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┃ 翁先生的自言自語 ――――― by Wengさん (ML旅日華人信息)
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│ 閑話:時間隧道(タイムトンネル)

閑話の翁です。

昔のSF小説には、
"time tunnel"、「時間隧道」という概念がよく出るそうです。
つまり、
空間の旅ではなくて、
時間の旅です。

もしこんにちの日本人が、
戦時中、或いは戦前の暮しや光景を体験したければ、
どうすればいいでしょうか。
まあ、軍国主義時代を体験したい日本人は恐らく少数ですが。

一方、文化大革命前後の中国を体験したい
中国人は少なくありません。

なぜなら、文化大革命の全体像を認識していない中国人は
まだまだ多いです。彼らにとって、
文化大革命は暗黒時代ではくて、
むしろ偉大な指導者毛主席が指導していた
青春と理想が燃えている懐かしい時代でした。
もちろん、自分の懐かしい青春時代を美しい物語を語るように、
自分の子供に教えている中国人も多いです。
「初恋の来た道」のような清純さ、暖かさ、幻さ、愛しさ、美しさ。

ですから、
北朝鮮観光(文化大革命の体験ツーアのつもりで)が
ブームになっているようです。(未確認)
現地住民の胸には、毛沢東の像ではなくて、
金氏親子の像ですが、まあ雰囲気は同じです。

自分の青春時代の光景を目の当たりにして、
泣き出す中国人観光者もいるけど、
彼らの子供たちは感動するどころか、
もしろ親に騙されて、悔しくてつまらない気持が一杯です。
「なーるほど、とうさんは、こういう青春か、フン」

観光終了、列車が中国の駅に到着した時点、
「万歳、やっと自由世界に戻った」とほっとした子供たち。

うん、中国を「自由世界」と呼んでいる子供たち。
私の耳には、たいへん新鮮です。
若者の感性や発想に感心です。
われわれ大人の常識では、
「自由世界」というと、
どうしても海のむこうの国々、或いは台湾、香港になるのですが、
そうか、中国自体も自由世界なんだ。
まあ、北朝鮮と欧米諸国の中間に位置する、
まだまだ中途半端な自由世界なんですけどね。

「やっと自由世界に戻った」。
素晴らしい! 北朝鮮観光で、
子供たちが成長していて、
多くのことを学んだらしいです。

よし!来年も北朝鮮に行こうか。
              (勘弁してよ〜、とうさん)
--
Weng

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