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ラオスからの手紙 ―――――― by 桜ちゃんのパパ
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☆ 餅米 ――――――――――――――――――――― 2008/03/10
ノーンカイの病院に入院しているニアンちゃんの子供のお見舞いに行った話。
フランスから帰省している秋霜[チューシア]も一緒に行く。チューシアは10
番目で、淑珍は9番目なので1才下になる。友好橋までは私の車で行く事にす
る。
ニアンちゃんにもち米を買って行きたいとのこと。蒸したもち米はブアサワン
の傍でいつも売っているのだが、その日に限って売っていない。それなら別に
ラオスで買うことないのに。ノンカーイで買ってもいいわけだから。
ところが淑珍が、ラオスのもち米のほうが美味しいからビエンチャンで買いま
しょう、と言いだす。さて、ビエンチャンでもち米を買い、病院へ行く。
お医者さんや看護婦さんの診断や検査でも原因がよくわからない。病院の人が
言うには「異常なし」だけである。そこで登場したのが蒸した餅米。
これをビニールの袋から取り出して、指で丸めてちぎってニアンちゃんの子供
の身体にくっつける。これを「チャム・カオ」という。つまり子供の身体に精
霊が取りついていて、お腹をすかして悪いことをする。
したがって子供がひきつけ・痙攣をおこしたりする。この精霊にご飯を食べて
もらい機嫌をなおしてもらうということらしい。
そして、痙攣のショックで魂「クアン」が逃げてしまったので、「クアン」が
戻ってくるようにバーシーをする。
例によって木綿の糸を巻きつけて、クアンが戻ってくるように祝詞を唱える。
ラオスの場合は、各家庭に家の神さんがいる。知らない人が家に来ると、その
「神さん」に挨拶しないといけない。それを怠ると災いがおこる。
また、その「神さん」が食べるために御飯を置いておくらしい。
15女の梅ちゃんが友達に聞いた話である。外国からラオスに帰ってきた人た
ちの子供が病気したりすることがよくあるらしい。これは、以上のことを怠っ
たから精霊が怒っているという解釈である。
梅ちゃんも、友達のアドバイスを聞いて、是非もち米を買っていくように淑珍
に勧めたらしい。
なるほど、こうなってくると同じラオス生まれでも、アメリカに20年以上も
暮らしているニアンちゃんの旦那さんには理解を超えているだろう。意外と若
い世代でも、このような考えを持っているラオス人がまだたくさんいるという
ことが分かった。
= この稿おわり =
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┃ ┃ この記事に頂きましたご意見や感想。
┗━┛ ┌──────────「井口さん」
ラオスで、各戸に神がいるという考えは良いですね。日本人が「お天道様が見
ている」という教えをしなくなったことが、この頃のえらい地位の方々の陳謝
姿だと思います。
人間には怖い存在が必要です。報いを恐れる心こそが正義を守る基だと思いま
す。
あなたが、小生よりも高齢であって、しかも辛い厳しい経験を味わってこられ
たとのお話を伺って、是非、後進に悲惨なご体験を伝えていただきたいと存じ
ます。
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