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┃ 自虐史観の枷を解く ―――――――――― by gosakuさん
☆ 私見:韓国・朝鮮論(4) ―――――――――――― 2004/06/25

―― 「日帝の三十六年」は七奪の歴史か?

韓国人は、しばしば「七奪」を主張します。

「国家元首・国家主権・領土・資源・国語・人命・姓名」の略奪。

その一つとされる「人的資源の略奪」によれば、「太平洋戦争中に日本政府に
よって日本へ強制連行された者100万人、朝鮮国内で動員された者450万
人、軍人、軍属として召集、徴用された者27万人、合計600万人が日本の
戦争に狩り出された」と主張しています。

第一次世界大戦当時、イギリスの植民地であったインド兵は、62万人が前線
に出征し、47万人が軍夫として動員されました。第二次世界大戦の時でも、
200万人のインド兵がイギリス軍の志願兵として徴用されています。

近代国民国家の兵役制度は、国民としての義務です。それは日本に限らず、全
ての近代国家がそうでした。大日本帝国政府閣議が「朝鮮特別志願兵制度」を
決定したのは昭和12年12月24日でした。それは朝鮮総督府と朝鮮軍司令
官による数年に亘る研究、調査の結果、当時の国際情勢下で提出された議案で
した。ーー朝鮮人を日本国民として信頼していたからです。

台湾は当時、既に40年以上の植民地統治を経験していたものの、大日本帝国
軍人の志願兵制度はまだ採用されていませんでした。昭和13年から18年ま
での6年間における韓国人志願兵募集は、戦後流行の「強制連行」や「人的資
源の略奪」説とは逆に、予想外の好調でした。

帝国内務省資料(昭和20年5月)によれば、昭和13年に採用400名に対し
て、競争率は7.7倍、14年は20.6倍、16年は48.24倍、17年
は4500人の採用で56.5倍となっています。

台湾人志願兵制度は、その4年後の昭和16年から実施されました。この時は
1千名の採用者に対して、実に60万人も殺到しています。当時の台湾人口は
600万人ですから、10人に1人が志願兵募集に応募したことになるわけで
す。台湾軍司令部には、血書、嘆願書の山が出来たといわれています。

今日ではなかなか当時の列強諸国時代の独特な雰囲気は理解できないでしょう
が、帝国軍人というのは誇りでしたから、特攻隊まで編成されたというのも、
そんな時代的背景があったからでしょう。

日本の陸軍士官学校は、異民族の台湾人を一人も入学させませんでした。満州
国の軍官学校でもそうでした。しかし大日本帝国は、日韓併合前から陸軍士官
学校だけでなく、各種の軍学校には、既に多くの朝鮮(族日本)人を受け入れて
いました。その後、反日、抗日の独立運動の指導者になった人物もいれば、日
本帝国軍人として出征し、戦死した将校もたくさんおりました。

韓国の軍関係留学生は、1883年陸軍戸山学校に入り、のち韓国の陸軍大臣
官房長となったチョン・ランキョらの時代から始まったのです。チョンは総督
府開設後、中枢院参議になっています。

日本陸士出身者の中には、帝国軍人としてフィリッピンで戦犯として処刑され
た人もいました。また第二十師団の歩兵大隊長、金錫源少佐のように、日本兵
を率いて中国大陸に出征し金鵄勲章を受け、後年の朝鮮戦争でも韓国軍の師団
長として勇名を馳せた人物もいます。

「朝鮮人徴兵制度」が公布されたのは、昭和18年8月で、翌年4月以降から
徴兵検査を実施しました。実際に徴兵されたのは、昭和19年に5万5千人、
20年に4万6千人でした。日本政府が、朝鮮人に対して徴兵制度を行い、両
民族の将校や兵士を区別することなく共に出陣したことは、列強各国の軍隊で
はみられないことでした。

それは朝鮮民族も同じく「帝国の臣民」と信じていた何よりの証拠でしょう。

現在、韓国の歴史教科書で主流を占めているのは、日本の朝鮮半島収奪理論で
す。日本統治時代に、韓国の資本主義の発展と近代化はあったものの、これは
全面的に日本の朝鮮半島収奪のために生まれたものであり、また日本時代には
途方もない資源と人材、生産物が収奪され、朝鮮人の生活は、かろうじて命を
永らえる程度の水準であったという主張です。

そのような主張をする人たちは、自分たちの主張に援用するため、日本時代の
多くの統計を捏造しました。朝鮮総督府の土地調査事業により全土の50%が
総督府の所有になったとか、日本時代に朝鮮の地域総生産の80%が日本に流
出したなどという無茶苦茶な数値をつくりだして、自分たちの理論の根拠とし
たのです。

これが韓国政府による反日策動の根拠となり、デタラメな収奪理論はいまでも
大半の教科書にそのまま反映され、全国の学校で教えられています。収奪論者
の主張は、次のようなものです。

ーーまず資金の流出入について、

日帝が敗戦時まで朝鮮に投下した資金は60億乃至70億円なのに対し、流出
した資金は、明らかになった統計に拠るものだけでも302億円となり、物資
の流出分140億を合わせると440億円を超え、流入資金の7倍に達してい
る。
植民地時代全期間の推定GDEP、550億円の80%以上が流出または破壊
されたので、当時の朝鮮人は草の根や木の皮を食べて命をつないだ。

△△ チョン・テホン「日本の経済政策と朝鮮社会―租税政策を中心に」
   1996年

植民地近代化を批判する論者らは、植民地時代の全期間の推定GDP550億
円の80%以上が日帝に流出乃至破壊されたと主張しているが、日帝時代、年
平均3.7%の経済成長を遂げた韓国で、このような事実があったということ
を肯定するのは難しい。経済学的にみればこれはひとつの魔術のような話だ。

△△ チョ・ソッコン「収奪論と近代化論をこえて」1997年

資本家が労働者の余剰価値を残らず搾取するとしたマルクスですら、搾取率を
50%程度とみたのに、かりに日帝の搾取率が80%以上であったら、朝鮮人
はすでに飢え死にして絶滅している。

△△ アン・イチョ「植民地時代研究、浅はかな考えを捨てよ」
  「時事ジャーナル」1996年7月4日号

日本時代の初期に行われた土地調査事業にたいして、ソウル大学のヘ・ヨンカ
らは、「この事業によって全土のおよそ半分以上が朝鮮総督府に収奪された」
と主張しています。
ところが実際には、調査事業が完了した1918年の時点で、持ち主が確認で
きず朝鮮総督府の所有となった土地は、国土の4%に過ぎなかったのです。

1920年代に入り、総督府は、本土の日本人に対して積極的に朝鮮移住政策
を採り、調査事業で獲得した国有地を有償無償で払い下げましたが、これまた
全ての土地の10%を超えるものではありませんでした。

また、クオン・テオクら韓国の主流の学者は、一人当たりの米の消費量は19
10年には約0.71石だったが、1919年には0.62石、1929年に
は0.44石、そして1944年には0.56石に減少したという統計を持ち
出して、日本時代に朝鮮の食糧事情が年ごとに悪化したと主張します。

だがチョン・サンインらの研究によれば、日本時代の米の消費量は平均0.5
8石の水準をほぼ保ち、日本時代の後半期には、むしろ消費量が若干増加した
としています。

                          =この稿つづく=
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│「私見:韓国・朝鮮論」を著すに際しての参考文献は如下。
│
│・小室直樹−「韓国の悲劇(誰も書かなかった真実)」
│・鈴木英夫−「歴史に見る日本と韓国」
│・呉 善花−「韓国併合への道」
│     −「反日」を捨てる韓国」
│     −「これでは困る韓国(ニューカマー韓国人の対話)」
│     −「恋愛交差点」
│・中村八洋−「歴史を偽造する韓国」
│・朴 泰赫−「醜い韓国人」(われわれは「日帝支配」を叫びすぎる)
│・西尾幹二−「わたしの昭和史1」
│・菅野朋子−「好きになってはいけない国(韓国J−POP世代が見た日本)」
│・黄 文雄−「韓国は日本人がつくった(朝鮮総督府の隠された真実)」
│     −「台湾・朝鮮・満州日本の植民地の真実」
│・伊藤亜人−「もっと知りたい韓国」
│・黒田勝弘−「ソウル烈々(韓国を見つづける珠玉のコラム集)」
│・岩槻泰雄−「韓国・朝鮮と日本人」
│     (韓国・朝鮮人の嫌いな日本人、日本人の嫌いな韓国・朝鮮人)
│・土佐昌樹−「韓国の反日について」
│・秦 郁彦−「慰安婦と戦場の性」
│・金 英作−「韓末ナショナリズムの研究」
│・筒井真樹子「韓国の教科書のなかの日本人」
│・山辺健太郎「日本統治下の朝鮮」
│・金達壽ほか「教科書に書かれた朝鮮」
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