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┃ 九州男児的北京 ―――――――― by TAKAさん (九州男児的北京)
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☆ 訳すということ ―――――――――――――――――― 2004/01/20
みなさんこんばんは。
EVD〜を 知ってるかい♪ TAKAです。
EVDってのは正確には Enhanced Versatile Disk と
いいまして、簡単に言うとDVD規格の上をゆく
ビデオ圧縮規格のことなんですよ。
んで、「それがなんだ?」って話ですが、このEVDってのは、
中国が独自で特許技術を持つ、中国国産ビデオ圧縮規格なんです。
現在中国は、世界の50%以上のDVD機器を生産している
という状態にあるのですが、DVD市場への参入が遅れた為、
DVD機器を製造するのに多数の特許使用料を支払っている
というのが現状なのです。
その額なんと1台につき14ドル以上!!
だから、このEVDを流行らせれば、中国企業にとって大幅の
節約になり、儲けることはモチロンのこと、業界内で強い力を
持つことにもなるのです。
EVDでは1枚のディスクに現行のDVD以上の高画質・高音質で
映画を丸々1本収めることができ、さらにそのプレーヤーは
DVD・VCD・CD・MP3との互換性も有しているそうなんっす。
さぁ、そんな中国メーカーの自信と期待を背負った
EVDプレーヤーが‘04年年明け早々1998元という価格で
リリースされました!
が・・・。市場の反応は想像以上に冷たく、中国国内での
EVDに対する報道も批判的・・・・
その理由としては、ハイビジョンやプラズマなどの高画質テレビを
使わなければ、EVDの良さが実感できない、とか 価格がDVD
プレーヤーのほぼ2倍・EVDのソフトも圧倒的に不足、
おまけにソフト1枚20元前後と高いなどなど・・・。
一般ユーザーからすれば、
「それなら別にDVDプレーヤーで十分やぜ〜」
ってなもんですわ。
さらに、DVDフォーラムで東芝・NECが共同提言した
「HDDVD(High Definition DVD)」が「次世代DVDの国際規格」
に承認されたことも痛かった!
これにより、EVDの世界展開という目論見は
かなり厳しくなりました。
かつて、中国はSVCD(Super Video CD)というものを
開発しました。
これは、CDシステムに現在DVDで使われている技術を
導入することにより「VCD」を越える高画質を実現した
というもの。技術特許も取得し、2000年には「国際標準化」
された、というシロモノでした。
しかし、すぐさまDVDが登場し、DVDの価格が
低下してゆくと共にSVCDは姿を消してゆきました・・・
「EVDもSVCDと一緒じゃん。無意味な開発だよ」
そんな中国人の声もチラホラ耳につきます。
さぁ、こんな前途多難なEVD。
メーカー側は依然として強気な態度を変えていません。
勝負はこの先「どのくらい普及させることが出来るか」
に かかってます。このニュースの行方、注目して下さい。
中国語がわかる方は ここ↓
http://qd.cnave.com/news/viewnews.php?news_id=482&year=2003
結構反論とかされちゃってて、おもしろいすよ。
HP情報ですが、「お茶のコーナー」にお店を2軒追加しました!
見てね〜〜 http://guihaotaka.habiby.info/
さて、「各都道府県の県木・県花・県鳥シリーズ」の続きっす。
県名=県木・県花・県鳥
徳島県=やまもも・すだちの花・しらさぎ
香川県=オリーブ・オリーブ・ホトトギス
愛媛県=マツ・ミカン・コマドリ
高知県=ヤナセスギ・ヤマモモ・ヤイロチョウ
福岡県=つつじ・うめ・うぐいす
佐賀県=クスノキ・クスノキ・カササギ
長崎県=ヒノキ・ツバキ・ウンゼンツツジ・オシドリ
熊本県=クスノキ・リンドウ・ヒバリ
大分県=ブンゴウメ・ブンゴウメ・メジロ
宮崎県=フェニックス・ハマユウ・コシジロヤマドリ
鹿児島県=カイコウズ・クスノキ・ミヤマキリシマ・ルリカケス
沖縄県=リュウキュウマツ・デイコ・ノグチゲラ
やっぱ広島は「もみじまんじゅ〜う!」のもみじなんっすね。
宮崎の「フェニックス」もインパクトありますね〜。
フェニックス ↓
http://www.hana300.com/yasi00.html
以上で全ての都道府県が終了しました。
さて、今回は「訳すということ」です。 どうぞ〜〜。
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「訳すということ」
外国語がしゃべれる=通訳 が出来ると思っている人が
結構いますが、そんなことはありません。
例えば、TAKAは現地で言葉を覚えましたから、
中国語で言われれば中国語で考えて中国語で答えます。
イチイチ耳から入ってきたものを日本語に置き換えて、
自分の言いたいことを日本語で考えて、それを中国語に・・
なんてことはしませんし、時間的にも無理です。
また、中国で普通に生活していれば、自分自身に訳す必要は
ないし、周りの人間は日本語が分かりませんので、生活上
「訳」なんかしないのです。
「訳」をしようと思えば、それなりに「慣れ」が要りますし、
「技術」も必要で「言葉のセンス」も要るんですよ。
別に頭カチ割って見たわけじゃありませんが、
聞くところによると、脳には「言語野」というものが
ありまして、そいつが言語を司っているそうなんですよ。
んで、バイリンガルだったりする人は、その「言語野」が
2つに分かれるんだそうです。
そんで1コの言語を使ってる時は、2つに分かれた
「言語野」のうちの1つが活発に活動し、もう1コの
言語を使ってる時は、もう一方が働くと。
つまり「訳をする」という行為は2つに分かれた「言語野」を
2つ共同時に使っているということなんです。
う〜〜ん 脳みそ、おつかれさん。
もちろん、簡単な訳なら、訓練なんかしなくても出来ますよ。
しかし、いくら「世間話程度の話」でも、セリフの量が増えると
訓練なしでは訳のスピードと、元々相手が言ったオリジナル言語
での長セリフを「記憶しておく力」が追いつかないのです。
TAKA自身も2度目の留学から戻ってきて、「通訳をする仕事」
に就いた時は、相当困りました。
その仕事を始める前は、
「北京に居る時も、留学したての日本人なんかに訳して
やりよったちゃけん出来るやろ」
くらいに考えてましたが、実際大甘でした。
こっち側から中国語で、あっち側が日本語で返す・・
両方を聞いて訳して、訳して聞いて・・・
徐々に頭の切り替えが間に合わなくなります・・
商品の説明なんかを訳すと「日本語」自体が
分からない場合もあります・・・
「あー・・」とか「えー・・」とかが増えてきて、思いっきり
日本人に向かって中国語で話したりとか、その逆とか・・
訳してる途中で相手が何を言ったか忘れてしまって
「すいません。さっきなんて言いましたっけ?」みたいな
ことも多々・・・。
スピードが追いつかなくなると「あー・・」とか「えー・・」
とかがマスマス増えてドンドン直訳になってくる・・。
ピッタリはまる「訳」(特に名詞)が出てこなくなって、
形なんかを説明して分かってもらおうとするから、
「ジェスチャークイズ」みたいになってしまうことも・・・。
文法が違いますからね・・・
結論が前に来る中国語と、最後に来る日本語。
急いで訳してすげぇ直訳になると、
例えば年齢に関する話をしていて・・・
「我想他可能比我小ba」 が、
「この人は思ってるらしんですよ。あの人は私より
(年齢が)小さいだろうってね」
とかってなちゃいます・・・。まぁ これは極端ですが・・。
すると日本人はいいますな。
「小さい? 何が?」 ってね。
ここでハッとするワケです。ああ、そっか日本語じゃ
年齢を形容するには「若い」とかって言い方やなぁって。
それから例えば歌の歌詞とかで、
「我的天空多麼的清析」 とあるとしますね。
我的天空=私の空、多麼=なんと、なんて、清析=はっきりしている
だから「私の空はなんとはっきりしている」と
直訳しちゃうと「なんだそりゃ?!」ってなっちゃうワケですよ。
ラジオから流れる歌なんかを聴きながら、音について
訳してみて下さい。恐らくこういう現象が起こりますよ。
それから訳には「センス」もとっても大事なんですよ。
簡単に言うと、相手に分かりやすいように相手国の
文化的背景なんかも考慮して上手に意訳する、ってことです。
話がちょっとズレるかもしれませんが、昨年日本で公開された
中国映画「和ni在一起」、英語のタイトルは「Together」。
直訳すれば、「君(お前)と一緒(に)」くらいでしょうか・・
しかし、以前このメルマガでもツッコミましたが、邦題は
「北京ヴァイオリン」。
まぁ 確かに「ヴァイオリン」というアイテムがキーに
なっている映画ではありますが・・・
これも訳者のセンスなんでしょうね。
北京ヴァイオリン ↓
http://www.film21cn.com/soft/together/
また、訳す時の訳者の口調や言葉の言い回しによって、
聞き手が話し手に対して感じるイメージが全然変わって
来る、という問題もあります。
訳者は話し手の言葉だけじゃなくて、話し手の性格なんか
まで読み取って、言葉や口調を選んであげなければ、
無用な誤解を生むことにもなりかねません。
訳した後で、
「さっきの人、随分ズケズケ物を言うのね」
なんて言われると責任感じます。
話し手が元々そういう人ならいいんですが・・
訳者に女性が多いというのも、訳にはこうした「細かな心配り」
が必要とされるってことに起因するのかもしれませんね。
将来「通訳になりたい」とかで、留学を考えてる方!
ただ留学しただけじゃダメです。通訳やりたけりゃ専門の
訓練がいります。
通訳以外の目的でもそうですが、最初からちゃんと目的
持って「それになる為には今何をすべきか?」を意識して
いないと、時間はあっという間に過ぎてゆきます。
うう・・ マジであっという間ですよ・・ 自戒を込めて・・
早い段階から「シャドートレーニング」とかやっといた方が
いいですよ。ネットで調べたりとかして、いい訓練法が
あったらドンドンまねしておきましょう!
TAKA自身、「訳す仕事」に慣れるまで、毎日「訳」を
やって半年はかかったと思います。
ちなみに中国語では「声で言語を訳す」ことは「口訳」
「文字で言語を訳す」のは「筆訳」といいます。
上述したのは基本的に「口訳」の話で〜す。
ここ↓参照するのもおもしろいですよ。
翻訳と通訳の違いって?
〜翻訳ができれば通訳もできる、は大間違い?!
http://www.eigotrans.com/topics/trans_difference.shtml
▽▽ 関連記事 ▽▽
中国人は中国語の達人か?
良い通訳・悪い通訳の経験則的分析論
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中国語の話をしましたので≪今日の中国語≫はお休み。
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最近、真面目な話やりすぎやね・・ では〜〜。
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