日本のお姉さんのアジア! ―――― by 日本のお姉さん
☆ 中国の病院はお金が神様 ―――――――――――― 2006/04/10

中国では、病院もお金儲けに熱心で、ある人が事故や病気で病院に担ぎ込まれ
ても、保険に入っていなかったり、お金がないと治療はしてくれない。地方か
ら出稼ぎにきている農民などは、お金が無いというだけで治療を受けられず、
死んでしまうこともある。

また、病院が自前で採血した血を、輸血がそんなに必要でもない人に無理やり
勧めて、結局その血が原因で患者がエイズにかかり、家族にも移るなどの事件
が多発している。
自前で採血した血液がエイズに汚染されていたわけだが、それを使うと、政府
が提供する輸血用血液より原価が安いので、病院にの儲けが大きいのだ。

また、1993年から2002年の10年で、中国では腎移植の件数が4.2
倍に増えている。同じ地区で、腎臓移植を扱う病院が5、6ヶ所もある地域も
あり、臓器を獲り合いしている状態。金になる手術を増やしているという可能
性もある。

外国からも、移植の必要な患者が中国に押し寄せている。2004年以来、計
100人以上の日本人の患者が、瀋陽市で臓器移植を受けた。----韓国人は、
もっと多いらしい----

中国では刑務所の死刑囚から移植用の臓器を取っているというが、最近、中国
遼寧省瀋陽市の秘密収容所で、宗教家たち6000人から臓器を摘出・売買し
ていると、中国のジャーナリストや医師たちによって暴露された。(現在、彼
らはアメリカに亡命済み)

秘密収容所の存在が世界各地で暴露され、外国から非人道的な行いを指摘され
てから3週間沈黙していた中国は、3月28日の定例記者会見で事実を完全に
否認するコメントを発表した。

中共衛生部の黄潔夫副部長は、2005年7月、国際社会に向けて、死刑囚か
ら臓器を摘出していることを認めたが、今回、中国外交部のスポークスマンの
秦剛氏は、死刑囚からの臓器摘出すら完全に否定し、これは中国の司法制度に
対する悪意的な攻撃だと発表した。

しかし、中国政府は、臓器の売買を禁じ、医療機関に倫理委員会の設置などを
義務づける管理規定が7月1日から施行されるとも発表した。

現在、遼寧省瀋陽市の秘密収容所で拘束されている宗教家たちは、3月31日
の時点で、すでに700人に減っているという。残りの700人の命も7月1
日までに助け出されることはまず不可能だろう。

ーーー瀋陽市では、約10軒の病院が臓器移植を実施している。

そのうちの数軒のデータから見ると、

瀋陽軍区総医院(泌尿外科は軍部の腎臓移植センター)は、2006年1月まで
計1500例以上の腎臓移植を行った。
解放軍463医院も相当数の腎臓移植を行なった。
他に、
中国医科大学付属第一医院の臓器移植科は2005年まで腎臓移植が600例
以上、肝臓移植が120例以上を行なった。

これらの臓器移植のための臓器はどこから現れ出でたのだろうか?

中国では、全国範囲で臓器移植が数多く行われており、秘密収容所も瀋陽市蘇
家屯地区以外に数多くある――――。
中国紙「影視図書週報」の報道では、天津市第一総合病院は臓器売買で大儲け
した「病院」の1つとしてリストされている。

動物を狩るように拉致され、秘密の収容所に入れられ、生きたまま臓器を摘出
され、証拠隠滅のために殺される宗教家の命で中国の病院は大もうけをしてい
る。
外国が騒いだことを受け、中国政府は新しい管理規定を施行すると発表した。

人間の命の大切さや、言論や宗教の自由の大切さなどを教えられずに、中国と
いう共産国で産まれて育った人々が現在の中国を構成している。

中国では、お金が神さまで、人の命は売り買いできる「物」扱いだ。今回の件
も、外国に指摘されなければ改善されることは決してなかったはずだ。

しかし、秘密収容所の存在を暴露し、亡命した中国人ジャーナリストや医療関
係者たちの存在は、中国の人民全員が、非人道的で洗脳されきっているわけで
はないという証拠でもある。外国は、中国人の心に芽生えた正義を求める声を
取り上げて、中国共産党が、人道的な方向に進めるように、後押しをするべき
だ。

日本人も、中国政府の日本に対する各種訓戒を、北京にわざわざ出向いて黙っ
て聞いているだけではなく、積極的に中国の恥ずべき行いを指摘して改善して
もらい、良好で正常な国交を樹立するよう促し、導くのが民主主義の国である
日本が取るべき行動なのではないだろうか。

中国では、日本人が想像もできないような悲しい出来事が普通のことのに行わ
れているのだし、日本の領土や資源も、日本人が想像もできないような方法で
普通のことのように中国に持っていかれてしまうのである。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「以下を参考資料にしました」〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「左」という農民が、農村から出稼ぎ者を呼んで働かせる「紹介屋」の誘いで
町に出たが、そこで脳溢血で倒れてしまった――――。

病院は「たぶん脳が破裂しているから治療しても無駄だろうが、金を払い入院
手続きをして欲しい」と言う。

だれもお金を持っていないので、治療を受けないことにした。

・治療を中止するには親族の署名が必要だ。
・退院を許可するには、費用を1585元払うことが必要だ。
・そんなお金は仲間の農民には無い。

仲間達は手分けして病人を背負い、臨時通用門から病院を抜け出した。そのま
まモーターバイクで駅まで走った。――駅構内に入るときは毛布で左を包み、
酒を吹きかけて泥酔い状態に見せかけた。――翌日早朝広州東駅に到着した。

そこから広州駅までバスに乗った。仲間は5人居た。――バスでも幸いなこと
に人目を引かなかった。――故郷への汽車の切符を買う段になって、問題が出
た。全員のお金を集めても5人分の切符を買えない。

駅のはずれに、レールをくぐって構内に入る道を一人が見つけ、そこから侵入
することにした。――だがもう一つ問題が出てきた。左の遺体を背負っていて
は客車に入れないことである。――そこで手分けして箱や縄を探し、遺体を包
んだ。その作業が終わったときに公安に見つかった。

公安は、病院へ連絡を取り生きているか死んでいるか確かめることになった。
その作業が始まった頃は周囲に野次馬の山が出来ていた。彼らは派出所へ連行
され尋問を受けた。最初の病院へも連絡が取られた。刑事は「おまえ達は何と
いう馬鹿なことをしてくれたんだ!」と怒鳴った。

左の故郷にも連絡が行き、妻の陸淑梅の知るところとなった。

左には二人の息子がおり、二人とも広州で臨時工として働いていた。だが、彼
らは誰も父の働き場所を知らなかった。彼らとその他の親族がそれぞれ広州駅
へ向かった。

家族は遺体に面会し、事情を李紹為に聞かされた。遺族達は、このことが、働
いていた職場の責任問題に関係しないかを考え、責任を問うことにして数人が
福建省に向かった。

会社は、最初の紹介屋に聞けと言って車で逃げ去った。紹介者の劉も「俺は実
際お金はスッカラカンだ。公安の検死も終わった。完全な病死だよ。誰にも責
任はないよ」と言う。

遺族達は工事現場に行ったが、そこでツルハシをふるって働いている人達は、
誰も元請けの会社の名前を知らない。誰もが紹介者の名前だけで働いている。

しかも彼らの言い分は、すぐにでもこの仕事を辞めて帰郷したい、だが出来高
を払ってくれない、これまでに貰ったのは95元だけ。それでは故郷への汽車
賃にもならない、と言う。

家族は病院へも行った。病歴には、午前11時から夜の8時まで手をつけず放
置したことになっている。病院の説明は、既に脳内出血しており、手術そのも
のが危険で回復の望みはほとんど無く、手術には家族の同意が必要だったが、
それを得ることが出来なかったからだ、と言う。

家族達は、この空白の9時間にもし連絡を受けていれば、お金を持って飛んで
きていただろうと、誰もが押し黙っている。

家族は、現地の公安と労働監督局にも行った。しかし何処も無駄であった。

公安は「それは広州で扱っており、ここは関係ない。弁償に関しては、公安の
仕事ではない」と逃げた。
労働局は「もう既に死亡している人の仲裁は当局はできない。これは民事問題
で、争うなら司法に行け」と言う。だが、法廷に持ちこんで争うことは、中国
ではほとんど不可能なことだ。

すぐにも故郷へ帰って葬式をせねばならず、彼らは諦めた。

最初に紹介した劉と名乗る人の住所が分かり、そこへ交渉してやっと少し効果
が出た。劉は葬式代として2000元払うという。

遺族達は相談した。もしこれが仕事上の事故なら10万元の弁償金が貰えるだ
ろう。現場監督の責任を問えるなら5万元は出るだろう。だが、左は現場責任
者の顔を見ていないで働いていた。仕事の責任系統が全く不明瞭である。

そのことを考えると要求額はどんどん下がり、ついに2000元で落ち着いた
のだ。ーーーそして家族達は広州を離れ故郷に戻ったーーー。

1月8日、左さんの葬儀が行われ、108元の死体衣装代を払い、460元の
骨壺代を払い、家族が静かに見守る中、火葬の後、骨壺が紅布で包まれた。

葬儀直前、家族は左さんの生前の写真が一枚もないことに気がついた。遺体の
顔写真をデジタルで撮り、それを加工して息子の開いた目を入れ、目を開いた
生きた顔にした。

その写真は事情を知った専門店が無償で作り、これらを合成して遺影にした。
ーーーそれが、左さんの人生での唯一の写真となった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

中国での平均的賃金は、都市で1月1000元前後。農民は正規の労働者にな
れないのでその半額ぐらい。これから李紹為さん達の賃金の高低を想像してく
ださい。(お金を公安に積んで、都市住民権を買うことはできます)

中国での労働条件は、これまでの50年間規則がなかったので(全て国営だっ
た)また法規国家を目指したのが90年代末なので、まだ元請けの責任系統や
宿舎などがはっきりしていません。

農村から出稼ぎ者を呼んで働かせる「紹介屋」というのが、現在の中国の大き
な経済発展を支えているのでしょう。それが出来るのは、責任と義務が法規的
に決まりがないため無責任に請け負えるからです。

他方、都市労働者が都会で働く農民を見る時、90年代初めまでは「分配」制
度で国家の名前で就職しており、誇りが高く、農民を他の職場の人さえ低く見
るという社会主義的意識が強い。

公安や労働局は農民が訴える前に、自らがこのような労働現場があるかどうか
調査するのが本来の役目ではないでしょうか。だが彼らは党員が主で、民衆の
上に座っているだけ。まじめな党員学生が、就職して半年で賄賂で動く人間に
変身。

司法制度は、大衆の救済が目的ではなく、国家の安定を図る、ほとんど一般大
衆にとっては無縁の存在のようです。

農民は、現在でも政府の保険制度が適用されていず、最近は少しお金が有る人
はアメリカの保険会社に個人として加入しているだけなので、この記事のよう
に、重大な手術は農民には受けられません。逃亡あるのみ。

結局、農民達は政府から公的な援助を全く受けることが無く、葬儀さえも有料
で、反対に無名の市民が善意の提供をしている。これが中国社会主義の50年
という長い歴史の成果です。

1日働いて10元≒150円)この金額を頭に入れておくと中国の農民の身分
がよくわかります。同時に、党幹部が賄賂で貰っている金額の巨大さが理解容
易です。 http://www31.ocn.ne.jp/~k_kaname/text/05/itaihansou.html

 ▼ 死に直面した人間の生活と心の動きを描いた『丁荘夢』

中国河南省の売血政策により、エイズが暴発したある小さな「エイズ村」を取
り上げた小説『丁荘夢』は、去年11月に発売され、すでに初版15万部が売
り切れたといいます。著者の河南省出身の閻連科さんは、過去に『人民に奉仕
せよ(為人民服務)』という作品が発禁処分になったこともある作家。

新作『丁庄夢』では"敢えて"「タブ−視されてきた売血エイズ問題を選んだ」
(2月21日付『産経新聞』より)ため、発売から数ヶ月後の春節明けにも書店
から新作が姿を消すことになりそうだったといいます。ところがその後「氷点
事件」の影響(があったのか確かではありませんが)か、現在でも発禁処分は免
れています。

『丁庄夢』の重版に「圧力がかかっていること」について閻連科さんは、

「たしかに『人民に奉仕せよ』が発禁処分になるのは仕方ないかなとも思いま
すが、この『 丁荘夢 』には発禁処分になるようなことは何も書かれていませ
ん。エイズや売血という、現在中国に存在する問題をテーマにしてはいるもの
の、ここで描かれているのは、人間の最も醜い姿なのです。私はこの本を多く
の国内の人に読んでもらいたいのです。発禁されて海外で売れればいいとは思
いません」
とおっしゃっていました。

『産経』のインタビュー記事にも「業界関係者によると『丁荘夢』の初版15
万部が売り切れたあとの重版を許可するかどうかが内部で議論されている」と
ありましたが、これは出版社が「自主規制」しようとしているのではなく「お
上」つまりは中国政府から「発禁処分にするよ」と言われているのです。

ところが先日の『氷点』事件でも分かるように、中央宣伝部が停刊/発禁処分
の通達を文書で行うと、アッという間にネット上で文書が公開され、(特に)海
外からの批判を招くことになりました。

対外イメージの悪化につながることはもちろん、発禁処分にして「言論統制の
強化」を図ろうとしたのに、逆に言論の自由を助けることになっているんです
ね。それがイヤというほど分かってしまった政府の次の手は何だったのか。

実は、直接出版社に電話をかけ「発禁だ」なんて乱暴な言葉は使わず、遠回し
に「重版はするな、しないほうがいいよー」と伝えているのです。もしも作者
本人に書面や口頭で通達を出せば、発禁にしようと動いた「物的証拠」になっ
てしまいますものね。ーーー政府の息がかかっている出版社には、いくらなん
でも会話を記録したり、それをネット上に流したりはできません。

ついでにもう一つ。

中国のインターネット上には、現在、数万人ともいわれるネット警察が配置さ
れ、各サイトを巡回しているという報道も見られます。そして、あまり歓迎さ
れないサイトや言論を見つけたら、削除もしくは閉鎖するというやり方をとっ
ていて、これもまた海外メディアの批判対象になっています。

では現在はどうなっているのか。ーーーこれもまた巧妙になりつつあります。

例えば、有名な掲示板に「サクラ」を仕込み、彼らに「中国政府寄り」の書き
込みをさせ「思想工作(世論の形成)」を図っているのです。「証拠は?」とい
われると出せませんが、(情報筋によると)全くの嘘ということはありません。

私が懸念するのは、「新京報」の一部幹部の更迭が取り消されたり、発禁処分
にあった『氷点週刊』が異例の早さで復刊できた背景には、中国の「言論統制
の強化」について海外メディアが注目し、大々的に報道したことによるものが
大きいのでしょうが、

これによって、中央宣伝部や中国政府の、先にご紹介したような「工作」がよ
り巧妙かつ陰湿に、外部からは(今まで以上に)見えない形で行われていくこと
です。
【女子大学院生まやの中国社会ニュース】第20号(2006/03/20)より抜粋引用

中国遼寧省瀋陽市の秘密収容所で、法輪功学習者から臓器を摘出・売買してい
るとされる問題を、国家犯罪であると非難し、「人間性を喪失した暴虐行為」
制止への支援を人々に呼びかけた。

中共は怒り心頭で、海外各国の大紀元時報への迫害を強化した。大阪の大紀元
時報の事務所がこのほど襲撃され、重要資料やパソコンなどが盗まれた。

澤氏は、米国に脱出した中国人ジャーナリストや内部関係者が暴露した中共の
秘密収容所のことに触れ、この秘密収容所では、法輪功学習者から臓器が摘出
・売買され、その後、遺体が焼却されたことが明らかにされ、このような中共
政権の国家犯罪を断固として制止すべきと語った。

日本人の清水氏は、「生きた人体から臓器を摘出・売買する中共政権の国家犯
罪はナチスよりも残酷で、国家、民族を超え、全人類の尊厳に関わる問題であ
り、世界の人々は立ち上がり、この人間性を喪失した暴虐行為を制止すべき」
と呼びかけた。(記者・洪一夫)

http://www.epochtimes.jp/jp/2006/03/html/d10110.html

中国人ジャーナリストR氏から提供された情報によれば、中国東北部の瀋陽市
の蘇家屯地区に巨大な秘密収容所があり、その中に数千人の法輪功学習者が監
禁されている。中共政権は、まだ生きている彼らの臓器を摘出し、国内外の移
植を待つ患者に販売している。死体は所内の焼却炉で焼却し、証拠が完全に隠
滅されているという。

この秘密収容所の真相を報道してからまもなく、さらに複数の情報提供者が現
れた。その一人は元遼寧省血栓中西医結合医院(瀋陽市蘇家屯区雪松路49号
以下「血栓医院」と略す)の女性スタッフで、現在米国に在住している。

彼女の証言によると、その秘密収容所は、血栓医院の大規模な地下施設を改築
したものであり、2001年ごろに約6千人の法輪功学習者を監禁していたが
その中の4分の3の人は、すでに腎臓・肝臓・角膜などを摘出された後処分さ
れた。現在も約2千人の法輪功学習者が収容されている。

ほとんどの人は、秘密に逮捕されたため家族にも行方を知られていない。学習
者の多くは、生きたままで臓器を摘出され(生きたままの人から摘出した臓器
は、死体から摘出した臓器より売価が遥かに高いという)、そしてボイラーを
改造して造った病院内の焼却炉で焼却処分された。

彼女の前夫は、かつて数年間にわたって臓器摘出の執刀医を担当していた。
(非常に信頼されている医者だけが臓器摘出の執刀医に選ばれるという)

2003年、前夫の精神状態がおかしくなり、再三尋ねたところ、この事件に
関与している事実を彼女に打ち明けた。病院職員の多くは、この秘密収容所の
存在を察知していたが、自分の安全を配慮し、厄介な事を引き起こすことに恐
れて堅く口を閉ざしているという。

そして3月31日に、瀋陽軍区のある軍医が、匿名で新たに蘇家屯秘密収容所
での臓器売買の事実を証言した。以下は証言内容の一部である。

┌──────────

法輪功学習者の臓器を摘出し販売する蘇家屯秘密収容所のような施設は、全国
に36ヶ所もある。蘇家屯秘密収容所の実在、および法輪功学習者の臓器売買
・死体或いはまだ生きている人の焼却処分などは、全部事実である。

私が知る限り、2005年初めに蘇家屯秘密収容所に1万人以上の法輪功学習
者が監禁されていた。今でも600〜750人が収容されており、多くはすで
に他の収容所に移送された。

私が見た内部の秘密資料によると、法輪功学習者
を監禁する最大の秘密収容所は、東北部の吉林省にあり、「672−S」とい
う略称で、正式名称がなく住所も分からない。全国各地で、法輪功学習者や、
重犯罪者、政治犯など12万人以上が収監されている。

└──────────

法輪功への集団迫害を調査する国際機構の「追査国際」は、このほど調査報告
書を公表し、情報提供者らの証言を裏付けた。以下は調査報告書内容の一部で
ある。

―― 1.東北部の瀋陽市に、

中国での主要な臓器移植施設と巨大な臓器バンクが存在している。

瀋陽市で、約10軒の病院は臓器移植を実施している。そのうちの数軒のデー
タから見ると、瀋陽軍区総医院(その泌尿外科は軍部の腎臓移植センターであ
る)は、2006年1月まで、計1500例以上の腎臓移植を行った。

解放軍463医院も、相当数の腎臓移植を行なった。他に、中国医科大学付属
第一医院の臓器移植科は2005年まで、腎臓移植が600例以上、肝臓移植
を120例以上を行なった。
さらに2003年から、
瀋陽市にある中国医科大学に「中国国際移植網援助中心(China International
 Transplantation Network Assistance Center(CITNAC)」が設立されて
同機構はホームページを通じて5カ国語(英語・日本語・韓国語・ロシア語・
中国語)で、毎年100例以上の腎臓移植と20例以上の肝臓移植を成功させ
ていると宣伝し、世界各地から移植を受けたい患者を募集している。

移植医療先進国のアメリカでは、腎移植を受けるために、適合の臓器を待つこ
とは、3年から7年の時間が必要であるのに、同機構のホームページには、
「腎臓移植の待機時間は、僅か1週間から1ヶ月で、例え移植中に提供した臓
器に問題が発見された場合でも、必ず1週間以内で新たな腎臓を提供できる。

また、肝臓移植の待機時間も大体1ヶ月で、長くても2ヶ月を超えない」と記
載している。

腎臓が摘出された後、24時間(米国では48時間)以内に移植完了しなければ
ならないので、このように随時随所で臓器を提供できることは、巨大な生体臓
器バンクが存在しているとしか考えられない。

生体臓器バンクの存在を裏付けるもう1つの証拠がある。

保守的な伝統観念により、中国人の殆んどは死後の臓器提供に否定的である。

中国でのたくさんの臓器提供に国際社会から疑惑の目が向けられたため、中国
衛生部の副部長・黄潔夫氏は2005年7月、「中国の臓器提供者はほとんど
死刑囚である」と発言した。しかし国際人権団体アムネスティ・インタナショ
ナルの年次報告によると、中国で毎年処決される死刑囚は3400人あまりだ
という。

医学上では、血縁関係のない人からの腎臓移植の完全適合率は数百万分の一で
あり、不完全適合移植でもその比率はかなり低い。つまり、中国全土の死刑囚
の臓器をすべて瀋陽市の病院に提供しても、このように随時随所の臓器移植は
不可能である。

しかし、瀋陽市にある中国医科大学第一付属病院臓器移植科の呉剛助教授は、
2004年12月24日の中国紙「華商報」に、「現在、瀋陽市の腎臓提供源
は充分の量がある」と談話を発表した。

米国在住の民主活動家、中国情報センター責任者のハリー・ウー(Harry Wu)氏
はRFAの取材を受けた際、「中国の病院で毎年1万例以上の臓器移植手術を
行っており、一体どこからこんなたくさんの臓器を提供できるのか、死刑囚以
外にも、巨大な闇の生体臓器バンクが存在しているに違いない」と指摘した。

―― 2.全国範囲で臓器移植が数多く行われており、

秘密収容所も瀋陽市蘇家屯地区以外に数多くある。

中国紙「影視図書週報」の報道では、天津市第一総合病院は、臓器売買で大儲
けした「病院」の1つとしてリストされている。この病院の移植外科部門のも
うひとつの名称は「東方臓器移植センター」であり、世界最大の臓器移植機構
ともいえる。看護主任の李蓮氏は取材を受けて、

「2002年から大勢の韓国人の患者を受け入れ始め、病院の入院施設で対応
できなくなり、付近の別の病院の病室や、近くのホテルの2つのフロアーを借
り切りで使っていた。それでもまだ足りないため、近いうちに約500人の患
者を収容できる入院病棟の新しいビルが完成し、2006年5月から使用可能
になる」
と商売繁盛ぶりを語っている。

さらにこの中国紙は「2004年末まで、この病院は計1500例の肝臓移植
と800例の腎臓移植を成功させ、角膜移植もしている。2004年だけで、
約900例の肝臓や腎臓移植を成功させた。移植センターの医療主任・瀋中陽
氏によると、2005年の1年間で650例の肝臓移植を行った」と報じた。

内部情報筋によると、2005年12月16日からの2週間で、53例の肝臓
移植をした。最も多いときには、1日24例の肝臓と腎臓を移植したという。

中共当局の統計によれば、1991年から1998年までの8年間で、全国で
わずか78例の肝臓移植を行なったに留まる――――。
しかし、1999年、法輪功への弾圧が始まってからは肝臓移植が激増した。

中国紙「健康報」の2004年11月2日の報道では「1999年、2000
年、2001年には、それぞれ118例、254例、486例の肝臓完全移植
が行われた」と報じた。ーーー2003年になるとさらに急増し、計3000
例の肝臓完全移植が報告されたという。
(東方器官移植センターのホームページの情報による)

2004年以来、計100人以上の日本人患者が瀋陽市で臓器移植を受けた。
2003年から、3000人以上の韓国人の患者が中国で移植を受けた。

「大韓臓器移植学会」の総理事で、ソウル大学病院に在職する河鐘遠氏は、
「報じられている人数は氷山の一角に過ぎず、実際に中国で臓器移植を受けた
韓国人の患者はもっと多いはずである」と指摘した。

その他にも、イスラエルやカナダなど世界各地から毎年千人以上の患者が中国
に押し寄せて臓器移植を受けている。

「追査国際」の調査員は、移植希望の患者に扮して、天津市・上海市・広州市
・北京市・遼寧省・湖北省・河南省・山東省など各地の病院に対して電話調査
を行った。その結果では、ほとんどの医療機関が、法輪功学習者から摘出した
臓器を使っていると認めた。ーーー以下は電話調査内容の一部である。

┌──────────

調査例1.湖南省某医科大学付属医院

病院側:我々が選ぶのは皆若くて健康な人の腎臓です。
    年配者のものは一切使っていません。
調査員:法輪功学習者の臓器を提供できるかどうか・・・
病院側:それはご心配いりません。

調査例2.山東省某病院

調査員:法輪功学習者のような人の健康の腎臓があれば・・・
病院側:うん・・・、4月になるとこのような供給源が多くなるはずですが、
    最近すでに増えています・・・
調査員:どうして4月になると増えるのですか?
病院側:この問題は説明しにくいので、これは・・・うん・・・まあ、とにか
    くこの問題を解釈する必要はありません。しかも解釈できない・・・

調査例3.広州某病院

調査員:腎臓移植はどのぐらい待つのでしょうか?
病院側:当方の病院では、約1週間待機すれば移植できます。
調査員:しかし、提供される腎臓は健康で新鮮なものですか、
    死体からのものではないよね。
病院側:品質は絶対に保証します。
調査員:法輪功学習者の臓器ってありますか?
病院側:当病院では、全部この種類のものです。

調査例4.天津市某医科大学

調査員:医者によると、法輪功学習者の腎臓は非常に良いといわれていますが
    法輪功を修煉しているから健康状態がとても良いと聞いていますが、
    本当ですか・・・
病院側:もちろんそうです。うちの病院にもそのような人からの臓器もありま
    す。しかも、呼吸や心拍が止まっていない生体からの臓器です。今年
    はすでに十数個このような腎臓がありました。
    ・・・提供される臓器の品質は非常に大事です。若い人から、血流が
    止まった直後、或いは止まってないうちに摘出した腎臓を移植すれば
    非常に効果が良いです。これは確かなことであります・・・。

└──────────

以上のような生々しい証言や情報から、中国国内に、法輪功学習者の臓器を摘
出し、売買する秘密収容所の存在が裏づけられた。しかも、瀋陽市蘇家屯地区
だけではなく、全国各地に設立されている。

秘密収容所の真相が世界各地で暴露されてから、中共政権は3週間の間ずっと
沈黙し続けていた。3月28日にようやく沈黙を破った。ーーー中国外交部の
スポークスマンの秦剛氏は定例記者会見で、事実を完全に否認するコメントを
発表し、これは中国の司法制度に対する悪意的な攻撃だと発表した。

中共衛生部の黄潔夫副部長は、昨年7月、国際社会に向けて、死刑囚から臓器
を摘出していることを認めたが、今回の秦剛氏の発言は、死刑囚からの臓器摘
出すら完全に否認した。(06/04/04 18:44)
http://www.epochtimes.jp/jp/2006/04/html/d68084.html

北京4日時事】
中国で腎臓移植件数が1993年から2002年までの10年間で、4.2倍
に急増したことが分かった。4日付の中国紙・第一財経日報が報じたもので、
広東省中山大学付属第一病院臓器移植外科センターの何暁順主任は、臓器移植
急増について「移植病院間の競争は混乱かつ無秩序状態だ」と解説した。

中国全土で腎移植を実施する病院は368、肝移植では200病院以上ある。

ただ、同紙は「近年、多くの医療機関は経済的利益のため、むやみに臓器移植
プロジェクトを実施している」とした上で「同じ地域に移植病院が5〜6ヶ所
集中することもあり、臓器の奪い合いなどを招いた」と懸念を示している。

以上(時事通信)―4月4日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060404-00000148-jij-int

中国外務省の秦剛(チン・カン)副報道局長は、3月28日の会見で、中国での
臓器移植に関連して「死刑囚の臓器を移植することは極めて一部」と述べ、臓
器提供者の殆んどが死刑囚であると指摘する国外メディアの報道に反論した。

秦副局長は「中国では臓器移植の際、厳格な手続きと規定がある」と述べ、死
刑囚からの臓器摘出が人権、倫理面で国際社会から批判されていることについ
ては「悪意をもって中国の司法制度を壊し、世論を欺くものだ」と批判した。

中国では、臓器の売買を禁じ、医療機関に倫理委員会の設置などを義務づける
管理規定が7月1日から施行される。

以上(asahi.com)2006年03月29日
http://www.asahi.com/international/update/0329/004.html

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