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私見時事論談 ―――――――――――― by hideおじさん

☆ 一連の田母神氏への意見について ――――――――― 2008/11/26
私個人としては、無条件に田母神氏を擁護するつもりはありませんが、氏の論
文内容は特に真新しいものでもなく、ことさら驚かされるものとは思っており
ません。

ただ、たとえ個人的な見解であれ、航空幕僚長という要職にある人間が、政府
見解=村山談話:正しいかどうかは別として)と異なった意見を公表すること
には批判の余地があると思います。

なんでも思ったことを言って良いとは言えないでしょう。特に要職にある者に
とっては、ある程度の「表現の自由」がセーブされることも致し方ないところ
があると思います。

しかし、憲法にある「思想・信条の自由」という見地からすると全く別問題で
す。一部新聞等のマスコミ、野党政治家などは、氏の論文内容から、あたかも
田母神氏が「危険人物」のように批判したり、歴史観そのものが間違いと糾弾
しているように思えます。

さらには「田母神氏は法を踏みにじる発言には耳を疑った」とする新聞もあり
ましたが、いったい氏がどんな法を踏みにじったか私には判りません。

民主党の小沢一郎代表は、田母神氏の主張を知りながら要職に任命した政府に
責任があるとしていますが、だったら、自衛隊を含めた公務員の採用などにあ
たって、「村山談話」に反する思想の持ち主は排除しなければならなくなりま
す。それは国に「思想差別をしろ」というのに等しいのではないでしょうか。

公明党からは「再教育しなければならない」という声が上がっておりますが、
それは国として「思想教育を行え」と言っているに等しいことです。

さらにこれを機に、自衛隊員の「思想調査を行え」ということも言われており
ますが、これこそ憲法上見過ごせない重大な問題です。

国民がどんな思想・信条であろうと、内心に有る限りは絶対に自由であり、国
は国民に対して特定の思想を強制したり、禁止したりしてはならない。またそ
れによって差別を行ってはならないと憲法で保証されています。

田母神氏の発表の方法には異論はあるかもしれませんが、氏が何を考えていよ
うと、それは本人の自由であり、それによって人間的に批判されることがあっ
てはならないと思います。

これが逆に、田母神氏の主張に反対する人が「危険人物」とされたり、「歴史
認識も間違っている」と公に批判されたらどうでしょう。

さらに、思想チェックをされなければ公務員にもなれないとするならば大問題
だと思います。それこそ反対派の人たちは大騒ぎするのではないでしょうか。

自分の意見に合わない人物には、人権すら認めず人間性をも批判する。さらに
社会からも排除しようとする姿勢こそ、我々が厳に戒めなければならないこと
ではないでしょうか。ーーーそれには右も左もないはずです。

私は、自衛隊であれ、どんな組織であれ、単一の思想に染まってしまうことの
ほうが大いに問題があると思います。特に戦前の「軍国主義」を信じておられ
る方々にとっては、偏った考え方がいかに危険であるかということを重々理解
しているのではないでしょうか。

田母神氏を擁護するとすれば、氏は部下に自分の思想・信条を披瀝してはいた
けれども、それを強制したわけでもありません。それによって部下を差別した
わけでもありません。さらに、氏の思想・信条によって偏った職務を行ってい
た訳でもありません。

だからこそ航空幕僚長というポストにまでなったのです。

自衛隊という組織のトップとして、「いかに有効に行動できるか」を考えるの
は当然であり、それを阻害している状況とは何か?と考えることも当然です。

それすら許されない、ということのほうが、異常なことと言えるのではないで
しょうか。

国会で、凛として受け答えしていたことに対して「恐怖心」を抱いたという意
見もありましたが、自分の意見を自信を持って堂々と言えないなら、最初から
論文など出すなと私は言いたいです。

メルマガでも「反論は一切受け付けません」という方がいらっしゃいましたが
叩かれると判って出て行った田母神氏のほうが、よっぽど正々堂々とした勇気
のある態度だと思います。

こういった問題が起きると、必ず、民主党の一部、共産・社民党、日教組左派
そして自称知識人と称する方々は「いつか来た道」と仰ります。「軍靴の音が
聞こえる」とまで言う人もおります。

ではそれは、どんな道なのか教えて頂きたい。

まるでカルト宗教のように自分の思想・信条しか受け入れないで、世の中には
いろいろな考えがあるということを認めようともしないことは、私には「共産
主義思想しか認めない」といってるのと同等に聞こえてしまいます。

そもそも、自衛隊の存在を否定し、最初から信頼などしていない人たちが「自
衛隊の信頼がまたひとつ損われた」などと言えるのでしょうか?どうも反対派
のマニュアル通りの反論ばかりで、それこそ信頼性に欠けると感じてしまいま
す。

自衛隊の中にも、右の考え方の人もいます、左の考え方の人もいます。その方
が健全でお互いを牽制し、バランスが取れるのではないかと思います。

「自衛隊にとってシビリアンコントロールに服していることが一番重要」とい
う意見が多くありましたが、それは個人個人の思想をコントロールするという
意味ではありません。

どんな思想の持ち主であれ、事が起こった場合に「政府の命令に断じて従う」

ーーーそれがシビリアンコントロールです。

私が小学生の時「○○君のお父さんは人殺しができる自衛隊で働いています」
と言った先生がいました。今でも、自衛隊官舎に入り込んで数々の嫌がらせや
ビラをまいている人もいます。
ーーー自衛隊で働いていることすら隠して暮らしている人たちもいます。

こういった事を身近に感じてきたであろう田母神氏が「何かが間違っている」
と感じていたとしても、それを批判できるのでしょうか。私は、自分の主義・
主張以外全く聞く耳を持たない態度の人たちが、田母神氏の人間性まで批判で
きるのか疑問です。

本当に日本の行く末を考えるのであれば、「村山談話」を唯一絶対とし、一切
の批判を許さない風潮こそが案じねばならないことなのではないでしょうか。

                        = この稿おわり =
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┌──────────「lonsome carboyさん」 まさにその通りで、コピペして皆に配りたいぐらいです。思想統制されるよう な世の中になるのは怖ろしい事です。 「内心の自由だ」などと言っている日教組の教職員たちは真っ先にクビが飛ぶ はずです。ーーー既に現行法を破っているが、、、。
└────────── ┌──────────「hideおじさん」
自分が批判されたら、思想・信条の自由だ!言論の自由だ!と大騒ぎする。 逆に自分と反対の意見には、耳を貸そうともせず、言論の自由もへったくれも ないぐらい罵倒する連中もいます。ーーー右翼であろうが左翼であろうが、そ れが一番案じなければならないことではないでしょうかね。 そういうことにすら疑問を持たない人間が、「いつか来た道」などと軽々しく 言ってもらいたくないものです。 └────────── ┌──────────「朝日将軍さん」 ┌-------- 田母神氏の論文内容は特に真新しいものでもなく、ことさら驚かされるもので はない。 └-------- 同感です。本件の本質は、軍隊として自衛隊の組織規範に関わることが問題な のです。この問題の要点はそれほど難しくないのです。 田母神論文を日本政府が否定するのは、小澤民主党が権力奪還は野蛮なことだ から、与党自民党が政権を投げ出すまで待ちましょうというようなものです。 野党がいつまでも待ちますよなんて公言すれば、麻生さんは任期ぎりぎりまで 解散なんかするものですか。また、共産主義を否定する日本共産党とか、党内 で自由な議論が出来る日本共産党などというおよそありえないことなのです。 自らの正当性を主張しない、主張できない政府は独立国家とはいえませんから ね。それぐらい、田母神論文を否定すれば大変なことになるのです。営利を否 定する企業はたちまち潰れてしまいます。社員に給料は払えないし、仕入れを する資金も底をついてしまいます。 こんな簡単なことが分からない国会議員とは一体何なのか。これを阿呆と呼ば ずして何とするか。本来なら、浜田防衛大臣は、職を賭して田母神航空幕僚長 を守るべきなのです。ここで筋を通せば、浜田氏はより重い役割を任されるよ うになったものを。
└────────── ┌──────────「hideおじさん」
改めて自衛隊法や倫理規定を読み返してみましたが、田母神氏の発言内容がこ れらに背いているとは思えません。発言方法には批判の余地はあるかもしれま せんが、問題なのは、事あるたびにそれを政治問題にして肝心な論議から掛け 離れてしまうことだと思います。 将軍殿がおっしゃるように、組織のトップとしては、この組織をいかに発展さ せられるか、いかに改善できるか考えるのが当然の職務であります。ひとつの 思想に固執してしまっては、それはトップとして失格ではないでしょうか。 なんでもかんでも政治問題にせず、今しなければならないことを国会議員には 考えて頂きたいものです。そうでなければ、政権が取りたいが為の批判に見え てしまいます。 └────────── ┌──────────「sonoraoneさん」 ┌-------- どんな思想の持ち主であれ、事が起こった場合に「政府の命令に断じて従う」 ーーーそれがシビリアンコントロールです。 └-------- そうなんです!これが云いたかったんですよ。マスコミの話は、自衛隊に限っ て?は思想統制もシビリアンコントロールに入れたがっているようです。 全くご都合主義というか、こういう「言論機関」は危なくて信用できません。
└────────── ┌──────────「hideおじさん」
シビリアンコントロールの意味を判っていない、と批判される方もいらっしゃ います。しかし、究極的には「国民の意思に従う」ことにつきるこの考え方に は、個人個人の思想・信条まで統制しろなどとは言っておりません。 国民の意思が、たとえ自分の意思と反していようとも、その国民の意思によっ て行動するということにつきると思います。 新聞記事で気になったのは「歴史認識封じであってはならない」と言っている ものです。田母神氏は自分の意見を述べただけで、氏と反する考え方を封じよ うなどとは一言も言っておりません。 それこそマスコミの言論封じではないでしょうか。 sonoraone さんが仰るよ うに、ご都合主義以外の何物でもないと思います。 └────────── ┌──────────「細野孝司さん」 立場上はまずいと思います。しかし教員との懲戒処分の差が大きすぎます。 空幕長が一人しかいないから、欠員の補充がすぐできるからでしょう。
└────────── ┌──────────「hideおじさん」
記事で述べましたように、私は田母神氏に無条件に賛成するものではありませ ん。責任ある立場の人間が、懸賞金のある投稿に、文書による了解を得ず応募 したことには批判があるでしょう。「もう少し思慮があっても良かったのでは ?」とも思います。 だからといって、政府見解と異なった意見を発表したから懲戒処分だといって しまっては誰も何もいえなくなってしまいます。それこそ言論統制に繋がる危 険な考え方だと私は思います。 そんなことを言い始めたら、日教組の過激な先生はみんな懲戒処分になってし まいます。それとも、日教組の先生は許されて、自衛隊の人たちは許されない とでもいうのでしょうか。ーーーそれもおかしな話ですよね。 └────────── ┌──────────「デサンホセさん」 報道の過剰反応?には閉口してしまいます。 蛇足ですが、私も小学生の頃転校した際に、新しい学校の担任に「僕の祖父は 人殺しで、父親は人殺しを今からする自衛官です」との自己紹介を強要された 事がありました。 担任の親族は一人も戦争に関わらなかったのでしょうか?今思えば甚だ疑問が 残ります。
└────────── ┌──────────「hideおじさん」
マスコミの報道をみると、なんとかして政治問題にしたいという魂胆があるよ うに思えてなりません。問題があるのなら「自衛隊内規に従って処分しろ」で 済むことを、やれ歴史認識だ、シビリアンコントロールだ、と騒ぎ立てるのは 正直うんざりです。 首相就任の時にも、必ず「村山談話を踏襲するか」と踏み絵のように聞くこと も辟易します。何でも中韓の言うことを聞いていれば平和で安全と考えている ほうがいかがなものかと思います。 年端もいかない子供に「人殺しの職業」などと言わせる人たちに、正しい歴史 認識だの言論の自由など言えるのでしょうか。ーーーそれすら麻痺しているこ とのほうが、よっぽど恐ろしく感じてしまいます。 └────────── ┌──────────「さぶろうさん」 私の思いと一致するところの多いご意見でした。 田母神氏の論文はひとつの歴史認識であり、正しいかどうかは別の問題です。 おそらく絶対に正しい歴史認識などというものは存在しないでしょう。 一般に人は、護ろうとするものへの愛着や尊敬が必要です。空自のトップが、 日本に対してこの認識を持っていたことに安心を覚えています。 ただ、もしかしたら、田母神氏は国家機密漏洩の罪によって処分されたのかも 知れません。 というのは、日本国としては、自衛隊員に祖国愛を持ってもらいたいし、その ように教育している(と想定しましょう)。ところが日本国は、タテマエ上はと ても祖国を愛せないような歴史認識を披露しています。 つまり、典型的なダブルスタンダードである訳です。 田母論文は、これを白日のもとに晒してしまいました。大げさに言えば国家機 密の漏洩です。ーーーかんぐり過ぎでしょうか?
└────────── ┌──────────「hideおじさん」
仰る通り、歴史認識はひとつではありません。政府見解がどうであれ、個人が いかように考えるかは自由であるはずです。 個人的に先の大戦について反省するというなら、それはそれで何の問題もあり ません。それを「みな同じにしろ」ということこそ危険だと思います。仰るよ うに、言いたいことを言う人が自衛隊にいたことだけでも、まだまともな組織 だと感じました。 だいたい、「日本は悪い国だった」と思っている自衛隊に国民が守ってもらっ ているなんてーーーギャグにもなりません。 └────────── ┌──────────「しょーちゃんさん」 私の言い足りなかったことを、全て書いてくれました! └────────── ┌──────────「房さん」 日頃よりお世話になっています。 航空幕僚長としては短絡的な行動でしたが、読売系テレビ『たかじんのそこま でいって「委員会」(11/30放送 司会辛坊治郎)』に田母神氏が出演すると予告 を聴きました。 我々が受信料を払っているNHKの放送活動は、どうしているのでしょうか? 臭いものに蓋をしないで頑張って頂きたいと思います。
└────────── ┌──────────「hideおじさん」
言い足りなかった部分があるにも関わらず、たくさんコメント頂戴し、大変あ りがたく思っております。賛否両論あるのは当然だと思いますが、私は今回の 田母神氏の論文の「何が問題であるのか」がアヤフヤなままのように感じてい ます。 論文を発表したことが問題なのか、政府見解と異なった歴史認識を持っている ことが問題なのか、それともシビリアンコントロールに違反しているから問題 なのか、ーーーどうも不明確なまま氏への批判ばかりが先走っているように思 えてなりません。 自衛隊の内規で懸賞論文を出したことが問題であれば、それは内規に沿って処 分すればよいと思います。 政府見解と異なった歴史認識を持ったことが問題というのは、記事でも述べま したが、思想・信条の自由という点から見ると逆に問題であると思います。 個人がどのような歴史認識を持っていても、自由であるべきでしょう。心に思 うことと、具体的な政治に表すこととは別次元の問題ではないでしょうか。 ーーー何より気にかかるのは、田母神氏への批判が「村山談話不敬罪」のよう に感じられることです。 「談話」と異なる意見は、誰であろうが一切認めないという「村山談話は神聖 にして犯すべからず」と言わんばかりのマスコミ報道は、自分たち自身「言論 の自由」ということに矛盾していると思わないのでしょうか。ーーー客観的に 見られない今のマスコミのほうが問題だと思います。 なにより、シビリアンコントロールに違反するという批判が多かったですが、 屁理屈と思われるかもしれませんが、田母神氏が罷免されたこと自体、ちゃん とシビリアンコントロールが有効に働いている証左だと思います。 例えば久間元防衛大臣は、イラク戦争を批判しました。 当時、安倍内閣はイラク戦争支持の立場にあった訳ですから、久間大臣の発言 は明らかに閣議決定に反するもので、それこそシビリアンコントロールに違反 していると言えると思います。 しかしこれは、閣内不一致と批判されはしましたが、シビリアンコントロール 云々とは言われておりません。 このように、他の事例では「シビリアンコントロール」など全く触れないが、 「歴史認識」になったとたんに「シビリアンコントロール」を持ち出す。それ こそご都合主義以外のなにものでもないと言えるのではないでしょうか。 本当はシビリアンコントロールなど二の次で、いかに政治問題とし政権争奪に 利用するかしか考えていないように思えてなりません。 へそ曲がりの私としては、国会喚問の様子を伺う限り、田母神氏とまともに歴 史論争もできないのか、それとも、みな本心は「村山談話」には疑問を持って いるからシビリアンコントロールをこねくり回している、ように思えてなりま せん。 ーーーこれでは本当の問題点というのは見えて来ないのではないでしょうか。 歴史認識も人それぞれ、賛成も反対もあって当然、ならば、国会で正々堂々と 意見をぶつけ合うべきではないでしょうかね。 └────────── ┌──────────「ノボルさん」 田母神氏や、逆の立場の防衛大臣を擁護するわけではなく、また、どちらの方 にも異を唱えるわけではありませんが、自衛官の私的な発言や、それを発表す る場は認められるべきでしょう。 ただ、今回のように民間企業主催という私的な場における発表を通して、自ら の公的な立場を忘れ、私的な発言に終始する論文が公表されたから大きな問題 になったのでしょう。 だから、私的な発表の場で、私的な意見を発表するのは自衛官といえどもいい ことだと思いますが、自らの公的な立場を踏まえつつバランスの取れた形で、 すなわち、現状の公的な立場、たとえば村山談話を踏まえつつ、しかし、ただ それだけで、実際の歴史は単純化できないのではないか、という控えめで穏当 な表現で、 たとえば、こういう軍事史家の最新研究が発表されているというような、自分 の主観に基づく意見を直接的に表明する代わりに、客観的な判断材料を読者に 提供するという形式で発表されていたら、何の問題もなかったでしょう。 歴史の評価は、同時代の人間が、すべていなくなった時点で確かなものになる 基盤を与えられるとすれば、たとえば、今の出来事の評価は、あと100年〜 150年の歳月が必要になるだろう。今回の対象となった歴史的事件も、まだ 正確な評価がなされるには、少なくともあと数十年の時の経過が必要だろう。 だから、現時点で性急な結論を求めようとするのではなく、もう少し、人間の パトス(情念)とエトス(日常的な生活感情)をバランスさせた、つまり、戦前の 軍隊と戦後の自衛隊の歩みを2本のレールの上に乗せること、すなわち、 アメリカを始め連合国側の助けを借りて復興、再生した戦後史の=今現在拠っ て立つ足場となった歩み(エトス)と、戦前の日清日露の勝利から日本の無条件 降伏までの熱い夢と挫折の、日本の近代史の歩みを回想する(パトス)ことを、 同時平行的に行うことです。 そうすれば、読者に、真の歴史と現在の真実に目を向けさせる訴えと検証の、 冷静な判断力と熱い情熱に溢れた、決して、一方向の思想のプロパガンダや、 一定の立場を鼓吹することで、人の心を熱狂させたり、逆に傷つけたりする、 そのようなことの決してない、深い配慮の込められた論文に接することができ れば、万人は、それぞれの立場で受け止めながら、いつしか、それぞれの立場 を超えた、普遍的な歴史認識の場を共有することさえ夢ではなくなるのではあ りますまいか。 つまり、本来、未来の人間たちが共有することを可能にする、と思われる歴史 認識を、我々が現在に生きながら実現する、そのようなことも決して不可能で はないと思うのです。
└────────── ┌──────────「hideおじさん」
ノボルさんのご意見拝読致しました。このような客観的な見方は非常に同感と するところです。本来、マスコミの論調こそ客観的な姿勢を保持すべきではな いかと思います。 そうであれば、国民も自分自身で答を見つけ将来に繋がっ ていくものではないでしょうか。 今回の一連の報道を見ていると「感情論」が先にたってしまい、「何がどう間 違いなのか」「問題がどこにあるのか」がいまひとつピントが合っていないよ うな気がしてなりません。 いかにマスコミが真っ当な意見だったとしても、相手の言い分を一切受け付け ない姿勢だったり、人間性をも批判するとなるとことの本質が曖昧なまま流れ ていってしまうような気がしてなりません。 対照的だったのが、中国・韓国の反応です。 金融危機など諸般の事情で、日本の歴史認識まで手が回らないということかも しれませんが、いつもの批判はしたけれども、それ以上のことは言いませんで した。ひとり日本だけが大騒ぎしているように思えます。 朝鮮日報の田母神氏批判記事の中にこんな論評がありました。 「日本政府が軍国主義の理念にどっぷり漬かり、侵略戦争を起こしたと考えら れがちだが、実は軍部の越権行為が、民主的だった日本を軍国化させた、と逆 に考えるほうが正しい」 このように、韓国でさえ戦前日本の見方が微妙に変化してきています。 私は、歴史の真実は勝者にのみ存在するのではないと考えています。歴史認識 は人それぞれでしょう。たとえそれが自分の意見と異なっていても、意見は意 見として聞く耳を持ち、いろいろな面から歴史を見てみないと、何を反省すべ きかも分からないままになってしまうのではないでしょうか。 └──────────
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