たろおじさん通信 ―――――――― by たろおじさん
☆ 現代中国の実相が悲しいほど象徴的に ―――――― 2008/06/16

┌──────────「たろおじさん」60代@男性

〜〜〜ここの推薦メルマガの記事、の推薦です(^-^;

現代中国の実相が悲しいほど象徴的に出ているように思えてしまいました。

ーーー伊勢雅臣メルマガより勝手に抜粋引用です。
Wing-Mel No.1452「四川省災害復興でますます増える手抜き工事」(泉幸男)

四川省大地震で、鉄筋抜きの手抜き建築の悲劇が世界中に知れ渡り、数多くの
家族を涙の河に突き落としたからには、今後はこれを教訓に手抜き工事の取り
締まりが強化されて、次なる災害に備えることだろう……

……と、日本人なら考えるのだが、それが通用しない異文明の地こそ中国であ
ることを、ある新聞記事が改めて思い知らせてくれたのでご紹介したい。

┌--------

―― もういちど大地震が起きるまで

いわく、被災地復興で手抜き工事は激増するだろう。ーーー今回手抜き工事が
明らかになっても、誰も罰せられていないから――――。

大地震がいちど起きれば、そのあと相当の期間は同じ大地震は起きまいと業者
は達観している――――。

手抜き工事は、もういちど大地震が起きない限り発覚しないのだから、被災地
復興は手抜きをしても大丈夫――――。

ーーー復興建設こそ、質より量が優先されてしまうのだ。

そんな驚きのインタビュー記事を、中国・広東省の『珠江晩報』紙が5月26
日に配信していた。長い記事ではないので、全文を訳してご紹介する。(中見
出しはコラム子がつけた。原文にはありません)

記者名は「潘多拉[はん・たらつ]」とある。おそらくペンネームだ。

≪ すすむ災害復興 工務店社長が警告 ≫

地震救済作業が急がれるなか、復興建設も計画実施の段階となった。わたしの
知り合いの工務店社長も、おかげで仕事にありついている。さっそく質問して
みた。

「今回の地震で倒壊した建物の多くは学校で、たくさんの生徒たちが悔しい思
いを残して死んでいった。あれはやはり世に言われる豆腐渣工程=おから工事
=手抜き工事)だったのでしょうか」

――「正直、無理だね」

工務店の社長の答えはあっさりしたものだった。

「倒壊した建物のプレハブ建材には鉄筋が1本も入ってなかったろう。訊くま
でもないことだろうよ。べつに工務店のオヤジでなきゃ分からぬものでもある
まい。バカでも一目見りゃすぐ分かることさ」

そこでわたしは言葉を継いだ。

「それなら、今後の復興建設では業者さんたちはこれを教訓にしておから工事
の根絶に努力することでしょうね」

工務店社長は苦々しそうな笑いをうかべた。

「正直、無理だね」

わたしは仰天した。

「よりによって災害復興というのに、またおから工事をやるだなんて!報いが
怖くないんですか?」

―― 賄賂の連鎖でうまれた「裏ルール」

「報いだって?地震そのものだろ、報いって。地震以外に何の報いがあるって
んだよ」

工務店社長いわく、耐震基準を下回る工事をするのが土建業界の「裏ルール」
になっているという――――。

建設業者、デベロッパー、オーナー会社から、計画・開発・入札・建設・監督
に何らかのかたちで関わる人たちまで、それぞれ気がついては いても あえて
口には出さず、それぞれの段階で賄賂を貰い受けさえすれば、誰も追及などし
ない。

工務店社長が心配しているのは、災害復興にあたって手抜き工事がさらに増え
るだろうということ。広い面積にわたる大規模の工事を、限られた期間内に集
中して仕上げなければならない。

計画・入札・管理監督のそれぞれの局面が繁忙化し、仕事量も増えて、いきお
い管理監督も行き届かなくなる。そうなれば、建設業者・デベロッパーが手抜
き工事をしても、見つかるリスクは低い。

―― 建設業者の確率論

そして、建設業者・デベロッパーからすると、そもそも或る場所で大地震が起
こる確率というのは低いのだから、ましてや同じ場所で短期間の間に再び大地
震が起きる可能性はもっと低い。そう判断して一部の建設業者・デベロッパー
は、何はばかることなく安心しきって「手抜き」のやりたい放題なのだ。

工務店社長の分析は、たしかに論理が一貫していて、まさに建設業界の実情を
反映したものだった。ーーー空恐ろしいばかりだ。

わたしは絶望の思いでたずねた。

「もう、どうしようもないのでしょうか」

―― 目の前にある手抜き工事の厳正処罰が先だ

工務店社長は表情をやや和らげて言った。

「なんとかならんわけでもない。取り締まりが本気で行われるかどうかだな」

工務店社長いわく、1998年の洪水のとき、江西省の九江で長江=揚子江)
の堤防が決壊し、朱鎔基総理が激怒して堤防工事の「手抜き」ぶりを非難した
ことがあった。ーーーところがそのときも、誰かが責任を追及されたなどとい
う話は聞こえてこなかった。

今年はじめの中国南部の雪害でも、電線関連の「手抜き」が見つかったが、責
任追及の話は聞こえてこない。ーーー過去の失敗に懲りないかぎり、それを教
訓にして慎重になるわけもない。

もし今回の復興工事でさらに手抜きを増やしたくなければ、先ず初めに地震に
よってさらけ出された手抜き工事の数々を厳正に処罰するしかないな。それ以
外に方法はないな……。

―― 目覚めよ!

復興工事で手抜きがさらに増えるだろう、とは!

これは、良心がまだ残っている工務店社長の警告だ。

施策策定部門・管理監督部門の官僚・事務官諸氏には、この声が聞こえている
か? 目が覚めてくれたろうか?

└--------

以上が『珠江晩報』紙の記事である。

地方レベルの、目をおおうべきモラルの低さを、高い理想を掲げて取り締まっ
てくれる存在としての都の皇帝。これが中国の代々の王朝の存立を支えた中国
人民の幻想だった。

だから、地方役人の悪辣に苦しむ民が、皇帝に訴え出るために上京するという
伝統は、中国で脈々として今日まで受け継がれている。

今日の北京の中央政府は、苦しみの日常からの突破口を求める地方の人民から
救い主に見立てられ、幻想を抱てもらうことで成り立っているところがある。

―― 幻想が崩れるとき

しかし、悲しいことに共産党の北京政府もまた、賄賂の連鎖にからめとられ、
地方の隅々にまで張り巡らされた親分・子分関係の頂点に位置しているに過ぎ
ない。毒入り餃子の件にせよ、数多くの手抜き工事にせよ、処罰らしい処罰が
一向に行われない。

それは、数え切れないほどの人々が賄賂に絡めとられているからだし、犯人ら
が、親分のまた親分のまた親分の共産党幹部の庇護をしっかり受けているから
だ。子分を救ってやるのが親分の甲斐性。子分をいかに救ってやれるかという
こともまた、中国では権力闘争の一形式なのである。(そしてたまに捨て石に
なる子分もいる)

親分・子分関係の頂点、賄賂の連鎖の頂点に中国共産党の中央組織が君臨して
いることが人民の目に明らかになったとき、中華人民共和国を支える幻想が、
ガラガラと音をたてて崩れる。(それがこわいから中国ではメディアへの規制
が激しい)

ーーー崩れるのは、学校の建物だけではないのだ。

『珠江晩報』の潘多拉[はん・たらつ]さんの声を聞け。工務店のおやじの声を
聞け――――。
└────────── ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
一度砲弾の落ちたところには次の砲弾は絶対に飛んで来ないーーー。 で、 手抜きをやった奴が公開銃殺されなければ、また同じことが繰り返される。 ーーー就是中国。 沿海部の中心都市にいると「崩れるのは学校の建物だけではない」という流れ になる兆候はなかなか実感できませんが、離れると岡目八目が効いてくるんで しょう。 で、上有政策下有対策(?)の、こんな話。(^^; 学校の場合とは違いますけれど、集合住宅ビルの場合は、コンクリート製の柱 と壁と床天井で強度が保てるように設計されています。そしてビル全体の強度 とは関係ない壁は、レンガを積んでモルタル仕上げをしてあります。 こうした新築物件はスケルトン渡しですから、購入した人が間取りを変えたり =ここの壁は取り払ってこっちに新しく壁を作って)して自由に内装します。 このレンガ壁は、どこを取り払おうがどこ区切ろうが自由にやっていいことに なっていますが、問題は工作不可とされているコンクリート壁を(ひどいヤツ は柱まで!)削ったり穿ったりする輩が多いこと・・・。 で、これに注意してもまずきかないーーー。 「オレがこんなチョコッと削ったからって、こ〜んなおっきなビルなんだから ビクともしやしないよ!」 (‥チョコッとじゃないじゃないか‥) 「オレだけじゃないぞ!みんながやってるこっちゃないかい!」 (‥だから余計に困るんじゃないか‥)
└────────── ┌──────────「あ〜さん」
たろおじさんの投稿を見て、どこかで聞いたような話だなぁ?と思っていたと ころ、ハタ!と思い当たりました。(笑) 〜〜〜日本の官僚組織です。 過去にとんでもない事をして、国民にどんなに災難が降りかかろうとも、誰も 責任を取らない!!そして、再び国民が泣く泣く尻拭いをする・・・・ 人間のサガでしょうか。(笑) 信賞必罰がないと、人は善人で居られないのかもしれませんね。そうであると するならば、どうして官僚だけが免責されているのでしょう....。(涙)
└────────── ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
OJIN は参議院議員もヒドイと思います。 あんな、高校生はおろか小中学生でもできるようなことをやっていても6年間 クビ無し、給料保証、必要経費支給。もし参議院が無ければ、議員及び関連機 構の経費を含めて、いったいいくらの節約になるんでしょう・・・ 参議院と限らず憲法も含めて、こんな不合理な状態が続くようだと、そのうち 世直しを掲げた独裁者待望の空気が膨張していって・・・ 旧ドイツのナチス党は暴力=クーデターで政権を握ったわけではありません。 地方・農家・高齢者にアメばら撒き人気取り→小沢民主党が政権を握る→人権 擁護法案成立→永住外国人参政権法案成立→外国人移民1千万人政策が推進さ れて→民主党が衆参両院で2/3を越える→憲法改正→この先の日本は??? あり得ないと思いますか?それはただ、今の民主党のやり方が稚拙なだけで、 ナチス党における、ヒトラーのようなカリスマと、ゲッペルス宣伝相のような プロパガンダの天才と、ヒムラーのような忠実な暴力組織=親衛隊の執行者が 揃えば・・・簡単なことでしょう・・・ ーーーまあ、今の小沢・菅・鳩山の能力では夢物語ですけれど、、どなたかが OJIN を軍師にしていただければ、10年も必要とはせずに・・・・・・・・ └────────── ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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