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┃ 翁先生的自言自語 ――――― by Wengさん (ML旅日華人信息)
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│ 閑話:この馬鹿おやじ!
閑話歴史の翁です。
30年代の上海を題材にした映画は、香港のほうがうまいそうです。
まあ、父の話は映画じゃなくてたぶん本当です。
「日本軍が来るってば」とばかり心配して、
お米を続々と買い込んでいる曾祖父に、曾祖母はついにキレた。
「この馬鹿おやじ!ええ加減にせんかい!来る来るって、日本軍はどこにおる
の?米ばっかし買い込んで、人がどこに住むの?」
一年また一年と経ち、日本軍は来ていてないが、
住宅中は、米虫が飛び回る光景は気持悪いです。
「この馬鹿おやじ、もう」と叫んでいるのが、もはや曾祖母だけじゃなくて、
家族全員(20人ほどの大家族)になりました。
1937年か、日本軍が急にやってきて、米が買えない事態になって、
上海の住民は苦痛の時代に入りました。
けれどこの家族だけは毎日おいしいお米を食べることができました。
家族全員が黙ってご飯を食べます。
特に曾祖母はひと言も発しないが、曾祖父への愛情は倍増しているでしょう。
平日には愚かそうに見えても、
独自の遠い眼光を持っているのが、
男というものでしょう。
人生経験と国際情勢への洞察力を生かした好例といえましょう。
曾祖父は上海海関=税関)の幹部だったから、
一般人より多くの情報が得られたのも一因かもしれません。
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Weng
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