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┃ 自虐史観の枷を解く ―――――――――― by gosakuさん
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☆ 私見:台湾論(3) ――――――――――――――― 2004/04/30
――「台湾白書」
中国は1993年8月、1万2千字、全五章からなる「台湾白書」を公表しま
した。これは中国語版以外に、英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ア
ラビア語、日本語など8ヶ国語に翻訳され、全世界に配られました。
その記述に「台湾は古来中国の領土である、古代に夷州と呼び、秦漢代に船に
よる往来があり・・・」とあります。ーーしかし、これほど荒唐無稽なものは
ありません。
領土の概念自体が、西欧列強のアジア進出に伴って生まれたもので、古代に、
はるか海の向こうの小島が「領土」として認知されるほど関心は持たれません
でした。
日清戦争に負けた清国が、台湾を惜しげもなく日本に「永久割譲」したのも、
マラリアのはびこる野蛮人の住む島に大して価値を認めていなかったからに他
ならないからです。
毛沢東が、かつてエドガースノーに対し「朝鮮と台湾は独立すべきだ」と述べ
たのは1936年のことでした。それを今になって「中国の神聖なる領土」だ
と主張するとは、全く奇怪至極であります。
中国の道理に合わぬ主張は97年、江沢民主席が台湾の統一をアメリカの南北
戦争になぞらえたときにも発揮されました。朱鎔基首相がそれをオウム返しに
「リンカーン大統領の統一精神に学ぶ」などと発言し、台湾と、一党独裁体制
で国家指導者は政治権力の最高実力者の一存で決められる中国を、アメリカの
南北戦争と比較するとはどうした事でしょうか。
また朱鎔基首相は「台湾の指導者が北京に来るならば、副首相の地位が与えら
れるだろう。勿論首相になることはできない。なぜならば(人民の)誰も(彼に)
投票しないからだ」・・・まあ、たぶんジョークとして言ったのでしょうが。
朱鎔基氏は、ケ小平の次女、ケ楠の面接にパスし、彼女のお墨付きを得て登用
されたに過ぎないと云われています。もしもケ楠のその日の機嫌が悪かったな
ら、政治の表舞台には立てなかったはずです。
いくら中国が詭弁を弄し、台湾統一の為の武力行使を正当化しようとしても、
ーーその論拠は極めて薄弱!といわざるを得ないでしょう。
――「大陸白書」
中国の「台湾白書」に対抗し、94年7月、台湾は1万5千字、五部からなる
「大陸白書」を発表しています。
その内容は台湾と中国を「分裂した政治実体」とし、アヘン戦争から現在に至
るまでの歴史を述べ、中国統一の意義は民主と自由、富の均分な生活にあると
強調しています。
――「台湾白書」ほどではないにしても、
日本で出版されている書籍の中にも台湾に関して誤まった「歴史認識」を記述
したものがあります。例えば台湾の移民について、オランダ時代より以前から
鄭成功の父・鄭芝竜が福建巡撫の批准を得、大陸から数万の飢民を集めて台湾
開発に乗り出していたという記述がありましたが、
その際、飢民1人につき牛1頭と金3両を与えたというのです。
これを台湾では「三金一牛説」といっているが、実は70年代から既に、根拠
のない荒唐無稽な噂話に過ぎないことが台湾文献協会から指摘されています。
飢民がいるというほどの飢餓のときに、それほどの牛と大金を集めることなど
不可能でしょうし、万単位の移民を渡航させ、定着させることなどできるはず
がないでしょう。
なんの意図があってこのような荒唐無稽な話を「歴史」だとして記述するので
しょうか。
―― 韓国と北朝鮮についてはまた後日述べさせて頂きますが、
台湾の歴史教科書と韓国の歴史教科書を見比べてみると、その違いに驚かされ
ます。
韓国の歴史教科書は、ただひたすら日本の被害者として書いてあります。でも
台湾の教科書「認識台湾」には、日本は教育や医療を施したとか、日本のイン
フラのこともちゃんと書いてあります。植民地の時代に台湾が近代化したこと
も書いてあります。
けれども、韓国の教科書にはそこが意図的に一切抜け落ちています。そしてさ
らに、近代化した韓国のものを全部壊したと書いてあります。韓国の人たちは
小中華思想があるから、もう絶対に日本より自分のほうが上だと思っている節
があります。日本に論語を教えてあげた、漢字を教えてあげた、仏教を教えて
あげた、何々をしてあげた、してあげた、したあげたってズーッと書かれたい
ます。
日本と自分たちの関係をものすごく強調している。異様に日本を意識していま
す。でも漢字を作ったのは中国であって、韓国はただの通過点に過ぎないこと
に気がついていません。或いは気がついていても故意に省略して、全部自分た
ちが作ったものであるかのように書かれています。
元寇のとき、先兵となった朝鮮人が日本に攻めてきた。これは完璧なる侵略で
す。しかし、元は日本を征伐するためであったと書いてあります。
あんな教科書で教わったら、どうしたって日本に対して全部自分たちが教えて
あげたという感覚になります。そして逆に、中国に対しては、もう絶対に頭が
上がらないでしょう。ーーそういう教え方をしています。
台湾とは態度が全く違います。台湾でも国民党の圧政時代はかなり厳しい反日
教育がなされていましたが、台湾の人はものすごくクールに全部を分析して、
悪の部分だけではなく日本人が貢献した部分も書かれていました。
韓国では感情的とも思える表現で、ぜんぜん分析せず、ただ自分たちのプライ
ドが傷つけられないようにということだけにこだわって、異様に日本を悪く書
かれていて、一生懸命反日教育を強調しています。自分の正当性を訴え日本を
徹底的に悪として教育する事によって、自分たちの国民のアイデンティティー
を形成していたわけです。
少し前の台湾の歴史教科書は、中国大陸と日本の、両方の悪口が書かれていま
した。大陸反攻が至上命令でしたから、むしろ、日本より大陸のほうが多く、
ガンガン書かれていました。要するにこれは、国民党外省人の感覚で書いてい
るということで、結局は、国民党と共産党による内戦状態ということです。
台湾にとって一番の敵は日本ではなく、大陸だということに気がついて、今の
教科書はプロパガンダではなく、事実をそのまま、いいところも悪いところも
勿論台湾で起こった抗日運動のことも、日本のやった近代化のことも冷静に書
いてある教科書に変わっています。
まだまだ書き足りないことがありますが、一応ここで脱稿します。
途中から韓国に脱線して長々と述べてまいりましたが、世界に誇れる伝統文化
や技術力、根性、素直で勤勉な素質そもつ人々、と、日本には世界に誇れるも
のが溢れているのに「日本人が世界に誇れるものはなんですか?」という問い
に、多くの日本の若者がすぐには答えられず考え込むばかりでした。
自信を無くしているのでしょうか?しっかりしろ日本人!!
▽▽ 日本人を励ます詩です。
マレーシアの元上院議員ラジャー・ダト・ノンチックさんの詩です。
かつて、日本人は
清らかで美しかった
かつて、日本人は
親切でこころ豊かだった
アジアの国の誰にでも
自分のことのように
一生懸命尽くしてくれた
何千万もの、人の中には
少しは、変な人もいたし
怒りんぼや、わがままな人もいた
自分の考えを、おしつけて
威張ってばかりいる人だって
いなかったわけじゃない
でも、その頃の日本人は
そんな少しの、いやなことや
不愉快さを越えて
おおらかで、まじめで
希望に満ちて明るかった
戦後の日本人は
自分たち日本人のことを
悪者だと思い込まされた
学校でも、ジャーナリズムも
そうだとしか教えなかったから
まじめに
自分たちの父祖や先輩は
悪い事ばかりした残酷無情な
ひどい人たちだったと、思っているようだ
だから、アジアの国に行ったら
ひたすら、ペコペコ謝って
私達はそんなことはいたしませんと
いえばよいと思っている
そのくせ、経済力がついてきて
技術が向上してくると
自分の国や自分までが
えらいとおもうようになってきて
うわべや、口先では
済まなかった悪かったと言いながら
独りよがりの
自分本位の、えらそうな態度をする
そんな
今の日本人が、心配だ
本当に、どうなっちまったんだろう
日本人は、そんなはずじゃなかったのに
本当な日本人を知っている私達は
今は、いつも、歯がゆくて
くやしい思いがする
自分のことや
自分の会社の利益ばかり考えて
こせこせと
身勝手の行動ばかりしているヒョロヒョロの日本人は
これが本当の日本人なのだろうか
自分たちだけで、集まっては
自分たちだけの、楽しみや
ぜいたくに、ふけりながら
自分がお世話になって住んでいる
自分の会社が仕事をしている
その国と、国民のことを
さげすんだ眼でみたり
バカにしたりする
こんな、ひとたちと
本当に仲良くしてゆけるだろうか
どうして
どうして日本人は
こんなになってしまったんだ
=この稿つづく=
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│「私見:台湾論」を著すにあたり、以下の文献を参考にさせて頂きました。
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│・台湾 朝鮮 満州日本の植民地の真実(黄 文雄)
│・「NO」と言える台湾 ――――――(黄 文雄)
│・台湾をもっと知ってほしい日本の友へ(張 超英)
│・一つの台湾一つの中国 ――――――(楊 中美)
│・台湾人と日本人 ―――――――――(謝 雅梅)
│・台湾は今日も日本晴れ ――――――(謝 雅梅)
│・日本論と台湾論 ―――――――――(謝 雅梅)
│・諸君2003年7月:台湾統治と朝鮮統治はどう違ったか(金 美麗)
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