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私見時事論談 ―――――――――――― by hideおじさん

☆ もうひとつの従軍慰安婦 ――――――――――――― 2009/10/19
李氏朝鮮における産業としての売春を語る時、「軍妓」に代表される、国策と
しての売春制度を抜きにしては語れません。ある意味「文化」と言えるかもし
れませんが、これもまたひとつの「職業」として存在していたことは、忘れて
はならないと思います。

国策としての売春婦をあげると:
┌--------
「軍妓」=軍に付属する売春婦
「辺妓」=国境などの偏狭に駐在する軍隊の為の売春婦
「女妓」=支那使臣専用の売春婦
「官妓」=官吏専属の売春婦 
└--------

「軍妓」「辺妓」は完全な国策によるもので、いわゆる「従軍慰安婦」と呼ば
れる範疇に入るかもしれません。ようするに朝鮮では、春を扱う女性が歴史的
に軍に所属する公的な身分として存在していたと言えるでしょう。

では彼女達の身分はどのような扱いだったかというと、李朝時代の身分には、
両班・中人・常民・奴婢と分かれており、彼女らは奴婢という身分に属してお
りました。

常民と奴婢は教育を受ける権利もありませんでしたが、中人は科挙を受ける資
格はあり、優秀な人間は両班になるチャンスもありました。

しかし奴婢は、例外的な者を除いては一生奴婢のままでありました。そして、
奴婢の分類の中には妓籍というのがあり、私たちが知るところの妓生(キーセ
ン)の身分がありました。

妓生は、奴婢随母法にて規定された身分「妓籍」に属する女性達を指します。

さらに妓生は、妓生庁という役所にて所有・管理されていました。 

妓生は、三階級に分けられており、一牌、ニ牌、三牌という分類に分けられ、
一牌は官位を与えられる者もいたようですが(歴史書に名を残す妓生もいた)
三牌にいたっては芸を売るのではなく、春を売るだけというものであります。

日本の芸者と妓生を同一視する人も多いようですが、芸者は職業の一種であり
妓生も職業とはいえますが、世襲される身分、という点に大きな違いがありま
す。母が妓生なら子供も妓生であると戸籍制度で定義していたのです。

妓籍の子供は庶属と呼ばれ、男子は能力によって中人に移籍する事も可能では
ありましたが、女子は妓籍から抜ける事はできませんでした。

さらに庶属の売買は自由であったので、妓籍の子供は売り買いされるものだっ
た訳です。要するに、朝鮮は歴史的社会制度として世襲制の売春の制度を実施
していたということと、人身売買が普通にあったということです。

1886年に「奴婢身分世襲」が禁止されましたが、社会制度及び経済制度と
しての妓籍制度の根は深く、実質的には日本統治時代も残っていました。

「創氏改名」というのは、こういった奴婢の身分も廃止することを意味するも
のでもありましたので、見方を変えれば「朝鮮文化への冒涜」とも考えられた
かもしれません。

終戦後、韓国では国策として外貨獲得の為、外国人への売春が密かに奨励され
日本の男性には有名な「妓生観光」が活発化します。

また米駐留軍向けの「ウォーカーヒル」つまり「米軍将兵慰安総合遊興村」も
運営されました。韓国ドラマなどでは「アメリカ村」という名称で出てきたり
しています。一説には、朝鮮戦争時には30万人に上る娼婦が存在したといわ
れています。

またベトナム戦争時には、特殊慰安隊という名称で韓国軍直轄の従軍慰安婦が
組織されたのが確認されており、公的記録として存在しています。

このような朝鮮独特の文化・風習の中、果たして日本軍の極悪非道な従軍慰安
婦などやる必要性があったのか疑問になります。

日本の統治に関する批判は数限りなくありますが、それらに関わる矛盾と疑問
を明らかにしてこそ共通認識というものが生まれるのではないかと思います。

                        = この稿おわり =
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