ラオスからの手紙 ―――――― by 桜ちゃんのパパ
☆ ラオス語マスターへの道(2) ―――――――――― 2003/11/24

―――― この点をベトナム語の通訳をしている友人に質問した。

彼、答えていわく。

自分が、ベトナム人ではなく外国人であろうと最初からいきなり呼び捨てにさ
れたことはない。大抵「アン山田」とか言われる。「山田」と呼び捨てにされ
たのは一度だけで、それはチャント学校を出ていない人だったとのこと。
----山田は仮名です。

ただし、ベトナム語の「アン」がラオス語の「アイ」にそっくりそのまま当た
るかどうか。「アン」は2人称の少し尊敬した言い方になるらしい。
ある意味ではラオス語の「チャオ」の意味に近いのかもしれない。しかしラオ
ス語で「チャオ・桜パパ」とは言わないし、やはり「アイ・桜パパ」である。

このへんは読者のなかでベトナム語が上手な方に教えていただきたい。
この問題については、桜パパはベトナム語が分からないのでラオス語との比較
ができません。読者で知っている人がいたら教えてください。

ラオス人に聞いてみると、たとえば建設労働者でラオスに来ているベトナム人
たち、彼らは雇い主が年下でも「アイ」をつけるようだ。ラオスの場合はいく
ら雇い主だろうとも、年下に「アイ」はつけないし、最初は年齢が分からなく
て「アイ」で呼んでみても、関係がわかれば変えてくるらしい。

しかし彼が雇ったベトナム人は仕事が終わるまで施主の彼に対しては「アイ」
で通したらしい。

ということで、越南料理のママさんは私がお客だから自分のことを「ノーン」
とよんでいるのか? 彼女はラオス語の「私」に当たる「コイ」を使ったこと
は一度もない。ベトナム語の「アン」とラオス語の「コイ」は意味がまったく
同じではなく、少しニュアンスが違ってくるのだろうか。

というわけで、まだこういったラオス語の使い分けが私はできない。また当然
に「アイ」を付けなければいけない関係でも、いきなり「桜パパ」と呼ばれて
は、私はまだまだこの国では外国人なんだなと思う。

そういった意味で、これから後何年いても、まだまだこういった使い分けはで
きないだろうなと感じる。

これからいくら頑張っても、こういったラオス語はマスターできないのだろう
か? ラオス人がお世辞で「ずっと、ラオスにいなさいよ」と言ってくれても
こういった目に見えない壁を意識して寂しくなってしまう時がある。
しょせん我々は違う文化の人間なのだろうか。

さて、桜パパのラオス語である呼称に関して、華僑は中国語を使うのでこっち
の言い方のほうが楽である。

我々夫婦の会話はラオス語で喋っていても2人称は「お父さん」「お母さん」
である。これは、華僑がラオス語を喋っていても、こういった呼称は依然とし
て中国語を使うのに似ている。

淑珍の家族や親戚にはどういった中国語の呼称を使えば良いかは分かるが相手
がラオス人であると本当に見当がつかない。

中国人の行商女がポンサワンにいっぱいいる。天秤棒をかついで毎日、雑貨品
を売り歩く彼女らから将来の大金持ちが生まれるかもしれない。

さて彼女達のラオス語、お客に足して「シオ」という。
「シオ」はラオス語で同年輩の本当の友達の間で用いられる言葉である。した
がってお客さんに「シオ」というのはおかしい使い方である。

しかし中国人だけではなく、山岳民族でラオス語が上手ではない人たちも、こ
ういった場合は「シオ」をよく使う。やはりラオス語の一人称・2人称の使い
分けはそれだけ難しいのだろう。

ということで、これはラオスにいろんな国の人が住んでいるので、それによっ
てラオス語も変化していくのかもしれない。将来ラオス語の2人称が「シオ」
に変わらないでもないだろう。

従ってラオス人は、外国から来た人たちの喋るラオス語を寛容に受け入れない
といけないかもしれない。
ラオスに来て、ラオス語を喋っているのだから当然、間違いはあるし。

―――― さて、その後のシービット君。

嫁さんと喧嘩したり病気で入院したりしながらなんとか今日までやってきた。
私がビエンチャンに帰るのは今月の23日。その後はどうするか聞いてみると
以下とのこと。

私の借りている家は、大家さんがビエンチャンの人で、職場の同僚ビラコーン
の親しい友人である。大家さんとビラコーンの関係上、新たに借り手がいなく
なったが、家の管理人ということでシービット君夫婦は現在住んでいる離れに
引き続き住んでよいことになった。

しかしここに困った問題がひとつ。

それはシービット君の奥さんの親戚の女の子。

現在高校三年生でポンサワンの高校に通っている。実家はポンサワンからバイ
クで1時間ぐらいの田舎なので、最初はポンサワンの親戚の実家にいたのだが
シ―ビット君と奥さんが結婚するということで、厚かましくも私の家の離れ、
いわゆるシービット君の新婚の部屋に転がり込んできたのだ。

親戚の家だと管理がウルサクて、あれこれ言われて遊びにいけないが、ここは
シービット君と奥さんだけ。ウルサク言う人がいないので、イソウロウのくせ
に夜遊びにふけっていたのである。

しかし若い娘がこんなことではいけないし、シービット君も親戚の女の子を預
かっている以上責任がある。

ということで妙案をあみだした。

私がいなくなった後、シービット君は奥さんの実家に戻る。というのは電気代
や水道代、電話代など、以後は自分達で払わないといけなくなるから。

ということで、我々もここを出て行くから親戚の女の子も出て行ってもらおう
というわけだ。そしてほとぼりが冷めた後、また戻って来ようという作戦だ。

しかしこの計画にはひとつ問題がある。つまり、シービット君と奥さんは正式
な夫婦ではあるけれど、当地の慣しでは奥さんの実家に戻った場合同じ部屋で
寝てはいけないらしいのだ。いったん結婚して家を出た娘は、戻ってきて旦那
さんと同じ部屋で寝てはいけない。

例外的に、彼らが家長として義理の両親の面倒を死ぬまで見る、こういったこ
とでない限り奥さんの実家では一緒の部屋に寝てはいけない。

これがシェンクアンのプアンの掟らしい。そうしないと村の神様の祟りがある
と信じられている。ポンサワンの町でもそのように信じられているらしい。

シービット君の場合は、当座の間だけ、将来の商売の為に資金を貯金するとい
う意味もあり奥さんの実家に転がり込むだけで、義理の両親をずっと面倒見る
という目的ではない。従ってこのケースでは一緒に寝てはいけないのだ。

けれど同じ敷地内であっても、別に家を建てて住めば問題はないらしい。

この習慣はシェンクアン県のプアンだけのもので、最初ビエンチャンから来た
シービット君も知らなかったらしい。ビエンチャンは勿論、ルアンパバンでも
サムヌアでもこんな習慣はないらしい。
桜ちゃんのパパも初めて聞いた話である。

ということで、親戚の女の子にはうまく出て行ってもらうことはできるだろう
が、今度は彼らが不自由しなくてはいけなくなった。ラオスには色々な習慣が
あるものだ。

                        = この稿おわり =
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃┃ お便りで頂きましたアドバイス。
┗━┛
┌──────────「Thanhさん」男性@二十代@会社員@その他海外

桜ちゃんのパパさんへ

はい!ベトナム在住のThnahです、、、あぁ〜、睨まないで〜、OJINさまぁ。
せっかく専用ページ  まで作ってもらったのに、全然送れないでいま〜す。
http://chinachips.fc2web.com/repoas/03thanh.html

面白そうなネタを、いくつか押さえてあるんですけど、、まとめている時間が
まったくありません。大変申し訳ありません。年内に何本かは送りたいです。

とりあえず「333号」達成おめでとうございます!

ベトナムには「333」なるビールがありますよ!「555」ってタバコも。
、、、いや、オチはありませんのであしからず。

―― と、本題の方に行きましょう。

とはいっても私はほとんどベトナム語が出来ません。
それでも多少の知識はありますので、参考までに。

ベトナムでは名前の前に人称代名詞なるものを入れます。

 Ong「オン」:おじいさん
 Ba 「バー」:おばあさん
 Anh「アン」:お兄さん(自分より年上の人、彼女が彼氏を呼ぶ時)
 Chi「チィ」:お姉さん(自分より年上の人)
 Em 「エム」:弟、妹(自分より年下の人、彼氏が彼女を呼ぶ時)
 Ban「バン」:友達や同い年くらいの人

もちろん他にもありますが、良く使われるのはこの言葉でしょう。
この後に名前が呼ばれます。例えば「Chao anh Thanh!」とか。

ちなみに「Chao(チャオ)」は「おはよう、こんちには、こんばんわ」を全て
含む万能な言葉です。挨拶はこれさえ覚えていればOK。

ベトナムで名前を呼ぶときにはこれを使い分ける必要があります。

年齢の見極めが難し過ぎるのですが。(^_^;)

└──────────
 
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」

いやーー、その後ナシのつぶてになっちゃんたんで、こりゃてっきり記事ネタ
を探しにアオザイの翻る某ウスグライ地方へ潜入して獲り込まれちゃったかい
な〜〜??・・と危惧しておりましたが、どうやら無事に生還、棲息なされて
おられるようでヨカッタヨカッタ!!

そうですか「面白そうなネタを、いくつか押さえてある」
「年内に何本かは送りたい」・・・・真にありがたい御諚でございます!!

また「「333号」達成おめでとうございます!」
というご祝辞もいただきまして重ね重ねありがとうございます!!
----オチのない物産紹介まで添えていただけましてありがとうございます!!

"睨んで"なんかおりませんですよ〜〜♪♪

ラオスは回線接続状況がよくないのか?"桜ちゃんのパパ"さんとはいま連絡が
つきませんけれど、返事が来次第掲載します。ヨロシクお願いいたします。

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┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌--------
│ LAOS(ラオス)の情報  ・・です!!
│ http://members.tripod.co.jp/kengchang/
│
│ XIANG KHOANG(シェンクアン県)「県の情報」
│ http://www.t3.rim.or.jp/~hkato/laotrp/nondhtml/nlao3xk.htm
│
│ PHONESAVAN(ポンサワン)「町の情報」
│ http://homepage1.nifty.com/fmac/infomation/travel6.htm
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┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
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