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┃ 自虐史観の枷を解く ―――――――――― by gosakuさん
☆ 私見:韓国・朝鮮論(6) ―――――――――――― 2004/08/06

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┃┃ コメントボードに頂きました感想。
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┌──────────「ミカの赤い服さん」

gosakuさん、こんにちは。私は「このとおりだと思う」です。

◆朝鮮半島の『西洋的な視点での植民地的価値』については、赤道付近の国々
と比べたら、やはり低いでしょうね。……他意はないですが。

食料や資源を搾取するとしても、国土も狭いし、地下資源も少ないし、
特に北部は寒冷で農業にも不向きだし。
自国の製品を売りつけるにしても、人口も多くないですよね。
冷静に考えれば、東南アジアは、理想だったでしょうね。

◆毎回、本当にお疲れ様です。
私の分は、サラリと流してください。 (*^_^*)

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┌──────────「gosakuさんから」

僕の答復は、いつも「くどい、しっこい(執拗)」スミマセン!(苦笑)
ーーサラリと流します。

現在の韓国の繁栄のもとは、朝鮮総督府と総督府時代から戦後を通じて100
年来、日本から半島に移転した資本と技術、その中で残してきたインフラ建設
や最先端技術などの恩恵です。当時の朝鮮人がいくら努力しても自力では成し
遂げることができなかったものです。このことを、韓国人自身がもっとよく考
えるべきでしょう。ーー歴史に学ぶということはそういうことです。

韓国人は「加害者は過去を忘れようとするが、被害者はそう簡単には忘れられ
ない」といいます。たしかに、被害者に対して「過去を忘れろ」とは簡単に言
えない。ただ、この考え方自体が正しい歴史認識だとは思えません。

戦後最大の被害者は日本人です。

戦後だけでなく、戦中もそうでした。日本は、開国以来80年間にわたって築
いてきた大日本帝国の財産(精神的なものまで)を含めて、全てを失ってしまっ
たのですから。

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┌──────────「hazukiさん」

gosakuさんのお話を伺っていると、世間でまかり通っている「歴史」を歴史と
呼んで恥ずかしくないのであろうか、という気になってきます。

以前に書かせていただいたコメントのお返事に、gosakuさんから「その韓国人
達はなんと言っていたのでしょう?」とありましたが、彼らもまた慰安婦問題
とか、日本姓の強要とかを非人道的な行為だと言っていました。

が、あの時「それはアナタ方を奴隷としてではなく人間として扱ったからだ」
と言えなかった自分が今になって悔しいです。

サッカーのアジアカップもひどいですね。あれは野次ではなく野蛮行為だと感
じます。彼らにgosakuさんの満州回顧録読んでもらいたい。

…って、話がズレてしまい失礼しました。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

僕の私見は、これまでの観点と違う立場から見た、あくまで「私見」です。
幾度もお話するように、これが絶対というものとは考えていません。

今までの日本の「歴史」は、他国の一方的な押し付けを日本の進歩的文化人が
丸呑みして、そして日本政府は反省と謝罪の繰り返しでした。これはちょっと
オカシイのではないか?戦後教育を受けてきた皆さんも、よく考えてください
よ!ーーという事です。

―― 重慶の騒ぎと北京のアジア杯決勝について!

実際に日本軍国主義により被害を受けた人たちならともかくとして、日中戦争
を知るはずもない世代の若者が示した反日感情は、戦後中国共産党が進めてき
た「愛国運動」の中で、抗日戦争を通して「反日」が強調されてきた歴史教育
の結果でしょう。ーーそれが、日本の「嫌中感」をもまた高めています。

靖国神社参拝問題や、尖閣諸島の領有権問題、東シナ海の天然ガス田開発、東
北部で旧日本軍が遺棄した化学兵器で中国人が死傷したことなど、中国政府は
あらゆる機会を通じて反日プロパガンダを執拗に続けています。

「日本の侵略戦争への謝罪問題は解決済み」として、新たな日中関係を提起し
た中国著名評論家の「対日関係新思考(馬立誠著)」日本書名「日本の軍国主義
復活はない」が、中国当局から国内での出版を禁じられました。

馬氏は一昨年末、「中国人の対日観は感情的で未来を見ていない」としてこれ
を雑誌に発表しましたが、馬氏に「売国奴」の批判が殺到し、中国内での大論
争に発展しました。今年2月に日本語版「日本はもう中国に謝罪しなくてもい
い」を日本で出版しました。

中国では,先ず香港で出版する予定でしたが、7月末に「不許可」の決定が下
り、日中間の「新思考」が始動する日までまだ遠い、といえそうです。

ーー僕も話がいつも逸れます 請原諒!

└──────────
┌──────────「年金暮らしの老いぼれさん」

「高句麗は中国の地方民族政権の一つであった」に対する韓国の抗議。
中国外務省の答えは、韓国現代史以前分を削除抹消!
中国五千年史は捏造歪曲の歴史であり、韓国の敵う相手ではなさそうです。

ーー韓国さん、率先して捏造歪曲を正してみませんか?

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

お隣というものは何かと煩わしいものです。

「誰もが隣人のいない祖国を持ちたがった/そして人生を生きぬくなら/戦争
と戦争の間にしたいと思った」

これは、今朝の新聞に出ていた、ポーランドの女流詩人シンボルスカの言葉で
す。私たちの青春は、戦争によってもみくちゃにされてきました。幸い日本は
長い間「あいま」の時代を保ってきましたが、「隣人」はいます。

└──────────
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┃┃ お便りで頂きましたご意見・感想。
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┌──────────「十八子松戸さん」

――「気分は情報無限さん」様、こんにちは。

貴方の活発な発想の愛読者です。「立読む」でも「横読む」でも「斜め読む」
でも、さらに「表読む」でも「裏読む」でもよいではありせんか。
世の中の物事には絶対的なものはありません。色々な角度から見るこそ、本来
の性質が見出せるのです。

gosaku様や他の皆様との議論は有益です。ご本人にとっても、議論相手にとっ
ても、さらに我々読者にとっても。議論は平行線のまま、対立のままでも良い
のです。もともと交流が目的なんですから。
ーーどちらからどちらに押しつけるというものではありません。

ご就職活動の多忙は本当の事でしょうが、その合間にまた、色々ご投稿してく
ださい。非常にお楽しみにしております。

――「老九不能走」

└──────────
┌─────「APPLEーMANGOさん」男性@五十代@会社員@埼玉

初めてお便りします。

あの大戦で、殆ど日本のみが、未だにあれこれ貶め(おとしめ)られているのは
ご指摘のように「人種差別」が原因であるといえます。
聖徳太子の昔から「和をもって尊し」を中心思想に据えて、草木にさえも魂の
宿りを感じ、八百万(やおよろず)の神々を崇め、たとえ敵であっても亡くなっ
てしまえば憎しみも敬意に転換してきたわが国民の真情は、他の国々には到底
理解できないものです。

そういう意味で、日本人は「特殊」であるといえましょう。

1980年代に、米国との通商摩擦で、米国から「日本はユニークな国民性」
であると非難されたことがありました。当時の通産省・マスコミは、やっきに
なってそれを否定し、日本も米国と同じ思考回路を持つ普通の国である、など
と反論していました。

これは、誤りでしたね。むしろ、その指摘を逆手にとって交渉を進め、且つ、
日本への理解を促すやり方のほうが正解だった、と今では断ずることができま
す。

ーー本当に日本はユニークな国なのです。

これを指摘したのは、(1972年?だと記憶していますが)ユダヤ人学者でし
た。「天皇の経済学」という書物で、日本が度重なる苦難を乗り越え、今次の
大戦も乗り越えて経済復興を遂げたのは、他の国とは違う「天皇の存在があっ
たから」である、ユダヤ人が世界で最も恐れ・羨み(うらやみ)、且つ尊敬する
のは、その天皇を戴いている日本である、と述べています。

人種差別撤廃を国際会議で史上初めて上提したのは、1919年パリ講和会議
で日本国全権大使の牧野信顕でした。これは、米国をはじめとする欧米各国の
反対で否決されましたけれど・・・。

今、イラクでの捕虜虐待が問題になっていますが、あれと同じことを、太平洋
戦争で捕虜になった日本人がやられています。
この事実は、米国を慮って(おもんばかって=遠慮して)一般には出てきていま
せんが、全く同じことをやられたのは事実です。

ーー人間扱いをされなかったということなのです。

白人以外は人間ではないということでしょう。我々日本人はもっと、自国がお
かれている正確な立場をキチンと把握することが大切だと思います。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

大東亜戦争は、人種対人種の戦争でした。そして有色人種は敗れた!

「APPLEーMANGOさん」初めまして!

偏見と呼ばれる考え方と感情、そして差別と呼ばれる行動は、過去においても
現在も、そして恐らく将来も世界中で見られる現象でしょう。ーー人種平等は
夢物語なのでしょうか。

1902年に日英同盟が締結され、イギリスのような超一流の西洋の国が新興
国日本と、このような条約を締結したことに人々は狂喜し、日本もついに西洋
に追いついたと信じた人も多かった時代状況で、ヨーロッパでは既に、ドイツ
皇帝ヴィルヘム二世によって、いわゆる黄禍論が提唱されていました。

そして、日露戦争でロシアが敗北したことによって、日本人に対する恐怖感、
敵対感、嫌悪感はさらに強くなっていきました。

これに対し、アメリカで反東洋人、反日本人感情が次第に強くなっていった背
景には説明のつく理由がありました。ーーそれは日本人の移民に対する反感と
黄禍論の組み合わせでした。

日露戦争で日本が勝利した時点では、アメリカの新聞は主として日本に好意的
で、ロシアの立場が不当に報道されたとして、駐米ロシア大使カシニーが抗議
したほどでした。しかしその後、ヨーロッパで始まった黄禍論がアメリカにも
広まり、これが日本人移民に対する反感によって強化され、強固な反日感情と
なっていったのです。

1907年にルーズベルト大統領は、日本人がハワイからアメリカ本土に移住
することを大統領令で禁止し、カリフォルニア州では、1913年に日本人の
土地所有禁止法が可決され、一時的には、日本人がアメリカに帰化することも
禁止されました。

日清、日露戦争に勝利して、人種的な自尊心と強力な軍事力、国力をもった近
代的な国の国民であるという日本人の自負心は、ここで脆くも崩されてしまい
ました。日本が一流ならば、日本からの移民がこれほどひどく差別されるとは
考えられません。同じように一流とされる西洋の国々からもアメリカに移民が
多く入っているのに、日本人ほどには差別されていない、これはどうもおかし
いのではないか、と気がついたのです。

それまでずっと、日本はアジアの中の西洋であり、アメリカは日本に対し特に
友好的であり、日本を弟とみなして助けてくれる、イギリスは特に日本を選ん
で日英同盟を結んでくれた、などと思い込んでいた日本人の考えは、まったく
の誤りだったのです。

自らを評価し過ぎるあまり、外国も日本を高く評価してくれているものと信じ
ていたのは、日本が勝手に作り出した虚像に過ぎなかったことに、初めて気が
ついたのです。それと同時に、国際関係は人種関係であり、世界の争いは人種
と人種との争いである、と気がつく思想家も増えてきました。

そして、西洋のエゴイズムに翻弄された日本の悲劇が始まりました。

└──────────
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