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日本のお姉さんのアジア! ―――― by 日本のお姉さん
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☆ 中国の環境問題への取組み ――――――――――― 2006/05/29
中国の国家環境保護総局は、オリンピック招致の条件である北京市の環境汚染
対策として、2001年から2008年までに1千億元を投入することにして
いる。
1999年以降、中央政府は環境保護のために、GDPの1%にあたる資金を
投入している。
(1)環境保護技術や設備、原料や薬剤などの環境保護関連製品、
(2)資源の総合利用、
(3)環境サービス、
の3分野に重点を置く「全国環境保護産業第10次5ヶ年計画(01〜05)」
によると、
5年間で、環境保護産業の生産高は年率15%以上の規模で拡大し、2005
年には2千億元に達した。このうち、環境保護関連製品が550億元、資源の
総合利用が950億元、環境サービスが500億元に達したもよう。
それでも、中央政府の努力は空しく、大気汚染の状況は深刻で、世界の大都市
のワーストテンの中で、北京が栄えある(?)1位、上海など5つの中国の都市
がノミネートされている。
春には「沙塵暴」と呼ばれる黄砂の砂嵐が頻繁に発生し、夏には40度を超え
る最高気温を記録するなど異常気象が表面化しており、一般市民も最近、中国
の自然環境の変化に気が付き心配し始めている。
内陸部での工業用水の使い過ぎによる水の枯渇により、河川の水位が下がり、
砂漠化が進んでいる。羊やヤギの放牧地の拡大や、住民の開墾で木が切り倒さ
れたり、貧しさのために燃料用として木を切り倒してしまうことなども砂漠化
の要因とされている。
砂漠化が進んだことと、「沙塵暴」の近年の異常発生は無縁ではない。
また、河川沿岸地域の工場用水の垂れ流しや生活用水による汚染も、2000
年までには、浄化設備の設置などでかなり改善されてきたとはいえ、依然とし
て河川の50%以上は飲用に適さないため、飲料水確保のため基準値を引き下
げることも行なわれている。
農薬汚染の問題や、土壌汚染による農産物そのものへの重金属汚染が問題視さ
れている。農民自身が、自ら食すものを別に育てるといった話は、もはや当た
り前。砂漠化は土地の汚染からも始まっている。
ーーー外資企業も環境問題の当事者、ということも忘れてはならない。
中国での生産コストについての競争力は、よくいわれるように人件費だけでは
ない。先進国では10%程度かかる環境対策費が、中国では極めて低く抑えら
れることも大きな競争力となっている。
この比率は、人件費のそれに比べても大きなものであり、外資企業はその恩恵
を受けているし、もちろん彼らにもその認識は十分にある。
これからは、中国で低コストの商品を作り続けていくことは、環境を破壊する
ことであるということを理解しておく必要がある。しかし、だからといって、
工場を中国以外の国に移し、新たな環境破壊を続けることは、地球に対する罪
であり、人類はそのシッペ返しをくらうことになる。
中国で、環境保護の活動がいっこうに進まない理由として、中央政府が地方政
府に経済的な生産性の向上のみを求め、環境保護に配慮するよう求めなかった
ことがあげられる。
中国は縦割り社会なので、地方の環境保護担当者に十分な権限や資金やデータ
が与えられておらず、助っ人として外国から呼ばれたボランティアやNPOな
どが独自で環境調査活動をしたくても、共産主義の体制から活動が制限されて
自由に動けない。
一般人の環境保護の意識も低く、川下りなどをすると、船旅の客が食べたカッ
プラーメンの容器が大量に川に浮くしまつ。ゴミ箱があっても、船の従業員自
らがゴミ箱のゴミを川に捨てているのである。
最近では中央政府も、地方政府に生産性よりも環境保護を重要視し、生産率が
落ちてもかまわないという指示を出すようになっている。
中国の大気汚染では、貧しさから安い石炭を使って暖をとる人々の、灰による
汚染も深刻である。最近では、小規模な石炭鉱山は廃鉱にしたり、環境対策費
を出せない生産性の低い中小企業は閉じる、という対策を取っているようであ
る。
経営者の環境保護意識の欠如や、規制の存在と尊守とは別物であるという考え
方、責任関係と財産所有権の存在が不明確であること、規則にみあう環境技術
の欠如などが中国の問題である。
地方の農民の貧しさが顧みられないことなども、無許可炭坑での石炭の闇販売
や、せっかく日本のボランティアが植えた緑を、後から抜いて燃料にしてしま
う農民が減らない原因だ。
中国では、都市部の住民は豊かで贅沢な暮らしを享受し、満足して暮らしてい
るようだが、富む者から税金を貧しい者に回すという福祉を疎かにして、農民
を貧しいままに放っておくと、結局は国土が砂漠化していくことになる。
また日本では、70年代に公害問題が多発した時期は、住民からの告発や政府
に対する強い訴えかけがきっかけとなって、政府も対策に乗り出したのだが、
中国では住民の力は小さく、地方政府も中央政府に事実を隠すので、なかなか
表に公害問題が現れてくることはない。
地方の農民や住民の声は中央には届かないし、共産党一党独裁の形態を取るた
め、政治界には農民たちの代弁者がいないのである。最近ではインターネット
で政府に訴えることもできるようになったらしいが、北京の農民の直訴村が無
くならないことから、まだまだ農民は、地方官僚や軍閥に農地や財産を搾取さ
れているようだ。
70年代、日本ではGDPの3.1%を投入して環境汚染に取り組んだ。
中国も、1%どころではなく、もっと金を投入し、自国の環境崩壊をまじめに
くい止めるべきである。宇宙事業や軍備拡大に回す金を少し回せばよいことで
はないか。地球は、一度破壊されると、回復になかなか時間がかかるものなの
だ。
北京五輪まであと2年。政府と国民が一丸となって環境保護に取り組み、排気
ガスの匂いのない、青い空の下でオリンピックを行えるよう頑張ってほしい。
その時期だけ北京への車の乗り入れを禁止するなどの場当たり的な処置ではな
く、地球の未来を考えて、土壌の保護に力を入れていただきたい。
中国都市部の公害の、重金属のミクロの粒を巻き込んで飛んでくる黄砂の影響
で、日本でも一部であるが喘息になったりする者も出ている。中国の公害や砂
漠化の影響を、酸性雨や黄砂として、また、越前くらげの大量発生として日本
も受けている。
また、中国が取り組んでいない地球温暖化の問題も無視することはできない。
= この稿おわり =
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┌──────────「げさん」
中国の環境規制は、法律だけとってみれば先進国並みです。問題は、それをき
ちんと全ての企業に適用し切れていないところにあります。
「中央政府が地方政府に経済的な生産性の向上のみを求め、環境保護に配慮す
るよう求めなかったことがあげられる」というよりも、中央政府が何をいって
も、地方政府のほうが地元の利益を優先して、ちゃんと言うことを聞かないと
いう状態なのではないか、というのが私の見方です。
それと、少なくとも日系や欧米系の外資企業は、きちんと環境規制を守ること
を強いられていますよ。
└──────────
▼
┌──────────「日本のお姉さんから」
中央政府は最近、「環境保護のために利益があがらなくてもかまわない」とい
う文書を地方に送ったそうです。地方が中央のいうことを聞かないのか、中央
が注意しなかったのか、謎ですね。
1995から1999年にかけて、外資系企業にはきっちり、工業排水の排出
総量も、工業用水の循環設備を整えさせるなどして、抑えることに成功してい
ます。農村の中国企業などはまだまだのようです。
それよりも、生活排水の汚染がひどく、工業排水総量を超える量になってきて
います。生活排水処理施設の数が足りなくて、全体の20%しか処理できてい
ないそうです。
1996〜2010年の、世紀を跨ぐグリーンプロジェクトでは、3期に分け
て合計15年で環境保護に取り組むようです。もっと早期に始めてほしかった
ですね。
ずっと前から中国人の友達に、中国は環境が破壊されないよう、日本を見習っ
て、経済の発展と同時に環境保護に取り組むべきだって言っていたのですが、
予想通りひどくなってから始めるんですね、、残念です。
└──────────
┌──────────「lonsome carboyさん」
「日本に影響がなければ関係ないでしょ.. (-_-)」を選択したかったのですが
現実的にあり得ないので一番上にしました。気流・海流に乗ってくる中国の汚
染物質、おまけに招かざる犯罪者や扇動者の大量流入。
遵法精神の欠如した民族(お隣の半島も似たりよったりだけど‥‥)と隣人関係
というのは辛い。ゴミの日でもないのに分別もしていないゴミを人の家の前に
捨てられ、風上でクサヤを毎日焼かれるような気分です。
日本がハワイぐらいまで移動し、且つ、厳しい入国資格審査とアメリカ並みの
情報機関を持つならば、対岸の火事を見物するのも良いかと思うのですが‥。
└──────────
▼
┌──────────「日本のお姉さんから」
わたしも中国の国内のことなど関係ないと言いたいのですが、世界は繋がって
いるし、13億人もいる中国が無茶苦茶をすると、地球がもたない。
20年、いや、100年先のことまで考えて行動を起しているといわれる中国
政府ですが、公害に関しては悪い影響が出てからやっと動き出しだすのは不思
議。建国以来中国の砂漠化は全国土の25.6%に及び、近年でも3千平方キ
ロもの耕地が砂漠化していっているそうです。2003年のデータです。毎年
鳥取県ほどの面積が砂漠化しているのです。中国政府は危機感を感じないので
しょうか?
宇宙事業で、空から敵(日本?)を支配することばかり考えているようではダメ
ですよね。中国は支配者が変るたびに莫大な数の死者が出て、人口が減りまし
た。
このまま地球を汚しても平気な人が増え続けたら地球はお終いです。早急に自
国民を教育してもらいたい。「反日」を叩き込むばかりが愛国教育ではないだ
ろ!と、思います。
└──────────
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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