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インド事報・インド徒然 ―――――― by はぐれ雲さん
☆ 緊急失業者対策・増えすぎた竹の伐採を ――――― 2009/01/14
「竹の子」の産地偽装…95%が輸入品、日本産は値段が高過ぎて商売になら
ないという。ーーーしかし、日本には「竹林」はそこいら中にある。

先日、「竹の箸」の大手輸入業者が相談に来た。

日本の「割り箸」は殆どが輸入で、中国産が殆どである。「竹の箸」の主輸出
国も中国だが、最近は価格が上がり、別の産出国を探しているとの事。インド
・バングラデシュ・スリランカの竹はどうだろうかと…。

この地域でも竹はあることはあるが、竹の種類が違う。箸に加工するのに適当
な肉部分の厚さがあるかどうか調べてみないと判らない。

しかし、「日本に竹は幾らでもあるだろうに…」と思ったが、日本人のコスト
が高過ぎるし、大体、竹の伐採や箸の加工に就く者は皆無に近いとの事。「き
つい労働」「安い給料」では誰も来ない。

農家も高齢化し、竹の伐採もままならない、というのが現実である。そういえ
ば「竹箒[ぼうき]」も殆ど中国やベトナムからの輸入品と聞いた。

日本の竹はほとんど利用されていない。荒れ放題荒れた竹林を日本各地で目に
する。数多くの枯れた竹が斜めに倒れ、竹林の中に入れないほど枯れた竹が右
往左往に横たわっている。これでは竹の子の採集もできないだろう。

生命力と繁殖力の強い竹、根の張り方も広範囲であり、広がっていくスピード
も早い。根はそんなに深いと思えない。地表の浅い所を、根は地を這うように
伸びている。山の木も竹に侵食されているだろう。生態系も変わるだろうし、
山林も痛む。

昔、竹の利用を検討したことがある。

農薬代用の「竹酢」「竹炭[すみ]」、建築資材、竹細工、民芸品…どれも採算
性が合わず、「特産品」か「趣味の域」を出ない。結局は本業にならない。経
済性を基本に置いた発想だからである。だが、放っておけば山が侵され、環境
問題まで発展する可能性もある。

失業者問題が大きな問題となっている。

自治体が失業者の支援に躍起となっている。国の予算も緊急失業者対策に自治
体にバラ撒かれる。

適当な職がないなら、いっそのこと竹林掃除に回したらどうだろうか。困って
いる竹林所有者が幾らでもいる筈である。公有林も多いだろう。必要資金が国
に保証される滅多にないチャンスである。人数も集まる。

伐採した竹は一時保管し、使い道を募集すれば良い。「ただ」「格安」で供給
できれば、量が集まれば誰かが利用するだろう。竹を素材としている商品は結
構ある。

竹林の無用な竹を伐採し、「日の当たる健康な竹林」に戻す。

竹は必要な業者に当面は「ただ」で供給する。「原料がただ」なら、有効活用
する知恵は出てくるだろう。「箸」「箒」「竹炭」「竹酢」「竹繊維」「竹細
工」「細工用の学校の教材」…竹馬、竹トンボや竹製の水鉄砲など作らせれば
良い。

昔は「塀」も「花壇の柵」も竹だった。笛を作らせてもよい。難しいだろうが
学ぶ事は多い。工具の使い方も覚える。農業でも様々な所で竹を活用した。

利用方法は幾らでもある。竹産業で今無いものは「労働力」と「手間隙」、そ
して「経済性」…。

今、「オーガニック」と「ナチュラル」をキーワードとする地元産品が流行っ
ている。「流行る」というより、自然の重要性を再認識しだした「人類の新た
な動き」だろう。

経済性重視より自然重視、その中で自然と共生する試み、山林や竹林の整備・
整頓、そこから出る自然の落とし子の有効活用=リサイクル、そんな試みに税
金が使われるのであれば納得するのだが…

今、竹林をきれいに整備しておけば、来春は多量の「竹の子」が収穫できるだ
ろう。収穫には「失業者」を使えば良い。高い日本産「竹の子」、竹林が整備
されれば「安い竹の子」が多量に出回る事になるだろう。

産地を偽装せずにすむ。「失業者」が長期的に「山林整備」に残ってくれれば
更に良い。予算は自然環境保全費から出せば良いだろう。

                        = この稿おわり =
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┌──────────「トムソーヤーさん」70代@男性@ はくれ雲さんの「緊急失業者対策・増えすぎた竹の伐採を」に追加。 今こそ日本の自然再生のチャンス。派遣切りで大量の失業者が出ていますが、 まだ序の口、これからが本番でしょう。失業者救済の、農山村への国が主体と なり、地方の行政と綿密に連携して下放システムを築く時だと思います。 資源のない日本は、産業の振興で外需を獲得して成長してきました。しかし、 世界同時不況となれば、輸出で食べようと思っても物が売れない世界になって います。 今後、アメリカの消費力は当てにできないし、今から、人口の多い中国やイン ドの底辺を底上げして消費を拡大するには、まだまだかなりの時間がかかりそ うです。 日本の最も誇れる天然資源は、豊かな山と水田です。 この天然資源をほっとく手はないです。ーーーそれなのに政府は、減反政策で ほったらかししにてきました、全国の農政局、去年廃止が決まった筈の緑資源 機構とやらも、いつの間にか森林総合研究所とかに統合して継続しています。 一体この組織は、税金を使って今まで何をしてきたのでしょうか? 減反かさ もなくば、田んぼの面積を広げる圃場整備で生産の効率化を謳い文句にしてき ましたが、こんな程度で、広大な土地を持つ外国の農業に価格面で勝つわけあ りません。 しかも、圃場整備によって水路をコンクリート化すると、有機農法が成り立た なくなり、大量の農薬に頼る農業にならざるを得ないのです。有機農法とは、 どじょうやバッタや蜘蛛や蛙など、水田に生息する昆虫などの生態系のバラン スで成り立つ農法です。 最近ドイツでは、20種類の農薬を何年計画で使用禁止にする法案を打ち出し ました。どうも日本の農政のやってることは、時代に逆行しているようです。 農業を有限会社にして取り組んでいる人が、とにかく田舎に来れば住むところ と食べることは何とかなると言ってましたが、現役のお年寄りがまだ元気な内 に、早急に自然再生に取り組むシステムを確立すべきでしょう。 農業にチャレンジするもうひとつの良さは、あくまで自然と対話しながらそれ ぞれが工夫するという達成感が体験できることです。今まで工場労働者として ロボットのように単純作業しかやらなかった派遣労働者にとって、新しい体験 となるでしょう。 人とのコミュニケーションの不得手な人も、何か発見できるかも知れません。 また、森林についても、五十年、百年の長期に渡るものですが、できるだけ外 国の森を喪失させる輸入材を使わないで、国産の木材の生産に全力を尽くすべ きです。輸入材は一般にホワイトウッドと呼ばれ、硬い材質のものでが、日本 のように湿度の多い風土には、弾力性がなく馴染まないものです。 材木も地産地消=九州の木は九州で、中部地方の木は中部地方で)を原則にし たものです。例えば横浜の水道は相模川から取っています。そのため山梨県の 森林保護にそれなりの負担をしているようです。また、 山梨の森林業者も、植林に化学肥料を使わない配慮もしているようです。神奈 川県の木造住宅は、できるだけ山梨の材木を使うようにしたいものです。 ブラジルのアマゾン付近で、日本からの移民の人たちが開発したアグリフォレ ストリーが注目されています。山形から移民した人が、日本の里山をヒントに 森の中に、カカオ、マンゴー、胡椒など、市場に出せる野菜、果物を栽培して 焼畑ではなく、できるだけ木を切らないアマゾンの森を守るシステムを生み出 し、現地で普及活動をしています。日本の里山なら、さしずめゆずとか栗、橡 の実などかな。 ちょっと説明がはしょり気味ですが、大意は分かっていただけると思います。 大いに世論を盛り上げたいものです!
└────────── ┌──────────「はぐれ雲さんから」
昨年、イギリスの農・畜産業保護の特集を観ました。 食糧安保という視点より、自然環境保護、自然な生活環境保護、人間と自然の 調和環境維持、都会の人間の為の自然空間確保、様々な観点より農・畜産業を イギリス国民が理解して守っていると理解しました。 実際の農・畜産業の収入は240万円程度、補助金は700〜800万円程度 実収入は1000万円を超える農・畜産業、当事者も誇りを持っているようで す。作業はきついが、精神的に余裕のある生活、更に後継者の問題はないよう です。最近はエコ・ツアーで人気とか・・・。 昔ながらの‘おとぎの世界のような農村が現実に存在する’という驚きと感激 があるのでしょう。 アグリ‘カルチャー’の世界です。文化に関する考え方の日英の差がはっきり あると思います。 農業も畜産業も林業も‘地産地消’と‘継続性’が基本、言い換えれば‘自然 と共生する地元住民の文化・人生観’が基本だと思います。 日本人は‘日本人と日本の自然’の原点に立ち戻り「日本を見直すべきでは」 と常日頃感じてます。そうすればアイデアも実戦部隊も増えてくると期待する のですが…。ーーーこの2〜3年が、絶好の機会かも知れません。 └────────── ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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