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インド事報・インド徒然 ―――――― by はぐれ雲さん
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☆ 世界の投資家インドに集合、23兆円投資で合意 ― 2009/01/28
1月12〜13日、インド・グジャラート州アーメダバードで開催された
Vibrant Gujarat Global Investors Summit 2009=世界投資家サミット、初日
だけで444プロジェクト、総額約7億ルピーの合意書(MOU)が調印された
が、
最終的には2日間で12兆ルピー≒23兆円の合意書が調印されたとの事。
当日、アーメダバード飛行場は、通常便に加え、臨時便…世界の投資家の専用
ジェット15機と専用ヘリコプター4機…の調整で‘てんやわんや’の状態。
地元紙も、予想以上の大騒ぎを大きく報道している。ーーーしかし23兆円と
は驚きである。各国の閣僚や首相、日本からは竹中平蔵氏が参加している。
ーーーグジャラート州は、大財閥を輩出している地域である。
グジャラート出身の財閥コミュニティーを‘グジャラーティー’といい、
アンバニ(リライアンス)、L&T、ルイア、シンディアなどが代表格である。
グジャラート出身の商業カーストを出自とする商人を中心に構成されたコミュ
ニティーで、18〜19世紀にムンバイに移動、英国との交易を拡大すると共
に、ムンバイを拠点に東南アジアやアフリカに進出し、勢力を拡大した。印僑
の源である。
もう一つのグジャラート出身の財閥コミュニティーを‘パールシー’といい、
タタやゴドレジ、ワディアなどが代表格である。
イランに本拠を置いたゾロアスター教を信奉する商人達が、8世紀にイスラム
教の迫害を逃れインドに移住してきたのが起源。グジャラート地方一帯、特に
アーメダバードを中心にコミュニティーを形成し、細々と農業を営んでいた。
18〜19世紀にムンバイに移動、英国との交易で勢力を拡大した。主に綿花
とアヘンのビジネスで蓄財、国内では綿布・繊維産業に力を入れ、インド産業
革命の先達となった。
ーーーこの2財閥コミュニティーが力を入れた世界投資家サミットだけに迫力
がある。
もとよりアーメダバード地区は、北インド・デリー地区から一番近いアラビア
海に面した古い港町、今後、北インドの玄関口になると期待されている。
今回のサミット期間中、グジャラート州政府は、マイクロソフトと教育分野の
総合開発に関する合意書を取り交わした。マイクロシフトの有する、最先端の
ITと人材、及びマイクロソフトの教育分野での豊富な経験を駆使し、グジャ
ラート州全体の教育水準を向上させる計画である。
マイクロソフトは、既に関連ソフトとハード及び人材を用意しているという。
インド市場向けには、既に27万人以上の教師・IT指導員を養成済み=教育
・訓練)との事。
流石マイクロソフト、手回しが良い。戦略的な攻め方をしている。
外資導入により増加する技能労働者需要、グジャラート州政府は有能人材育成
と供給までも視野に入れている。
インドの政治家のやることは、(日本の政治家と比べ)一味も二味も違う。
金=税金の有効活用、ーーー日本は考え直すべし、だろう。
= この稿おわり =
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