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インド事報・インド徒然 ―――――― by はぐれ雲さん
☆ 08年世界贈賄指数、BRICsが上位独占 ――― 2008/12/24
毎年、トランスペアランシー・インターナショナル(TI)が「経済的に影響力
がある国」を抽出、その国々の汚職・腐敗度を調査しているが、先日「08年
度の贈賄指数」を発表した。

今回の対象国は、先進国・新興国22カ国、26カ国の企業の上級管理者27
42人にアンケート調査した結果を分析し纏めたものだ。

「贈賄指数」=「汚職・腐敗認識指数」
┌--------
ワースト10
 1.ロシア
 2.中国
 3.メキシコ
 4.インド
 5.ブラジル
 6.イタリア
 7.台湾
 8.韓国
 9.南ア
10.香港
・・・日本はクリーン度・第5位
└--------
産業部門別・企業→公務員への贈賄
┌--------
1.公共調達・建設
2.不動産開発
3.石油・ガス
4.重工業
5.鉱業
└--------
産業部門別・企業→政治家・政党
┌--------
1.公共調達・建設
2.石油・ガス
3.鉱業
4.不動産開発
5.重工業
└--------

経済成長著しいBRICs、大型の公共事業が多い。世界各地で資源開発事業
が注目されている。

それらの事業に必要とされる資材の量も莫大だろう。民間企業の利権を巡る熾
烈な競争、政治家・政党・国がらみの汚職…。資源を保有している発展途上国
特にアフリカの独裁者・側近などからの贈賄要求は凄まじいものだろう。

(中国)政府が贈与している‘支援’は「贈賄」になるのだろうか?

世界的に「コンプライアンス遵守」がビジネスの基本となっているが、国・政
党・政治家がらみで汚職をやられてはどうしようもない。しかし、誰かがやる
事になる。それが今回のTIの結果として顕著に出ている。

汚職・贈賄は、急速に経済成長している発展途上地域の悪しき特徴でもある。
‘役人が強い国’の特徴でもある。

クリーンに事業を遂行するのは理想だが、世の中、そんなにクリーンな世界ば
かりではない。官・民一体となったビジネス展開ができる国が強みを発揮する
かも知れない。

フランスなどはトップ・セールス、大統領=セールスマンのようである。

韓国なども、世界各地で民間企業と地元の大使館が共同してビジネスを展開し
ている。

日本は、大使館といえども‘出身の省庁’により対応がバラバラ。統一した対
策はない。ただただ「汚いもの」「危険なもの」は「触るな」「手を出すな」
だけである。ーーー難しい問題である。

今後、世界的経済後退で、各地で様々なプロジェクトが挫折し、せっかく渡し
た賄賂が無駄になるケースが多発するかも知れない。

ーーー贈賄に関与した人達の醜い争い・人間模様が展開される事だろう。

                        = この稿おわり =
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