|
ラオスからの手紙 ―――――― by 桜ちゃんのパパ
|
☆ ベトナム料理屋挑戦レポート(1) ―――――――― 2003/06/27
--------------------
┌--------
│こんにちは、桜ちゃんのパパです。
│
│久しぶりにビエンチャンに戻ってきました。2ヶ月ぶりです。
│皆さんは如何お過ごしですか。ビエンチャンはシェンクアンより暑いです。
└--------
さて今回のラオスからの手紙は、シェンクアンのベトナム料理店の紹介です。
妻の淑珍は客家と越南=ベトナム)のハーフ。ということで、我が家における
少数民族は日本人であるわたし、桜ちゃんのパパ、となる訳です。これまでの
「ラオスからの手紙」では華僑の生活に的を絞ってお話していましたが、今回
はベトナム(人)の話です。なにせ娘にはベトナム人の血も流れていますので。
ここラオス、シェンクアン県の中心都市ポンサワンには、ベトナム料理屋があ
ります。看板どおり「SEA FOOD」の店として、去年(たしか6月だったかな?)
デビューした新顔です。オーナーは、国境を跨いでシェンクアン県と隣接する
ベトナム・ゲアン省出身のママさんが切り盛りしています。
----ちなみにゲアン省はベトナム美人の産地として名高いところだとか----
┌--------
│ベトナムの“省”は、日本の県に相当する行政単位。
│省の下には、日本の郡に相当する“県”があります。
└--------
開店したての頃は、イカが食べたかったので時々通ったんですが、ラオス人の
好きなヤム・サラッド・パームック(イカのサラダ)を注文してもできないので
だんだんと足が遠のくようになってしまいました。
開店当初なのでお客さんも少なく、ママさんのラオス語も下手(今でも上手く
はない)料理を注文してもあまり美味しくなかったなどで、老舗で、外人客の
多いサガー・レストランにチェンジしました。
┌──────────
│サガー・レストランをサンガーという人がいますが、これは誤りです。おそ
│らくアルファベットでSANGAと書いてあるガイドブックを見てサンガー
│と発音しているのだろうと思います。しかしこれは、ラオス語の「荘厳」と
│いう意味の“サガー”なんです。
└──────────
その当時は夜でもガラガラでした。ベトナムのテレビ番組が見られるというこ
とで、労務者と思われる連中が、コーヒー1杯だけ頼んでテレビを見ていたの
を覚えています。
それが今では大繁盛!!といっても客の90%はベトナム人。ということは、
それだけたくさんのベトナム人が、ラオスに仕事にきているということなんで
しょうか。
余談になりますが、私の義理の母はベトナム人なので、私はベトナム人が好き
です。娘にも4分の1はベトナム人の血が流れています。そんなことから次女
の名前は、中国、ベトナム、日本と、どの国でも通用する“蘭”にしたわけな
んです。
しかし、外人客の多いサガーレストランにも飽きた私は、再びベトナム料理店
に挑戦を始めました。以下はその、ベトナム料理店挑戦レポートです。
ーー観察則その1 メニューは無視する!
ベトナム人はメニューなんか見ないで注文する!
ベトナム料理屋で一番おいしい料理は? 当たり前ッ!ベトナム料理である。
したがってベトナム料理屋で、タイ風のヤム・パームックなんかを注文しても
おいしくできるワケがない。また、外人(欧米人)に食べさせる料理なども無理
である!--出来てもどうせ不味い。そして後回しにされるから時間がかかる--
・・これはママさんも言っていた。
┌--------
│タイ風のヤム・パームック:イカのサラダですが、味付けが辛いのです。
│タイ人やラオス人は、お酒の肴にこれを好みます。
└--------
ベトナム料理屋で、焼飯なんか注文してもウマイわけがない。----焼飯ならば
やっぱりサムセンタイのウチの実家..これは女房の実家の宣伝!‥だけどこれ
は中国人が作ったほうがゼッタイおいしい!
・・まず店に入ると「アン・コム!」と叫んで厨房に入る。この行為は失礼では
ない。「アン・コム」は「ご飯を食べる」というベトナム語である。注意して
観察してみると、他のベトナム人も、みんなそうしてる。ちなみにこれが許さ
れるのはベトナム人が経営している店でだけ。ラオスに定住している越僑の店
では、、まず無理であろう。
・・そしてママさんに、今日は何が美味しいの?と聞くことである。ちょうど
魚料理を作っていればそれでよし、日によって豚の角煮をやっている。これが
あればスグに注文(これは美味しいヨ!)。ママさんも客商売だから、今日はど
れが美味いのかを教えてくれる。
この点ラオス人は違う。何がおいしいの?この店には何があるのと聞いても、
答えは「ミー パー、ミー カイ、」=魚もあるし、鶏もある)という返事ば
かりで、ベトナム人のように「これがウマイから今日はこれを食べなさい!」
という返事はかえってこない。これはタイでもそうらしい。
私のように、何でも食べる人、食べ物にあまり文句は言わないかわり、細かい
注文をするのが面倒な人には、このお任せ方式のベトナムスタイルは便利であ
る。また、厨房にある材料を指差して注文すれば、まず外れはない。
私は、昔ビエンチャンにあったベトナム系のお店の常連だった。ここは、カオ
・ラートナーといって、御飯にオカズをのせてくれる。常連になるとおばさん
が「あんたはいつも来てくれるから特別だよ!」なんて言って、オカズの盛り
が多くなった。
┌--------
│カオ・ラートナー:ブッカケ飯。いろいろな種類のお鍋があり、コレとコレ
│をと自分で選びます。そのブッカケ飯をカオ・ラートナーといいます。
└--------
その頃は、サービスがいいなぁ..と思っていたら、結婚した後で女房に聞いて
みると、、造り置きをする店はオカズの売れ行きが悪いと腐ってしまうので、
みすみす腐らせるくらいなら常連のお客さんにサービスとして、盛りを多くし
ているだけだ、とのことであった。なるほど、単純にアリガタがることでもな
かったのか....。だけど、これはこれで悪くないサービスではある。
ベトナム人といえば義理のお袋さんも、昔は焼飯のフライパンを持っていた。
自転車サムロの運転手なんかが来ると、可哀想だから、きっとお腹が空いてい
るだろうから、なんて言いながら大盛りの焼飯を出してあげていたらしい。
こういったところなんかは、東南アジアのいい点ではないかな〜。
┌--------
│自転車サムロ:三輪車の自転車タクシー。
│
│これは肉体労働なので、義理のお母さんがかわいそうに思って彼らに大盛り
│にしたということです。
└--------
= この稿つづく =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
┌--------
│ LAOS(ラオス)の情報 ▼ ・・です!!
│ http://members.tripod.co.jp/kengchang/
│
│ XIANG KHOANG(シェンクアン県)▼「県の情報」
│ http://www.t3.rim.or.jp/~hkato/laotrp/nondhtml/nlao3xk.htm
│
│ PHONESAVAN(ポンサワン)▼「町の情報」
│ http://homepage1.nifty.com/fmac/infomation/travel6.htm
└--------
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
|