日本のお姉さんのアジア! ――― by 日本のお姉さん
☆ 去年香港から、今年中国本土から! ――――――― 2007/11/12

10月27〜28日に、台湾侵攻を担当する軍区である南京軍区で、軍事演習
が実施された。実戦さながらの、水陸両用の装甲車両や戦闘ヘリによる演習は
強襲上陸を想定したものらしい。

最近、司令員=軍区司令官)へと昇格した趙克石・中将は対台湾作戦のエキス
パート。この軍事演習は、台湾だけではなく、尖閣諸島や先島諸島あたりをも
念頭においた訓練とも想像できる。

この時期を狙ったかのように「保釣運動(保衛釣魚台運動)」=尖閣防衛運動)
の抗議船が、25日福建省アモイを出発した。

今回は、いつものように香港の活動家ではなく、保釣運動の総元締で反日サイ
トの総本山のひとつである中国の反日民間団体「中国民間保釣連合会」の中国
人四人組。活動家や船員たちをいれて合計9名で、リーダーと見られるのは李
義強。中国民間保釣連合会が、自サイト掲示板で今回の行動を実況していた。

中国本土からの出発は初めてのことだ。

中国政府は掲示板での「実況」を削除しないものの、一方で当局から公式声明
は出さず、また中国国内メディアにも一部で報道管制を敷いていた。また、民
間保釣連合会の掲示板に立った「実況スレ」を削除せずに数日間放置。

28日午後5時40分=日本時間同日午後6時40分)頃、同船は中国の国旗
を掲げ、尖閣諸島・魚釣島沖の日本領海に入った。領海に入った中国活動家の
船は青色で、船名とみられる「※龍漁F839」[※=門ガマエに虫]の文字が
書かれていた。[※=門ガマエに虫]というのは福建省の旧称。

船体には、尖閣諸島の中国領有権を主張する内容の横断幕が掲げられていた。

日本政府は、28日夕、首相官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置。

第11管区海上保安本部(那覇)の巡視船が、同船に退去するよう警告したが、
同船は、約1時間20分ほど日本の領海内にとどまり、7時35分頃に魚釣島
西約20キロ付近で反転して領海外に出た。

同船は同日夜から西に向けて航行し、暫く近くの公海上に留まった後、スピー
ドを上げて中国方向に航行を続け、29日未明に日中中間線を越えて中国側に
引き返した。
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日本政府は、28日、外交ルートを通じて「尖閣諸島が我が国固有の領土であ
ることは歴史的にも国際法上も疑いがない。このような事態が発生したことは
極めて遺憾だ」と中国側に抗議した。

これに対し中国側は島の領有を主張し、「日本側の申し入れは受け入れられな
い」と応じたが、「日中関係の大局の観点から、日本側においても冷静に対応
してほしい」とも要請した。

意図的な領海侵犯なので、外相が中国大使を呼びつけるべきなのに、日本側は
なぜか「外交ルート」を通じて遺憾を述べている。

中国の反日民間団体の活動家の乗った船が尖閣諸島に接近を図ったことについ
て中国側は、
「この問題における我々の立場は、釣魚島およびその付属島嶼は古来より中国
の固有領土であり、中国はこれに対し争う余地のない主権を有する、というも
のだ。
日本側が中国側人員に対してとった措置は、国際法に違反していると我々はみ
ており、中国の主権を侵犯するもので不合法なものである。中国側は(日本側
の対応に)断固反対する」と、去年よりも強硬な態度を示している。

昨年のコメントには、尖閣諸島は疑いなく中国のものだと言いつつも、日中間
に「争議」が存在していることを認めていたのだが、今年はより態度が大きく
なっている。国際法違反という字句も新たに加わっている。

去年までは、香港の団体が尖閣諸島に向けて船を出していたが、今年は中国本
土からやって来た。

尖閣諸島とは、沖縄県石垣市に属している日本固有の領土だ。

尖閣諸島にガスが出ると分かった途端、台湾と中国が領有権を主張しだし、教
科書にもいきなり尖閣諸島(中国名・魚釣島)を中国の領土だと記入。日本が不
当に占領したと中国国民に教育しだした。

保釣行動委などが度々抗議船を出しており、2004年3月には活動家7人が
上陸、沖縄県警が入管難民法違反の現行犯で逮捕した。2006年10月には
保釣行動委が、台湾の活動家らとともに船を出して上陸を目指したが、日本側
に阻止された。

中国民間保釣連合会も、江蘇省・南通港を拠点に何度か船出計画を準備してい
たが、いつも出発間近になってから武装警察が有無をいわせずメンバーを拘束
・連行するなどして、行動に移ることを、中国当局によって常に実力で阻止さ
れていた。なぜ今年は、中国本土から中国人が尖閣諸島に来ることになったの
か。
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香港の親中系テレビ局「フェニックスTV」が今回の事件を報じ、中国民間保
釣連合会スポークスマンへのインタビュー場面もそのまま放映。香港の『香港
文匯報』や『大公報』、それにシンガポールの『聯合早報』といった親中紙に
も関連記事が掲載され、その電子版には中国国内からもアクセスできるのにも
関わらず、中国側はそれを妨害する措置を講じていない。

中国中央テレビ局(CCTV)の電子版「央視国際」にも「保釣船について日本
が中国に抗議」という記事が出たが、今は削除されている。

一党独裁政権下で政治活動を行う民間組織の活動家4人は、後ろ盾の政治勢力
の支援があったから、抜き打ち的行動に出ることもできたし、短期間ながら中
国政府から「黙認」状態を引き出せたし、メディア統制の面などでの足並みの
乱れを誘うこともできた。

帰国後、4人は謎の屈強な人物たちに船員5名ともども拘束され、市内のホテ
ルに軟禁された。香港各紙(2007/10/03)はこの「拘束・軟禁」を一斉に報じた
が、親中紙の『香港文匯報』と『大公報』は沈黙。

ホテルに軟禁されはしたが、携帯電話で香港メディアの電話取材に応じるし、
北京の「連合会」本部とも電話連絡を行ったりしている。「連合会」の殷敏鴻
スポークスマンとも面会し、インタビューにも応じているし、ウェブサイトが
閉鎖されただけで、組織は潰されていないので、単なる中国側のポーズだけの
軟禁だろう。

今回の行動が「中国民間保釣連合会」の独断による行動だということは、中国
の組織防衛の観点からみてもあり得ない。結局、これも中国軍の行動の一部な
のだ。

「日々是チナヲチ」さんのブログ記事によると、今回は、
◇−日本に対する外交部報道官談話は以前より強硬にする。
◇−これ以上この問題を中国国内メディアに騒がせないようにする。
◇−「中国民間保釣連合会」は潰さないものの,当分サイトを閉鎖させる。
ーーーとういうことに決まったようだ。

今回の中国本土発による尖閣海域への到達、及び魚釣島上陸を目的とした「保
釣」行動は、今の日本の首相を甘くみた行動であることは確かだ。スジを通す
なら、海上保安本部の巡視船は、領海侵犯時点で漁船を拿捕し、手続きどおり
乗員は逮捕して日本に連行し、起訴して司法の場で裁くべきである。

日本政府は、領海侵犯に対してあるべき処置を行ってほしい。

中国は、譲れば譲るほど踏み込んでくる国だということを忘れないでほしい。
尖閣問題に対し中国側が一段と強腰になったことと、中国人は既成事実を少し
ずつ積み重ねて、結局は自分の望みを叶えようとする人種だということを心に
留めておくべきだ。
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参考:「日々是チナヲチ」さんのブログ↓
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/54f56e1d4ecbcf806beccc1833b07f87
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/cac5db29022796e7792ef5d1d890368b

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