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「国際戦略コラム」No.2109より転載 ―― by Fさん
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☆ 電子材料王国ニッポンの逆襲 ――――――― 転載 2006/08/23
――「国際戦略コラム」No.2379号掲載 2006/06/25
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┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
産業の空洞化が叫ばれだして久しく、いずれ日本はオシマイなのか?と、心中
慨嘆しておりましたら、おや〜?そう簡単にはクタバラないですよ〜♪という
元気が湧いてくるような記事をみつけました!
2006/06/25 発行の「国際戦略コラム NO.2379」に掲載された「電子材料王国
ニッポンの逆襲」! これを読んで、皆さんも元気を回復なさってください!
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┏━━━━━━━━━━「転載記事ここから」
日本の飛躍が始まっている。その主力は電子材料です。この考察――Fより
1970年〜1985年までの15年はコンピューターハードの時代。
1985年〜2000年ごろまでは半導体の時代。
2000年を過ぎたころから電子材料メーカの時代。
というように、だんだん構成されている小さな単位に収益が移行している。
電子材料メーカーとしては、シリコンウエハーにおいては信越化学・SUMC
O・コマツ電子金属など、日本勢で60%以上を確保している。半導体フォト
レジストについてはJSRが、半導体フォトマスクについては凸版印刷が世界
のトップである。
電子ディスプレー向け材料では、カラーフィルターは凸版印刷・大日本印刷で
世界の70%以上を握っている。偏光板は日本勢がほぼ独占、ガラス基板は旭
ガラスが世界の85%を握っている。
そして、液晶テレビなど電子ディスプレー最終製品に占める素材コストが60
%にもなる。その素材の世界を日本が独占している。
DVDの基盤材料では帝人が世界の80%、STN型液晶では大日本インキ化
学工業が世界の70%、薄型ディスプレーの反射防止フィルムは大日本印刷が
世界の70%、ハードディスクのガラス基板ではHOYAが世界の80%。
ガラスは無限の組み合わせがあり、その組成が組み合わせで変わる。このガラ
スをIT分野に応用したのが旭ガラスである。プラズマディスプレーパネル用
ガラス基板では、世界シェア85%、TFT用ガラス基板では世界の30%、
PDPフィルターも世界の50%、ブラウン管用ガラスでも世界の30%であ
る。現時点の売上げ高4000億円弱である。
日本企業はデジタル素材になぜ強いのかというと、成功企業は、基本的に得意
分野に特化している。オンリーワン技術に磨きをかけていること。本業に回帰
している。旭ガラスは明治40年からガラスの分野で知の遺産を脈々と蓄積し
てきたことが重要であると。
100年を戦い抜いた企業のカルチャーが重要のようだ。1世紀という気が遠
くなるような年月で伝統的なテクノロジーを育み、そしてデジタル素材として
そのテクノロジーが新素材を生み出す起爆剤となっている。このように技術蓄
積がしっかりした企業が主役になってきている。
台湾ファンドリー大手の幹部が「半導体でニッポンひとり負けという説は納得
できない。我々台湾半導体メーカーは、巨大投資を行い、ファブを拡大させて
いるが、シリコンウエハーをはじめ半導体の主要なデジタル素材の多くは日本
から買っているのだ。つまるところ本当の勝者は誰なのか!」と、鋭く叫んだ
言葉である。
世界最強の自動車メーカーに鋼材を提供する日本の鉄鋼メーカーの技術力も、
世界最高水準であるが、ここにきて、デジタル素材分野でも有力商品を出して
きている。
CMPデレッサーやSICウエハーで新日鉄がリードしている。携帯用2層C
CL基盤では世界の60%のシェアがある。
素材という産業は、まさに忍耐の産業である。開発に10年〜15年もかかる
ことは日常茶飯事で、こんなことができるのは、農耕民族である日本人しかい
ない。四半期単位で利益を出さなければ気がすまない米国や台湾、韓国などの
企業には、素材カルチャーは似合わない。
そして、日本国内に、最先端をいく半導体開発、液晶、プラズマ、有機ELな
どのディスプレー開発、さらに燃料電池などの近未来開発の礎がしっかりと築
かれている。それらが最先端のデジタル素材を強く要求してくる。
そして、最終製品の機能向上、価格の低下を常に求められるために、デバイス
メーカー、材料メーカー、装置メーカーが常に切磋琢磨する気風ができあがっ
ている。これが日本の財産なのでしょうね。
とうとう、韓国政府はこうした現状に業を煮やして、2006年初めに産業資
源省の新政策「2015部品、素材発展戦略」を発表した。10品目を選択し
て、今後4〜5年間で1800億円を投入し育成するというものだ。
日本からの輸入防止策であるが、韓国企業が開発した部品・素材が、品質や価
格など要求水準を満たせば、必ず国内メーカーは買い取らねばならないという
確約書を産業資源省に提出させるという。
それほど日本の素材は強いということであるし、日本の素材をコピーしても、
それ以上の素材を作ることが日本の素材メーカーはできる。
電子材料王国ニッポンの逆襲
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492761608//kokusaisenrya-22
日本の優位分野について
http://fuku41.hp.infoseek.co.jp/kako/yuui.htm
┗━━━━━━━━━━「転載記事ここまで」
= この稿おわり =
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