ラオスからの手紙 ―――――― by 桜ちゃんのパパ
☆ ラオス人の英語 ―――――――――――――――― 2008/02/18

2007年の大晦日、寮都学校=ビエンチャンの華僑学校)から帰ってきた蘭
ちゃん、お昼ご飯時の家族の会話。

蘭ちゃん「お父さん、今日は家族でどこへ遊びに行く?」
桜パパ 「他の友達はみなどこへ行くの?」

蘭ちゃん「うん、みな カオ・ダーオに行くみたい」
桜パパ 「ん? カオ・ダーオってなーに?」
蘭ちゃん「知らなーい」

桜ちゃん「そういえばわたしのクラスメートも、みんな家族でカオ・ダーオに
行くみたいよ、だけど桜ちゃんもカオ・ダーオの意味が分からないの〜」

桜ちゃんの解釈によれば、ラオス語で「ダーオ」だから「星」を見に行くので
はないかとのこと。わたしは一瞬だが、ラオスにもプラネタリウムができたの
かな? それとも、中国人や日本人のお月見みたいに、ラオス人も星を愛でる
習慣があったのか?と思った。

淑珍の説明によると、カオ・ダーオはナップ・トーイ・ランだという。

ラオス語でナップは「数える」、トーイ・ランは「バックする」である。

あーそうか、これでやっと分かった。これは英語で言えば「Count Down」のこ
とである!新年のカウントダウンである。蘭ちゃんや桜ちゃんのクラスメート
は、お父さんやお母さんと一緒に、大晦日にパーティに行き、そこで「カウン
ト・ダウン」をするということである。

ちなみに、このCount Downの発音であるが、アメリカに30年近く住んでいた
ラオス人や英語の上手な日本人に聞いてみた。ちゃんとした英語の発音はどう
聞いても「カオ・ダーオ」とは聞こえない。「カオ・ダーオ」は典型的なラオ
ス人の発音する英語である。

この外にももう一つ「ビウ・ディング」。

これも以前よく分からなかった単語である。文脈から察して「建物」にあたる
意味だと思っていた。最近これが「Building」という英語の、ラオス式発音で
あることが分かった。なるほど、

ラオス人がよく省略する「L」の発音が抜けている。最初にこの発音を聞いた
時に、純粋のラオス語だと思ったので、ラオス語にこんな単語があったのか頭
がこんがらがってしまった。

日本にいる英語のネイティブ・スピーカーが一番困るのが和製英語という。

しかしラオス製英語もやっかいである。英語を知らないラオス人に聞いても、
その語源が英語であると知らなければ純粋のラオス語だと勘違いしてしまう。

                        = この稿おわり =
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