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バリ島の市井に暮らして ―─ by 美龍@バリ島さん
| ☆ インドネシアの学校制度 ―――――――――――― 2003/12/22
我が家の隣は小学校なんですが、皆さん、インドネシアの学校制度ってどう
なってるかご存知ですか?
実は日本と同じ6・3・3制なんですよ。
小学校(SD)が6年間、中学(SMP)と高校(SMA)が3年間となっています。小学校
就学前に通う学校はTKと呼ばれていて、これは日本でいうところの保育園み
たいな感じでしょうか。
親御さん=財政事情)や子供の状態によって1年保育と2年保育が選べるよう
になっていて、5歳〜6歳の子供のための教育施設です。
TKでの教育内容とかは、そんなに日本と変らないんじゃないかと思うんです
が、違いがあるのは小学校から高校まで。
何が違うって、学校で過ごす時間が日本と比べて少ないんです。
まず、小学校1・2年生(インドネシア語では、各学年をクラス1クラス2・
・・という風に呼びます)は、朝の7時から10時までで、途中1回30分の
休憩時間があります。
3〜6年生は朝7時から昼1時まで。
途中に30分の休憩が2回。
中学・高校は朝7時から昼14時までで、やはり途中に30分の休憩が2回。
つまり、TKと小学校1・2年を除いて正味5時間から6時間しか学校にいな
いワケです。
華僑のお子さんたちだとこの学校のあとに英会話や算盤教室(ほんとうに算盤
使ってます)、絵画教室などに通わせていますが、大半の現地人のお子さんは
午後1時か2時までの学校の授業だけでおしまい。
登校する時間も、教室数と児童数の都合で、生徒全員が朝7時に必ず登校する
ワケではありません。1・2年生が朝だったら、3年生以降はその後とかとい
うこともあります。
日本のように、朝から夕方まで一日の大半をずっと学校で過ごすなんてことは
絶対にないわけですね。
これじゃあ社会人なってからの1日8時間拘束に耐えられないだろうと思われ
る方もいらっしゃると思いますが・・ええ、もちろんです。耐えられません。
ーーいえ、耐えられない人が大半だと思います。
外国資本の企業や外国人を相手にする企業、銀行の窓口のようなところだった
ら頑張って耐えてる人は多いかもしれませんが、100%純粋の上から下まで
全部現地人となると、だいぶ様相はかわってきます。
しかもバリ人だけの会社だったひには、前回お話したカーベー・スンティック
を打たなくても充分に眩暈と頭痛が味わえます。仕事するより、同僚と喋って
る時間のほうが多いし、自分の席にずっとおとなしく座ってることができない
んですから。
ーーふと気がつくと突然いなくなってて、戻ってきたと思うと何か食べてる。
カキ・リマと呼ばれる手押車式の屋台やら、ご近所のワルンと呼ばれる"万屋"
さんでチョットしたお菓子や軽食を買ってきてるんです。それも、毎日‥‥。
私の日本人の友人が、現地のスタッフの怠け癖を注意した際に、
「日本人は月曜日から金曜日まで、それも朝から夕方までずっと学校で過ごす
んだ。そうやって社会人になる教育をしてるし、受けてるんだ」
と話をしたんですが、そのスタッフに
「じゃあ、日本人はお昼ご飯は学校で食べるんですか?自分の家で食べないん
ですか?」
逆に質問されて絶句してたこともあります。
その場にいた私は思わず笑ってしまいました。だって、話のポイントが「昼ご
はん」になってるんですもん・・・。
話を元に戻しましょう。学校の話でしたよね。
えーっと、こちらの小学校は1年生の時から制服を着用するんですが、2種類
ぐらいあって、曜日によって着用する制服が異なります。
基本は上のシャツやブラウスが白。下に穿くズボンやスカートの色で学年がわ
かるようになっています。
授業の方は、小学校2年生までは日本と同じように担任の先生が1人で教えま
すが、体育の授業だけは専門の先生が教えます。
小学校の3年生からは各教科の専門の先生が教えるようになり、各科目の先生
がお休みの場合は、同じ科目を担当する他の先生が教えるそうですが、残念な
がら(あたりまえ?)日本のようには業務連絡なんてしないことがほとんどなの
で授業の内容が全然一致しないことも度々だそうです。
私の同僚の息子(小学校3年生)が、「困っちゃうんだよね〜」とか言いながら
説明してくれたので、きっと本当にそうなんでしょうね。
これがまあ、私の知っている現地の公立学校の様子ですが、同じ公立学校でも
チョットいい学校になってくると、1つのクラスに担任が二人(一人が生徒の
前、もう一人が後ろ)つくそうです。
通知表を渡すのも、普通の学校は単に渡すだけですが、もうひとつのチョット
いい方の学校は必ず親と面談をした後に渡すようになっているんだそうです。
= この稿おわり =
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