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インド事報・インド徒然 ―――――― by はぐれ雲さん
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☆ 金融危機・・中国に注意! ――――――――――― 2008/10/01
日欧米の主要中央銀行が協調し、総額1800億ドル≒19兆円規模の金融危
機緊急対策を決めた。そのお陰か、各国株式市場は大幅に反発している。
今週は金融危機対応策を発表しては市場が反発し、次の日には、その効果が疑
われて市場が急落する、その繰り返しである。ロシア株、最高値の株価に比べ
半値以下に急落、ロシア政府は2兆円規模の緊急株式市場安定策を発表した。
中国も緊急対策を打ち出し始めた。だが、金融危機は全世界に波及しだし、日
に日に深刻な状況になりつつある。
問題は中国だ。上海総合指数、連日揺れ動いている。
昨年10月に6124ポイントの最高値を記録して以来、乱高下しながら急下
降し、「下げトレンド」が強まっている。9月18日は、一時6.5%下げ、
1816ポイントまで下げた。最高値の三分の一である。
19日は9.5%反発、2075ポイントである。気になるのは「上げ下げの
幅」が大きくなっている点にある。もっとも、今日の上海・香港の株価急上昇
は、中国政府の株式購入に際しての税金免除などの緊急対策を反映したものだ
ろうが、どれほど効果が出てくるか…。
短期的な効果しかないだろう。基本的解決策にはならない。
過去の恐慌は、「下げトレンド」の中で株価は「上げ下げ」を繰り返し、その
「幅」が段々大きくなる。下げ幅が大きくなり、それを跳ね返す「反発力」が
弱くなり、「下げ」が止まらなくなる。
ある日、支えていた紐が切れた時のように株価はストーンと激落、市場は地獄
化する。同時並行的に金融機関が破綻し始め、取り付け騒ぎが始まる。これが
従来の恐慌のパターンである。
中国、バブルが弾け出している事は間違いない。急激な経済成長を続けてきた
が、金融機関にどれほどのリスク・マネッジメント能力があるのか?極めて疑
わしい。
今まで「行け行けドンドン」経営スタイルの金融機関は多いだろう。資本主義
経済インフラはまだまだ未熟だと思う。インフレ対策として採られている高金
利政策、企業の経営は苦しいはずである。資本力の小さい中小企業は言うまで
もない。
アメリカ景気後退の影響で、アメリカ向け輸出依存の企業は危機に立たされて
いる。かなりの数の弱小企業が淘汰されることになる。地方省政府主導による
無秩序な固定資本投資・不動産投資も先行き危うい。
中国から脱出する外資も増えている。
経済を見る上で重要な指標の一つである鉄鋼。中国の在庫は1億トン以上と膨
らんでいるらしい。原料である鉄鉱石の輸入量を減らすという情報があった。
原料価格高騰の中で、資金難から在庫品を安値で投売りをせざるを得ない企業
も続出するだろう。鋼材の国際価格が下がるのも時間の問題と思われる。当然
高止まりしている鉄鉱石専用船の海上運賃も急落するだろう。
ミルク・メラミン混入事件の影響も大きいだろう。中国製品に対する不信感は
益々広まり、他の製品の輸出減少に繋がる可能性がある。規模が大きいので、
‘量’という意味で国際市況に与える影響は大きい。
中国政府は、どのぐらいの危機管理能力を発揮できるか、極めて疑問である。
救済対象企業が多過ぎ、また、その規模が大き過ぎる。この1年の株価大幅急
落により資産が半減した投資家も多いだろう。中国は個人投資家の数が多い。
不安な心理状態、ちょっとした‘切っ掛け’や噂で右往左往する。
先ずは、中国の金融機関の破綻が‘切っ掛け’となるだろう。要注意である。
先進国は何とかするだろうが、中国は不安要素が多過ぎる。初めて資本主義経
済の荒波を被ることになる。中国がコケれば、世界がコケる。どう転んでも、
経済は後退する。日本企業も早めに対策を打っておくべきだろう。
パラリンピックが終了し、普通の中国に戻る。
この1〜2ヶ月、封印されてきた山積みの問題が噴出してくる。
ーーーさて、噴火はいつ頃だろうか‥‥。
= この稿おわり =
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中国政府も金融機関も、まるっきり手がないとは思えません。
どうにか収束できれば再浮上もありうるのでは?
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