ラオスからの手紙 ―――――― by 桜ちゃんのパパ
☆ ベトナム料理屋挑戦レポート(2) ―――――――― 2003/07/04

ーー観察則その2 ベトナム人はラオス人の2倍働く。

ベトナム人は、ラオス人の2倍は働く。このベトナム料理店でも、ママさんと
使用人の女の子がひとり..だけでほとんど切り回している。従って、店に入っ
て椅子に座っていても、忙しい彼女達は注文を取りに来るのが遅い。何故に、
2人しかいないのか?

それは、ラオス人を雇うとお金をチョロマカされるのと、さらになにしろ給料
を払うのがが勿体無い。・・だいたいこのような理由によるのであろう。本当
は、4人ぐらいでやる仕事を2人でやっている。

お金の勘定をするのもママさんだけ。使用人の女の子は料理を運んだり、片付
けたり、基本的に現金には触らせていない。従って、時間がなくてカキ込んで
スグに行かなけりゃならない時などは勘定が大変である。そうした場合には、
私は厨房まで入って行って、そこでお金を払って帰る。

偉そうに椅子にふんぞり返っていて、いつまでも勘定を取りに来ない、とイラ
イラしているより、このほうが早い。もちろん料理の追加、催促なども厨房に
入って行って直接言う。イライラして、苦虫を噛んだような顔でふんぞり返っ
てるよりも、この方が精神的にもはるかにイイ。

しかし、団体客などが勘定をする時は、お客の座っているテーブルにママさん
も椅子を引いて座り計算をしてくれる。私は最初、これはビックリした。勘定
を頼んだら、いきなり椅子をひいて横に並んで計算を始めた! 何か別の特別
サービスか?と勘違いしてしまった。....^^;

ラオスの場合は、予めカウンターで計算してくるのが普通だが、ベトナム人は
お客さんが見ている前で計算してくれる。

日本で、仕事の関係で、ある日本人女性2人と昼食を食べた時である。場所は
新宿のビジネス街。料理がなかなか出てこない。ビジネス街の昼食時間は重な
るので、どこの店もお昼時はラッシュアワーである。

幸い、私が注文した料理は早くきた!が、目の前にはお腹を空かせて苦い虫を
噛み潰してしまった様な女性が私を注視している。とてもイタダキマ〜〜ス!
という雰囲気ではない。万般仕方なく、ウエートレスに「彼女の分も早く持っ
て来いよ!」と言った。そうしたら、かの女性が「桜パパさん、ここはラオス
ではないんですからやめてください!」と叱られてしまった。

私は、二度とこの人たちと一緒に食事をスルマイ!と密かに誓いました。

妻の実家も食堂をしているので、気の短いラオス人客などは「明日じゃなく、
今日食べるんだぞ!」と怒る人もいるという。いずれにしろ何も言わないで、
苦虫を噛み潰したような恐い顔で他人に不快感を与えながら待っているぐらい
なら、「早くして」と言ったほうが、精神的にもどれだけいいだろうか。

しかし、人件費をケチるのもいいけれど、そうするとサービスが疎かになる。
ポンサワンの犬肉屋も、夫婦2人だけでやっている。ーー去年、私が犬肉を食
べて入院したあの店である。さすが本場のベトナム人がやっているだけあって
味はすこぶるいい。しかし客が多い時など、1時間半!も待たされて、やっと
犬肉様がお出ましになる。食べ終わってさてお勘定となると、またまた時間が
かかる。

これでは急いでいる時などは行けない。人件費がどうとかというよりも、サー
ビスを考えないといけないだろう。ここらへんがベトナム商法の欠点である。

                        = この稿つづく =
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