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┃ 自虐史観の枷を解く ―――――――――― by gosakuさん
☆ 甦れ!日本外交、頑張れ!外務省(5) ―――――― 2004/12/10

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┃┃ コメントボードに頂きました感想。
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┌──────────「ミカの赤い服さん」

gosakuさん、こんにちは。 今回も「このとおりだと思う」に投票しました。

◆私個人は、やはり中国向けのODAは止めていいだろうと思います。
gosakuさんの挙げられた理由も全部納得できます。

◆中国との関係も大切ですが、経済規模は小さいとはいえ北朝鮮との関係も気
になります。北朝鮮の拉致問題の担当者には、全く誠意が感じられませんね。
日本は、北朝鮮だけでなく、中国や韓国とも関係がギクシャクしているので、
6カ国協議も大変に難しいでしょうね。
……こういった仕事は、内閣の指示の下で外務省が担当するのでしょうね。
ーー本当に外交で頑張って欲しいです。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

僕の知り合いの中国人盧さんに、ネットを通じて、今中国社会に広がっている
反日ムードについて質問したうちの答復の一部を紹介します。
彼は、北京某ネット関連企業に勤める技術者です。
┌--------
私たちは今「愛国者同盟網」というサイトを立ち上げ、中国ではもっとも過激
といわれる反日運動を展開しています。きっかけは、名前は忘れたが、日本人
政治家が02年の春、「日本は中国に対抗すため、一晩で多数の核爆弾を製造
することが可能だ」と語った。

あの発言が中国大陸に強烈な反感を引き起こした。それまでも日本の右翼勢力
に関心を持っていたが、この発言で行動に出るべきだと感じた。

日本は民主主義の国だが、自らの誤まりを認めるべきだ。中国を侵略して中国
人民に大きな被害をもたらした歴史をキチンと認めるよう中国人民は望んでい
る。
└--------

と、何やら中国政府のコメントの受け売りのようですが、90年代後半に大学
時代を過した彼は、江政権の反日教育の薫陶をうけた典型的な中国版"新人類"
でしょう。
彼は日本に来たことはないし、日本人の友人といえる人もほとんどいません。
自らの生活においても、日本と何の関わりもない中国の青年が、突然、同世代
の若者と一緒になって反日ネットを立ち上げる。

(中国)政府当局の反日宣伝を無批判に受け入れれば、彼のような発想になるで
しょう。
ただ、唯一の救いは、日本社会のリアルな情報が得られる機会を与えてやれば
彼らの誤解は簡単に解けるのではないかと感じたことです。

└──────────
┌──────────「zasso さん」

ODA私も廃止!に賛成です。

中国の大学生に英語と日本語を教えていますが、日本語学科の生徒はさすがに
日本の悪口は言いません。英語学科の生徒は4年生ともなるとすごいですよ。
以前授業中にとても気まずい思いをしました。

文化面は取り上げてもいいのですが、政治がらみの話題はタブーだと肝に銘じ
ました。ーー草の根外交は疲れます。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

zasso さん、月並みですが「ご苦労さまです。」

北京郊外、盧溝橋近くの「中国人民抗日戦争記念彫刻塑像記念公園」のブロン
ズ像など、各種反日モニュメントの出現や「南京大虐殺遭難同胞記念館」での
展示物の増加など、日本人にとって気になる反日プロバガンダは増加の傾向に
あります。今では、実際に被害を受けた事が無い世代の中国人が主に反日運動
の中心になっています。

政府主導のナショナリズムは危険な存在です。ナショナリズムは、本来自然な
感情ですが、これほど外交を歪めるものはありません。日本も、ナショナリズ
ムをプラスに使う事ができなくて大東亜戦争へ突入した苦い経験があります。

いま、中国のナショナリズムが向かっている方向は二つあり、一つが日本で、
もう一つが台湾です。反日ナショナリズムについては日本側にも問題がありま
すます。
だいたい、戦争の記憶というのは本来一世代で消えます。
例えばナポレオン戦争は1815年に終わりますが、33年後の二月革命当時
には、この戦争の生々しい記憶は消えており、このときの政変の結果、ナポレ
オンの甥にあたるルイ・ナポレオンがフランス大統領になり、さらにその後、
ナポレオン三世となり、伯父と同じ皇帝になることが出来ました。

第二次大戦も、1945年に終わっているので、30年後といえば1980年
という年を採り、この段階で、中国、韓国、日本のメディアを見ても、現在の
ような歴史認識問題や謝罪問題など出てきていません。

これが、85年の中曽根首相の靖国神社公式参拝問題あたりから雲行きが怪し
くなります。公式参拝や歴史教科書が問題として取り上げるようになる原因を
みてみると、むしろ日本の国内問題であるように感じます。

日本の一部メディアが、これらの問題を、(読者視聴者獲得に利用する為に)盛
り上げ、中国・韓国政府関係者に批判させるという手法を用いたことによりま
す。ーーそしてこれを続けていくうちに、中韓では国民感情として根づいてし
まったのです。
そうした時期に、中国では89年の天安門事件が起きました。改革解放政策の
結果、共産主義支配が揺らいだためですが、その後、国民をまとめる為に政府
がナショナリズムを意図的に煽るようになります。
94年・95年頃からは政府が先頭にたって抗日記念館をあちこちに作り始め
ました。しかしその為、日本との首脳外交はほとんど止まってしまいました。

ーー結局は中国も、外交上何も得をしていません。

中国政府は、まず煽るのをやめ、ナショナリズムに中立にならなければなりま
せん。そうなってはじめて妥協が可能となり、国益の保持も計ることが出来る
と考えます。

└──────────
┌──────────「ばけはげさん」

まったく同感です。

じつは私、かつてODA派遣の専門家として、かの地に2年ほど行ったことが
あるのですが、ODAの実態を知るにつれてなんとも言いようのない憤りさえ
覚えるに至りました。

日本の貴重な税金が、日本をコケにする為に使われているようなケースは多々
あります。それにODAゴロとでもいうべき連中が存在していることも知りま
した。このゴロは、日本にも海外にも存在します。

かくいう私も、たった一度の専門家派遣で行っていたのですが、自分も給与が
高過ぎると思っていましたし、私の仕事にからむ資金は、当然ながらそれをは
るかに上回るものでした。その内容からみて、それがいかに善意にあふれごく
少数の人には草の根的な善意をまきちらすことができたとしても、投下費用と
効果からいえば最後まで疑問を感じざるを得ませんでした。

他方、日本国内は長年の不況で、自殺者も多数でたという事実があるのですか
ら、ODAは十分に検討のうえ、金額も対象も考えるべきです。

一度ネパールに行った時には、中国の援助でできたという道が、麗々しく人目
につくところにありましたが、日本はというと、およそ目に付かないところで
コソコソとやっているのではと思ったことがあります。

中国に援助をするという時代は過去のものであり、現在はその金が巡り巡って
(金には糸目がありませんから)考えようによれば中国の覇権主義の増長のため
に使われていたり、あるいは反日教育のために使われているとさえいえるかも
しれないようでは、なんのODAかと叫びたくなります。

日本で、山奥でそんな実態も知らずに懸命に畑を耕している貧しい爺さん婆さ
んにさえも、ODAの原資たる税金はかかっているのです。それを思うと私は
外務省やその他省庁の、頭だけで考えた政策には無念さが付きまとわざるを得
ませんでした。

ODAを出す以上、もっとその使途には目を光らせるべきであり、かつすでに
強力になった国などには絶対に出すべきではないと思います。無論国際政治と
いう特殊な事情があることは分かりますが、それを理由としたODAは絶対に
厳しく見直すべきと思います。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

ODAは日本企業が調達する部分も多いため、当然、利権の問題が絡んできま
す、ODA推進の政治家と、受注をする日本の企業とのつながりに注意すべき
でしょう。
某国会議員が一生懸命に推進した特別円借款ODAの二つのプロジェクトは、
日本企業が特に深く絡んでいます。北京の都市鉄道建設と西安の空港ターミナ
ル建設では、何れも全体の50%分は日本企業から調達することが条件となっ
ていました。ーーつまり、五割のヒモ付きODAでした。

某国会議員は、このODAは日本にとっても有用と主張して推進したのでしょ
う。彼らが、日本企業と組んで不正を働いたなどと示唆しているわけではあり
ません。この二つのプロジェクトでは当然、日本の企業が潤う部分もあるわけ
です。
いまの対中ODAの決定メカニズムの不透明ぶりをみると、そこには政治家と
企業が何らかの形で結びつくうちに..利権の温床が存在することは、間違いな
いと思います。

また、日本のほうの問題もあるでしょうが、中国側による利権獲得運動が凄い
とも聞きます。いまや、中国の中央や地方の高級官僚と党幹部は腐敗堕落して
しまって、中国は汚職天国と化しているという人すらいます。

こんな事は、いまさら僕が言うまでもなく、実地にODA派遣の専門家として
活躍なさっていた「ばけはげさん」のほうがよくご存知でしたね!
失礼しました!!

└──────────
┌──────────「Nさん」

中国のODAは即刻中止し、援助の必要なアフリカやアジアの国々に回すべき
です。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

私情としては当然「Nさん」のおっしゃるように即刻中止すべきですが、国益
を考えた場合、一気にゼロにするという乱暴なことはまた別の摩擦を生みます
から、逐次減らしていくのがいいのではないでしょうか。

しかし中国に対しては、環境に重点をおいた援助に切り替えていくべきでしょ
う。中国は依然として石炭が最も重要なエネルギー源です。しかも中国の石炭
は、世界中の石炭の中でも最も硫黄分の多い石炭であるために、必然的に酸性
雨の発生が大きくなってしまいます。
実際、韓国や日本の中国・四国・九州地方に酸性雨の影響が及んでいます。

日本は、脱硫装置などの公害防止技術では世界一流ですから、金額的に多くな
くても、日本の国益にも合致するような中国の環境改善をしてはどうでしょう
か。

└──────────
┌──────────「Tonyさん」

私は中国人です。
「日本のODAは中国の国民がまったく知らない」と日本のマスコミの報道は
おかしいと思います。中国のマスコミは、以前からずっと日本のODAを報道
してある。
まあ、どのぐらいの中国国民が、その報道をどのぐらい印象に残しているかは
別問題です。日本国民でも毎日NHKを見るわけがないでしょう。

あと、個人的にはODAに対して感謝しますが、日本の世論がODAの役割を
過大報道することにはとても反感します。何で、偉そうに言い放題します?
まるで中国のこの20年の発展は、すべて日本のお陰みたいです。事実は違う
でしょう。ーー中国国民の努力で今日の発展を遂げたでしょう。 

あと、日本のマスコミは、外国に対して報道のなかに、中国に関するは多いで
すが、それに反して中国は、日本に対しての報道がすくないです。欧米のほう
が多いです。
要は、中国は、日本を相手に見なさないのです。日本人はその事実を知ったら
寂しいかも。日本人は、いつもアメリカを除いて、自分が世界の中心の考え方
が、元々おかしいでしょう。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

12月12日のWEB熱線「HAJIMEの近況通信:ひ、ひと言お礼ぐらい言った
らどうだ?」をご覧になって下さい。あなたとは、逆の立場で対中ODAを、
僕が説明をするよりも分かりやすく、丁寧に、ユーモアを巧みに交えて批判し
ています。一見の価値がありますよ。

それから「日本人は、いつもアメリカを除いて、自分が世界の中心の考え方が
元々おかしいでしょう。」とありますが、これは世界共通の価値観です。

アメリカでも、アメリカで発行されている地図をご覧下さい。アメリカが世界
地図の中心になっていますし、フランスでもドイツでも、また僕等からみれば
世界の涯の感がする南アフリカへ行っても、そこで発行される地図にはその国
が世界地図の中心になっています。

「次元が違う問題だ」といわれるのなら、あなたのお国、中国はどうでしょう
か?中国には伝統的な中華思想といわれるものがあるでしょう。
東夷・西戎・南蛮・北狄・と周辺国を野蛮人とみなし、自分たちこそ優秀であ
り、周りを服従させねばならないという思想は、まさに覇権主義そのものでは
ありませんか。

└──────────
 
┌──────────「十八子松戸さん」

「Tonyさん」のご投稿を読んで賛同です。言っていることも事実です。

ただ、今のODA継続廃止についての議論は、日中双方の認識程度の温度差で
す。ODAを出すほうがもっと感謝しろとのこと、ODAを受ける方が(戦争
賠償の代りだから)大々的に感謝する必要がないとのこと。

しかし、このギャッブがあるにもかかわらず、双方ともODAによって利益が
生じていることは間違いないでしょう。この客観現実は認めなければなりませ
ん。
中国も経済的に発達しつつある現在、日本はODAを出す必要性がなくなった
というお考えがあれば別に構いません。ただ、ODAを出すことによる利益も
なくなることを覚悟するべきでしょう。

└──────────
┌──────────「Gさん」

日衛星第一放送で香港の討論番組を見ました。
残念ながら時間がなかったので前半部分だけでしたが・・・。

それを見ると、一般的に中国国民は日本の対中ODAを、戦争に対する賠償だ
と感じているらしい。番組では、中国は成長したのだから、もう日本の援助は
必要ないという意見と、もう少し続けてもいいのではないだろうか、という意
見が出ていた。

大変面白かったですね。
コメンテーターが「大人」(簡単に言うと度量のある人)「小人」(その反対)と
いう言葉にこだわったり、日本のODAというのは、中国が市場経済化するた
めの準備になったとか、思ってもみなかった言葉が飛び出して。

あれを見て、中国の人たちもODAがどのように使われたか、ということをそ
れなりに理解しているんだ、と思いました。同時に、所詮感謝なんかされない
な..という感じも受けた。ーー少なくとも番組の前半部分では、ODAに対す
る好意的な形容詞は一度も使われませんでしたから。‥例えば「感謝」とか。
ひょっとしたら、
ーー検閲がかかっていて削除されたのかもしれませんけれども。

ODA廃止論者の論法も、中国にはもう援助は必要ない、という意見であり、
当たり前の事ですが日本の経済状況を考慮しての意見ではありませんでした。
ーーこの方は、ある意味あっさりしてましたね。
日中平和条約を結ぶ際に、戦争賠償を放棄したことに触れて、「ODAは賠償
ではないのだから、減っていく流れは不可避だ」という趣旨のことをおっしゃ
られていた。反対派の方は「国民は"賠償"だと感じているのだから、もう少し
続けるべきだ」という意見でした。

また、番組の途中で視聴者からのメールを読み上げることがあって、その中に
「いっそのこと賠償を取ったらいい、それですっきりする」という意見があり
ました。
なるほど、中国の人はいまだに腹の中が煮えくり返っているんだな、と感じさ
せられる一方で、それを読んだ司会役の人の意見には正直感動した。

「これはまずい。一度放棄すると言ったんだから「大人」として違うことを言
うべきではない」とおっしゃったんですね。これは立派だった。

番組が面白かったので、ちょっと紹介させていただきました。

私個人の意見を述べさせていただきますと、対中ODAは漸進的に減らして、
廃止するべきであると考えます。政治トップや識者はともかく、一般の中国の
方々は対中ODAを「賠償」と捉えている。貰って当たり前だと考えている。
これではODAに外交的な効果がなくて当たり前です。

日本の金がなくなると困る、と内心思っている政治家もいると思いますが、そ
ういう人も国民の反感を買うようなことはしないでしょうね。従って、こっち
の言うことを聞かないと金をやらんぞ、というスタンスが使えない。

中国側の識者も認識し事実そうであるように、ODAは単なる経済援助で賠償
ではないのだから、日本の都合で減らすことに倫理的、法的な問題はない。
問題があるとすれば、これを「戦争賠償」と認識している国民感情でしょう。

日本側の国民感情を考えると、賠償という認識は全くありませんから、ただの
経済援助という考えしかない。繊維業者などは感情的に納得しない。どうやっ
てこの辺のギャップを埋めていくかが問題になると思います。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

香港の討論番組、僕も見たかったですね。見ても広東語か普通語では分からな
いでしょうが?

「中国の人は、いまだに腹の中が煮えくり返っている」
のかも知れませんが、実際問題として戦争終結後60年が過ぎ、日本軍による
直接被害を受けた方々は僅かで、例えいたとしても高齢です。賠償云々を叫ん
でいる人たちの多くは、当局の歴史教育や愛国教育といったものに拠って思い
込まされているものです。

そういう人たちは、当局のプロパガンダによってまた認識を変える可能性もあ
るのではないでしょうか。現在の状況を見て、政府間ではすぐには無理でしょ
うが「Gさん」のような草の根民間人によって関係改善の努力を根気よくを続
けて行くしかありません。

対中ODAは「Gさん」のご希望通り、漸進的に減らして行くことなると思い
ますよ。

└──────────
┌──────────「気分は情報無限さん」

この件に関しては後日しっかり資料調べをした上で論拠を示しつつ反論したい
と思いますが、取り敢えず現状では2008年の「北京オリンピック」が無事
終了するまで日本は中国に対する経済援助を減らすべきでありませんね。
明らかに外交上の自殺行為ですし、下手をすると日本が滅びかねません。

それから「社会主義市場経済」などという「詭弁」を弄する輩から感謝の言葉
など不要ですし、わざわざ「反日記念館」を造って自国民に、日本人に対する
劣等感を刷り込んでいるのを止めさせる必要は無いでしょう。

それが原因で中国に在住する日本人に危害が加えられる様な事があれば「元」
が暴落して中国経済が深刻な打撃を受ける事態を招くだけです。 
無論、実際に現地中国で生活して仕事もあるHAJIMEさんやZASSO さんのような
人達には悲惨な話ですが、そもそも外交上日本が中国と対等な立場を築けると
考えるほうが間違っています。

台湾やチベットが自国の一体不可分な領土であると主張する国に、日本の常識
は通用しません。

――続きは年明けになります。

平沼経済産業相の国会答弁には裏があるような気がします。

日本の官僚の縄張り意識は凄まじいものがあり、外務省のODAのせいで経済
産業省管轄である一部中小企業が壊滅的打撃を被ったとすれば、それこそ大問
題になった筈です。
ところが担当大臣が此処まで曖昧な答弁に終始するとは、事前に連絡を受けて
いて「知らなかった」と言って誤魔化す約束が存在したと考えるのが当然? 
ーー実際、何か変でしょう?

質問: 
文中にある「アメリカのデービッド・アラセという学者」とは如何なる人物で
すか?さらに、彼が発表した学術論文とは何ですか?

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

相変わらず「気分は情報無限さん」の、ハード&洞察力の切り込み鋭いご意見
には敬意を表します。僕は相変わらず“ボケ&お人好し”で、政治家の答弁の
裏の裏まではとても見抜くことは出来ません。

質問のお答えとして下記をご覧下さい。

┌--------
2年間北京特派員を務めた産経新聞ワシントン駐在特別編集委員兼論説委員の
古森義久氏は『Voice』2002年7月号の「対中ODAを全廃せよ」で
中国が日本の主権を踏みにじった瀋陽事件は対中ODA(政府開発援助)を根幹
から再考する契機になると主張する。

1979年以来、中国に供与した公的資金の総額は3兆円に達するが、北京で
も実感したように、中国側は援助を受けているという事実を国内向けには認め
ていないだけでなく、日本政府が最大の目的として掲げてきた「援助の供与に
よる友好の促進」という因果関係は、空疎でODA大綱にも違反、中国は最早
「貧しく飢えた国」ではない、などを再考の理由に挙げる。

日本人の「血税」の投入は結局無駄だった..と考える古森氏は、米パモナ大学
デービッド・アラセ助教授の「日本の対中ODA政策は失敗に終わった」とい
う主張を第3者的な考察として紹介。
突然の廃止では実務上の支障も予想されることから、廃止を前提にした対中O
DAのゼロ・ベース予算方式の実施を提案する。
└--------
└──────────
┌──────────「ひー坊さん」

「このとおりだと思う」に投票しました。(初めてかな?)

とにかく、日本の役人は全て前例に習えで、情勢が変化してもなかなか政策を
変えられない集団だと思います。官僚主義の弊害を取り除くのはなかなか難し
いことですね。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

「ひー坊さん」初めてのご賛同、ありがとうございます!(笑い)

「使命感」と「目的意識」をもった官僚が見当たらない。
ーーこれは、外交官にも当然当てはまります。

幕末の心ある日本人は、職の高下を問わず、当時の帝国主義列強による世界の
分割や、清国すら半植民地化されるのを目の当たりにして、日本という国家の
独立保全が容易なことではないことを自覚し、その達成のために必要とあらば
生命を抛[なげう]つ覚悟をもっていました。

幕末の川治聖嗣から日露戦争時の金子堅太郎まで、対外分野で国事に携わった
人々は、すべてこの志に貫かれていたといえます。
いま、このような志をもった外交官はいるのでしょうか?

└──────────
┌──────────「ふぁるさん」

gosakuさん、こんにちは。今回はこの通りだと思うに投票しました。

私も、対中ODAは、すでに続ける意味がないと思っております。少なくとも
全面的に見直す機会を作るべき、という意見にも同意です。
が、やはり問題は「始めるのは簡単だが、終わらせるのは至難の極致である」
というところではないでしょうか?

何事もそうですが、今まで続けてきた事を、角を立てずに終了させる難しさは
かなりのものだと思います。ゼロベース予算云々は、あくまで日本の主観的か
つ一方的な判断にならざるを得ない、という欠点があります。

受け取る側の意見を聞く、といっても、いきなり「低金利融資を止めようと思
うけどどう思う?」と銀行に聞かれて、OKを出す経営者はいるでしょうか?
善し悪しは別として、ODAを経営者と銀行の関係のようなもの(ODA=合
作≒融資)とする中国にとって、この案は「日本の横暴」にしか見えない事で
しょう。

おそらく、今は動くタイミングではないと思います。根拠は言えませんが、そ
のタイミングは2010年±3年ぐらいにくるのではないかと考えています。
そこまでは、「ODAを見直すべきかもしれない」発言程度でやめておくほう
が無難だと思います。

ODA外交とやらを効果的に行うつもりなら、むしろその発言のほうが有効な
のではないでしょうか?「切り札は使わないからこそ価値がある」ーー使う事
を匂わせ続ける事が、最も有効な切り札の使い道です。使ってしまえば、切り
札はただの捨て札です。
ーー私は、ODAが切り札になるとは考えていませんが。(笑)

どちらにしてもODAの是非は大いに論じ、問題意識そのものを広げるべきと
思います。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

----今日も、忘年会の二次会が三次会になって、お酒がかなり入っていますの
で、ヒョッとしたら内容が支離滅裂かも?ーーよろしくお願いします。----

「ふぁるさん」のコメントは「即座に止めろ」という過激な意見が多い中で、
非常に常識的で穏当なものです。その通りだと思います。

僕もレポートの中では随分強硬なことを書いてきましたが、冷静に国益を考慮
した時「感情的になって即座に打ち切るのはまずい」と思えるのです。
対中ODAは、切り札として見せることが有効で、実際に止めた場合は大変な
ことになり裏をかかれます。

「切り札は使わないからこそ価値がある」――正に外交の極意でしょう。
「ふぁるさん」は、おそらく経営者としても一流のお方と推察いたします。

ーー以後も適切な助言をお願いいたします。

└──────────
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┃┃ お便りで頂きましたご意見・感想。
┗━┛
┌──────────「Kawanabeさん」

そうだそうだ!
ありがとうとも言えない国にODAなんかやる必要はない。全額廃止!
全ての援助、全ての新規投資も廃止。

――製造業の中国集中は危険。
日本の投資評論家なんかも、中国から何か掴まされているんじゃないか?と思
えるほど中国を過大評価しています。
日本のお金で中国海軍の原子力潜水艦を作らせて領海侵犯される。おバカなこ
とはやめましょう。

日中友好なんて、表面だけ格好つけることはできそうですが、本当の意味での
友好関係なんてできっこない。少なくとも今の中央政府が続く限りは・・・。
ーー中国が分かれば分かるほど離れたくなる。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

中国現体制はまだ当分は続くものと思われますので、日本とのギクシャクした
関係解消はやはり当分望み薄と思われます。

Kawanabeさんもご存知のように、民族主義を煽ったのは江沢民政権でした。

天安門事件で失脚した趙紫陽氏に代わって総書記になった江沢民氏が、高齢の
[とう]小平氏から実権を譲り受けた時期にほぼ相当する1994年に、共産
党は「愛国教育実施綱要」を制定します。翌年の、第二次世界大戦終戦五十年
記念の大々的な反日キャンペーンに向けた準備でした。

政権を崩壊の瀬戸際に追詰めた天安門事件は、中国社会のエリートである大学
生による抗議行動で始まり、同事件の二年後にはソ連邦が崩壊したことで、党
指導部は色褪せた社会主義イデオロギーに代わって、愛国主義による国民意識
の統合で生き残りを図ったものと思われます。

その愛国主義(反日)運動の“ツケ”で、現政権が日本との関係修復に苦しんで
いるとは..皮肉というほかありませんね。

└──────────
┌──────────「十八子松戸さん」

前便でも書いたように中国も進歩しています。ですから、中国を見るのも発展
的な見方、比較的な見方(民主国家との比較ではなく、四つの偉大時代の紅色
恐怖との比較)をしたほうが良いかと思います。
当然賛美ばかりでも駄目です。ーー問題点は問題にするべきです。

私はいつも、日本政府が国民を如何に大切しているかと感じました。
海外でも、何か事故があったらまず邦人の安否報道。本当に涙が出るほど感動
しました。
我々の税金で養っている政府だから当然の事だと日本人は思うかもしれません
が、
人権どころか「草菅人命=人命を草のように蹂躪」した「四つの偉大」時代が
海外在住華僑=中国国籍保持者)、華人=外国国籍取得者)を売国者、裏切り
者と見ていた上に、国内にいる親族まで散々迫害された事実から、今は華僑だ
けでなく、私のような華人も保護対象になるのは本当に感謝します。

間もなく56歳の私は、年を取るにつれ祖国への思いが段々強まっている時期
に、このような「海外・帰国華人保護法」は如何にも心強いなと。

最後にもう一回言わせてもらうと、中国も良い方向へ発展しています。経済だ
けではなく、、、大目にみてやってください、、、。
もう少し..中国に対する温かい投稿を期待します。よろしくお願いします。

┌--------
│海外、帰国華人保護法を制定か「チャイナネット」2004/12/10

南アフリカの報道によると、先ごろ中華全国帰国華僑連合会の林兆枢主席は、
当地の華僑に対し、『海外、帰国華人保護法』が立案され制定される予定だと
語った。
国内の『法制晩報』の記者が確認したところ、海外・帰国華人保護法は、未だ
構想段階にあり、立法も依然として困難な状態にある。

南アフリカの報道では、11月29日、林兆枢氏が南アフリカ訪問前に、『中
華人民共和国帰国華僑とその眷属権益保護法』の通過に続いて、華僑同胞に関
する第二部の『海外、帰国華人保護法』が制定過程にあり、その適用範囲は、
華僑同胞の過去3代、将来の3代にまで及ぶことを明らかにした。

国務院華僑事務弁公室政策研究司責任者の姚秀芝氏は、記者の質問に対し

「現在、海外華僑保護の方法は、政府二国間条約と非成文の国際慣例によるも
のです。この他、当該地の中国大使館に救助を求めることができます。華僑の
保護は海外華人(外国籍に入った中国人)も包括しており、彼らの祖国に対する
感情を考慮すれば、一般外国人待遇をすることは不可能です。
中国の海外僑民は、しばしば国外で人権侵害に遭っており、立法化して保護し
なければなりません。必要なら、私たちは積極的に協力することも考えていま
す」
と語った。

└--------
└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

昨年発足した胡錦濤―温家宝政権は、愛国主義に過度に依存した江沢民時代の
反日路線を是正しようとして努力していることは認めるべきです。

第16回党大会が開催された02年後半から03年にかけ、「人民日報」評論
員(当時)の馬立誠氏や人民大学国際関係学院の時殷弘教授・社会科学院日本研
究所馮昭奎元副所長らが相次いで「対日新思考外交」を唱え始めたのは、新政
権の思惑と軌を一にしています。

政権の代わり目を機会に“政冷経熱”と、唐家旋国務委員(外交担当)が表現し
たような、いびつな形に歪んだ日中関係を打開しようとする声が各界から起き
たものです。しかし、残念なことに、そうした政権側の動きを阻止するかのよ
うにさまざまな反日摩擦が起り「新思考外交」の行方は拒まれ続けています。

一方、日本側から手を差し伸べようとする特段の動きは見られません。

「航海中の巨大タンカーが簡単には止まれないのと同じで、国家権力を通じて
過度に愛国・民族主義を煽ってきた“ツケ”を中国政府は払わされている」と
いうのが日本外交筋の分析です。

歴史問題になると敏感に反応してしまう中国の国民感情や、日本の出方を慎重
に測りながら、反日の舵をどこまで是正できるか、胡―温体制の外交手腕にか
かっているといえましょう。

└──────────
 
┌──────────「十八子松戸さん」

gosakuさんこんにちは。
┌--------
昨年発足した胡錦濤―温家宝政権は、愛国主義に過度に依存した江沢民時代の
反日路線を是正しようとして努力していることは認めるべきです。
└--------
とのご評価、ありがとうございました。

本当に中国も変化しています。ただ、6千年の歴史もある民族ですから、また
草食民族ですから、欧米のような文明歴史が(比較的に)浅い、肉食民族特有の
激しい変化はしないです。

胡錦濤副主席の来日歓迎会には私も参加しました。ご挨拶後の長い握手行列に
私は一番先頭に立っていました。あの、相手をじっと見ている視線が如何なる
柔かいなと私は一瞬感じました。この視線は、いまとこれからの中国の政策に
も影響することでしょう。

ただ、
胡錦濤氏はあくまでも「4つの偉大」が育てた人間ですから、完全にあの思想
から離れる事も不可能でしょう。これは歴史的な限界です。
それでも、今現在行っている事が良い方向へ向かっているのはまちがいありま
せん。よく見てください。

中国が本当の民主国家になるには、まず膨大な国民の血税で、首都の一等地で
広々とした豪華な建物に寝ている「4つの偉大」を引越させることからです。
その恩恵を受けてきた胡錦濤氏では無理でしょう。次の代か、次々の代には必
ずそうしてくれると思います。

ソ連は70年でしたから、70年だと孫、曾孫の代です。その時に4つの偉大
なんて、もうどうぞ天安門広場から出ていけとなることを私はまだ見られると
思います。ーーその時は、近隣とも仲良くなると思います。

ですから、
気長く中国を見守ってください。中国の良い面を探してみてください。
もし、少しでも見つければご投稿ください。ーーよろしくお願いします。

もうひとつ付け加える事は、
おっしゃいました「対日新思考外交」の主張者の一人である時殷弘教授が昨年
来日された時に私と飲みました。氏は、私より2才か3才年下で、我々の年代
の明暗代表、、、私は、父の関係で、文化大革命の所為で大學の門から締め出
されたのに対して、氏は栄光な道を歩まれました。

でも、あのような「御用文人」でさえ、「対日新思考外交」を力説した勇気に
私は頭が下がりました。帰りのエレベーターの中で、今後は発言に気をつけて
くださいと別れ言葉にしました。ーー「秋後算帳」は怖いですから・・・。
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│編集部注:秋後算帳=報復・粛清
└--------
それでは。ーー今後ともまた色々教えて下さい。

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┌──────────「gosakuさんから」

最近、なんだか気が重い・・・来年、中国では抗日戦争をテーマにした映画や
テレビドラマがむやみに作られそうです。
終戦60年に当たっての記念らしいのですが、これで反日感情がまたまた強く
なるのでは?

すでに中国中央テレビ局は、大戦中、日本で強制労働させられた中国人たちの
大作ドラマを放映しています。これに続くのが、旧日本軍と闘う共産党軍を描
いた数々の作品。
なにしろ大国です、視聴者はすごい数になります。
こうなると一種のキャンペーンに近いものになります。

「怨みに報いるに徳を以って」と老子が説いていますが、国民は聖人君子ばか
りではありません。今夏のサッカーアジアカップ決勝戦でさえあの騒ぎになり
ました。ーー先が思いやられます・・・。

└──────────
 
┌──────────「気分は情報無限さん」

十八子松戸さんへ

中国はなんといっても大きな国ですから、小回りが利かないのは止むを得ない
でしょう。今現在の中国で「反日感情」が強くなっているのは、明らかに国内
問題から国民の目を逸らそうとしている(中国)政府の「世論操作」であって、
根は浅いと思われます。

ただ、だからといってgosakuさんが主張されるるように、外務省が防衛庁と組
んで、中国へ圧力を加えるのは戦前の過ちを繰り返す事であって私は賛成しま
せん。

それから、対中国ODAを廃止する事によって、失うものも大きいかも知れま
せんが、何もかも失うまいとすれば全てを失うだけです。日本国政府が直接資
金を投入しなくても、民間資本で十分ではありませんか?

日本の外務省のホーム・ページを見ると、NGOの人達も大勢が中国内陸部で
活動する予定らしいですよ。
無論、現地の中国人スタッフも次第に信頼できる人材が育っているそうです。

私は未だ「浅学非才」の身ですが、gosakuさんのような「ポチ保守」では在り
ません。大陸で働いているHAJIMEさんやZASSO さんの身に危険が及ばないよう
に具体的で建設的な提案をしていきたいと考えています。それから行動もね。

└──────────
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┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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