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┃ 時事事象私見: ――――――――――――― by gosakuさん
☆ 靖国神社参拝と日中摩擦を抉る(後編) ―――――― 2005/02/18

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┃┃ コメントボードに頂きました感想。
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┌──────────「Jun Honmaさん」

世界市場は広い。日本の原理原則を理解できない国とは距離を置ける。
ODAのみならず中国への民間重点投資は、早急に東南アジアやインドの人材
育成に向けるべきであろう。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

平成不況を脱出できたのは、中国特需のお陰だという面も考えないわけにはい
きません。ーー日中経済は運命共同体だといわれてきました。

日本の対中輸出は、572億4千万ドル、成長率は前年比で43.6%増にの
ぼります。2004年にはアメリカを抜き、最大の貿易相手国となりました。
この流れは一時的なものではなく、もう止めようがありません。
ーー中国抜きには不況脱出は考えられない状況です。

しかし、中国の歴史を長いスパンでみてみると、これは実に厄介な国だと思い
ます。自分に余裕があるときには、外国人もどんどん来い、これこそ我々中華
文明の優越の証拠だ、という鷹揚さをみせるのですが、一たび事態が悪くなる
と、非常に偏狭になり、被害妄想的な排外主義が台頭してきます。
ーー今までこの繰り返しでした。

今、中国でよく言われているのが「小康」という言葉です。つまり、中国はよ
うやく「小康」と呼べるような小康状態に来た、と。――その「小康」の中に
は、暴動もあれば叛乱もあるかもしれない、医療問題もあれば金融問題もある
けれど、それも全部ひっくるめて「小康」なんだ、という考え方が根底にあり
ます。

我々外国人がみれば、とても「小康」なぞという状況ではなくとも、日中戦争
が終わって凡[おおよ]そ六十年、文革から三十年が過ぎ、ようやくどこに行っ
ても餓死者や、どうして殺されたのか分からない死体を見るようなことがなく
なったことは彼らにとって「小康」なのです。

僕が言いたいのは、バブルや貧富の差やデモ、暴動まで内側に含んだ大国と、
日本は否応なしに付き合っていく他はない、ということです。中国は危険だか
らベトナムに進出しようとか、ミャンマーに投資する、といったオプションは
あります。

あるけれど、ベトナムにしろその他の国にしても、経済の何割かはすでに中国
に連動してしまっているのです。巨大な中国経済圏の外に出ることは出来ませ
ん。
もはや国際経済全体が、中国を組み込んだ形で考えざるを得ません、だから、
日本だけが中国進出を見合わせるような状況ではありません。だからこそ、、
リスクをもっとシビアに考え、対応策を練る必要がありますね。

中国という巨人は、いまも急速な発展を続けています。GDPの実質成長率は
二桁に迫る勢いを維持し、ミサイル、潜水艦、あるいは航空戦力など、軍事面
での近代化にも目覚しいものがあります。

隣国に位置するこの大国との友好関係が、日本の国益に合致する事は疑いよう
がありません。しかし、この論理が逆転して、友好関係を維持することが目的
になってしまっていたのが、今までの日本外交の姿だったと思います。

国益を損なってでも、友好状態を維持しなければならない、そのため、ひたす
ら譲歩を重ねていくことも辞さない、そんな気分が日本側にあったのではない
でしょうか。もとより友好とは手段に過ぎません。目的はあくまで日本の国益
の実現でなければならないはずです。

└──────────
┌──────────「好漢快男子さん」

いつも読ませて頂き、我意を得たりというご意見が多いので楽しませて頂いて
おります。本日の靖国(後編)も、ほとんど肯[うなず]くご意見が多かったので
すが、二つだけ相違がありました。

ひとつは新幹線問題です。GOSAKUさんは、新幹線技術を中国に輸出することが
日本の国益に適うと思っておられるようですね。なるほどお金儲けには適うで
しょうが、いま一度考えてください。
私は、中国はTGVを買えば良いと思ってます。ご承知のように韓国はTGV
を購入して開業以来一年経ちますが、状況はこれまたご承知の通りです。
台湾は新幹線技術を導入いたしました。ーー結果はまもなく出るでしょう。

そもそもわが国の新幹線技術は、単に列車の速度だけではなくて、そのコント
ロール・保守技術等世界の追随を許しません。しかも、軍事技術に転用・応用
が可能です。中国にこのような技術を輸出することは、決して我が国の国益に
は叶いません。
目先の経済利益だけを考えるのは、GOSAKUさんらしくないのではないですか?

中国には、TGVを買ってもらってご苦労してもらえば良いのです。
----中国は、本心は喉から手がでるほど新幹線が欲しいのです。三国志ではな
いですが、相手の一番欲しいものではなく、2番目に欲しいものを与えるのが
中国三千年の歴史ではないでしょうか。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

僕も好漢快男子さんのご意見のように、新幹線方式の輸出にはあまり賛成では
ありません。ーーもとより、何が何でも日本新幹線を採用して欲しいというも
のではありませんよ。もし、ODAなど絡めて「新幹線方式を輸出したいなら
ODAの制限解除を」などというような要求に乗るべきではないと思います。

ある関係者は「何十年かけて培った新幹線技術を安売りしたくない。中国側の
入札条件次第では、応札しない事もありうる」と言っています。日本側当事者
であるJRでは慎重論が大きいのに、政府と自動車産業を主体とする財界が、
新幹線売込みに積極的というのも、なにかおかしい気がしますしね。

2000年秋、北京の日本大使館で北京―上海高速鉄道建設の詳細について説
明した日本側政府機関のベテラン専門家は「建設受注は日本にどんな商業上の
利益をもたらすのか?」とい質問に「見当がつきません」と率直に答え「中国
の鉄道建設能力は国際的にも極めて高く、国産でも、時速200キロ以上出る
機関車の開発や、車両年間5万台製造という実績があります。

都市鉄道の国産化率は、いまでも70%。自力更生の傾向が強く、いざ新幹線
方式といっても、日本に頼らず、自国産で調達できる部分が大きいからです。
だから中国は、例え新幹線技術を導入しても、実際の製品を日本から買わざる
を得ないという部分は、台湾や韓国とは大違いで非常に小さいだろうというの
です。

このため日本の受注も、実益よりも「精神的な意味が大きいと思う」といって
います。この事業によって、日本側は莫大な利益を得るという認識は誤まりで
す。
つまりは、中国の高速鉄道建設に寄与することによる「友好」といったもので
しょう。受注によって経済利益を得るビジネスの追求ではなく、商業性を無視
した友好事業であるということです。

└──────────
┌──────────「ミカの赤い服さん」

gosakuさん、こんにちは。 「このとおりだと思う」に投票しました。

◆「反日」運動の正体は「反共産党」運動である! 
…多分、そうなのでしょうね。 北朝鮮が米国や日本に対し強気の態度ばかり
取るのも、外国相手ではなく国内向けのパフォーマンスとも言われています。
他人の行動を見て、真の意味を汲み取ることは難しいでしょうが、大切でしょ
うね。

◆中国共産党がいつまでも「靖国問題」に固執するならば、元寇の際に壱岐・
対馬で行った残虐行為の数々について蒸し返したくなってしまいます。
共産党政権が中国歴代政権の正統な継承者ならば、責任を追及できますよね。

私は九州出身なので、子供の頃、人から聞いたり本で読んだりしていました。
……昔の戦争のことでいつまでも恨みあうのは、もうウンザリします。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

「反日」は、共産党政府への民衆の不満のガス抜きに永年使われてきました。

「中国共産党は、日本軍への抗戦を主導したことを統治の正等性を支えとし、
そのために、日本軍の残虐行為などに関する記憶を国家が管理するメディアの
頻繁な報道で、いつまでも生き生きさせておこうとしてしている」

――日中関係の現状を伝えるアメリカの記者の解説記事はこのように報道し、

続けて
「中国共産党の最大の歴史的偉業は、侵略者の日本を打ち破り、祖国を解放し
たことである。その偉業は、共産党が永遠の一党支配政党として、全ての権力
を独占する統治の正当性の主要な支柱となっている。

共産党が統治の正当性を国民に確実に認識させ続けるには、国民向けに抗日の
偉業、特に闘争相手であった日本軍の残虐行為に脚光を浴びせ続けねばならな
らない。過去の侵略者がいまも反省していなければ、光はいっそう効果を発揮
します。党の道義性までが高まる」

――こんな帰結の因果関係だというのです。

「目的は、戦時中に共産党がいかに民衆を指導して、いかに日本軍と戦ったの
か宣伝し、民衆の支持を集めることにあったが、民衆の反日感情に油を注いだ
面も否定できない」

この角度から見る限り、日本の侵略や残虐への非難は、日本側での謝罪や反省
の有無に関わりないのです。ーー共産党一党独裁政治が続く限り、中国政府の
「反日」のプロパガンダはなくならないでしょう。

└──────────
┌──────────「hideおじさん」

gosakuさん、毎回頭が下がる思いです。

靖国問題について、ご批判を浴びることを承知で私の意見を言わせて下さい。

いろいろみなさんからご意見があるでしょうが、私は靖国神社を参拝したこと
がない人があれこれ言っても説得力に欠けるのではないかと思ってます。これ
は賛成論・反対論両者に当てはまることです。

実際に靖国神社に行くと、戦犯がどうだとか、戦争がどうだとかいうことを越
えて、日本人として忘れてはいけないことを思い起こさせてくれます。このよ
うな感情は私だけかもしれませんが、良かったこと悪かったこと、そして反省
すべきこと、それを教えてくれる場所が靖国神社だと思います。

毎年、最低1度は靖国参拝を致しますが、日本人だけでなく、台湾人、在日の
人か韓国の人、そして諸外国の人もたくさん来られています。人それぞれ靖国
に対する思いは違うとは思いますが、共通するのは「二度と同じ過ちを繰り返
したくない」という気持ちだと思います。

一番文化が違う、アメリカ人と靖国神社を参拝したとき、この神社の成り立ち
からいろいろ説明をし、A級戦犯といわれる人も奉られていることも話しまし
た。彼はひと言「当然だ」と言いました。「彼らは私利私欲で戦争を起こした
訳ではないのだろう、だったらここ靖国にいる義務がある」と言っていました
が、アメリカ的発想なのでしょうか。

彼が言わんとしたことは、事の是非はともかく、戦争を起こしてしまったリー
ダーを忘れないためにこの神社の存在意義がある。日本人はこの過ちを犯した
リーダーを忘れてはいけない。ここが無かったら、日本人は彼らを忘れてしま
うのではないか。それこそ、戦争で被害を受けたとされる国々と人々の気持ち
を蔑[ないがし]ろにすることではないのか。

ーー非常に鋭い視点です。当時のリーダーが、戦争の象徴といわれる靖国神社
にいること、それは、日本人、世界の人に対して「同じ過ちを犯すな」という
メッセージを送り続けなければならない義務が彼らにはあるというのです。
日本人の私とは違う感覚ですが、個人的には一理あると思いました。

靖国参拝の賛成派、反対派いらっしゃるでしょうが、どちらの方も戦争を賛美
しているわけではないと思うのです。戦争は何も齎[もたら]さないことをみん
な強く感じていると思います。それを何時までも忘れないようにするためには
どうしたらよいかということを考えなければならないのではないでしょうか。

中国政府は「A級戦犯が奉られていることは、中国人民の気持ちを傷つける」
といっております。日本にどんな正当な理由があったとしても、どんなに日本
に非が無かったとしても、結果として中国の人々の心に傷を作ってしまったと
したら、私はそれはそれで真摯に受けとめたいと思います。

しかし、中国政府に敢えて問いたいのは、「あなた方の言い分には政治的プロ
パガンダが含まれていないのですよね?」「自国の不満を靖国神社問題に振替
ているわけではないのですね?」

万が一、中国人民の心を語って政治的プロパガンダに利用しているのならば、
あなた方中国政府は、最も信頼すべき自国民を信じていないということになり
ませんか?

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

「戦争を忘れないために靖国神社がある」
これも当然重要な靖国神社の存在価値に違いありませんね。

止むにやまれぬ理由があったにしろ--シナ事変は諸説がありますが--日本陸軍
の大陸進攻によって、また大東亜戦争はご存知のように、日本海軍、第一航空
隊(南雲機動部隊)の真珠湾奇襲攻撃によって開戦しました。
ーーそして、240万余の祭神を靖国に祀る結果になったのです。

小泉首相は「心ならずも戦場に行かざるを得なかった方々へ哀悼の誠を捧げ、
二度と戦争を起こしてはならないという決意で参拝している」と言っています
が、僕の友人の幾人かは、「心ならずも」などではありません。最初から靖国
神社へ行くつもりで特攻に志願し、大空へ散っていきました。
ーー「靖国で逢おう」が当時の軍国少年の合言葉でした・・・。

毎年開く同窓会は、いつもそんな話題になります。一昨年は、関東の某温泉で
一泊の同窓会をやり、揃って靖国参拝をしました。大鳥居をくぐって、大村益
次郎の銅像を目にした途端、皆の口から冗談は消え、それぞれ、かつての学友
の面影を思い浮かべ、戦争という愚かなことは二度と起こしてはならない、と
祈念しました。

もともと、戦争というものに大義なんていうものはありません。

改めていうまでもなく、大東亜戦争も、日本からすれば『白人のアジア侵略の
野望を覆[くつがえ]し、植民地からの解放をめざす聖戦』として、朝日新聞を
はじめ日本のマスコミはこぞってお先棒をかつぎ、太鼓を叩き、笛を吹き鳴ら
しました。ーーそれが戦前の「アジアの大義」でした。

一方の米英は、『日本の世界制覇を企む野望を挫いて、民主主義を守る正義の
戦争』と唱え、どちらにとっても聖戦でした。米英が日本に勝ったことで米英
の「正義」がまかり通りましたが、連合国側は東京裁判でもA級戦犯などによ
る「世界制覇の共同謀議」を立証することはできませんでした。
ーーそんなものは最初から存在しなかったからです。

今度のイラク戦争で、いくら探しても大量破壊兵器がみつからない、のと同じ
ことでしょう。戦争に大義などはありませんが、それぞれに理屈と言い分はあ
りました。事態を放置すれば自国の国益に影響がうまれ、国民に被害が及ぶか
も知れないという恐怖でしょう。

大東亜戦争もイラク戦争も、つまり戦争の決断は大義よりも国益に基づいてい
ます。いま我々に必要なのは、その冷徹な国際関係のリアリズムを理解するこ
とではないでしょうか。

「大義などないのです。現実を見極めればやれることは限られている。他の国
が大義を言おうが、日本だけは心中せせら笑い、それでいながら冷徹に国益を
考え、その線で行動するだけです」これは、作家塩野七生さんが「戦争の大義
について」の中で述べている、戦争と国際関係の真実をズバリ照射した詞だと
思います。

最後に、靖国神社社頭掲示板にあった特攻兵、海軍少尉 茂木三郎氏の遺書を
覚えている限り書いてみます。
―― 遺書:昭和二十年三月 母への言葉
ぼくはもう、お母さんの顔を見られないかもしれない。お母さん、よく顔を見
せて下さい。しかし、ぼくは何んにも「カタミ」を残したくないんです。十年
も二十年も過ぎてから、お母さんを泣かせるからです。お母さん、僕が郡山を
去る日、自分の家の上空を飛びます。それが僕の別れのあいさつです。

ーー私が、何度読んでも涙せずにはいられないのは、この一通の、母に向けた
この手紙です、、、。

└──────────
┌──────────「Aruiさん」

―― 日本の、中国に対する戦争責任について:

日本人として、中国に対して戦前の侵略行為についての謝罪の気持を持ち続け
るのは大切なことだと思います。ただ、国と国との関係に於いては、1972
年9月29日の日中共同声明で明らかなように、済んだことです。つまり日本
を代表して田中総理と大平外務大臣が謝罪し、中国を代表して周国務院総理と
姫外交部長がこれを歓迎した、と明記されています。

中国で未だに戦争責任を云々する人は、これを知らないか、無視しています。
日本人は、はっきりこれを認識しましょう。村山総理が、再度謝罪したのは、
話をヤヤコシクしましたね。1972年の謝罪の存在をぼやかしてしまった言
わずもがなの行為でした。

この共同声明では、互いに内政不干渉を約束してます。そして靖国神社の問題
は全くの内政問題です。これは日本人の心の問題、死生観が関わる問題ですか
ら、外国人には干渉して貰いたくない問題です。

小泉総理は、中国側に、靖国問題に言及する場合、もっとハッキリと、これは
日本の内政問題で中国側が口を出すような問題ではないことを言うべきです。
2度と戦争を起こさない誓いをするために参拝するなどと、2次的な面を強調
しないで、本質的なことを、相手のいる前で言って欲しいものです。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

中国との関係において、国家としての原則に関わる問題を曖昧にすれば、やが
て必ず「目に余る結果」を招きます。真の友好関係を保つ為には、どこに国家
としての基軸を置くかを明確にして、それを相手に十二分に分からせることが
必要でしょう。

靖国参拝問題で譲歩しさえすれば日中関係はうまくいく、というような誤った
イメージを抱いている一部財界人がいるようですが、対中外交で核心的な問題
において、国家としての原則を踏み外すと際限のない譲歩の連鎖につながると
いうことを気づかなければなりません。

1月13日、中国の王毅大使は、小里貞利衆議院議員から「日中間の問題で、
首相靖国参拝の占めるウエートはどれぐらいか」と訊ねられ「それしかない、
靖国だけだ」と答えたそうです。
これは「一点集中・全面突破」という、中国共産党の伝統的外交手法で、もし
「靖国」で日本が少しでも譲歩すれば、一気に領土、教科書、戦後賠償、台湾
と戦線を拡げ、日本を圧倒するでしょう。

現に、「問題は靖国だけ、と言いながら、一方では李登輝氏訪日問題であれほ
ど日本全国を駆けずり回って、さかんに妨害運動をしていました。彼らは必ず
的を絞ってきます。延安を根拠地として抗日戦争を戦った時代から続いている
この交渉戦略を、中国共産党はおそらくモスクワのコミンテルンから学んだの
でしょう。ーー以後、中国の対日政策にはこの伝統が強力に根付いているよう
に感じられます。

昨年9月に就任した王毅駐日大使は、当初“知日派”と噂されましたが、実際
はまったく逆で、日本の事情は少しも理解しようとせず、只管「北京受け」だ
けを狙って動いているようです。昨年11月の中国潜水艦による領海侵犯事件
も、中国は謝罪せず、再発防止に関する話し合いにも応じず、一片の『遺憾』
の発言で重大問題の幕を引こうとしています。

今後、中国が歴史問題を持ち出したとき、必ずこれらを対置して行かねばなり
ません。ーーなによりも、「現在進行形の侵略」なのですから。

中国は、目下の経済成長を維持する為、エネルギー確保の問題に直面していま
す。今年、尖閣諸島の海底油田開発、或いは東シナ海のガス田開発問題が熾烈
の度を加えていくのは必至です。こうした場面において、日本側はハッキリと
主張すべき事を主張し、やるべきことをやらなければなりません。

曖昧な態度は間違ったサイン送ることに他ならず、結果として中日関係を危機
に陥れることになります。こうした状況のなか、昨年9月に就任した町村信孝
外相、1月4日に新たに就任した谷内正太郎外務次官らの展開する“主張する
外交”に大きな期待を寄せています。

└──────────
┌──────────「横浜の人さん」

gosakuさん 毎回楽しみにしています。

ーー今回の文中の「彼らは本気で日本を怖がっていると」に:

中国旅行で、寝台車の中で知り合った中国人と何回か話した中で毎回驚く事が
あります。相手の年齢は30代〜50代の人(ビジネスマン風)ですが、決まっ
て最初から 本気でまた日本軍が中国に攻めて来ると思っていると話してきま
す。
こちらは、まだお互い良く知らない同志で、熱くなる話かと驚きます。

日本人が嫌いかというと必ずしもそのようでもない....日本には平和憲法があ
り、戦争放棄した国なんと言うとポカーンとして理解が出来ないようでした。
言い換えて、侵略兵器を持ってないから安心して下さいと言うと、少しは解っ
てもらえたのか??ーー日本の援助(OED)の事は知っていませんでした。

食堂車からビールを買ってきて一緒に酒を飲むと、私は三菱のジープに乗って
いるとか、自慢げに言う、、、。日本は進んだ国だが、どうなのか?(この人
は南京人)日本にとても興味があり、とても好意的でした。

また、皆共産党幹部を信用していないのに驚かされました。国内の事情はある
程度は知っているのかと思ったのですが??

去年中国人は、台湾と戦争は始まると怖がっていました。その方には、共産党
の言う事は信じるな、国内問題を逸らしているだけですますよ--各地での暴動
・炭鉱事故・幹部の腐敗--など話しました。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

横浜の人さんのお楽しみに値する私見を発表できるか?自信は全くありません
が、今後も鋭意努力します。よろしくご愛読をお願いします!

横浜の人さんの実体験談に基づいたレポートは、僕らのようなマスコミの各種
報道や複数の評論家が書いた書物からの推測と違って説得力がありますね。

連日のように報道される中国からの各種ニュースによると、友好、友好と叫ん
でいるのはお人好しの日本人だけで、13億人民は「反日」「嫌日」、、靖国
問題には目を血走らせて「小小泉」と叫んでいるかのような印象があります。

戦後六十年が過ぎ、日本を「日本鬼子」と叫んだ江沢民氏に代表される戦中派
の生存率は20%を割り、また高齢化が進み、今は現政権に代表される戦後派
の時代です。共産党政権は、相変わらず「反日」を党の求心力に使っています
が、民衆は実状をよく知っているということでしょうね。

横浜の人さんのレポートによると、共産党員や一部のはねっかえりの反日分子
は別として、インテり層ほど共産党政権に批判的だという印象を受けますが、
如何でしょうか?

└──────────
┌──────────「横浜の人さん」

gosakuさんに、橋本龍太郎の件で質問です。

橋本氏は、国会議員数百人引き連れて、全人代で、中国で日本の国会が開ける
と自分の力を誇示した発言をしていました。彼は、中国からリモコンされてい
る人間です。

(台湾の)李登輝前総統が2002年、慶応大学での講演の話が突然中止になっ
たのは、橋本龍太郎が中国の意向を汲んで動いたと聞いています。
今回は一億円献金事件で影響力がなくなり、李登輝前総統にVISAが下りたのだ
と思います。
靖国参拝も、自らは発言しなくても、間接的には言っていたと思います。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

橋本さんは中国政府の走狗となっている、という「横浜の人さん」のご意見で
すが、彼は単に信念のない、風見鶏的な人間というだけで、凡人宰相だったと
思います。橋本派の集金力と集票力ももはや色褪せ、七奉行はおろか後継会長
になろうという者もおりません。
ーー小泉さんの「自民党をぶっ潰す」が、もし「橋本派を壊す」と続くなら、
彼はもう、半ばそれに成功したといっていいでしょう。

中曽根さんが、中国の干渉で中断していた靖国参拝を、1996年7月29日
(自身の59歳の誕生日)に、唐突に一度参拝しましたが、中韓の圧力を受ける
とその年の10月16日に予定していた再度の参拝をあっさり断念しました。

中曽根参拝以来参拝に踏みきれなかった他の平成の首相たちに比べれば、橋本
首相の参拝は評価されてよいが、外国の抗議に屈して参拝を取りやめたとなる
と、その後遺症は小さくないでしょう。ただ首相の参拝中止の背景には、中国
の圧力だけでなく、自民党内に参拝に対する予想外の冷ややかな空気があった
とされ、この点は十分留意ある必要があります。

橋本さんは過去の人ですが、問題なのは河野洋平現衆議院議長でしょう。

昨年のことですが、総理がアメリカ、南米へ行った留守に、中国へご機嫌伺い
に行き、「靖国に行くな。簡単な事だ。靖国をやめさえすれば日中間の諸懸案
は一挙に解決する。十三億が怒っている」と言っていました。「李登輝に日本
の土を踏ませるな」とも言っています。京都大学で李登輝を招いて同窓会を開
いたら十三億が怒る、というのです。
ーー靖国参拝の放棄は、中国への臣従と等しくなってきます。

└──────────
┌──────────「ふぁるさん」

gosakuさんこんにちは。今回はこの通りだと思うに投票しました。

反日の人たちが、日本を本気で恐れているのは本当だと思います。それより、
反日感情を爆発させている人々を本気で恐れさせるように誘導する者が、本当
に日本を恐れているのかというのが気になります。

むしろ本気で恐れているのは米国なのでは?反日が一番共感されやすい思想だ
から使っているだけで、その結果は対米戦略を根幹に行っているのではないで
しょうか?ーー別に根拠があるわけではなく、勘ですが。

違う角度で見れば、日本が米国の属国(現在における日本の国防の現実からみ
れば、それ以外の表現は見あたりません)みたいな状態から脱却しない限り、
反日体質は改善できないかもしれません。そうすると当然、日本は”軍隊”を
持つ国家となるわけで・・・。
それでも、そのほうが反日感情は鎮静化に向かうような気がしてなりません。

中国をのび太だと仮定したら、日本は間違いなく(中国の視点から見れば)主要
メンバー中、最も低い扱いを受けているスネ夫に見えることでしょう。スネ夫
の地位向上をシュミレートすると、それが日本の対中(のみならず世界)戦略の
土台になるのでは。

こんな感じに比喩して小中学生あたりにシュミレートさせてみれば、案外本質
を見抜いてくれそうですね。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

東アジア諸国は、日本と中国のいがみ合いの行方をジッと見ています。「沖ノ
島は中国領だ」「ダライ・ラマを呼ぶな」「法輪功信者を取り締まれ」「靖国
神社に参拝するな」「陳台湾総統夫人に日本の土地を踏ませるな」ここで日本
が中国に譲歩すれば、中国は日本に一挙一投足命令するようになり、日本政府
は、中国の出先機関である朝日新聞の指導に従って動かざるを得ないようにな
ります。

日本を「虎の威を借る狐」と見て、中国が恐れているのはアメリカの軍事力で
は?とおっしゃる「ふぁるさん」、正に的を射たご意見です。
中国政府が自国民を説得するには、なんといっても今までの経緯から、先ず的
を日本に絞って脅威論を流したほうが説得力がありますからね。

現在の軍事力からすれば、日本がいくら中国に挑んでも、かなり痛手を与える
ことは出来ても、とても優位に戦いを進めえるような相手ではありません。
日本がアメリカの核の傘の下にいるから、中国も北朝鮮も手がだせなかった、
という点を自覚すべきでしょう。

〜〜中国が「のび太」、日本が「すね夫」、ならばアメリカは「ジャイアン」
それとも「どらえもん」?

└──────────
┌──────────「dongzeさん」

胡政権が、日本に水面下でシグナルを出しているとは思えません。
また、仮に出していても、宮澤/橋本時代と違って、日本側にそれに乗る政治
的状況は暫くありえないでしょう。
最近いやらしいのは民主党関係ですが、それも行き当たりばったりで上手くい
かないでしょう。

14日の、例の「釣魚島」のデモも直近で見ましたが、まさしく官製デモで、
事前に何時間も前から公安さんがしっかり警備した上での実施でした。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

中国の指導者たちはも、第三世代、第四世代に入って、新しい動きは確かに出
ています。たとえば、新日中友好二十一世紀委員会の設置を持ちかけたのは、
胡錦涛氏です。かつて、中国の指導者では一番日本に理解を示した胡燿邦氏と
中曽根首相のときに、日中友好二十一世紀委員会を立ち上げました。

「あれをもう一度作り直しましょう!」と敢えて小泉首相にぶつけてきたので
す。そこで胡錦涛氏が中国側の座長に据えたのは、彼がもっとも信頼している
鄭必堅氏です。鄭さんは、ケ小平の(南方講和)の下書きを書いたり、江沢民の
「三つの代表理論」の下書きを執筆した、いわば共産党イデオロギーのトップ
で、日中問題を知り尽くしている人です。非常に柔軟性があると定評の人物で
す。
胡錦涛以降の世代は、靖国についても、「戦没者を弔うのはどこの国でも当然
やっていること」との発言もあります。こんなことは、かつての中国の要人は
決して言わなかったことです。

――しかし、ここにひとつ、日中関係を端的に表している問題があります。

中国は、中央党校の元副校長で、胡錦涛の一番の懐刀です。それに対し日本側
は一民間企業の会長が座長です。(小林陽太郎富士ゼロックス会長) つまり、
日本が民間主体の社会であるのに対し、中国は直接、国家が乗り出してきてい
ます。そこに中国との対話の難しさがあり、本当の民衆の声なのか、政治の都
合が出てきている声なのか、日本の民間人は常に見間違うのです。

中国は「政冷経熱」といって、政治が冷たいのは靖国問題のせいだ、と主張し
ています。しかし、日本からみれば、最大の懸念は、中国が中間線を一切認め
ず、沖縄のすぐ沖合いまで、大陸棚は全て中国のものだという、非常に強引な
主張を繰り返し、実際に押し出してきていることです。

目下の日本に対する中国の最大関心事は、靖国問題よりも、尖閣諸島がらみの
ほうでしょう。中国側には意外にも「日本が中国領を掠め取ろうとしている」
という強い被害者意識があります。近代的な国際法よりも「島を最初に発見し
たり、名前を付けたのは中国人」といった“歴史”が前面に出てくるのです。

昨年末、中国が突然、昔の高句麗は中国の領土だ、と言い出して、韓国との間
で大議論になりました。つまり、もしも韓国と北朝鮮が統一された場合、統一
コリアと中国との国境線はどこになるのか、これがまだ決まっていなかった。

中国としては、統一に備えて韓国とも話しをつけておく必要があったのでしょ
う。しかし、この問題はまだ発表はされていませんが、おそらく合意に至った
はずです。ーーその証拠に、高句麗論争はその後ピタリと止んでいます。

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