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インド事報・インド徒然 ―――――― by はぐれ雲さん
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☆ 水飲めば 腹が鳴るなり 放流し ―――――――― 2009/11/06
秋たけなわ、全滅するかと思われた実家の柿も幾分は生き残り、日に日に柿色
が赤さを増している。葉が落ちて来ると、生き残った柿が意外と多いのに驚か
された。数百個は採れそうである。
自然界は、変化に対応する術を習得しているのだろう。熟した柿を突つきにく
る鳥の種類も日に日に増えている。
柿といえば、すぐ正岡子規の俳句が浮かぶ。
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
これを捩[もじ]ってインド川柳にしたのが
「水飲めば 腹が鳴るなり 放流し」
インドに進出しようとしている日本企業が増え、初めてインドに出張するビジ
ネスマンも増えている。皆「インドの水には注意しろ」と言われて行くようだ
が、かなりの確率でインドの水に弄ばれている者が多いようだ。
激しい下痢、インド滞在中になる者も多いが、帰国途上、若しくは、帰国して
から下痢になる者も多いようだ。感染症の不安で病院に駆け込む者も多い。
インド帰りで激しい下痢症状が出れば、高熱の場合、コレラやチフスの疑いを
かけられ隔離病棟に入れられてしまう――――。
たしかに水が主因だろうが、飲む水は100%ミネラルウォーター、その品質
は略々100%保証されており、日本のミネラルウォーターと殆ど同品質であ
る。硬質水と軟質水の違いを指摘する者もいるが、水道の水を飲んでいる訳で
はないので無関係だろう。
日本からミネラルウォーターを多量に持ち込み、日本のミネラルウォーターし
か飲まなかった人も下痢になっている。実際は、水以外の原因が多いようだ。
飲料水以外から身体に入り込む雑菌、グラスや皿、フォーク・スプーンなどの
食器にも雑菌が付いている可能性もある。インド人ですらレストランで食器を
ティッシュで拭いている者が多い。
呼吸している以上、空気中に雑菌が漂っている可能性もある。会って話したイ
ンド人が保菌者である可能性も大きい。
下痢の原因はよく判らない。気にしたらキリがない。要は、外人には抗体のな
い菌がインドには至る所にあるということだろう。一回体内に取り入れれば免
疫ができる。初めてインドで経験する下痢は、予防ワクチン摂取のようなもの
と諦めるしかない。
下痢の原因は雑菌だと思うが、緊張し過ぎのために起こるストレス、美味しい
インド料理を食べ過ぎ、多量の油を摂取し、胃が疲労するのも一因だろう。
インドを離れる際、無事に済んだという安心感が胃を変調させるのかもしれな
い。機内で下痢症状になる者も結構いる。インドの下痢、別名「インディアン
スーパー エクスプレス」…スピードが速く、中々止まらず、大変である。
30年ほど前、ミネラルウォーターなど普及していない時代、水道水を沸騰・
濾過処理して飲んでいた。水道水には多量の石灰が含まれていた。沸騰するヤ
カンの底に白い石灰が分厚くこびり付いていた。
息子達には「飲み水には注意するように」と言い聞かせていたが、インドに来
て早々下痢になった。熱は出なかったが…。その後は免疫ができたのだろう、
下痢にならない。それもそうだろう、連日のようにプールに行き、プールの水
を飲んでいた――――。
後から聞いた話だが、水道水も結構飲んでいたらしい。子供の適応能力は素晴
らしいものがある。悩むより慣れろである。敵は雑菌、予防のしようがない。
日本人は気にし過ぎであり、大げさである。
インドの下痢は抗体を植えつける予防ワクチンのようなもの。ワクチンを摂取
する場合、熱が出る事もある。ワクチン接種の際の発熱=下痢症状と思えば良
い。一度下痢になれば免疫になる。完全な免疫ではないが…。
下痢も慣れればいろいろな対処方法がある。インドで暮らす日本人、下痢とお
友達になっている人も多い。ーーー便秘の逆と思えばよい。そんなに恐れる事
はない。
兎も角「腹が鳴ったら、早めにトイレへ行き、放流することが肝心」である。
〜〜〜開放感を何回も味わえる。(^○^)
インドの下痢、我慢は禁物。皆、その苦しさ恥ずかしさ(?)を知ってる社会‥
〜〜〜インドは‘寛容の社会’である。
= この稿おわり =
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