九州男児的北京転載記事 ――――――― by TAKAさん
☆ 当誌の熱心な読者でもあり、お便りも度々いただいている「TAKA」さん。
が、発行する、博多弁べらんめー口調のメルマガ「九州男児的北京」2002/10/
15号は、読者からのお便りを掲載する特別号でしたが、

そのお便りが示唆に富んだおもしろい内容でしたので、ほぼ全文を転載させて
いただくことにいたしました。日本以外で生きていくコツを覗うことができる
ような気がします。また、「日中関係」や「ナショナリズム」についても、短
い文の中で本質を突いているようにも感じました。ーーーいかがでしょうか?

┏━━━━━━━━━━ 転載記事ここから」
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こんにちは mei です。

以前のメルマガで「昨日は何をしたのか?」ってのを
授業で聞かれるって話、「そうそうそうそう」とひとり肯いてました。

私も(留学して)一ヶ月目くらいに、ふと単なる会話練習ではないことに
気づいて、妙な警戒心をもつようになったな、なんて懐かしく読みました。

あと、お金の事を聞かれるのがすごく嫌で
これはいまの日常生活でも慣れない・・・

日本の家族や、友人の仕事や、給料、アルバイトや仕事を持ってる
留学生の給料、外国からの赴任者の奥さんにはダンナの月給、
自分や同僚や同業者の収入の暴露とグチ、昨日使ったお金の内容と
金額、買った物の値段、交通費、等等等。
何回も同じ事シツコク聞くし、
なにかといえばすぐ「いくら?」だから・・

(中国に)来て初めて“理不尽な事に対するケンカ”したのも
“お金のこと”だった。

市場で買い物をした帰り、屋根付きのゴーカートみたいなものに
乗って帰ろうと思い「○○までいくら?」って聞くと
(近いので)相場の「5元」だったから乗ったんだ。
けど、その後の会話で私が「外国人」と知った運転手、
降りる時に10元渡したらおつりが2元なの。

私はその時まだほんっと中国語だめで、
でも、ばかにしないでよ〜!って思って
「5元っていったじゃない!」
を繰り返して引かなかったんだけど
「いーや8元だ!」って。

相手は絶対に自分の悪いの認めないし言った事もまげない。

外国人らしい人(私)と運転手の言い争いに野次馬がわらわら。

観衆がある程度集まったところで、そのおばさん、
わーわー喚きながら運転席からおりてきたのよ。 足ひきずって・・・
大体身体障害者が多いんだよね、あのての運転手。

(演出:外国人にいじめられる老障害者)!?

「んな卑怯な・・・」と思ったんだけどその時悟ったんだ。

「ここで負けたら私この国で生きていけない」って。
大袈裟って笑われるかもしれないけどマジそう思ってさ。

観衆にむかって足さすりながら
「××××!!8元!8元!」を繰り返すおばさんに対抗して
私も観衆に、
「この人5元っていったんだから!」ってな事をいってると、
そのウチに警察がきてオオゴト。

てゆーか、おばさん(車)止めてた所がマズかったらしくて、
(警察が)言い合いの仲裁してくれたんだけど、
なんたってこの外国人は「5元」しかまともに話せんし、
全然ひかんし。

その内「もういいから5元にしてやっときなさい」って
おばさんを説得してくれて、おばさんやっと残りの3元を
(シブシブ)渡してくれたのよね〜・・・
「勝った」とは思ったけど何かむなしい勝ちだった。

日本にいる頃は、自己満足といわれてもかまわないけど、
NGOグループに所属して国外のボランティア活動など
度々やっていた。
女性や子供の問題を主に扱っていたけど、障害者を含めて弱者と
呼ばれる人達の事を知り、役に立ちたい、といつも思っていた。

その日「私 中国来て何やってるんだろう」って本気で思った。
「勝った」のに なんか全ての意味で自信がなくなった。
ただの観光客だったなら、こんな些細なこと、
お金ですむならって目をつむって
「ボラれちゃった!えへっ!」
って笑ってお土産話しにすればよい。

「またバカな金持ちの日本人ごまくらかして儲けたよ」
といわれてもよい。
でも、あの時(今もだけど)
私にとってはたかが3元のお金の問題ではなかった。
この国のやりかたに対抗しないと損するばっかりで、
騙されるばっかりで、バカにされるばっかり。

だけど、対抗するには(私は)すごいパワーが必要で
頑張ってないと負けちゃうの。

この国のやりかた・・・ わりこみ。
対抗して自分も割り込まないと、日が暮れても順番は回ってこない。
というよりも、帰社時間前になると平気でさーっと締切られるので
日を改めないといけなくなる。

人によっては、中国人との渡り合いや対抗が「苦」に
ならなかったりするんだろうけど 私にはストレス。
頭に来る事も毎日何回もあるし、頭来るとくたびれる。

今日も検診があって病院行ったんだけど 結果は明日だ、
絶対明日だといわれ、知り合いに頼んだら、
「なら 午後なんとか結果を出す」って・・・。
で、知り合いに顔出させたら一時間で来い、といわれ
50分後行ったらもう結果が出てました。

なんなんよ、 もう・・・
はじめっから一時間って言ってよ・・・
こんなんばっかり。 やりとりが面倒クサイ。

10月、もしかしたら急用で北京に行かないといけないかもしれません。

北京の事はよくわからないので 効率的に動く為に交通手段などの
アドバイスを乞うかもしれませんので その時は協力お願いします。

それではまたね。

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続いて以前の「中国のネット上で流行っている笑い話」について、
「KIYAMA」さんからのお便りです。

「中国のネット上で流行っている笑い話」の記事は ▼ コチラ
2002/10/01 http://www.melma.com/mag/82/m00063982/a00000124.html
2002/10/03 http://www.melma.com/mag/82/m00063982/a00000125.html

「KIYAMA」さんのHPは ▼ コチラ  
http://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/tyousa02/tushu3.htm

心臓の弱い方は見ないほうがいいですよ。刺激的すぎます。
では、お便りご紹介します。
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「笑い話」としては全然おもしろくなくて、
こういう言い回しで中国人は笑うんかいな、と勉強にはなりました。

また、日本のいろんなことを知っていないと作れないような内容ですが、
中国人がこんなに知日派だとは驚きです。
「嫌いな相手のことなんか知りたくもないし無関心」というのが、
他人を嫌う王道ですが、ここまで知っているんじゃ、
それは嫉妬とか劣等感の現われに見えます。

大人をもって善しとする中国人のイメージから、
ほど遠いのが、ありがたい、いいお話でした。

身長の話では、確かに昔は支那人のほうが背が高く、
日本人はバカにされていたようです。

ところが数年前、中学生くらいの平均身長が日本人のほうが上回り、
中国当局(どこだ?)はあわてて日本に習い、給食で牛乳を
飲ませるよう指導したとか。
どんなことでも日本には負けたくない、という鉄の信念ですね。

「日中友好三十周年」とかで 結構ニュースが出回ってますが、
三十年間も「友好、友好」って言い続けてきた関係はまったく
友好状態にないということです。

友好を唱えながら、実は本当に友好関係になると
飯のタネがなくなる連中が日中双方にいます。
日中友好を邪魔しているのは、
声高に「日中友好」と叫んでいる輩ではないかと考えます。

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mei ちゃん。その気持ちよく分るな〜。 
これが文化の違いで、習慣の違いなんやけど、理解するとか、
受け入れるってこととは違うんよね。 外人には所詮ムリやし。
「こういう国なんや」と覚悟を決めるしかない。

それから「KIYAMA」さんの最後のメッセージ。 まさにそれ!!
「右翼、右翼」と叫んでいる一群!!
君達が左翼だから、他人が右翼に見えるのだよ。
自分らの出版物を読み返してみぃ。
理論性や信憑性はなく、感情論だけで
「左」にグニャッと曲がってるでしょ?

「長引く不況で国民のフラストレーションが溜まると、
 ナショナリズムが台頭してくる・・・」
アホ学者の言い草はいつも決ってコレでしょ?

有名な田原総*郎氏は 韓・日共催ワールドカップの時も、
日本のあの盛り上がりが「ナショナリズムの台頭」で、
それは恐ろしいことなので、素直に「日本ガンバレ」と
言う事すら出来なかったそうです。

うう・・・。可哀相な人達・・・。
自分を育んでくれた国に感謝も愛着も持てないなんて。

「知に溺れる」とは まさにこのこと!!

┗━━━━━━━━━━ 転載記事ここまで」
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(^^) OJIN です (^^)

記事の最後のコメントは「TAKA」さんです。それにしても..この間の号で当誌
を紹介していただいたのは嬉しいんですが........“あの伝説の”って、、
当誌は既に過去の遺物、骨董品的存在になっちゃってるのかしら?..(T-T)
‥‥最近、ヒガミっぽくなってるかな?‥‥

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