ラオスからの手紙 ―――――― by 桜ちゃんのパパ
☆ 寮都学校のレベル:ビエンチャン華僑学校 ―――― 2006/03/01

「昔の寮都はレベルが高かった、いまは中学を卒業しても手紙もかけない」と
いうことをラオスの華僑からよく聞く。このごろ分かってきたのだが、これは
一面正解もであるが、間違いでもある。

フランスから親戚(中華系)がビエンチャンに遊びに来た時の話。

彼らはラオス語もできるけれど、メインは中国語である。ビエンチャンの我々
のほうはラオス語が日常会話になっているので、中国語が下手になっている。

フランスの親戚も、もちろんラオス語ができるが、読み書きはできない。本当
に簡単なラオス語ですら読めないのである。ある日、レストランでラオス語の
メニューを見せたら、ほとんど読めないということが分かった。

日本に永住した寮都OGの看護婦さん、も同じである。Xさんは、ラオス語も
タイ語も読み書きは駄目。寮都を出てから、台湾で看護学校に入ったので中国
語は上手なのであるがーーー。

お土産にタイの雑誌をあげたら「タイ語もラオス語も読めないからいらない」
と言われた。

昔の寮都は、ラオス語が週に2時間ぐらいしかなく、また、ラオス語を落とし
ても進級できたらしい。ということで、今の寮都とは違う。結局、昔の華僑は
ラオス語はあまり勉強しなくて中国語だけやったから、中国語は上手だがラオ
ス語は下手。

今の寮都は、中国語もラオス語も両方ちゃんとやるから、子供にとって負担が
多くて大変になる。結局、ラオス人に比べて、ラオス語も中途半端、中国語も
昔の寮都に比べて下手ということになる。両方をマスターするのは大変な努力
が必要なわけだ。

ーーーということで、我が娘も大変である。

                        = この稿おわり =
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