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帝国電網省 ―――――――――― by 竹下義朗さん

この記事中の画像は全て「帝国電網省」の該当ページより転載しています。
☆ 国策でウイグル・チベット独立支援!(下) ―――― 2009/08/07
                        原著 2009/07/21

ーーー「トルキスタン」とは「トルコ人の土地」を意味します。

トルコというと我々日本人は、アジアとヨーロッパの架け橋、地中海に面した
中東はアナトリア半島(小アジア)のトルコ=トルコ共和国を連想しますが、そ
こに住まうトルコ民族が昔からずうっとそこに住んでいた訳ではありません。

彼らの祖先は、実は北東アジア=モンゴル平原やシベリアで遊牧生活をしてい
ました。古くは「丁零[ていれい]紀元前3世紀〜紀元4世紀」や「勅勒ちょく
ろく4世紀〜5世紀」の名で支那の史書にも登場し、

552年には阿史那土門[アシナ・トゥメン]が「伊利可汗[イリグ・カガン]」
を称して、モンゴル族の柔然帝国から独立。

「鉄勒[てつろく]6世紀〜8世紀」諸部族を従え、柔然に取って代わって北ア
ジアに大帝国「突厥[とっけつ]」を建国しました。++++ちなみに現在のトルコ
では、突厥の建国を以て自国の建国としている。

この支那史書に登場する丁零・勅勒・突厥・鉄勒の名は、日本語では全て読み
方が異なりますが、原語では全て同じものを指します。それはトルコの語源と
なった「テュルク[T?rk]」です。++++++現在のトルコ共和国は、正式呼称を、

「テュルキエ・ジュムフリイェティ[T?rkiye Cumhuriyeti]」と言う。

突厥帝国は、成立当初から東西それぞれに可汗[カガン;ハーン]を戴く連合国
家でしたが、唐の離反懐柔策などにより勢力を失い、744年、同じテュルク
系のウイグル族が独立。

ウイグル族を中核とする、通称「ウイグル帝国」九つの主力部族による連合国
家「九姓鉄勒[トクズ・オグズ,タガズガズ]」が成立しました。

そして、北アジア全域を支配したウイグル帝国が、同じくテュルク系のクルグ
ズ[キルギス]の攻撃によって滅亡。

その後、現在、新疆維吾爾自治区がある東トルキスタンに、甘沙州ウイグル・
西州ウイグル・カラハン朝といった中世ウイグル諸国が、大モンゴル帝国の登
場まで存続。

大モンゴル帝国時代も、満州族の清代も、ウイグル族はかの地で遊牧生活を営
み続けたのです。
「大モンゴル帝国成立以前のテュルク系民族国家の変遷」
http://chinachips.fc2web.com/illust/map/turk-uighur.gif

ところで「東トルキスタン」という以上、対となる「西トルキスタン」はある
のか?という疑問が湧くのも当然です。

実は「西トルキスタン」には現在、旧ソ連邦を構成し、現在は独立国家共同体
(CIS)に参加している中央アジア5ヶ国=カザクスタン(カザフスタン)、ク
ルグズ(キルギス)、トルクメニスタン、オズベキスタン(ウズベキスタン)、タ
ジキスタンがあります。

この内、タジキスタンを除く4ヶ国は、トルコ人やウイグル族と同じテュルク
系民族が主体の国家です。++++タジキスタンのタジク人はペルシア系民族だが
一部はテュルク系言語を用いている。

また、カザクスタン・トルクメニスタンとはカスピ海を挟んで対岸に位置する
アゼルバイジャンもテュルク系民族国家です。

つまり、現在でも東トルキスタン=新疆維吾爾自治区からトルコに至る地域は
正に「トルコ(テュルク)人の土地」=「トルキスタン」と呼ぶに相応しいわけ
です。

そして、テュルク系のウイグル族が中国によって弾圧されている、その事に対
して、同じくテュルク系のトルコ人が中国を批判する、これは至極当然といえ
ば当然のことともいえるのです。

さて、このあたりで話題を「トルキスタン」から変えてみたいと思います。

皆さんはこの地図を目にした事がおありでしょうか?
http://chinachips.fc2web.com/illust/map/2050_asia.gif

ほとんどの方が「何じゃこりゃ?」と首を傾げられると思います。

朝鮮半島にある筈の北鮮・韓国の名がなく、統一されていながらそこに記され
た名は「朝鮮省」。一方、日本列島はといえば、甲信越・富山・静岡と愛知・
岐阜・石川を境にして東西に分断、東に「日本自治区」、西には「東海省」の
名が記されています。

この怪しい地図は一体何なのか?ということになりますが、実はこれは、中国
外交部(外務省に相当)から流出した「2050年の国家戦略」と題された地図
ーーーだそうです。

まあ、事の真偽は判然としませんが、中国が「日本解放第二期工作要綱」等と
いう対日侵略併合マニュアルを作成していた(とされる)ことを考えれば、一笑
に付すことなどできません。

なにしろ、この21世紀の世にあって、毎年2桁の伸びを記録する軍事予算を
投じて軍備を増強し、台湾の武力解放(軍事侵略及び併合)を本気で考えている
ような国ですから、台湾解放後の矛先を日本の解放(侵略)に定めているであろ
う事は想像に難くありません。

┌──────────「07月09日11時18分配信 Record China」

日本艦隊が中国艦5隻を追跡、太平洋に出没し沖ノ鳥島に接近―中国メディア

2009年7月2日、日本の安保、防衛問題専門紙・朝雲新聞は、中国艦艇5
隻が第2列島線(小笠原諸島―サイパン)付近に進出、訓練を行っていると報じ
た。8日の環球時報は「日本艦隊が第2列島線付近で我が精鋭艦隊を追跡」と
のタイトルで伝えた。

5隻の内訳は、ルージョウ級(2007年就役の石家庄号とみられる)、ジャン
ウェイ2級フリゲート艦2隻、フーチン級補給艦、艦級不明の艦で編成されて
いる。

中国艦隊は、6月19日、東シナ海から太平洋に出た後、第2列島線=中国の
対米防衛ライン、伊豆・小笠原諸島―グアム・サイパン島―パプアニューギニ
アを結んだもの)付近に展開。訓練を実施している。

一時は沖ノ鳥島北東約260キロに接近したことも確認されている。

朝雲新聞の報道から6日も経過した時点で、環球時報が本ニュースを掲載した
背景には、与那国島への陸上自衛隊配備問題が中国で注目を集めていることが
あると見られる。(翻訳・編集/KT)
 
└──────────

ならば日本も、中国に対処する為の「国策」としての戦略を策定すべきものと
いえます。ーーーとはいっても、政府も外務省も、ましてや防衛省も、かつて
の『帝國國策要綱』の如き計画を策定しているとも思えませんので、以下、私
の独自試案(叩き台)を披瀝したいと思います。

中国称するところの「新疆維吾爾自治区=ウイグル族称するところの東トルキ
スタン」からトルコに至る地域を「トルコ人の土地=トルキスタン」と呼ぶと
先述しましたが、私は、トルキスタンという呼称とは別に、この地域を「テュ
ルク回廊」と呼びます。

このテュルク回廊からは豊富な天然資源が産出します。例えば、

カザクスタンからは、原油・石炭・鉄・銅・銀・亜鉛・ウラン・ボーキサイト
・マンガン、
クルグズからは、金・水銀・アンチモン、
トルクメニスタンからは、天然ガス・原油、
オズベキスタンからは、天然ガス・亜炭・原油・ウラン・金・銀・銅・燐、
タジキスタンからは、アンチモン・金・銀・水銀・鉛、

これらの天然資源は、資源小国といわれる日本にとって非常に魅力的です。加
えて、テュルク回廊諸国と日本の関係も決して悪くはありません。++++++寧ろ
友好的といったほうが良い。

しかし、テュルク回廊諸国から日本に資源を輸送する際にネックとなる問題が
あります。それは、テュルク回廊諸国と日本の間に立ちはだかる中国の存在で
す。ーーーこの中国が親日国ならば何ら問題ありませんが、反日傾向的国家、

はっきりと言えば「日本にとっての敵国」

であるから始末に負えません。ならば、どうすれば良いのか?

中国が「日本解放第二期工作要綱」などという代物を策定し、国策として人民
に反日教育を施してきた事を考えれば、日本が中国に対して何ら躊躇する必要
などありません。すなわち、日本も日本で、

「反日国家中国を解体する!!」

国策を策定すれば良いのです。

中国を構成しているウイグル・大チベット=西蔵自治区・青海省及び四川・甘
粛・雲南各省のチベット族地域・南モンゴル=内蒙古自治区、そして、満洲=
遼寧・吉林・黒竜江三省に対する、正当な領有権が実は中国には何らないこと
は幾度となく小論で論じてきた事ですから、改めて説明しませんが、

これは裏を返せば、これらの地域には中国から分離独立する大義名分があると
いうことであり、彼らの独立運動を支援する事にも大義名分があるということ
でもある訳です。ならば使い古された諺[ことわざ]

「敵の敵は味方」

よろしくこれらの地域と日本は、中国を敵とする一点で利害は一致する事にな
ります。ましてや、日本が中国に対して行ってきた有償・無償の援助資金が、
回り回ってこれら地域の住民を抑圧する為に使われてきたかも知れない事を考
えれば、日本はむしろ、積極的に独立運動を支援すべきともいえます。

しかも、もしもこれらの地域が全て中国の軛[くびき]から脱する事ができたと
すれば、日本にとっての敵国である中国の国力を大幅に削ぐ事ができますし、
----台湾や日本の解放などといってはいられなくなるだろう----

渤海[ぼっかい]に面する大連港を玄関として、満洲・南モンゴルを統合した大
モンゴル・東トルキスタン・テュルク回廊諸国、そして大チベットが全て一つ
に繋がる事にもなります。

これはとりも直さず、日本からトルコに至るユーラシア大陸を縦断する親日国
家のラインが出現する事を意味し、天然資源の供給源確保以上の国益を日本に
もたらす事にもなります。----勿論これら諸国にとっても、日本との関係強化
が国益に寄与するであろう事は論を俟[ま]たない。

さらに進めて、所謂北方領土を巡って対立するロシア連邦に付いても、極東連
邦管区・シベリア連邦管区----場合によってはウラル連邦管区を含むウラル山
脈以東)の分離独立と国交樹立という遠大な目標を立て、

中華人民共和国・ロシア連邦解体後のアジア地図
http://chinachips.fc2web.com/illust/map/neo-asia.gif
┌--------
大モンゴルは「汎モンゴル主義」に基づくモンゴル国=中国領内蒙古自治区、
及びロシア領のブリヤート共和国・イルクーツク州ウスチオルダブリヤート自
治管区・ザバイカリエ地方アガブリヤート自治管区(北モンゴル)の統合を前提
としている。

大チベットは、西蔵自治区・青海省及び、四川・甘粛・雲南各省のチベット族
地域の統合を前提としている。
└--------

将来的には、沿海州のウラジヴォストクやナホトカといった港を玄関口とし、
そこからシベリア鉄道とその支線を通じてテュルク回廊諸国との輸送ルートを
確保する事も考慮すべきでしょう。

いずれにしても、米国は元より、中国は中国の、ロシアはロシアの、それぞれ
国益に利する政策=国策を追求しているのが現実なのですから、日本も日本と
して国益に利する政策、しかも日本が利するだけでなく、

中国によって占領抑圧されている地域をも利する、ウイグル・チベット・南モ
ンゴル、そして、満洲の分離独立を積極的に支援していくべきといえます。

――― 余談つれづれ
 
日本国内にいると、新疆維吾爾自治区で実際に起きた事や、ウイグル族がおか
れている現実が、中国国営放送局の新華社や、日本で唯一の公共放送局であり
ながら親中報道ばかり繰り返すNHKの「偏向報道フィルター」を通してしか
得られず、正しい情報が中々、我々のところにまで届きません。

それを補完するのに役立つのが、インターネットを通じて全世界に発信されて
いるウイグルの情報です。以下は、日本語で読めるウェブサイトばかりですの
で、この機会に是非訪れてみて下さい。

・世界ウイグル会議日本ウイグル協会RFUJ ラジオ・フリー・ウイグル・ジャパン東トルキスタンに平和と自由を(ウェブ)
・東トルキスタンに平和と自由を(ブログ)
・ウイグルホットライン|新疆ウイグル自治区情報日本シルクロード科学倶楽部東トルキスタン・ラジオ・テレビ 日本語チャンネル

東トルキスタン国旗「キョック-バイラック」(K?k Bayraq 青い旗)
┌--------
青地に白抜きの三日月と星があしらわれた東トルキスタンの国旗。中国新疆維
爾吾自治区に住むウイグル族が、一日も早く、この旗を誰はばかる事なく高ら
かに掲げる事ができる日が訪れる事を、独立を支援する日本人の一人として切
に願っている。
└--------
                        = この稿おわり =
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ 読後アンケートの結果。 ┗━┛
◇ なるほどこのとおり! -------------------------------- 54人 (65%) ◇ 知らなかった..初めて知った -------------------------- 11人 (13%) ◇ このぐらいできる政府だったらな〜 -------------------- 16人 (19%) ◇ こんなんできるわけないじゃん ------------------------ 2人 ( 2%)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ お寄せいただきましたご意見や感想。 ┗━┛
┌──────────「日本国民さん」 民族自決、共存、和、これこそが日本の生きる道です。 └────────── ┌──────────「ユ偽フ協会さん」 ロシアはどちらかといえば親日ですね。資源を買ってくれるお客ですし、&国 境接しているから途中で抜かれるとかのリスクが無いし)プーチンの娘さんも 日本語習っているとか。 必要以上に4島を言い続けていると、どっかの国と同じ。ただし、4島返還は 国是。樺太返せぐらいのことを言って4島に落ち着く、という「商売」をしな いと。 ロシアも、国境を陸で接しているし人口少ないので、シナの不法入国には脅威 を感じています。戦闘機売ったら劣化コピーで商売されて憤慨してますしね。 ま、麻生さんの「遺品」(笑)となる「自由と繁栄の弧」を声高にいって盛り上 げましょう。 「耳当たりのいい言葉」で反特亜を。 今だに周りでは、韓流なんかで盛り上がっている人が多いですから――――。 └────────── ┌──────────「権兵さん」70代@男性@関東 国策で支援?? 国策でチベット独立を支援とはまた大きくでたな・・・ ーーー日本は普通の国で良いのだ。余計なことに口を挟むことはない。 今世界地図を見たことがあるならば分るであろう。まずアフリカ、欧米列強、 特に英仏が分割したのである。なんと経度や緯度で分割し、部族は人種の分布 は無視した。中近東、これも同じ。英仏がかってに勢力圏を設定したため紛争 が絶えない。 中国周辺のこと、チベット問題。これは往事、英が介入しまたロシアも介入の 動きを見せていた。今ならばアメリカが介入するであろう。 中国の北、ロシアとの国境。これはロシアが強奪したに等しい、バイカル湖附 近から中国の領土であった。 日本、北半分はそうするとアイヌ族へ返還して、日本族(倭族)は徹収するのか な?? 琉球からも徹収するのかな?? このように世界は複雑に成り立っている。これを無視して独立など認めると、 もう大変なことになる。まあ誇大妄想なことは考えないほうがいいと思うよ。 アハハハ・・・ └────────── ┌──────────「Hal さん」 竹下様、『日本も日本として国益に利する政策、しかも日本が利するだけでな く、中国によって占領抑圧されている地域をも利する、ウイグル・チベット・ 南モンゴル、そして満洲の分離独立を積極的に支援していくべきといえます』 という結論。大賛成です。ただこの壮大な計画を実行できる政治家も、日本人 民も皆無だと思えることが残念です。 ご提案の地域に、台湾と、あまり皆さんの関心を引いていないベトナムを同盟 国にすることで世界平和のダイヤモンドリングが完成するに違いありません。 ただし、実行役の務まる日本人は果たしてありや否や。この遠大な計画に参画 する第一歩を考えてみます。有難うございました。 └────────── ┌──────────「lonsome carboyさん」 嘗てロシア革命を裏で扇動した明石元二郎大佐の活躍、のような事を今の日本 政府やマスコミなら腰を抜かすでしょうね。 戦国時代から明治、昭和初期ぐらいまでは、日本は諜報活動が活発で、それな りの技術もあったであろうに。ーーー羹に懲りて膾を吹くですね。 └────────── ┌──────────「年金生活者」 「反日国家中国を解体する国策を策定」することは賛成ですが、貴戦略にはか なり無理があると思います。 ロシアとチャイナの広大な領土を飛び越えて、当該地区を具体的に援助するこ とはほとんど不可能です。アメリカがやったような「カラー革命」を画策する には、人材も金力も不足です。(日本にはソロスのような金持はいません) 取り敢えず可能な方法としては、中ロ関係にクサビを打ち込むことではないで しょうか。ロシアが最も恐れているのはアメリカではなく、9千キロの国境を 接するチャイナだと思います。 ロシアの人口は日本と同程度で、しかも平均寿命が短くなりつつある国ですか ら、漢族の進入にかなり神経をとがらせています。中ロの国境を守るためにも ロシアは核兵器を手放すことはないでしょう。 中国と組むかロシアと組むかという二者択一を迫られたら、私は躊躇なくロシ アと組むべきだと思います。中ロが手を結んで日本と対峙する、という現状は 最悪ではないでしょうか。中ロ間にトラブルが起きれば、チャイナの海洋進出 はある程度防げると思います。 ロシアと手を組む方法としては、共同でシベリアの資源開発を行い、それを太 平洋側から世界に輸出すること。これにより、ロシアの資源がチャイナに運ば れるのを防ぐ事などが考えられます。 └──────────
本当にそうだこのとおり!‥‥と思われた方!「誰でもできる!1人1日1回の愛国活 動」は、ここをクリックして頂くことからはじまります!ーーークリックして頂くと票数がアップして、この問題を多くの 人々に知らせる事ができます!
    
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