ラオスからの手紙 ―――――― by 桜ちゃんのパパ
☆ ラオスの小学校の落第制度 ――――――――――― 2005/08/10

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│皆さんお元気ですか? いかがお過ごしですか。桜ちゃんのパパです。
│ーーーラオスに帰ってきました。
│
│ラオスは雨が降ったり晴れたり、暑かったり涼しかったり。
│ーーー日本のお天気はいかがですか?
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―― 桜ちゃん落第!?

わたしが日本にいた時から心配していたことが現実になった。

6月は華僑学校の期末試験の時期。9月が新学期なので、最後の進級試験は6
月の下旬におこなわれる。結果は7月の初旬に発表になり、その後、長い夏休
みが始まる。

進級試験は追試が許されるのだが、2つまで。ーーーもし3教科以上だと自動
的にもう1年となる。なんか日本の大学みたい。

桜ちゃんは3つ落ちたので自動的にもう1年。同じクラスで20人近くが落第
したらしい。(これじゃ教えるほうにも問題があると思うのだが・・・)

その中のひとつに英語があったらしい。

日本でも、小学校から英語を義務教育にしようという話があるらしい。だけど
華僑の学校で、子供たちはただでさえラオス語が弱いのに、そのうえに英語を
勉強させるなんて無理だと思うのだが、ーーーまず英語の前に母国語の学習が
必要だと思う。

おまけに、うちは土曜日に日本語の補習校にも通っている・・・。勉強しなけ
ればいけない語学が多過ぎて、子供が理解できないでいるのではと親としても
心配である。

とはいうものの、この落第制度であるがいい点もある。

日本では義務教育は落第がない。小学校でも中学校でも、学校に通ってさえい
れば、勉強の内容が分からなくても毎年進級できる。

ただ、子供によっては勉強の飲み込みのいい子と悪い子、または担任の先生と
の相性など、いろいろな要因があって分からないことがそのまま持ち越される
こともあるだろう。

それが積み重なれば学校の勉強がますます分からなくなり、勉強が面白くない
不良・登校拒否が出てくる。―――ラオスの華僑の寮都学校であるが、桜ちゃ
んの同級生(小学3年生)には11歳、12歳といった子供がいっぱいいる。

こういった子は、最初はラオス人の学校に通っていたのだが、途中から寮都に
転校してきた子供たちや、落第した子供たちなどである。

日本だと、浪人するのは大学受験ぐらいで、それも2浪まで。もしも2浪以上
(つまり卒業時24歳以上)だと大企業への就職は無理だとか。とにかく日本人
は年齢のレールに非常にこだわるようである。

こういった意味で、制度的に問題もあるが、いい点もあると思う。

人生、子供の頃から学校の勉強ができて順調にいく人が、そのまま一生を幸せ
に過ごせるかというとそうではないと思う。小さい頃の挫折というものも、逆
に将来にとっていろいろプラスになると思う。

というわけで、いい加減なようで、寮都学校のこの制度はいいところもあると
思う。ーーーー娘よ、元気を出してちょうだい!!

                        = この稿おわり =
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
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