|
たろおじさん通信 ―――――――― by たろおじさん
|
☆ 日中関係に重要な変化の兆候 ―――――――――― 2003/07/18
産経新聞に、日中関係に重要な変化の兆候ということで、下記の話が載ってい
ました。長い反日宣伝の歴史に変化が来るのであれば歓迎すべきでしょうが、
その原因が中国の国益のためとあれば、日米関係に楔を打ち込む外交戦略とい
う色彩が強いらしいので・・・単純人間にはなかなか、難しい世界ですね。
http://www.sankei.co.jp/news/030714/0714kok052.htm
共産党・中央宣伝部が「対日新思考」紹介 中国
┌──────────
│中国共産党のイデオロギー・宣伝部門を統括する中央宣伝部が発行する雑誌
│「時事報告」(7月号)は14日までに「日本に寛容であれ」と説く馬立誠
│・人民日報編集委員や「日中の戦略的接近」を胡錦涛指導部に提言した時殷
│弘・人民大学教授ら識者4人の「対日新思考」を紹介、新たな日中関係構築
│の必要性を訴える記事を掲載した。
│
│昨年11月に胡指導部が発足して以降、相次いで発表された馬立誠、時殷弘
│両氏の論文は、中国内で賛否両論を巻き起こした。宣伝部の雑誌が一連の論
│調を前向きに掲載したことは、胡指導部がこうした「対日新思考」を重視、
│伝統的に対日警戒心が根深い地方幹部の「思想解放」に乗り出したことを示
│している。将来的な対日政策見直しへの布石とも言えそうだ。
│
│4人は宣伝部に招かれて講演。記事はその内容を「中日交流には新思考が必
│要」と題してまとめた。馬氏は「日本の謝罪の歴史はもう終わった」「日本
│が軍隊を持つなど“普通の国”になろうとすることを時代のすう勢として受
│け止めるべきだ」と持論を展開。時氏は対米関係安定を最優先する大国戦略
│から「歴史問題は棚上げ」して日中関係を強化することが国益にかなうと主
│張した。
│
│一方、中国社会科学院の孫叔林研究員は小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題
│について「(死者を敬う)伝統文化の問題や(政党が農民票を得るための)
│政治的必要もある」と指摘。中国のメディアはこうした背景を客観的に伝え
│るべきだとの認識を示した。
│
│武漢大学の魯世巍博士は「(新世紀の日中両国は)歴史のおん念を乗り越え
│戦略的信頼関係を増強しなくてはならない」と総括した。
│
│同誌は全国の地方幹部向け教材で、発行部数は約50万部といわれる。
│(共同)
└──────────
http://www.sankei.co.jp/news/030613/morning/13iti001.htm
胡政権を「未来志向」に導く論文 対日接近せよ
┌──────────
│中国学者が戦略利益説く
│敵意増長は安保に脅威/国際的地位改善のテコ
│
│【北京=伊藤正】
│ロシアのサンクトペテルブルクで五月末開かれた日中首脳会談で、中国の胡
│錦濤国家主席が小泉純一郎首相の靖国神社参拝など歴史問題への具体的言及
│を避け「未来志向の協力関係」を強調、日中関係は改善に向け動きだした。
│
│その背景をめぐって、胡政権に中国の戦略的利益のために「中日接近」を最
│大の外交任務にせよ、と二カ月前に政策転換を促した学者の論文がいま、中
│国国内で脚光を浴びている。
│
│論文の筆者は、胡錦濤政権に影響力を持つといわれる中国人民大学国際関係
│学院の時殷弘教授。今年四月発行の中国の隔月刊評論誌「戦略と管理」(二
│〇〇三年二号)に「中日接近と“外交革命”」と題し、中国が「中日接近」
│を必要とする国際的事情と、そのために中国が取るべき方策を具体的に指摘
│している。
│
│特に注目されるのは、次の五項目の関係改善策だ。
│
│(1)歴史問題は従来の日本側の「反省と謝罪表明」で満足し、対日外交議
│ 事や宣伝から除外する。
│(2)日本の対中輸出や投資を優遇、最高指導者が対中経済援助に感謝を表
│ 明。
│(3)日本の防衛力強化を「軍国主義の道」と表明するやり方をやめ、軍事
│ 面の信頼を醸成。
│(4)北朝鮮問題など地域の安保や経済協力などで協調。
│(5)日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを積極支持。
│
│江沢民前政権時代から一転した対日接近策だが、時教授はその理由の一つに
│両国民間の相互嫌悪と敵意の増長が進めば、日本に反中軍事勢力が台頭、中
│国の安保に深刻な脅威になる危険性を指摘する。
│
│より重要なのは、一昨年の米中欧同時テロ事件以降の米国の一極支配強化へ
│の懸念だ。対米関係での受動的立場を変え、戦略的地位の改善には、外交レ
│バーとして中日接近が不可欠と時教授は述べている。
│
│これに関して、時教授は六月発行の同誌三号に寄せた論文「中国の外部困難
│と新指導グループが直面する挑戦」で、中国を取り巻く国際環境を詳しく分
│析、特に台湾問題に絡めて「中日接近」の必要を再度強調している。
│
│中国内部では、昨年六月までに米一極支配に対抗する周辺外交強化の一環と
│して対日政策の見直しが行われたが、小泉首相の靖国神社参拝に江沢民国家
│主席(当時)が激怒したこともあって、歴史問題への姿勢変更は公開されな
│かった。
│
│しかし昨年十一月の党大会で胡錦濤指導部が発足した後、党機関紙「人民日
│報」の馬立誠評論員が「戦略と管理」誌に「対日関係の新思考」を発表、中
│国側の歴史への過剰なこだわりや日本の現実への曲解などに立った反日現象
│を批判し、日中関係の改善を訴えて反響を呼んだ。
│
│時殷弘教授の二つの論文は、馬論文に比べ、より長期的、国際的視野で中国
│の戦略的利益を追求しているのが特徴。「説得力があり反論の余地がない」
│とある対日関係者は述べたが、反日親米の江沢民軍事委主席がどうみている
│か、現段階では明らかでない。
│ ◇
│
│本紙は時殷弘教授の了解を得て、「中日接近」論文は本日付6面、「中国の
│外部困難」論文は14日付朝刊にそれぞれ詳訳を掲載します。
└──────────
▼
┏━━━━━━━━━━「(^^) OJIN です(^^)」
中国が、中国の国益のために国策を決定することは、これは当然であろうと思
います。そしてそれが日本にとって有利な内容であるならば、遠慮なく有効に
フル活用させていただく。日本の国益を有利に導くための外交カードとして、
悪くはない手が配られてきたように感じます。
ただここで、では日本側が歓迎光臨!歓迎光臨!だけじゃなく、このカードを
どれだけ有効に生かし切ることができるのか、が問題でしょう。
声高に叫ぶ者の声が表面に現れやすい世論なるものや、瑣末なゴシップ記事の
報道に血道を上げる稚拙な(かなりの)大報道機関、正気なのか?と疑うような
主張をする野党第一党、政権党内部においてもウジャウジャモジャモジャ。
ーー官僚の問題もあるな‥‥
これらの海中に浮かぶ小泉政権島が、なお断固として、真に日本の国益に叶う
適切な手を打ち続けることができるだろうか、、まあ小泉首相は、田中元首相
のようにスネに傷はないようなので、アメリカさんから足をすくわれることは
ないだろうとは思いますけれど....でも走狗がウジャウジャ....油断は禁物。
国内の衆愚世論などに影響されず迎合せず、こうした機会に、真の平和国家と
して存立できるようなチカラを備えられる施策を実行してもらいたいと希いま
す。強勢ナチスドイツすら手出しを躊躇った小国、スイスのようしてほしいも
のです。
軍事の制度をキチンと整え自衛隊などという言葉のマヤカシも終わりにする。
今回の中国政府の政策変更と関わりなく、以前から、(中国の)中学生でも日本
海軍、日本空軍と言っておりますよ。日本には海軍空軍なんてないんだよ、と
言うと、海上自衛隊航空自衛隊(ズーウェィトイ)って言ってるんでしょ、でも
そんなの“偽”だよー、と笑っています。
ーー(中国の)中学生にもバカにされるミエミエ....。
中国が政策をどうのこうのしたからということとは関係なく、正々堂々にする
べきではないかと思います。
┗━━━━━━━━━━
= この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
|