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インド事報・インド徒然 ―――――― by はぐれ雲さん
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☆ 豚フルパニック・12日だけで8名死亡 ――――― 2009/08/21
今までインド国内での「豚フル」感染者は比較的少なかった。豚フルウィルス
自体が弱性ということでもあり、一般庶民は軽視していたようだ。ところがで
ある。事態は急変している。
インド保健省は7月30日までの感染者は509人と発表した。死者は出てい
なかった。
8月3日、州都ムンバイのあるマハラシュトラ州のプネで、インド初の死者=
女子高校生が出た。8月4日頃から騒ぎが始まった。
8月10日時点で死者は8人に達し、インド保健省は8月12日現在の豚フル
感染者は1193人と急増、死亡者は18人に増加と発表した。8月12日の
1日だけで死者が8名出ている。
死者が出た地域は、マハラシュトラ州が多い。プネ、ムンバイ、タネ、その外
グジャラート州のアーメダバード、ヴァドドラ、南インド・タミールナドゥー
州のチェンナイ、インド最南端のトリヴァンドラム=新名Thiruvananthpuram
何と読むのか不詳)
西・南インド全域に広まっており、伝染のスピードが極めて速い。未だ、北イ
ンドの首都ニューデリー地区で死者は出ていないが、既にパニック状態になっ
ている。
おりしも8月13〜14日は、北インドでは、インド神話に出てくる英雄クリ
シュナ神の生誕祭 (Krishna Janam Ashtami)、15日は独立記念日、多くの人
が様々な行事に参加する。
インド保険省は、豚フルウィルスは直接感染性が高いので、人混みは避けるよ
うに必死に訴えているが、どうなる事か…。どこに行っても人・人・人のイン
ド、人混みのない町はない。多分、祭りはマスクをかけた人・人・人の、変な
景色になる事だろう。ーーー豚フル、全インドに伝染する危険性がある。
インド保健省はタミフルの確保や、感染の抑制や診断・治療の実施等、様々な
緊急対策を打っているが、豚フル伝染のスピードが予想以上に速く、且つ感染
地が広域に亘るので、完璧な予防は不可能に近い。
従い、犠牲者は更に増える可能性がある。当分の間、インド行きの方は豚フル
対策が不可避のようだ。
インド人は多種多様の伝染性のある病原菌と共生している。伝染病に関しては
極めて神経質であり敏感である。
伝染病が流行る兆しがあれば、その噂は「あっという間」に隅々にまで流れ、
皆一斉に予防策を講じる習性がある。
昨今、都会の住民の殆どは携帯電話を持っている。ニュースを知り皆情報交換
し一族郎党防備する。インド全土、少なくとも1週間はパニック状態だろう。
他方、この混乱に乗じて「偽タミフル」を売る詐欺師も現れる。検査や診断で
暴利を貪る悪徳医者も出てくる。
ーーーインドでは、この方面の取り締まりも大変である。
= この稿おわり =
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