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インド事報・インド徒然 ―――――― by はぐれ雲さん
☆ インドで日本のアニメ・漫画ブーム? ―――――― 2009/04/24
インドでNHKワールドが見られるようになったのは2002年頃である。

インドで見る日本語のテレビ放送であり、当初は喜んで見ていたが、何度も何
度も同じ番組が繰り返し流され、そのうちにうんざりしあまり見なくなった。

暇に任せてインドのテレビにチャンネルを変えれば、延々と続くクリケット番
組ばかり、その外は、歌とダンスだけに近いインド映画、クイズ番組、ニュー
ス…面白い番組は稀有であった。

2003年頃よりケーブル・テレビで様々な番組が見られるようになったが、
日本の番組は殆どなかった。アンテナを設置してNHKプレミアムを見ている
者もいたが…。

まだ、年初に本社から「社長挨拶」と「紅白」のビデオが送られてくる時代で
あった。
だが、時とともにケーブル・テレビの内容は変わり、日本のアニメが徐々に流
れ始めた時代でもある。

急変したのは2006年頃からだろう。

世界のテレビ番組がケーブルを通じてインドに流れ始め、日本のアニメや娯楽
番組も大量に流れ始めた。

「パーマン」「クレヨンしんちゃん」「ドラエもん」「らんま」「キャプテン
翼」「コメットさん」「こち亀」「機動戦士Zガンダム」…、アニメばかりで
はなく「風雲たけし城」「パワーレンジャー」なども放映された。一日30本
以上あったらしい。

ANIMAXが圧倒的に多い。最近は放映チャンネルも、本数も、ジャンルも大幅に
増えているだろう。近い将来、東南アジア並みになっているかも知れない。

インドでは「クレヨンしんちゃん」が放映中止になり話題になった。言葉使い
など「親を尊ぶインドの文化に相応しくない表現がある」というのが理由だっ
た。それだけインド人に見られている証でもある。

言語は英語とヒンズー語が主である。キャラクターグッズも売れている。

アニメやテレビ番組ばかりではない。日本の漫画本も売れ始めている。

因みに、インドの経済紙「ビジネス・スタンダード」が推薦した日本の漫画は
「子連れ狼」「アキラ」「ブッダ」「オセロ」「クライング・フリーマン」、
英語版である。

昨日、ウォルトディズニーが「ディズニーのコミック本」をインドで発売する
と発表した。先ずは「ミッキーマウス」と「ドナルドダック」

32ページで一冊25ルピー≒50円、月刊コミックである。「白雪姫と7人
の小人」や「シンデレラ」なども企画しているとのことで、6〜14歳の子供
をターゲットとしている。

英語とヒンズー語の本だが、好評であればタミール語やベンガル語などでの出
版もあるだろう。漫画は英語など子供の語学教育にも役に立つ。

アニメや漫画、インドには今までなかった娯楽である。1冊25ルピーは貧民
には少々高いが、買えない値段ではない。

日本の高度成長期、漫画は爆発的に増えた。漫画を友人同士で回し読みしたり
したものだ。漫画の「貸本屋」も繁盛していた。

インドではテレビが普及し始めているので、アニメの需要も増えるだろう。
漫画も売れる。キャラクター・グッズも売れる。

ーーーインドは日本の高度成長期に似て、様々なビジネスが急成長している。

                        = この稿おわり =
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