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インド事報・インド徒然 ―――――― by はぐれ雲さん
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☆ 牛丼・ハンバーガー大幅値下げ?〜原油暴落の影響 2008/12/19
原油価格大暴落、WTIはバーレル40ドル前半で推移している。先日のOP
EC総会では75ドル程度が適当と嘯いていたが、今日は60〜70ドルと弱
気になっている。所詮‘根拠がない思いつきの数値’だろう。
「そうしないとバイオ・エタノール業者が採算割れする」と、わけの分からな
い言い訳をしている。何か筋違いのような気がする。
バイオ・エタノールの価格が原油価格に影響することなど一切あるまい。単純
にバイオ・エタノール生産業者の経営が成り立たたなくなるだけだろう。
バイオ・エタノールの採算性は、穀物価格に直接影響する事になる。利ざやの
大きいほうに流れる。原油40ドル台では、食糧・飼料用に流れるだろう。
ーーー穀物供給過剰になる。一番影響を被るのはアメリカの農民、
もう12月だから来年春の作付け・作柄の計画・資材買い付けは終わっている
だろう。経営計画は、原油価格をバーレル100〜150ドルで設定している
農民も多いと思う。このままいけば大幅赤字は免れ得ない。
当然、穀物市場に影響する。トウモロコシ、小麦、大豆、そして米の価格にま
で影響する。
飼料価格は大幅に下落する事は間違いない。酪農農家にとっては朗報だろうが
結果として、食肉価格も乳製品価格も下がるだろう。時間の問題である。
アメリカの農民救済問題、オバマ次期大統領のもう一つの難題となるだろう。
問題は、穀物価格がどのぐらい下がるかにある。
今年は食糧か価格の高騰で世界各地で大騒動となった。マスコミは世界食糧不
足と大騒ぎしたが、実態はそうではあるまい。不足している訳ではない。投機
が価格高騰の主因だろう。アジア各国はコメの増産に注力しているが、来年は
‘余剰米’が大問題となると思う。
穀物市場価格は既にピーク時の半値以下、今後、三分の一ぐらいになる可能性
が大きい。世界の農民はやっていけなくなる。借金地獄に陥る。特にアメリカ
のトウモロコシ農家、アジアのコメ農家、ブラジルのサトウキビ農家、この対
策を今から打っておかないと大変な事になる。
大きなデフレ促進要因ともなる。経済後退の足を更に引っ張ることになる。
先のG20で、年内にWTO締結が約束されているが、日本政府は世界の状況
を踏まえて対策を検討しているとは思えない。「困った困った」だけだろう。
政府は無策、日本の農民が政府に嫌気をさせば自民党はやっていけなくなる。
それも時間の問題だろう。高値で購入した小麦・トウモロコシをどうするか?
ーーー民間企業なら倒産である。
5年前、ファンドという‘お化け’が未熟であった頃の市場価格に戻りつつあ
る。株価も原油も穀物も…。長い目で見れば、異常な5年を無視すれば、世界
はそんなに大きく変わっていない。緩やかな成長直線を辿っている。
バブル時代の人為的要因を消し去り、平常心に戻り、今後どうするかを考える
べきだろう。
10月に値上げに踏み切った食品・レストラン業界、さて、どうやって値下げ
をするのだろうか。原材料コストは大幅に下がっている。円高でもある。原材
料費は50%ぐらいになっているだろう。
どうやってマーケッティングするか、経営者の腕の見せどころだ。
「大幅値下げ敢行、質の高い料理、客が多い」
店の経営者の腕は確か、というところだろうか…。弱肉強食・自然淘汰の時代
である――――。
= この稿おわり =
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