通に限らず上海以外の地域のタクシー)が上海でお客さんを
拾うのは違法行為になりますから、タクシーと分るような目印は何もつけてい
ません。 ┌────────┐
目印は、ナンバープレートが│F−*****│の、南通ナンバーの車。
└────────┘
※ 中国簡体字「」=日本文字なら→「蘇」江蘇省の旧呼称の「蘇」です。
「」が江蘇省(の車)を意味し、「F」が南通(の車)を意味しています。
南通弁で話し掛ければ、たいていの場合吹っかけられることはありませんが、
普通話=中国標準語)で話し掛けると必ず高い値段を言われますから、値切る
のに骨が折れます。ーー気長に交渉するしかありません。
基本的にはお客さんが四人集まらないと出発しませんが、急ぐ時などは割増で
出すからといえば行ってくれる場合もあります。
(もちろん一人足りない時に二人分出すといえば一発スタート‥当たり前か..)
この他に、上海空港(虹橋空港・浦東空港)のパーキングにもたいがい潜んでい
ます。パーキングの中を巡り歩いて南通ナンバーの車を探します。
空港のほうが十六鋪港よりも割高です。特に浦東空港は、距離も遠いですし、
かなり割高になるということです。
もうひとつの秘法!は、タクシーじゃなくても、誰かを空港まで送ってきて、
帰りがカラになる自家用車!(会社の車でも何でも)
運転手が、いきがけの駄賃(アルバイト)稼ぎをしようとてスグに戻らず、パー
キングに駐車して客待ち(?)している場合がけっこうあります。
ですから、とにかく南通ナンバーの車を見かけたら、有料ヒッチハイク(?)の
つもりで「どう?乗せてってくれない?」をやってみるといいと思います。
また、いつも利用する人はドライバーの携帯電話番号を聞いておけば、その車
がちょうど上海に来ている時なら、電話をすれば自分が居るところまで迎えに
来てもらう事も可能です。
(注) 中国の車のナンバープレートは必ず“F−*****”のように標記
されています。
最初の文字“”が各省・特別市・自治区を表し、次のアルファベット“F”
が各省内の政区("南通の位置"中段を参照)を意味し、五桁のナンバーの最初の
数字(最初の数字がアルファベットの場合もあります)が、政区内の市・県を表
すという構成になっています。
最初の、省を表す漢字は必ず1文字で、各省の昔の地域呼称の文字を使用して
います。日本なら富山県が越中、山梨県が甲斐という感じ。例えば江蘇省は
北京市は京、山東省は魯、福建省は閘、チベットは藏など。
______________________________________________________@aaaChinachips__
南通 ⇒ 上海 (所要時間2.5時間〜3時間)
目的地:上海市内の随意地点
時刻表:乗客が四人揃い次第随時出発。
料 金:交渉次第で、80元〜100元/人
乗り合せの待合地点は、南通大飯店前の交差点から工農路(2001年8月に
改称=北京大道)を2〜3分開発区寄りに向かった右側の路傍に常時何台かが
客待ちしています。
もう一ヶ所は、南通港の入口ゲート手前の路上のあたり。
時々は、國際大酒店ホテル前あたりにもいる事があります。
要領は、上海から乗る時とあまり変わりませんが、何故か南通→上海のほうが
少し高いのはどうして?
ドライバーの携帯電話番号を知っていれば、迎えに来てもらう事が可能です。
所要時間が30分も幅があるのは、混雑事情もさることながら、途中に設けら
れている一般道路の有料ゲート(注)を避ける為に横道から細い間道をくねくね
延々と走ることが多いからです。
乗合タクシーの楽しみはなんといっても、うまくすれば“美女”と乗り合わせ
になるかもしれない!という、ハラハラドキドキがあることでしょう。
(ムクツケキ男だけの確率がもの凄く高いですけれど....)
(注) 一般道路の有料ゲート!?
中国では(たぶん全国ででしょうが)、高速道路が有料で料金徴収ゲートがある
のはまあ当然として、普通の一般の道路にもところどころに料金徴収ゲートが
設けられています。
ーーひどい場合は、路地(?)のような場所にもあることがあります。
これは、厳密にはどうも違法らしいのですが、その地域の行政単位とか自治会
(路地みたいな細い道では‥‥だと思う)が、財源不足を補う為に政府の規定を
無視して勝手に設置しているようです。
時々、省政府などからの禁止通達がテレビニュースで報道されます。
少しずつ減ってきてはいるようですが、まだまだあちらこちらで見かけます。
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