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ラオスからの手紙 ―――――― by 桜ちゃんのパパ
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☆ 蘭ちゃんのラオス語 ―――――――――――――― 2005/08/24
次女の蘭ちゃんが長女の桜ちゃんとラオス語で喋る時、桜ちゃんは自分のこと
を一人称でチェチェーという。チェチェーというのは中国語で「お姉さん」で
ある。
ラオスの華僑はラオス語の中にも中国語が入る。これはラオス語のウアイ(お
姉さん)にあたる。
気になるのは、蘭チャンが桜ちゃん、つまり自分のお姉さんと喋る時である。
「桜」と呼び捨てにすることである。7歳で、ラオス語もまだおぼつかない子
供なので、私は黙っているがそれでも気になる。いくらラオスに住んでいると
はいえ日本人である。姉妹で話す時は、妹がお姉さんを呼び捨てではいけない
と思う。
日本の習慣では絶対にいけない。私自身、兄貴のことを呼び捨てにしたら両親
や兄貴にえらく叱られたのを覚えている。
ロンとヤスの関係で、昔、日本の中曽根総理はアメリカのレーガン大統領と仲
良くなるために、お互いにこのようなニックネームで呼び合ったという。だけ
どこれはあくまでアメリカの習慣。日本では、いくら親しい間柄でもこういっ
た言い方はしないと思う。一国の総理を呼び捨てにするなんてなんて失礼では
ないか。
ということで、いつか蘭ちゃんにはお姉さんをちゃんとした呼び方で呼ぶよう
に教えてあげないといけない。
ちなみに、華僑の言葉で日本語の「ちゃん」にあたるのは「アー」である。
妻は淑珍、北京語の発音では「スーチャン」であるが、客家だと珍で「チン」
家族同士ではアー・チンになる。15女の少梅はアー・ムイ「梅ちゃん」14
女の亮亮はアー・ニエン「亮ちゃん」というわけである。
家族・兄弟同士だと、なんでもアーをつけるわけだ。これは便利である。年上
でも下でもアーをつければいいからだ。
ところで蘭チャンだが、彼女の場合は、ラオス人にもちゃん付けで呼ばれてい
る。蘭と呼び捨てではなく、みな蘭チャンになる。
これはおそらく、チャンの発音がラオス語の「月」を表すチャンと同じ発音で
ラオス人の名前にも、セーン・チャンとかドウアン・チャンとかいう名前が多
いからだろう。
= この稿おわり =
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