ラオスからの手紙 ―――――― by 桜ちゃんのパパ
☆ ベトナム料理屋挑戦レポート(3) ―――――――― 2003/07/11

ーー観察則その3 節約?!桜ちゃんのパパは見〜ちゃったッ!!

この店も、ベトナムのお酒--ラオスの「ラオラオ」のベトナム版か?--をポリ
タンクに入れ、ペプシの瓶1本いくらで売っている。
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│ラオラオ:お米で作ったお酒で、沖縄の泡盛に似ている。
│庶民のお酒で、アルコール度は40度くらいあるものも。
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ある日、団体客が帰った後で、女の子が卓を片付けている時、まだ半分くらい
残っているベトナムの「ラオラオ」を..ポリタンクに戻している..のを見た!!

ベトナム風のお酒も、ラオラオと同じく基本的にはガラスのお猪口に注いでか
ら飲むので、口をつけて飲んだわけではないからまあ問題はないんだけれど。

この話をラオス人にしてみると.ラオスの食堂では余ったラオラオは捨てる。
やっぱりベトナム人は倹約家だな。ということでラオスにはこんな諺がある。
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│ラオ・ターイ ニョーン キアット (ラオス人は 名誉の為に死ぬ)
│ベト ターイ ニョーン パニャット(ベトナム人は 節約の為に死ぬ)
│詳しくは「楽しくて為になるラオス語」村山明雄著1998年サクラ出版
└──────────

だけど日本でも、焼鳥屋のモツの煮込みなんかは、お客の残したものを何回も
出すらしい。料理屋で食べきれないくらい注文して、包んでもらわないで帰る
ラオス人のほうが勿体無いと思う。

料理屋でお持ち帰りを頼むのはカッコイイものではないようだ。

ある人が中華料理を食べに行った。料理が何種類か余ってしまったので、サイ
・トン(ビニール袋に入れてくれ)。要するにお持ち帰りにしてと頼んだ。その
時、照れ隠しのためかどうだったかは分からないけれど「ハイ・マー・キン」
(犬に食べさせるから)と言い足した。

それを聞いたウエートレスはビニール袋に、4・5種類の料理をゴチャ混ぜに
して入れてお客さんに渡した。

そのお客さん「なんだ!この店はケチダナ。それぞれのビニール袋にそれぞれ
の料理を別々に入れないのか!味噌も糞も一緒にして!」とウエートレスを怒
鳴りつけた。

ウエートレスは「だって、お客さんが犬に食べさせるって言ったじゃありませ
んか、それだったらゴチャ混ぜに入れてもいいでしょう!」

ラオラオを飲み残してしまった時、ラオスの飲み屋では“サイトン”してくれ
るのだろうか。そしてベトナムの飲み屋ではどうだろうか。

ーー観察則その4 開けるなビールの栓。

ベトナム人の店では、ビールの栓を開けないで持ってくる。お客さんが自分で
開けるのである。しかし、ラオス人の店では店の人が開けてくれる。日本でも
高級クラブに行って高い酒をボトルで注文すると、お客の目の前でバーテンが
ボトルを開けてくれる。

つまり、贋物ではないということを証明するためである。そういう意味でベト
ナムの店は、お客さんにビールの栓を開けさせるのか。

またラオスの飲み屋でも、注文もしていないのに何本もビールを持って来ると
ころがあるらしい。まあこの場合は、開けた分だけのお金を払えばいいわけな
んだけれど。

このごろラオスでは、ビールの中に変なものを混ぜて売る店があるので気をつ
けた方がいいか。そういった意味で、ビールの栓を開けて持って来るラオスは
まだまだ悪の風習が蔓延していないというべきか。

ーー観察則その5 英語じゃ駄目。

西欧人ご用達のお店、サガーレストランが混雑している時など、彼らがたまに
ベトナム店に来ることがある。桜パパが会得したこうしたいろいろな技術も、
所詮西欧人で、しかもイチゲンさんには無理のようである。

・・こんな悲劇も。

ある西欧人がサラダを注文した。ところが出てきたのは、ラオスでフー=うど
ん)のつきだしで出てくるパック・サラッダ!をお皿に盛ってきた。(もちろ
んドレッシングなどはなにもかかっていない)
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│パック・サラッダ:パックは野菜の総称。サラッダはレタス。
│日本でいえばサラダ菜でしょうか。
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たぶんイギリス人だと思われる彼が食べたかったのは、ラオス語でいうニャム
・サラダ(いわゆるラオス風サラダ)である。しかしママさんが理解したのは、
このサラダという単語だけで、この人はパック・サラッダが食べたいんだなと
思ってそれを出した。

イギリス人は英語だけ、ママさんは英語が駄目でラオス語も少しだけ、という
ことからこの悲劇となったわけだろう。やはり英語ではなく、その国の人が話
す言葉で言えなければダメだ。

ーー観察則その6 野菜がいっぱい。

華僑と結婚していて言うのもなんだけれど、中華は毎日食べていると嫌になる
が、ベトナム料理は野菜がたくさんで、油も少ないから健康にいい。

他のベトナム人が注文するところを見ていると、必ず茹でた野菜も注文してい
る。それとスープ。これは、野菜を茹でたお湯に出汁をいれたものだと思う。
日本人には向いていると思う。

僕は小さい頃から、日本でもオコワなどは嫌いだったから、カオニャオはあま
り食べたくない。そういった意味でもベトナム料理は美味しく感じる。
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│カオニャオ:もち米。
│
│ラオス人の主食。華僑や越僑はうるち米が主食。
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ということで以上のレポートは、ラオスに来たばかりという越僑の話をベース
にして私の体験を加えたものです。これが40年くらいラオスに住んでいると
ベトナム人もラオス人化してくるようです。そうした過程が、義母のラオスで
の50年だったのだろうか。

いずれにしろ、ラオス文化とベトナム文化の違いに苦労しながらも、たくまし
く生活していくしかないだろう。彼らを見ていると、義父(客家)が50年前に
ハイフォンからラオスに来た時がどうだったのか、想像できる気がする。

                        = この稿おわり =
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│ LAOS(ラオス)の情報  ・・です!!
│ http://members.tripod.co.jp/kengchang/
│
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│ http://www.t3.rim.or.jp/~hkato/laotrp/nondhtml/nlao3xk.htm
│
│ PHONESAVAN(ポンサワン)「町の情報」
│ http://homepage1.nifty.com/fmac/infomation/travel6.htm
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