ラオスからの手紙 ―――――― by 桜ちゃんのパパ
☆ 言い間違い ―――――――――――――――――― 2009/01/26

誰でも母国を離れて外国に住んでいると、母国語がおぼつかなくなるようだ。
特にその国の社会に溶け込んで、母国語をふだん使わないとそうである。Xさ
んもその一人。

彼女もY国の男性と結婚してはや25年、子供も2人でき、付き合う人もほと
んどがY国人ばかりである。

そんなXさんでも、やはり故郷の食べ物は懐かしい。たまたまラオス人のある
友人が遊びに来た。お土産にムー・フォーイを持って来たので一緒に食べる。

やはりラオスのムー・フォーイは美味しい。

ムー・フォーイは、豚肉を薄切りにして乾し、引き裂いて綿状にしたもので、
化学調味料、砂糖などを混ぜて甘くした保存食。酒の肴にしたり、お粥やご飯
にふりかけて食べる。

タイにもあるが、タイのは工場で大量生産されていて自然ではない。その点、
ラオスのムー・フォーイは自家製のものを市場で売るから美味しい。そう思い
ながらXさん、

一人でムシャムシャとムー・フォーイを食べながら「コン・ラオ・マック・キ
ン・モーイ・フォーイ」と言ってしまった。

「ラオス人はムー・フォーイを食べるのが好き」という意味で言ったのだが、
これだと「ラオス人は陰毛を食べるのが好き」になってしまう――――。

たまたま、傍にラオス語が分かる子供がいたものだから、彼女、言い間違えて
しまって慌てた。しかし一度口から出てしまった言葉は巻き戻しができない。

こうなると「回転語」みたいなジョークになってくる。

つまり、ムーとフォーイの子音を反対にするとエッチな意味になるわけだ。

例えば、スー・ミー(熊と闘う)というラオス語も、TPOを考えて、くだけた
場面で言えばエッチな意味になる。前と後ろの子音を回転させると、ド助平な
意味になるのだ。

ーーー詳しくはここには書けないので..個人的にメールをください。

                        = この稿おわり =
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