日本のお姉さんのアジア! ―――― by 日本のお姉さん
☆ イスラエルのニュース ――――――――――――― 2006/07/24

 2006年6月11日(日)
◇スデロット市に対するカッサムロケット砲の砲撃が止まらないため、国防軍
 は金曜日もガザの発射地点に対する攻撃を行い、砲撃をしていたPRCのメ
 ンバー3人を殺害した。(P,I)

◇ガザの海岸で国防軍の砲撃とみられる爆発があり、パレスチナ人の家族7人
 が死亡。オルマート首相は遺憾の意を表明し、調査を命じた。負傷者のうち
 2人はイスラエルの病院で手当を受けている。(P,H,I)

◇ハマスはパレスチナ人一家の殺害により停戦は破棄するとして、イスラエル
 に対する攻撃を再開。週末には数十発のカッサムロケット砲がスデロット市
 に撃ち込まれた。国防軍は反撃を控えている。(P,H)

◇国防軍の砲撃によりガザで死者が出たことに、米国、フランス、シリア、レ
 バノン、エジプトなど各国が遺憾の意を表明。しかし、パレスチナが今まで
 続けて来た砲撃を非難する意見も。(H)

◇オルマート首相がEU諸国の歴訪に出発。今日は英国でブレア首相との会談
 が予定されている。ガザでの一家死亡事件が悪い影響を与えるのではないか
 と懸念されている。(P,H)

 2006年6月12日(月)
◇ガザに隣接するスデロット市に、約50発のカッサムロケット砲が撃ち込ま
 れ、60歳の男性が重傷。市民の間には政府の無策を非難する声が高まって
 おり、市長が政府に対策を要請した。(P,H,I,7)

◇ガザの海岸での爆発について各紙がパレスチナ側の発表をそのまま伝えた事
 にギシン報道官が苦言。一方外務省は、すぐに遺憾の意を表明した結果、国
 際社会の批判は最小限で済んだと分析した。(P,H,7)

 2006年6月13日(火)
◇ガザで7人が死んだ爆発は国防軍の砲撃とは無関係か。砲撃直後の偵察でも
 現場付近は異常無し。地面に穴も無く、負傷者の体から発見された金属片も
 砲弾とは異なる。武装勢力の地雷が原因か。(P,H,7)

◇昨日もスデロット市には20発のカッサムロケット砲が着弾。20歳の女性
 が負傷した。ペレツ国防相はまだ反撃を控えている。(P,7)

◇ロンドンでオルマート首相と会談したブレア首相は、交渉による決着が望ま
 しいとして、一方的分離への全面支持は表明せず。(H,P)

 2006年6月14日(水)
◇オルマート首相は昨日朝、英国の議員と会談。西岸地区の90%から撤退し
 10%の地域について交渉すると説明した。しかし、完全に1967年の軍
 事境界線に戻ることは無いと明言。(P,H)

◇オルマート首相は今日、フランスでシラク大統領らと会談の予定。西岸地区
 の一方的分離政策について理解を求めて行く。(P,H,I)

◇国防軍がイスラム聖戦の3人をミサイル攻撃によりガザで殺害。付近にいた
 子供を含む民間人8人が死亡した。3人はカチューシャロケット砲の発射に
 向かっていた。国防相が遺憾の意を表明。(P,H)

◇国防軍がガザの海岸での爆発に関する報告を発表し、自らの関与を否定。し
 かし、ちょうど別件で多数の巻き添え死者が出たとの報道があり、タイミン
 グが悪いと嘆く声も。(P,H)

 2006年6月15日(木)
◇先週から激化しているカッサムロケット砲の攻撃が止まなければ、激しい反
 撃も辞さないと、国防軍がハマスに警告。ハマスはメンバーに対してカッサ
 ムロケット砲の発射中止を命じた。(P,H)

 2006年6月16日(金)
◇ナブラス近郊で3人のパレスチナ人が2人のユダヤ人少女を誘拐しようとし
 たが、近くに国防軍の車がいたためすぐに逮捕された。少女らは軽傷。犯人
 の背後関係はわかっていない。(P,H,7)

◇イランの国防相が「核兵器で国を守る」と発言。イランが核兵器開発を目指
 しているとの懸念が裏づけられた形になった。(P)

◇ガザのフェンスに近寄って来た武装パレスチナ人3人を、国防軍のヘリコプ
 ターがミサイルで殺害。爆弾攻撃を目指していたもよう。(H)

◇アラブ系市民女性の出産率が5年前から8%低下し、一生に産む子供の数が
 4.36人に。ちなみにユダヤ人女性は2.71人。(H)

 2006年6月18日(日)
◇イスラム聖戦のメンバー2人を国防軍がガザでミサイル攻撃により殺害。付
 近にいた通行人も負傷したもよう。スデロット市に対するカッサムロケット
 砲の攻撃はまだ続いている。(H,P)

◇ナブラス付近で国防軍がファタハのメンバー2人を拘束。2人は15キロの
 爆弾を準備し、イスラエルへの攻撃を企てていた。(P)

◇ファタハがハマスとの対決に備え、4000人の部隊を創設。アルアクサ殉
 教団も2500人の新規メンバーを集めた。ハマスの新治安部隊も活動を続
 けており、内戦の危険が高まっている。(H)

 2006年6月19日(月)
◇ペレツ国防相が、防護壁建設ルートの見直しを指示。パレスチナ人の生活へ
 の影響を最小限にするため。(H)

◇昨夜またスデロットのスポーツセンター付近にカッサムロケット砲が着弾。
 イスラム聖戦が犯行声明を出した。スデロット市は政府の無策に強く抗議し
 大規模な抗議行動を起こす構え。(P,H,7)

◇ガザでの爆発事件は、国防軍によるものではないとの説明に疑問が出される
 中、政府は全面的に国防軍の調査結果を支持するとの見解を発表。左翼政党
 のメレツが国際調査団による調査を提案した。(H,P,7)

◇アラブ人地区をパレスチナに併合し、入植地をイスラエルに併合する「領土
 交換案」が、今日の学術会議で提案へ。この案は、アラブ系市民から強い反
 対が出ており、今までタブー視されてきた。(P)

 2006年6月20日(火)
◇オルマート首相と自治政府のアッバス議長が、ペトラで今週に非公式の会談
 へ。両首脳が会談を行うのは新政権が誕生して初めて。(H)

◇国防軍がガザにあるハマスのカッサムロケット砲工場を爆撃。もし、ロケッ
 ト砲攻撃が止まらないなら、ハマスの幹部殺害など強硬手段も辞さないと、
 ペレツ国防相は警告した。(P,H)

◇7人が死亡したガザでの爆発について、人権団体の専門家が国防軍の説明を
 聴取。民間人の殺傷を目指すハマスと違い、国防軍が民間人の被害を避ける
 ため多大な努力をしていることを賞賛した。(P)

 2006年6月21日(水)
◇昨夜ガザで国防軍がアルアクサ殉教団のメンバー殺害に失敗。本人は軽傷で
 付近にいた3人の子供が死亡した。アルアクサ殉教団は、スデロット市に対
 して宣戦布告すると声明を発表した。(P,H,Y)

◇EUのフェレロ・ワルドナー外交委員長がイスラエルを訪問。現在パレスチ
 ナが検討中の政治犯による和平案は評価したが、暴力放棄などの点で国際社
 会の要求水準には達しないとの見方を示した。(P)

◇ガザの海岸での爆発による負傷者の体内から取り出した金属片の分析結果を
 国防軍が発表。国防軍の砲弾ではないと断定した。(H,Y)

◇国防軍がパレスチナ人労働者の受入枠を3千人増加。合計1万人にする措置
 を取った。パレスチナ人の生活を改善するため。(Y)

 2006年6月22日(木)
◇ガザでまた国防軍がPRCメンバーの攻撃に失敗。ミサイルが付近の家を直
 撃し、妊娠中の女性ら2人が死亡した。(P,H,Y,7)

◇国防軍は相次ぐ攻撃失敗を受け、徹底的な調査をする方針を表明。しかし、
 人口密集地からロケット砲が発射されている以上、民間人を殺傷せずにテロ
 リストだけを攻撃するのは困難だと説明した。(P,Y,7)

◇ヨルダンで開催中のノーベル賞受賞者会議で、自治政府のアッバス議長が「
 自爆テロは人道犯罪」だと明言。イスラムの教えで自殺は罪であり、他人を
 殺せばさらに罪は重くなると語った。(P,Y)

◇ガザとエジプトの国境が、EU監視団の業務中止により閉鎖。監視団は国防
 軍の警報が理由だと説明しているが、国防軍は国境閉鎖を命じたことはない
 と釈明。相次ぐ現金持込事件が本当の理由か。(H)

 2006年6月23日(金)
◇ヨルダンで昨日朝、オルマート首相とアッバス議長が朝食会談。数週間のう
 ちに本格的な首脳会談を行う必要性で一致した。(P,H,7)

◇民間人に死傷者が出ても、テロリスト殺害作戦は継続すると首相。また、ア
 ッバス議長を窓口にしてあらゆる和平合意を追求した上で、他に方法が無け
 れば一方的な分離を行う考えを示した。(P,H,Y)

◇国際赤十字の大会で、イスラエルのマーゲンダビド社とパレスチナの赤新月
 社の加盟が承認。新記号「レッドクリスタル」の制定により、ダビデの星も
 使用が可能になる。(H,P,Y)

◇ヨルダンでの会議で「入植地から数千人を退去させるのは人道に対する罪」
 と非難されたオルマート首相が「彼らはユダヤ人国家に住むか、パレスチナ
 国家に住むか自分で選べば良い」と答えた。(H)

 2006年6月25日(日)
◇オルマート首相が先週から続いている民間人の死亡について謝罪を表明。し
 かし、カッサムロケット砲の発射を続けるテロリストに対する暗殺作戦は継
 続する考えを示した。(H,P)

◇ガザのラファ近くで国防軍が地上作戦によりハマスの幹部を拘束。国防軍が
 地上作戦による拘束を実施したのは昨年以来初めて。(H,Y)

 2006年6月26日(月)
◇エジプト国境近くでパレスチナ武装勢力が国防軍基地を襲撃。ミサイルで戦
 車を攻撃し、兵士2人が死亡し1人が重傷。兵士1人が誘拐された。ハマス
 の武装部門が作戦を実行したもよう。(H,P,Y,I)

◇ガザ撤退以来、最大規模となった今回の戦闘は、トンネルによる侵入攻撃。
 ガザ南部は砂地で容易にトンネルが掘れるため、数百メートルのトンネルを
 使った攻撃はこれまでにも度々発生している。(H,P)

◇エジプト政府はガザの武装組織に働きかけて、早期に国防軍兵士を釈放する
 よう仲介工作を行っている。自治政府のアッバス議長もハマスと交渉を行っ
 ているが、事態解決の見通しは立たず。(H,P,Y)

◇昨夜開催された緊急安全保障閣議で、国防軍兵士を救出するための軍事作戦
 を進めることが決定。自制を求める声もあったが、オルマート首相は「自制
 の時は終わった」と語った。(H,P,Y)

◇ハマスとファタハによる合意とタイミングを合わせて起こった今回の兵士誘
 拐は、シリアのハマス本部の指示によるものか。シリアのハマス本部はイス
 ラエルとの和平阻止を目指している。(P)

 2006年6月27日(火)
◇ハマスは国防軍兵士の安否情報と引換えに、パレスチナ人政治犯のうち18
 歳以下と全女性の釈放を要求。しかしオルマート首相は一切の交渉を拒否し
 ガザ周辺に国防軍を集結させている。(P,H,Y)

◇PRCが西岸地区で入植者を誘拐したと発表。しかし、実際に誘拐されたと
 の情報は無く、警察が調査を行っている。(P,Y)

◇スデロットに昨日夕方カッサムロケット砲3発が着弾。11人が負傷や精神
 的ショック症状で病院で手当を受けた。また、送電線に被害が出たため、市
 の広範囲で停電となった。(P,H,Y)

◇アルアクサ殉教団がカッサムロケット砲に装着する化学・生物学兵器を開発
 したと発表。ガザを攻撃すれば使用すると警告した。(I,P)

 2006年6月28日(水)
◇国防軍が本日未明にガザ南部に侵攻。また、ガザの主要都市を結ぶ3つの橋
 をミサイル攻撃で破壊した。誘拐されている国防軍兵士の身柄が異なった場
 所に移されることを防ぐのが目的。(P,H,Y)

◇エジプト政府は引き続き誘拐された兵士の解放交渉を行っているが、ハマス
 は解放に応じる様子を見せていない。(P,H,Y)

◇入植地に住む18歳の少年が日曜から行方不明になっていることが判明。パ
 レスチナのテロ組織PRCに誘拐されたもよう。(H,P,7)

◇スデロット市に対してまた3発のカッサムロケット砲攻撃。うち1発が市内
 に着弾し、4人が負傷した。(Y)

◇カツァブ大統領が一方的分離政策に反対を表明。オスロ合意からガザ撤退に
 至る一連の経過を見ると、イスラエルが譲歩しているのに、パレスチナから
 は何も得られていないと指摘した。(P)

◇国連の外交防衛委員会では、兵士誘拐を招いた国防軍の防衛体制の甘さに非
 難が集中。軍は兵士誘拐作戦の事前情報を得ていた。(P)

 2006年6月29日(木)
◇ガザ南部に侵攻した国防軍は、空港とラファ周辺を制圧。さらにガザ北部へ
 の侵攻を準備している。しかし、オルマート首相は「我々は長期にガザを占
 領するつもりはない」と語った。(P,H,Y,7)

◇政治犯による和平案にハマスが調印。しかし、ハマスは「イスラエルの生存
 権や、2国家共存を認めたわけではない」との立場を変えておらず、国際社
 会の要求とはほど遠い合意内容となっている。(H,P,Y)

◇イスラエルの数百のホームページが一斉にアラブ人のハッカーの被害に。
 犯行グループはモロッコにいると見られている。(P,Y)

◇イスラエルの空軍機がシリア大統領の官邸上空を威嚇飛行。ハマス指導者の
 マシャールを庇護するシリアに対する警告のため。(H,Y,P)

◇エジプトのムバラク大統領と自治政府のアッバス議長がシリアのアサド大統
 領に対して国防軍兵士の釈放に向けた協力を要請中。シリアにあるハマス本
 部のマシャールを説得するため。(H)

◇国防軍がガザの発電所を破壊したため、ガザでは広範囲の停電。断水なども
 発生し、市民生活に大きな影響が出ている。(P,H,Y)

◇イスラム世界でも高い権威を認められているエジプトのイスラム教学会が、
 自爆テロは自殺と同じでありテロリストは地獄に行くとの見解を発表。しか
 し、イスラエルに対する自爆は例外だとした。(Y)

 2006年6月30日(金)
◇西岸地区で入植者を誘拐したPRCのメンバーを国防軍が拘束。供述により
 ラマラ近郊で少年の遺体が発見された。少年は誘拐後に直ちに処刑されたと
 見られている。(P,H,Y,7)

◇国防軍は自治政府の内務省、ファタハとハマスの施設などを昨夜から本日未
 明にかけて攻撃中。5歳の少女が負傷したもよう。(P,H,Y)

◇ハマスが兵士解放の条件を提示したが、イスラエルが拒否したとエジプト政
 府。国防軍はガザ北部への侵攻を見合わせいる。(P,Y,7)

◇国防軍がハマス幹部64人をテロ協力容疑で一斉逮捕。自治政府閣僚8人と
 議会議員20人も含まれている。国防軍兵士が解放されれば、この64人も
 釈放されると国防軍関係者は示唆した。(P,H,Y,7)

 2006年7月2日(日)
◇閣僚を含む多数の政治家が逮捕されたことに、ハニエ首相が反発。イスラエ
 ルの圧力には決して屈しないと演説した。(P,Y)

◇国防軍兵士を誘拐した武装勢力が、1000人の政治犯の釈放を要求。イス
 ラエル政府は直ちに要求を拒否した。(Y,H,7)

◇ガザ北部を走行中の車を国防軍がミサイル攻撃。カッサムを発射していた武
 装勢力3人が負傷した。また国防軍はハマス幹部のシアムの自宅を攻撃した
 が、負傷者は無かった。(P,Y,H)

◇インドの国防相が7日に予定されていたイスラエル訪問を延期。左派がイス
 ラエルのガザ侵攻に抗議して訪問の中止を要求したため。(H)

◇国連安保理でイスラエルのガザ侵攻に関する討論。しかし、イスラエル非難
 決議はなされなかった。(H)

◇国連の人権委員会で、イスラエルの自治区における人権侵害を議題とする提
 案がアラブ諸国の賛成で可決。EUと日本は反対した。(Y,H)

 2006年7月3日(月)
◇兵士を誘拐した武装勢力の政治犯釈放要求には応じないと、昨日の閣議でオ
 ルマート首相が宣言。もし要求を聞けば、今後、更なる誘拐やテロを招く危
 険性があるため。(Y,P,H)

◇ガザで国防軍基地に攻撃を仕掛けたパレスチナ人3人を、国防軍が射殺。3
 人のうち2人は爆弾を体に巻いていた。(P,H,Y)

◇国防軍がガザのハニエ首相事務所を攻撃。ペレツ国防相は「ガザでの作戦は
 兵士奪還のための限定的なもの」と語ったが、ハルツ参謀長は軍事作戦だけ
 で兵士を奪還するのは困難だとの見方を示した。(Y,H)

◇エジプト政府が国防軍兵士釈放に関する仲介提案。イスラエルが20年以上
 収監されている政治犯を釈放するなどとする内容。(Y,H)

◇PRCが国防軍兵士誘拐を試みていたことが判明。2週間余り前、エジプト
 国境から侵入した工作員をシンベトが逮捕していた。(P,Y)

 2006年7月4日(火)
◇今朝6時までに政治犯釈放に応じないなら、兵士を殺害すると武装勢力がイ
 スラエルに通告。首相は要求を無視する構え。(P,H,Y,7)

◇国防軍がガザ北部のベイト・ハノンに向けて侵攻。侵攻に伴う戦闘で、今日
 未明にハマスのメンバー1人が死亡したもよう。(P,H,Y)

◇リブニ外相がロシアを訪問し、ラブロフ外相と会談。ロシア政府はハマスに
 対し、兵士の釈放を要求する声明を出した。(H)

◇ガザにあるアルアクサ殉教団の武器倉庫を、昨日朝に国防軍がミサイルで攻
 撃。1人が負傷したもよう。(P)

 2006年7月5日(水)
◇改造型と見られるカッサムロケット砲がアシケロン市の学校に着弾。約12
 キロの飛距離と見られており、過去最高の飛行記録となった。12万人が暮
 らす同市では衝撃が広がっている。(Y,H,P,I,7)

◇国防軍兵士を誘拐していた武装組織は昨日朝の交渉期限が切れても兵士を殺
 害せず。「捕虜を殺すのはイスラムの教えに反する」とその理由を説明した
 が、釈放に関する交渉は拒否した。(H,Y,P)

◇ハニエ首相は武装勢力に対して国防軍兵士を傷つけないよう要請。エジプト
 ・カタール・フランスなど各国が兵士の釈放交渉を行っているが、武装勢力
 は多数の囚人釈放などを要求している。(Y,P,H)

◇アラブ諸国が1億ドルを自治政府に送金。欧米の支援が止まって以降、初め
 ての送金となった。資金はアッバス議長に送金された。(H)

 2006年7月6日(木)
◇アシケロン市に再びカッサムロケット砲が着弾。これに対応して、国防軍は
 ガザ北部に対する本格的な侵攻を開始した。 (Y,H,P,I,7)

◇国防軍兵士を誘拐したグループは、ムバラク大統領を信用していないとの報
 道。兵士解放に向けた様々な仲介工作は難航しており、ガザでの作戦は長期
 化するとの見方が広がっている。(Y,P,I)

◇サマリヤからイスラエル中心部に向けて大規模なテロ作戦が行われるとの情
 報が入ったため、国防軍が厳戒態勢。西岸地区のバルカン工業地区で自爆テ
 ロリスト2人を逮捕した。(Y,I,7)

◇国防軍のヤロン前参謀長が「ガザ撤退はシャロン首相の政治工作で、戦略を
 欠いていた」と語った。ガザ撤退は失敗であり、テロを増やしただけだった
と評価した。(Y,7)

 2006年7月7日(金)
◇国防軍と武装勢力の激しい戦闘で、パレスチナ武装勢力の死者は21人に。
 ハニエ首相は「イスラエルは再占領を目指している」と国際社会に支援を訴
 え、パレスチナは決して負けないと語った。(P,H,Y)

◇ガザ北部で発生した戦闘で、国防軍兵士1人がPRCの狙撃を受け死亡。今
 回の作戦で国防軍に死者が出たのは初めて。(P,H,Y)

◇自治政府のシアム内相が、自治警察に国防軍への攻撃を命令。自治政府が公
 式に国防軍攻撃命令を出したのは初めて。しかし、アッバス議長の管理下に
 ある自治警察は、命令を確認していない。(Y,H)

◇アルアクサ殉教団の指導者ズベイディを国防軍がジェニンで拘束しようとし
 て失敗。ズベイディは過去に多くのテロを指揮した。(Y,P,H)

◇誘拐されている兵士の父親が、政府に交渉を呼びかけ。「何事にも代価は必
 要」として、囚人釈放の要求に応じるべきだと語った。(P,Y,H)

◇国防軍の司令官が、ガザでの作戦に大きな効果は無いと説明。最大2キロの
 緩衝地帯しか作れず、ロケット砲撃を防げないため。(Y)

◇国連の人権委員会が、ガザでのイスラエルの作戦を非難する決議。イスラム
 諸国の賛成多数で可決した。EUなどは棄権。(P,Y)

◇ガザ北部の占領が長期化する可能性が高まる中、右派指導者が再入植を試み
 る方針を表明。すでに希望者を募っているという。(Y)

 2006年7月9日(日)
◇ハマスがイスラエル軍の撤退と引き換えにカッサムロケット砲の発射停止な
 どを行うとする停戦案を発表。しかし、政府は「兵士の釈放が無ければ停戦
 はありえない」と直ちに拒否した。(H,Y,P,7)

◇ディヒター治安相が、国防軍兵士と交換のために政治犯を釈放しても良いと
 の見解を表明。しかし、政府は捕虜交換には応じないとの姿勢を変えていな
 い。(Y,P)

◇先週木曜に戦死した国防軍兵士は同士討ちとの見方が強まっている。パレス
 チナ武装勢力のPRCが殺害声明を出していた。(H,Y)

◇国連のアナン事務総長が、ガザでの危機に対する対応を安保理に要請。各国
 の意見が一致せず、何も決議がなされていないため。(H)

◇ガザに滞在中の米国人65人がガザからバスで集団退去。大半はパレスチナ
 出身の米国人で、家族のもとに滞在中だった。情勢悪化を受け、米国領事館
 が2週間かけて準備した。(Y)

 2006年7月10日(月)
◇先週からスデロットに対するカッサムロケット攻撃は止まらず。日曜には1
 発が民家を直撃し、男性1人が負傷した。(Y,H,7,I)

◇リクードのネタニヤフ党首が、非武装のパレスチナ国家の設立を容認する発
 言。交渉で入植地を撤去することも示唆した。(P,H)

◇昨日の定例閣議では閣僚の間からガザでの作戦強化を求める声。しかし首相
 は「大規模な作戦を行えば世界の支持を失う」として、大規模作戦ではなく
 長期戦で臨む考えを示した。(H,Y,P,I)

◇国防軍がガザ北部から撤退。しかし各地で小規模な地上作戦は継続中。空軍
 は武装勢力に対するミサイル攻撃を続行しているが、いずれも標的の殺害に
 失敗し、付近の民間人に死傷者が出ている。(Y,H,P)

◇ガザで爆発があり、母子3人が死亡。パレスチナは国防軍の攻撃だと主張し
 ているが、武装勢力による誤爆の可能性が高い。(H,Y)

◇自治区の世論調査で、イスラエルへのロケット砲攻撃継続を支持する意見が
 60%。イスラエル人をさらに誘拐すべきだとの意見が67%。ハマスの支
 持率は先月の31%から33%まで回復した。(H,P)

 2006年7月11日(火)
◇この2週間の戦闘でパレスチナ側の死者は47人に。国防軍によれば大半は
 戦闘員だが、パレスチナは半分が民間人だと主張。(P)

◇サッカー場にいた少年3人が国防軍のミサイル攻撃で死亡。サッカー場から
 カッサムロケット砲が発射されていた。(H,Y)

◇アッバス議長が昨夜ヨルダンを訪問。全く予定外の訪問は、兵士釈放交渉で
 進展があったためではないかと見られている。(H,Y)

◇ダマスカスのハマス指導者マシャールが、政治犯と交換でなければ兵士は釈
 放しないと記者に宣言。ハニエ首相への牽制か。(H,Y,P,I)

◇エジプトの著名ジャーナリストが「パレスチナは戦うたびに領土を失ってい
 る。負けを認めてイスラエルと共存せよ」と論評。(Y)

 2006年7月12日(水)
◇国防軍がガザ中部に侵攻し、ガザを南北に分断。ガザの各地で激しい戦闘が
 続いており、武装勢力や民間人に死傷者が出ている。11歳の少女も砲弾の
 破片による負傷で死亡した。(H,Y,P,7)

◇イスラエルは当初、兵士開放のため政治犯多数を釈放する意向だったが、カ
 ッサムロケットのアシケロン着弾など情勢の悪化を受けて中止したと、エジ
 プトのムバラク大統領が語った。(H)

◇ガザの情勢悪化で、西岸地区の一方的分離は情勢を不安定化させるとの認識
 がカディマ内に拡大。オルマート首相は難しい立場に。(Y,P)

◇アッバス議長が急いでヨルダンを訪問したのは、西岸地区からのカッサムロ
 ケット砲発射準備が整ったからか。ヨルダン政府は独自にロケット砲生産体
 制完成の情報を把握したもよう。(Y)

 2006年7月13日(木)
◇ヒズボラがレバノン国境から越境奇襲攻撃を行い、国防軍兵士7名を殺害し
 2人を誘拐。ナスララは「レバノン人の政治犯と交換でなければ決して兵士
 は返さない」とする声明を出した。(H,Y,P)

◇オルマート首相は、ヒズボラによる奇襲攻撃と兵士誘拐は「戦争行為」だと
 してレバノン政府を非難。報復攻撃を宣言した。(H,Y,P)

◇レバノン政府はヒズボラの攻撃に関する責任を否定。イスラエルの反撃を非
 難して、国連安保理に訴える構え。(H,Y,P)

◇ヒズボラの越境攻撃は戦争行為だと政府が国連に訴え。しかしアナン事務総
 長は、イスラエルのレバノン侵攻を非難した。(Y)

◇ヒズボラの攻撃の中、小泉首相がイスラエルを訪問。小泉首相は自制を求め
 たが、オルマート首相は痛みを伴っても戦う決意を示した。小泉首相は自治
 区を訪問し、アッバス議長と会談する予定。(H,P)

◇南部と北部で同時に全面戦争が発生する事態を受け、リクードのネタニヤフ
 党首が挙国一致型内閣の結成を呼びかけ。オルマート首相は「いずれその時
 が来る」と語った。(P)

◇アルアクサ殉教団が、西岸地区でカッサムロケット砲の発射体制が整ったと
 発表。最終的にイスラエル全土を射程に入れる構え。国防軍は、西岸地区で
 のロケット砲発射成功を公式には確認していない。(Y)

◇米国人の45%はガザの情勢悪化はパレスチナ人の責任だとの見解。イスラ
 エルに責任があるとする意見は15%しか無かった。(Y,I)

 2006年7月14日(金)
◇北部国境地帯に多数のカチューシャロケット砲が着弾。国境から離れたハイ
 ファ市内と、ナハリヤ市内でも住宅が被害を受け、死者2人、負傷者は12
 0人以上に達した。(Y,H,P,I)

◇国防軍はレバノン南部に侵攻。空軍はベイルート空港と港湾など各施設やヒ
 ズボラ拠点に攻撃を加えている。レバノンは、子供を含む44人の民間人が
 死亡したと発表した。(Y,H,P,I)

◇国防軍がガザ市にある自治政府の外務省の建物を破壊。攻撃が夜間だったた
 め負傷者は無し。国防軍は「ハマス政権によるテロ攻撃の計画に使用されて
 いた」とする声明を出した。(Y,H)

◇米国はヒズボラに対するイスラエルの自衛行為を認めたが、レバノンの現政
 権を弱体化させないように自制を求めた。(Y,H)

◇アラブ世界では、ヒズボラのイスラエル攻撃成功のニュースを聞き民衆が歓
 喜。しかしレバノンでは、ヒズボラの勝手な判断で戦争に引きずり込まれる
 のは迷惑だとの批判も。(Y)

◇ヒズボラが誘拐した兵士の身柄をイランに移送か。ヒズボラはイランから大
 量の武器や資金の援助を受けている。(Y,P,H)

◇米国駐在のレバノン大使が、ヒズボラのイスラエル攻撃を支持する発言。怒
 ったレバノン政府は直ちに大使を召還する措置を取った。(Y)

◇南部では引き続きカッサムロケット砲9発がイスラエル領内に着弾。大きな
 被害は出ていない。(Y)

◇ハマスは引き続き、エジプト政府を経由して捕虜交換の交渉中か。(H)

 2006年7月16日(日)
◇北部に対するロケット攻撃は計700発、負傷者は500人に。メロンでは
 女性と孫が死亡。ティベリアも初めて被弾した。北部の各都市は住民に対し
 て防空壕への避難を呼びかけている。(Y,H)

◇国防軍は、レバノンの空港やヒズボラ本部、ナスララの自宅などを攻撃中。
 国防軍はヒズボラを非難する大量のチラシを空から散布し、民間人にヒズボ
 ラ施設に近づかないように呼びかけている。(Y,P,H)

◇レバノン沖で港湾封鎖を行っていた国防軍の船に対して爆弾を搭載した無人
 偵察機によると見られる攻撃。船は大きな被害を受け、4人の兵士が一時行
 方不明になったが、遺体が回収された。(Y,P,H)

◇ガザとイスラエルの国境にあるラファ検問所をハマスが爆破。エジプト側か
 ら1500人のパレスチナ人がガザに帰った。(Y)

◇G8に出席した米国のブッシュ大統領は、イスラエルを止めるべきだとの要
 求を拒否。今回の紛争を招いたのはヒズボラの責任であり、シリアがヒズボ
 ラを止めるべきだと語った。(P)

◇フランスのシラク大統領はイスラエルのハマスとヒズボラに対する攻撃は「
 過剰なもの」だと批判した。(Y)

◇アラブ18カ国の外相がカイロに集まり、レバノンでの紛争について緊急協
 議。サウジアラビアやエジプトなどはヒズボラを非難しているが、シリアは
 反発し、ヒズボラを全面支持する考えを示した。(Y)

◇米国とフランスがレバノンからの自国民の脱出を推進中。両国は数千人の国
 民がレバノンに滞在中。(P)

 2006年7月17日(月)
◇ハイファにまたミサイルが着弾し、8人が死亡。ミサイルはカチューシャで
 はなくラード3型と見られている。(Y,H,P)

◇ガザに隣接するスデロットには引き続きカッサムロケット砲が着弾。小学校
 とシナゴグを直撃したが、負傷者は無かった。(Y)

◇レバノンではヒズボラのロケット発射台や、ベイルート市街など各地を爆撃
 中。前線の南部から北部へ、レバノンからシリアへと避難する人々が増えて
 いる。外国人も続々と国を脱出中。(Y,H)

◇イランのアフマディネジャド大統領が、ヒズボラのイスラエルに対する攻撃
 を全面支持する声明。すでにレバノンにイラン軍を派遣して戦闘を援助して
 いることを明らかにした。(Y,H)

◇当初は無人偵察機によるものと見られていたイスラエル艦船に対する攻撃は
 イランによる高性能誘導ミサイルによるものであったことが判明。イラン軍
 の専門家が協力したもよう。(Y,P)

◇ヒズボラが長射程のミサイルでテルアビブなど中南部を攻撃してくる可能性
 があるため、国防軍は警戒を呼びかけ。(Y,P)

◇ヒズボラ指導者のナスララがTVに出演して戦闘継続を宣言。しかし、いつ
 ものようにライブ放送ではなく、秘密の場所で収録されたテープを放送。画
 面のナスララは「疲れている」との論評も。(P)

 2006年7月18日(火)
◇ハイファには昨日も数十発のカチューシャ砲の砲撃。3階建てのビル攻撃を
 受けて崩壊するなど被害が出た。エズレルの谷にもロケット砲が着弾するな
 ど、北部全域に対する砲撃が継続している。(Y,H,P)

◇ミサイル攻撃の激化で、イスラエル北部から南部へ多数の人々が避難中。
 一部の地域では共同体ごと避難する所も出ている。(Y)

◇国防軍がガザの自治政府外務省の建物を攻撃。すでに先週にも攻撃が行われ
 ており、今回は別の棟に攻撃が行われた。(Y)

◇スデロットに対するカッサムロケットの砲撃が激化。20発余りが着弾した
 が、大きな被害は無かった。北部での戦闘激化で、ガザの武装組織の士気も
 高まっていると見られている。(Y,P)

◇政府は軍事行動と同時に外交交渉による停戦も模索しているが、ヒズボラは
 停戦を拒否。政府内には、停戦よりもヒズボラの武装解除を目指すべきだと
 の意見も出ている。(Y,H,P)

◇国連のアナン事務総長とフランス、イギリスが国際部隊のレバノン南部への
 展開を提案。しかし、国際部隊は実質的にヒズボラの味方になる可能性が高
 いため、イスラエルは反対している。(H)

◇西岸地区のナブラスで、パトロール中の国防軍部隊に対する爆弾攻撃。兵士
 1人が死亡し、5人が重軽傷を負った。(P)

以上、http://www.zion-jpn.or.jp/p02.htm サイトより。

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エジプトは一生懸命、拉致したイスラエルの兵士を返せとヒズボラと交渉して
いたようだ。ーーー小泉首相訪問の影響はゼローーー。

海岸で死んだ7人は、体内の破片を調べると、どうやらイスラエルの誤爆では
ないようだ。しかし、今となってはヒズボラにとってはどうでもいい話らしく
誘拐は海岸で死んだ7人とは関係なく計画されていた、とヒズボラは語ってい
る。
ーーーイスラエル兵の拉致以前から、ヒズボラがイスラエルにミサイル攻撃を
していたという事実はあまり知られていないーーー。

                           = おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
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