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心が元気になる話 ――――――――― by hideおじさん
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☆ 志学駅の車窓から ―――――――――――――――― 2009/05/25
台湾の東部、花蓮県に「志学」という駅がある。戦後何度も名前を変えてきた
駅名ではあるが、ある日本人に由来していることは知られていない。
東台湾の産業振興に貢献した人物として欠かせない人物に賀田金三郎がいる。
日本の統治後まもなく台湾に渡り、先住民族の奇襲やマラリアなどの危険をも
顧みず、一民間人でありながら政府が果たせなかった開発に果敢に挑み、数々
の功績をあげた日本人である。
彼は、台湾総督府や他の民間企業が躊躇するような台湾東部において開墾、煙
草の栽培をはじめ、製脳、製糖、軽便鉄道、運輸、移民など幅広く事業を行っ
た。
このうち製脳事業は、当時台湾の重要産業として栄え、また製糖工場を作り、
日本内地に供給した。製糖は、台湾シュガーの名でブランドとして世界に輸出
された重要産品ともなった。
さらに、台湾人が経営する新高銀行設立に関して孤軍奮闘し、多くの台湾人か
ら信頼を寄せられることになる。
賀田の言葉に「台湾での事業で得られた利益は、台湾に投資する」というのが
あるが、彼は、数多くの公共団体への寄付、道教寺院建立の援助、さらに自然
災害における被災者の救援と、その言葉通り台湾に還元したといってよいだろ
う。
賀田の業績は、何も事業に限らない。
「里蕃政策によるものである」とも言われるが、東台湾における就学率は台湾
全土の平均である約54%を上回る、約75%といわれ、特に先住民族の就学
率がことのほか高かった。
この教育の普及にも賀田は大きく関わっていたことも忘れてはならない。
直接彼の働きとはいえないが、戦前初めて台湾から甲子園に出場して話題とな
り、準優勝までした「嘉義農林野球部」のメンバーの多くは元々、
1923年に、当時の花蓮港庁長がアミ族の優れた運動神経に着目し、スポー
ツ振興のために結成したアミ族野球チーム「少年能高野球団」の出身者だった
ことは知られていない。
このスポーツ振興に力を入れたのも賀田であったと言われる。
台湾の中でもさらに見放されていた東台湾を開拓した賀田は、地元住民の雇用
・教育・衛生・インフラと数多く手掛け、1922年に66歳でこの世を去っ
た。
彼の功績は、賀田村、賀田駅(現志学駅)の地名を残し、また賀田山の名は現在
の地図にも記されている。
「何故東台湾では抗日運動が起こらなかったのか」ーーーその答えは、今も残
る賀田山が知っているのかもしれない。
= この稿おわり =
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┗━┛ ◇ いい話だ! ------------------------------------------ 75人 (83%)
◇ 俺も日本人だ!頑張るぞ! ---------------------------- 13人 (14%)
◇ そんなにたいしたことか? ---------------------------- 2人 ( 2%)
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┃ ┃ お寄せいただきましたご意見や感想。
┗━┛ ┌──────────「尊野ジョーイさん」
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志賀先生も同様、誰の聖人でもない、みんなの聖人であるべきです。そして、
みんなが等しく尊敬すべき人なのではないでしょうか。
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マザー・テレサは、カソリックの間で「聖人」となっていますが、世界中の尊
敬を集めています。(ちなみに私もカソリックです)
国や宗教を越えて、尊敬される人間は尊敬されるべきだと思います。
天皇陛下の存在も、世界中から尊敬されるべきだと思いますけどね。
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┌──────────「hideおじさんから」
尊野ジョーイさん、仰せの通りで、尊敬される人間は尊敬されるべきですね。
日本人だからとか外国人だからというのは全く関係ないことですし、日本人に
とっての英雄とか外国人にとっての英雄という枠に囚われずに、模範とすべき
ことは模範とし、勉強すべきことは勉強するということで良いのではないかと
思うんです。
たとえ、その人が例外中の例外であったとしても「行為」は「行為」であり、
なんら色あせるものではないはずです。
あの「マザー・テレサ」だって、例外中の例外でしょう。アルバニア人であり
ながらインドで国葬にまでなった方ですが、皆から尊敬されるべき人です。
そんな方を、アルバニア人が「全く知らない」ということだったとすれば、そ
のほうがおかしな話だと思います。
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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