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帝国電網省 ―――――――――― by 竹下義朗さん
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☆ 捕鯨反対?自分達の価値観を押しつけるな! ――― 2008/01/11
皆さんは「IWC」という国際機関をご存じでしょうか?ILOは国際労働機
関、ICPOは国際刑事警察機構(通称「インターポール」)。ではIWCとは
何なのか?
これは、昭和21(1946)年に締結された『国際捕鯨取締条約』に基づき設立さ
れた「国際捕鯨委員会(International Whaling Commission)」のことで、日本
も昭和26(1951)年に加盟しています。
元々は、鯨[くじら]資源の保存及び利用に関しての規則を採択したり、鯨の学
術的研究・調査を行う目的で設立されたものですが、今では日本・ノルウェー
・アイスランド・デンマーク自治領フェロー諸島など、昔から鯨を食糧として
捕獲してきた捕鯨国(調査捕鯨及び捕獲数量を決めた上での商業捕鯨要求)と、
欧米を中心とする反捕鯨国(全面的捕鯨禁止要求)の戦いの場と化しています。
反捕鯨国側は、
┌--------
姿形は魚と似てはいても、人間と同じ高等哺乳類である鯨=海豚[いるか]や鯱
[しゃち]も同類)を捕獲することは「可哀想」だとか、なにも鯨以外にも食糧
となる動物は他にいるのだから、捕獲しなくてはならない「必然性」はない。
└--------
といった主張を展開し、日本を筆頭とする捕鯨国が、恰[あたか]も非道な行為
を行っているが如き論陣を張っています。
しかし私からみれば、それこそが非道理であり、また、何でも自分達がスタン
ダードであるという欧米諸国の、傲慢さの象徴でしかないと映るわけです。
というわけで今回は、捕鯨問題を通じて、欧米諸国の傲慢さに喝[かつ]を入れ
たいと思います。
抑[そもそ]も、
今でこそ「反捕鯨国」に名を連ねている欧米諸国ですが、一昔前は「捕鯨国」
と同様に、大海原狭しと大規模な捕鯨船団を繰り出して鯨を獲りまくっていま
した。
その証拠の一つが、幕末日本に現れたペリー提督率いる米国東印度艦隊 ──
所謂[いわゆる]「黒船」 ── の来航です。彼らが何故、鎖国体制下の日本に
現れ、開国を要求したのかといえば、
一つは米国と支那(清国)との航路を確立する上で、日本への経由・寄港が不可
欠だったことが挙げられますが、それ以外に重要な問題があったのです。
それは「捕鯨の為」です。
米国西海岸から出航した捕鯨船団にとって、太平洋の大海原で捕鯨をするには
膨大な薪[まき]・水・食糧の積載が不可欠でした。然し、万が一それらが不足
したら、どうすれば良いのか?
手っ取り早い解決法は、最寄りの港 ── 然も外国の港 ── に寄港し、現地
で調達する事。その為に日本の開国と開港が不可欠だったわけです。では、嘗
[かつ]て捕鯨国であった欧米諸国が、今では何故、捕鯨全面禁止を唱える反捕
鯨国となっているのか?
それは彼らの捕鯨目的が、主に鯨油[げいゆ] ── 鯨の「油」 ── だったか
らなのです。(嘗ての欧米諸国も、鯨肉を食さなかったわけではない)反捕鯨
国を構成する「元捕鯨国」の欧米諸国は、嘗て鯨油を一体何の目的で消費して
いたのか?
それは、現在の石油の代わりとしてです。
英国で始まった産業革命により急速に工業化が進むと、それ迄、主に灯火燃料
(ランプの灯りに利用)でしかなかった鯨油が、機械油などとして消費されるよ
うになり、増加し続ける需要を満たす為、「元捕鯨国」である欧米諸国は沿岸
捕鯨から大規模な船団を繰り出しての遠洋捕鯨を行ったのです。
しかし、彼らの捕鯨の主な目的は「鯨油の確保」であり、石油の精製技術が確
立し、灯火燃料や工業消費財が鯨油から石油にとって代わると、採算面その他
諸々の理由から、捕鯨をする必要性がなくなったわけです。
だからこそ「元捕鯨国」である欧米諸国は、捕鯨の全面禁止が為されたところ
でなんら痛くも痒くもないわけです。しかし「捕鯨国」にとってみれば、捕鯨
全面禁止など、到底受け容れることができる内容ではありません。
ーーー問題の第一の本質は、正にここにあるわけです。
「元捕鯨国」からみれば、主として「鯨油の供給源」であった鯨ですが、捕鯨
国 ── 日本を例に挙げれば、昔からより有効的な利用をしてきました。
例えば日本では、鯨油の利用は当然として、肉(皮や内臓から生殖器まで全て)
は食べ、骨や髭[ひげ]も、靴篦[くつべら]や工芸細工、更には絡繰[からく]り
人形の動力源である発条[ぜんまい]の材料として、それこそ丸々一頭無駄なく
活用してきました。
白長須鯨(髭鯨)の各部位利用図 ▼ (日本捕鯨委員会ホームページより)
http://www.e-kujira.or.jp/gahou/nagasu.html
また、話が仏教的になりますが、猟をして得た獲物をきちんと無駄なく食べて
あげることこそが、尊い命を奪った者の責任であり最大の供養である、という
考え方もあります。
その意味に於いて、鯨油を確保するだけの為に大規模な船団を繰り出した「元
捕鯨国」と、日本を筆頭とする「捕鯨国」の捕鯨は些[いささ]か異なり、同一
の次元で論ずることはナンセンスであるわけです。
また、「鯨を食べるのは可哀想、だから捕鯨を禁止すべき」という主張にも異
を唱えざるを得ません。例えば、嘗て、
牛を神の使い「聖獣」として尊[たっと]ぶ印度人(ヒンドゥー教徒)が、主に牛
肉を原料とする米国のハンバーガーを非難したことがあったそうですが、その
際、非難された米国側は「ハンバーガーは我が国の食文化」として、にべもな
く突っぱねたそうです。
米国側の主張は、それはそれで正しいわけですが、ならば、何故、同じことを
他国に対しても適用できないのか? 自国の食文化は他国からの非難があろう
とも堅持し、他国の食文化は自国の価値観に合わないから変えろ、という。
これ程、傲慢且つ横暴な論理・主張はありません。また世界を見渡せば、日本
人の私からみても首を傾げるような文化・習慣が、それこそゴロゴロしていま
す。例えばスペインの闘牛。
闘牛士[マタドール]と牛の死闘に観衆が酔いしれ、喝采を浴びせるご存じスペ
インの国技ですが、闘牛士によって斃[たお]された牛は、闘牛場に隣接する解
体場に運び込まれ、解体された肉は最終的に人々の胃袋に消えていきます。
単に食肉として処理される運命にあるのであれば、闘牛場に引きづり出され、
闘牛士によって槍を突き立てられずともよいはずです。端[はた]からみれば、
一種残酷な儀式といっても過言ではありません。しかし、闘牛はスペインの国
技であり文化であるわけです。
また、英国で物議を醸[かも]した狐狩り。
古来日本で行われた「巻き狩り」同様、狐狩りは英国貴族・農民にとっての伝
統文化であるわけですが、やることは単に馬と猟犬を操って狐を追い込み、最
後は猟銃で射殺するだけ。
食糧を得る為の狩猟ではなく、これを「スポーツ」と見たとしても、動物保護
団体の目からすれば、単なる野生動物の虐待であり野蛮な殺戮でしかないわけ
です。他にも、
スペイン・バレンシア地方の「トマト祭り」なぞは、単にトマトを投げ付け合
うだけであり、食料を無駄にするという点では愚行としかいいようがないわけ
です。
私はこれらに対して「やめろ」などというつもりはありませんが、自分達だっ
て他国の人間からすれば疑問を持たれるような文化を持っている、そのことを
自覚すべきであり、こと相手の食文化を云々することは、国際儀礼の場に於い
て、相手の信仰する宗教の話題に触れないことと同様、タッチすべきではない
と思っています。
そしてその論理は、昔は鯨油のお世話になったものの、今では必要なくなった
「元捕鯨国」と、今でも鯨資源を必要としている捕鯨国との関係に於いても、
適用されるべきである。そう私は考えます。
余談だが、支那人の一種「ゲテモノ」といえる食文化に対して、私も侮蔑する
点はあるが、彼らに対して「やめろ」というつもりはない。但し、私自身は絶
対に口にはしたくないが・・・・
エスキモーによる捕鯨
ところで、反捕鯨国である米国の国内に於いて、「捕鯨が認められている地域
・民族」が存在することを皆さんはご存じでしょうか? それはアラスカ州に
住むエスキモー=「イヌイット」という呼称もあるが、我々が称する同地域住
民全体の呼称ではないので、「エスキモー」を用いる)たち先住民です。
彼らには「絶滅危惧種」に指定されているホッキョククジラを食糧として獲る
ことが、「原住民生存捕鯨枠」として認められているのです。私はエスキモー
が捕鯨することを批判するつもりは毛頭ありません。彼らが生きていく上で不
可欠な猟であり、食文化であるからです。
しかし、「反捕鯨国」の領土内に「捕鯨容認地域」がある、そのことに対して
は強く糾弾せざるを得ません。一方では「捕鯨全面禁止」を唱え、もう一方で
は自国の先住民保護を理由に一部捕鯨を認める。
これこそ、米国お得意の「二重基準[ダブル・スタンダード]」であり、傲慢の
極致といっても過言ではありません。はじめに「捕鯨禁止ありき」の様相を呈
している現在のIWCに対しても、
他の捕鯨国と共に日本は脱退し、捕鯨国による新たな捕鯨管理機関 ── 「第
二のIWC」 ── を設立、公正な視点から鯨資源の管理・研究をすべきもの
と考えます。鯨の乱獲による絶滅も困りますが、増え過ぎによる生態系の不均
衡や破壊も困る。
嘗て何処ぞの国で、野生鹿を狼が襲う姿を見て「鹿が可哀想」といい、狼を駆
除したまでは良かったものの、天敵=狼)がいなくなった為に野生鹿が増え過
ぎ、餌不足による餓死で、狼がいた頃よりも頭数が減ってしまった、などとい
う前例もあるのですから、
鯨の総頭数管理は必要不可欠であり、捕鯨全面禁止がもたらすマイナス面にも
目を向けるべきではないのか。 私は、そう反捕鯨国や捕鯨反対運動の支持者
に強く言いたいです。
= この稿おわり =
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┃ ┃ 読後アンケートの結果。
┗━┛ ◇ そうだこのとおり! ----------------------------------193人 (96%)
◇ いいや、そうではない! ------------------------------ 3人 ( 1%)
◇ どちらともいえない‥‥ ------------------------------ 3人 ( 1%)
◇ そうだったのか知らなかった -------------------------- 3人 ( 1%)
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たくさんのご意見をご感想を頂きまして、あらためて捕鯨に対する日本人の関
心の高さを認識させられました。考えてみれば、これだって食糧安保=食料自
給率と関わってくるわけでございますから、
生態系を壊さないようにキチンと計算しながら捕獲することは、譲ることので
きない日本の生命線でございます。交渉を担当している方々には、屈せずに頑
張って頂くとともに、我々国民も、傍観者でいるのではなく、常に関心を持ち
続け、世論という形で交渉当事者をバックアップしていくようにしましょう!
竹下義朗さんも、関心の高さに驚くとともに、大変感激して喜んでおります。
頂いたコメントにも、お一人お一人にお応えしなければならないところですが
大変申し訳ありませんが時間がないため、皆さんのコメントの最後に一括総評
という形にさせて頂きました。
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┃ ┃ この記事に頂きましたご意見や感想。
┗━┛ ┌──────────「房さん」
今回の日本捕鯨では、豪州政府が強く反対をしていますが、その豪州は牛肉の
大輸出国です。牛の命と鯨の命とはどちらが重いのでしょうか?牛なら殺して
もOKでしょうか?
全く以って文化の違いです。
└──────────
┌──────────「Jan さん」
もともと人間(民族)は自分中心に考えるが、たまたま科学技術をいち早く発展
させたため白人が優位に立って、自分に都合がいい正義を他に押し付けて強制
しているのである。
我々だって、自分の都合のいい正義を他民族に押し付けてきている。
これはその類いと考えるべきで、なにも白人どもの意図に従う必要はないし、
多数決の理論で押し付けられても無視すればよいのである。
ただし、他の分野で不利になると思われるので「国際捕鯨委員会」は脱退すべ
きではない。モチロン、罰則を作ろうということであれば大反対して、不幸に
も罰則が成立したら脱退すればよいのである。
京都議定書でも、米国など参加してなければオトガメナシということは、国際
的に周知の事実である。
└──────────
┌──────────「福田裕三郎さん」
将にその通リです。大分以前にオリビア・ニュートン・ジョンなる歌手が反捕
鯨キャンペーンで来日?(したような記憶があるのですが) その主張は、例に
よって「鯨のような利口な動物を殺すなんて、、」というもの。
この情緒的なコメントは、実は恐ろしい。裏を返せばアホな動物ならばよいこ
とになり、これが人間に向けられたらどうなるか、とゾッとしたものです。
然しながらこれは西洋文明(キリスト教文明)の根底にあるもので、彼らの心の
奥底では、有色人種は人間ではない。飼い馴らさるべき家畜であり、従って黒
人奴隷等は3馬力のヒト家畜としては一応大切に扱われたが、人間として扱わ
れたわけではなかった。
ところで、エイズウィルスは人為的にばら撒かれた、との説があるが、その感
染がアフリカに始まり、感染者の殆どがアフリカ、インドその他のアジア地域
に集中しているのは、何かを暗示しているように思えてならない。
西洋文明の手放しの礼賛からは、もう脱却しなければならない。
└──────────
┌──────────「やすおさん」
捕鯨に関して今話題になっているサイトです。
よろしかったらご覧ください。
http://jp.youtube.com/watch?v=e8lvep0-Ii0
└──────────
┌──────────「のの生さん」
「鯨を食べるのは可哀想、だから捕鯨を禁止すべき」についてです。
以前からいわれていることですが、日本に牛肉を輸出したいオーストラリアや
アメリカの業者が、グリンピースに莫大な資金を供給して捕鯨反対をあおり、
鯨肉から牛肉への転換をもくろんでいる。
捕鯨反対という名目の潤沢な資金が雇用を創出し、いまやメシの種と化してい
る。したがって、派手な騒動を起こし自分たちの存在を目立たせ、メシの種を
確保しているのであろう。
『遠交近攻』というか『指桑罵槐[しそうばかい]=エンジュの木、つまりアカ
シアの木のことです。桑の木を指してエンジュを罵る)というか、、こういう
癖玉は中国の専売ではないのですね。
└──────────
┌──────────「伊藤栄悦さん」
竹下義朗さん、捕鯨禁止反対、の記事拝読させて頂きました。
私はシドニー在住です。時々、捕鯨の問題で議論を吹きかけられることがあり
ます。
竹下さんが仰るように「鯨以外にも食糧となる動物は他にいる、捕鯨しなくて
もいいんじゃないか」と、同様の理論をぶち込んできます。まず彼らは日本人
の話を頭から聞く耳をもっていません。書かれてるような内容のことを話して
も、それはそれ、と自分の主張だけしか言いませんね。
ご存知のように、鯨を観光の目玉にしているこの国では、訳の分からないグリ
ンピースと結託して反対をしています。欧米諸国だけじゃなくオーストラリア
も傲慢で横暴な国の一つです。
記事の内容は、全くその通りで正論だだと思います。私シドニーから強く応援
をさせて頂きます。
└──────────
┌──────────「ミカの赤い服さん」
私も自身のメールマガジン『わたしの気分はお天気しだい』で捕鯨の話題を取
り上げたことがございますが、同じ意見です。
さらに「命の重さ」を「飢えを満たされる命の数」÷「犠牲になる命の数」で
考えると、クジラという動物は、ウシよりもありがたい存在になりますよね?
……チリメンジャコはその反対で、命をたくさん頂くので、少々食べる時に後
ろめたく感じます。
└──────────
┌──────────「hideおじさん」
まさにその通りと思います。
今でも、世界で一番捕鯨している国といったらアメリカなのに、それを棚に上
げて、まるで宗教のように声高に日本を批判する反捕鯨国は、どうかしている
と思います。
竹下さんが仰っておられるように、アメリカはイヌイットに捕鯨を認めていま
す。これは、彼らイヌイットにとって、捕鯨は食料確保であり、食文化である
からです。ならば、捕鯨国の食文化に口出しすべきではないでしょう。
反捕鯨国は「他に食べるものがあるだろう」と言いますが、であればアメリカ
のイヌイットにも鯨ではなく、牛肉を食べてもらうようにする指導をしていく
のが道理ではないでしょうか?
「イルカを含む鯨は高等動物だから」などというのは、人間の思い上がりもい
いところです。 知性があるから高等、そうでなければ下等などというのは、
かつて白人が、有色人種を差別していた思考と何等変わりありません。
環境問題にしてもそうですが、感情的な論議ではなく、ちゃんと科学的な根拠
を基にした論議をしてもらいたいものです。
└──────────
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
先日、鯨が増え過ぎて、食料の他の魚を食べ過ぎるため、他の魚が減って生態
系が崩れてきているというニュースを見ましたが、これはその影響の一端では
ないでしょうか?
┌--------「頂門の一針1054号 2008年01月11日」
◎漁師の訴え協会動かす カツオ一本釣り自主規制
カツオの一本釣り漁師が資源保護に乗り出した。
近海カツオ一本釣り漁船が所属する「全国近海かつお・まぐろ漁業協会」が、
今年から実施する水揚げ量の年間5万トン自主規制。「鯨やマグロに続き、身
近なカツオも減っている」という漁師たちの訴えはショッキングだ。外圧でも
行政の指導でもなく、率先して規制する背景には、資源枯渇を恐れる漁師なら
ではの嗅覚[きゅうかく]があった。
└--------「高知新聞 2008年01月10日より転載」
└──────────
┌──────────「渡部亮次郎さん(当時の日本国外務大臣秘書官)」
―― 捕鯨反対運動の真相
捕鯨反対運動の影に、米国自動車業界があります。
排気ガス反対運動を捕鯨反対運動に曲げたのは彼らです。
だから、捕鯨の正当性をいくら主張しても「聞く耳持たず」です。
捕鯨反対運動の最初の被害関係者として指摘しておきます。
└──────────
┏━━━━━━━━━━「竹下義朗さんから」
圧倒的多数の方が私と意見を同じくしている事に、心強く感じました。
確かに現代に於いて、鯨肉の需要が牛肉を凌駕するとは私とて思ってもいませ
ん。狂牛病騒動の中、牛丼を食べられず悶々とした日々を送られた方もおられ
る事と思いますが、では鯨肉ならばどうか?といわれれば、残念ながら牛肉と
同じ騒動が起きるとは思えません。
しかし、ご指摘のあった通り、捕鯨反対運動の陰に、日本市場への牛肉大量輸
出という思惑が絡んでいた事は周知の事実です。何故なら、牛一頭と鯨一頭で
は大きさが全く異なり、鯨一頭で相当数の人々の胃袋を満たす事ができるから
です。
豪州を含む欧米諸国にしてみれば、日本人が鯨を食す事で、自分達の牛肉が売
れなくなるのは困る訳で、だからこそ、日本人から鯨を遠ざけたい訳です。
国際捕鯨委員会にしろ何にしろ、その趣旨・目的が、公正な形での「鯨資源の
管理・研究」ならば何も言いませんが、その裏で「食ビジネス」が暗躍してい
るとなれば、当初の目的を著しく逸脱する訳で、日本が縛られる理由は全くあ
りません。
加えて、21世紀の世界では、前世紀の、領土や天然資源に代わり、水や食糧
が戦略物資として争奪の対象となるでしょう。そのように考えると、日本の食
糧自給率向上=食糧安全保障の為にも、牛肉をはじめとする輸入食糧に過度に
依存せずに済む体制を整える事が日本の国策として急務ではないでしょうか?
┗━━━━━━━━━━
┌──────────「hideおじさん」
それにしても、あちこちで捕鯨問題の議論は活発ですね。
鯨を食べるとか、食べないという話が多いですけど、調査捕鯨そのものは捕獲
した鯨を食べることを目的にしたものではありません。あくまで科学的に生態
を調べ、将来商業捕鯨が成り立つかどうかを調査するという面もあります。
また、環境問題、生態系の問題など、捕獲して個体を科学的に調べなければな
らないこともあります。
どうもIWCの成立の意義からかけ離れた論争ばかりで、政治の道具に使われ
ているように思えます。こんなことでは当の鯨も笑っているかもしれません。
ちなみに日本の捕鯨の歴史は、縄文時代から始まると言われていますが、江戸
時代まで、それは沿岸漁業の域を出ていませんでした。それが明治になって、
欧米は商業捕鯨という概念を日本に持ち込み、
そして、戦後タンパク質不足から捕鯨を大々的に推奨したのは誰あろうGHQ
=アメリカ)です。欧米の自己中心的なモノの考え方にはついていけません。
欧米では「友達になれるイルカや鯨を殺すのは野蛮」という意見があります。
なるほどその通りかもしれません。
しかし、人類最初の友人である犬は、商品価値が無い=色が均一ではない、歯
並びが悪い等々)ということで、世界中で年間何十万匹と処分されています。
日本では、猫を含めて年間6〜7万匹ともいわれています。
イルカや鯨のことも大切かもしれません。
しかし、一方では人間の都合で処分されたり、避妊させられたりする動物もた
くさんいます。ーーーーすごい矛盾を感じます。
└──────────
▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
あんな、いつまでも敵国条項そのままにしながら列国第二位の分担金をふんだ
くる国連なんか脱退して、その金や中国に回していたODAの金を、アメリカ
やEU各国のロビー活動資金にブチ込めば、
鯨も慰安婦も南京も、‥‥もしかすると北方領土も‥‥逆転できる可能性大な
のに、、正論正攻法では無理ですよ・・・日本国内でだって正論正攻法なんか
ほとんど通じないのに、国際社会でそんなもの、いくら吠えたってクソの役に
もたちゃーしない・・・・
そうやって手を打っておいて、「沙者」さんも述べられておられますように、
「軍事的に北方領土を制圧、返還を実現するべきかもしれない。ーーー日本国
憲法上の個別的自衛権、もしくは自衛隊の国内移動と解釈すればよい」
そういうことができる政治家はいないのかよ!!
〜〜〜そういう政治家を選べない国民 ‥‥‥ グリコでござんすね ‥‥‥
└──────────
┌──────────「Kaz さん」
捕鯨の是非について、捕鯨国対反捕鯨国の歴史、文明論が戦わされているよう
ですが、その中で欠乏していると思われることについて簡単に指摘しておきま
す。
すなわち、牛、豚などは家畜、すなわち人間が野生動物を人間の都合のいいよ
うに改良し、人間の管理のもと、計画的に生産可能な資源である。それに反し
て鯨は野生動物であり、現時点においては人間の思うような管理をすることが
できない、ということ。
鯨について、いったいどれほどのことが分かっているというのでしょうか?
鯨がどれほどの漁業資源を奪っているのでしょうか?ーーー科学的に信頼のお
けるデータはあるのでしょうか。
私は反捕鯨派ではありませんし、感情論的反捕鯨には断固反対します。しかし
捕鯨を正当化するためには科学的論証に耐えうるデータが必要なのでは、とも
思います。今、捕鯨国の持っているデータは、はたして科学的論証に耐えうる
のでしょうか?
└──────────
▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
捕鯨反対運動は、反対の声が挙がりはじめた当時の日本国外務大臣秘書官で、
直接舞台裏を体験された渡部亮次郎氏が「捕鯨反対運動の真相」として、
┌--------
捕鯨反対運動の影に米国自動車業界があります。
排気ガス反対運動を捕鯨反対運動に曲げたのは彼らです。
だから、捕鯨の正当性をいくら主張しても「聞く耳持たず」です。
└--------
さらに続けて、
┌--------
1965年、アメリカの社会運動家、弁護士として著名なラルフ・ネーダーが
『どんなスピードでも自動車は危険だ:アメリカの自動車に仕組まれた危険』
Unsafe at Any Speed:The Designed-In Dangers of the American Automobile
という、乗用車の欠陥を指摘する本を出版し全米に衝撃を与えた。
アメリカの自動車産業が、シートベルトなど安全装置の導入に抵抗し、安全性
向上のための投資を渋っていると述べ、特にジェネラルモーターズ(GM)製の
「シボレー・コルベア」に欠陥が多いと告発した。----もっとも、その最大の
欠陥であるサスペンションの設計ミスは、1964年製からは修正されていた
のであったが。
GMはこの本を徹底的に無視する一方、彼を貶める為に探偵をも雇って粗探し
をしたが失敗し、逆にプライバシーの侵害であるとしてネーダーに訴えられて
賠償金を支払うことになった。
GMはまた、1966年には、上院の自動車安全問題分科会への出席を余儀な
くされ、ネーダーに一連の妨害を謝罪することとなり、その後コルベアは生産
中止に追い込まれた。「ウイキペディア」
アメリカから始まった捕鯨反対運動は、ラルフ・ネーダーのこの動きと軌を一
にするのだ。わが国外務省高官(故人)が、捕鯨委員会の会議で生卵をぶつけら
れるという屈辱的な出来事が起こったのもこの頃である。
その頃(1977―81)、外相秘書官としてワシントンDCをしばしば訪れて
いたが、米政府高官が解説する捕鯨反対運動への資金提供者はGM以外の何者
でもなかった。
GMは、消費者の反対運動の勢いを他に向けたい。顧問弁護士らが頭をひねっ
た末、捕鯨反対運動と思い定めたGMは、他のメーカーとかたって莫大な資金
を消費者団体に渡しながら捕鯨反対運動推進をそそのかした。消費者団体の主
なメンバーは、まっしぐらに捕鯨反対運動に走った、というものだった。
└--------
しかし、例え始まりはこうであったとしても、いまや捕鯨反対運動は米国自動
車業界を離れて、関係なく一人歩きしており、そしてそれは、科学的論証など
とは全然関係のない感情論になっていますから、
捕鯨国側がいくら科学的論証を行っても“聞く耳持たず”で、そうした正攻法
では反捕鯨の壁を突き崩すことは不可能でしょう――――。
この問題も、北方領土問題や従軍慰安婦問題やその他の問題と同じく、正論正
攻法と併せて、脅したりすかしたり宥[なだ]めたりと、権謀術数を駆使して当
らなければ、少しでも有利な結果、を得ることなど到底叶わないと思います。
そのためには我々国民も、常に関心を持ち続けて、当事者を応援していくとい
う姿勢が必要なのではないでしょうか。
└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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