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┃ 自虐史観の枷を解く ―――――――――― by gosakuさん
☆ 私見:靖国神社参拝問題 ―――――――――――― 2004/02/20

ーー-中国には戦没者に対する施設として「人民英雄記念碑」がある。天安門
広場の中央に、高さ38メートルの石碑が建っている。―――その裏側には、
アヘン戦争以来の数千万人の戦死者を祀っている旨が刻みこまれている。

天安門楼上から天安門広場と人民英雄記念碑を望む(赤い旗の先端)  真下から見上げる


しかし、中華人民共和国建国後に建てられたもので歴史も浅く、一般の国民は
横目で見て通るだけである。それに較べ、傍に建つ「毛主席記念堂」はなんと
堂々として巨大であることか。中国はかつて「個人崇拝の禁止」を言明してい
たはずなのに。ーーー他人事ながら気になります。

これに較べて靖国神社は、明治2年(1869)に創建され、以来2百46万余
柱の祭神は、一人一人「霊爾簿」に記載され大切に収められている。
しかも、「死んだら靖国神社で会おう」という黙契が国民の間に生まれ、民族
固有の祭祀方法で祀られおり、今も参拝者が絶えない。

中国の指導者も、一度靖国神社に..「参拝」せよとは言わぬが「見学」して..
戦没者の慰霊顕彰の方法を再検討されてみてはは如何なものでしょう。
「支那事変(中国では抗日戦争と呼称)で貴国はよく戦った、私がもし中国人で
あったら、無論日本を侵略者として戦ったでしょう。8年間に及ぶ不屈の闘魂
に対して敬意を払う。

―― しかし、日本が戦った相手は中華民国・国民党軍であった。

当時の中国共産党は地方政権に過ぎなかったが、それにしても共産党の戦略は
見事であった。日本と蒋介石の国民党軍を戦わせ、その間共産党は勢力を蓄え
た。そして日本が敗退したところを一挙に総攻撃に移り、蒋政権を台湾に追い
やった。
毛沢東は言っている「我々が政権を獲得できたのは日本皇軍のお陰であった」
と。ーー日本に対して「感謝決議」をやられては如何でしょうか。

それを勧めるには理由があります。中国はいつまでも「日本の侵略」を外交の
カードにしていますが、こういう「内政干渉」は止めたほうが賢明でしょう。

日本国民の間に反中感情が次第に起こりつつあります。その点蒋介石のほうが
一枚上手であった。終戦直後重慶から全国民に「旧悪を思わず人に善を為せ」
と呼びかけました。
そのことを知った多くの日本人は、蒋介石には頭が上がらなくなった。中国も
日本に対して憎悪をかき立てるのでなく、逆に「感謝決議」お勧めする所以で
あります。

―― 中国はアジアの中央にある大国です。

古来から中華思想を持っていた。だったらなぜアヘン戦争や、アロー号事件で
徹底して戦わなかったのでしょうか。英・仏軍は地上軍を持たなかったのだか
ら、蒋介石ほど抵抗しなくても簡単に勝てたはずです。

にもかかわらず和を乞い、日清戦争後には三国干渉を依頼し、英・仏・独・露
に租借地を与える口実を作ってしまった。このような体たらくだったので日本
は植民地支配諸国に対して大東亜戦争を戦うよりほかなかったのです。
中華帝国をもって任ずる中国として、この点を反省して頂きたいものです。

―― さて、中国はなんと反論するでしょう?

こちらも負けずに論戦をする事によって意思疎通ができ、相互理解が進む。
毛沢東も言っている、――「ケンカすれば仲良くなれる」と。

―――― 日本の政府閣僚が

靖国神社を参拝する度に、中国や韓国の政府、マスコミが騒ぎ立て、日本国内
でも、外国の反日運動に阿る反日的日本人たちがそれに呼応して騒ぎたてる。

中国人から見れば、日本人が靖国神社に参拝することは、中国が要求している
「血債」を真っ向から拒否していると映る。
特に閣僚の参拝は中国人民、アジア人民に対する威嚇であり、軍国主義の神お
ろしをし、その思想を扇動していると見えるというわけです。

中国にとって憎むべき悪人である東条英機ら2千人あまりの"戦犯"は、救国の
志士、岳飛(南宋時代の武将)を陥れた泰檜、王精衛夫婦同じように、跪いて許
しを乞う姿をした像がつくられ、それに小便や唾を吐きかけなければ気が済ま
ない存在だということでしょうか。

いったい宗教活動にまで外国から口出しをされて、唯々諾々と言う通りにする
独立国家があるのだろうか。イスラム国家ならばタダでは済みません。発言す
るだけで宣戦布告と看為されることでしょう。

―― だが日本政府はどうも、みっともない対応をしています。

取り敢えず騒ぎを鎮めるため、「反省」してみせたり「私人として」などと言
い訳してみせたりしている。十九世紀末からよく、日本と中国は「同文同種」
「漢字文化圏」「儒教文化圏」であるといわれてきました。が、実際には大陸
文化、半島文化を含めて、中国の文化と日本列島の文化は世界観も生死観もか
なり異なるものでした。

中国は生存競争の厳しい大陸で、人間関係は常に「共に天を戴かない」敵味方
の関係にあり、恨みつらみが世間に満ちて渦を巻いている。敵に対しては「生
きてその肉を食らい、その皮で眠る」ことをしなければ、死後もその「魂を食
らう」というほどの激しい憎悪を抱く。

死後に敵の墓を暴き、骨を食らうという行為は、古代から史書のなかに記録さ
れています。仇討ちは九十九代の子々孫々の代まで続くのが崇高なる精神とさ
れています。大体、儒教精神とは基本的に「目には目を、歯には歯を」の報復
主義なのです。

―――― しかし、日本列島の文化は

それとは全く異なるもので、日本人には「山川草木悉皆成仏」思想があり、
「菊と刀」の著者であるR・ベネディクト女史も、仏教国家の中でも日本人だ
けが持つ考え方であると指摘しています。

「山川草木悉皆成仏」の思想に神道の「習合」と「水に流す」という、崇高に
して寛容な融合の精神が重なって生まれたのが「護国神社」「靖国神社」なの
です。

靖国神社は、幕末の戊辰戦争の戦没者をまつる「招魂社」としてスタートし、
明治12年6月、靖国神社と改称し、殉国者を祀る神社として大東亜戦争まで
英霊2百46万柱が祀られています。

―― 靖国神社には処刑された戦犯1千名も合祀されています。

日本軍国主義と関係が深いから合祀はやめろ、政府関係者は参拝するなと中国
が主張するのは彼らの論理を無理矢理押し付けることであり、大陸文化の押し
売りです。

自分は一方的に論理を押し付けておきながら、欧米先進国から人権問題に関し
てクレームをつけられると、アヘン戦争以来のことを持ち出して欧米は中国を
侵略したではないか、人権より「生存権」が大事だとか、社会の安定が最優先
だとか、反論にもならない反論をして欧米に噛みつく。
まるで「生存権」や「安定」を確立するためには人権を否定しないと出来ない
とでもいっているようです。

死体に鞭打つという大陸文化に対して、死者に寛容といたわりをもって考える
日本の文化はこの列島にしか育たない崇高な文化でしょう。人類にとって貴重
な財産と考えなければならないと思います。

まして列強の時代も冷戦時代も、とうに過去のものとなった現在、これからの
世に最も必要とされるのは、このような平和列島の精神ではないでしょうか。
これからは、いかなる反省やら懺悔やら大義名分やらがあろうとも、中国や南
北朝鮮の文化に従ってはならない。戦没者の霊を慰めるのは各国の慣例です。

明治以来、幕府軍や反乱軍、更に戦勝国から戦犯として処刑された霊まで合祀
するこの靖国の精神は、日本人が誇るべき死者への労りの精神であり、世界が
学ぶべき文化のひとつであると思います。
靖国神社を、平和の象徴として各国の指導者が日本訪問の度に詣でなければ、
世界の平和はやってこないといっても過言ではないのです。

                          =この稿つづく=
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┃┃ 読後感アンケート結果。
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◇ このとおりだと思う --------------------------------- 68人  (82%)
◇ そうではないと思う --------------------------------- 12人  (14%)
◇ どちらともいえない ---------------------------------  2人  ( 2%)
◇ よく分からない -------------------------------------  1人  ( 1%)

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┃┃ コメントボードに頂きました感想。
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┌──────────「気分は情報無限さん」

靖国神社の公式参拝とA級戦犯合祀は正直言って何故また問題になるのか訳が
分かりませんね。要するに日本のマスコミを含む「売国奴」や「偽善的平和主
義者」が誤解を助長しているのでしょう。

ーー情けない話です。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

どこの国でも、先人の尊い犠牲の上に自国の精神を守ろうとしてきたのは同じ
です。精神の構えなくしては国は成り立たないからです。アメリカもこの道理
は分かっており、事実上、戦後の神道令は間違いだったと認めています。

2002年2月、ブッシュ大統領が訪日した際の明治神宮参拝をみても、それ
は明らかです。当初、アメリカが(日本の)外務省に打診したのは靖国神社への
参拝でしたが、外務省は例によって近隣諸国との悶着を起こしたくないとの事
なかれ主義で拒絶、明治神宮参拝に変更されたと聞いています。

その上、外務省は、小泉首相と一緒に参拝したいとの要望も蹴りました。当の
アメリカでさえ一度は焼き払おうとした靖国神社の存在を認めているのです。
なのに日本人自らが歴史や精神を否定しようとしているのですから、自虐史観
もここに極まれリ....です。

└──────────
┌──────────「青木勝さん」

自分の言いたいことを代弁して戴いたようで、胸がスッキリしました。日頃、
頭の中で考えていた事を、こんなに簡潔に表現して頂いてとても嬉しかった。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

青木勝さん、ご賛同ありがとうございます

現代と比較して、明治という国家はなぜあのように輝いていたのか?
なぜ、短期間で世界に肩を並べる近代国家へと脱却成長できたのか?

それは明治の人々のひたむきさに理由があるような気がします。
ひたすら追いつき追い越せで精進したからではないでしょうか。

―― 坂の上に輝く雲を目指して。

そのひたむきさが時代とともに摩滅し、日清、日露の戦勝で驕り高ぶるように
なって腐食が始まったのだと思います。

戦後にしても、終戦直後は日本人は復興にひたすら努めました。しかし、経済
成長として実った後は慢心と傲慢が芽生えて、大きなシッペ返しを食う結果と
なりました。
歴史を教訓にして新しい時代を築く、これはいつの世にも変わらぬ基本原則で
しょう。

└──────────
┌──────────「lonsome car-boyさん」

反日教育著しい近隣諸国(中韓)の、終わりなき捏造の歴史と理不尽な干渉には
日本国民の大多数がウンザリしている事と思います。彼らがいつの日か歴史の
真実に目覚め、自らを恥じ入る時がくるのでしょうか?

彼らが、一日も早くカルト宗教の妄信のような異様な歴史観から脱却してくれ
る事を願います。(中国共産党が崩壊するまであり得ないかも・・・)

まずそれよりも、国内にいる反日左翼勢力とそれに連携するマスコミのインチ
キを白日の下に晒すのが先決かもしれません。

└──────────
 
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」

共産党政権であるかどうかということは関係ないと思います。

経済成長によって国民が豊かになれば、国民の欲求が強権などを押し流してし
まうことになるでしょう。韓国の朴正熙政権や、台湾の国民党(蒋)政権が、そ
れぞれの国の経済成長に伴いどのように変化していったかが前車の轍になると
思います。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

現代の日本人ほど歴史から学ばない民族はいないと思います。
現代史に無関心な若者で溢れています。

先日電車の中で、前に座っていた若者の会話が耳に入りました。

「日本は昔、アメリカと戦争したって知ってるか?」
「ウッソ〜」
「それがホントなんだ」
「マジかよ〜。それでどっちが勝ったんだ?」

‥‥ショックのあまりしばし茫然としてしまいました。

わずか五十数年前の歴史にさえ無関心。
学校教育では、古代から順に歴史を教えるため、今の若者が学ぶのは、わずか
ばかりの個人的な体験でけで、歴史の大きな流れには目を向けようともしない
ことを象徴する若者たちの会話でした。

‥‥これでは日本人が愚者の群れになったとしても当然です。

人間の一生はたかだか数十年です。最長でも百年と少し。人の経験などチッポ
ケなものです。歴史は悠久の時を経て連綿と続いています。その中には、先人
の叡智と失敗と嘆きが詰まっています。無数の人々の経験が凝縮されたものが
歴史です。

今一度、わが日本の歴史を虚心坦懐になって見つめ直し、学び、二十一世紀の
日本はどういう国家であるべきか真剣に考え、今の愚かな連鎖を断ち切ること
が大切でしょう。

最近の産経新聞に、古森義久さんが中国の歴史教科書の一部を報道していまし
た。あれは正に対日戦時プロパガンダです。とても平和の時代の本とはいえな
いシロモノです。宣戦布告されているようなものです。韓国しにしてもそうで
す。よくあれ程の嘘が書けるものだ、恥ずかしくないのかと思うほどです。

日本のインテリ(知識人)には、間違っていたり、見解がおかしな人はいるが、
事実の間違いを知っていてそれでも平気で嘘を書く人は先ずいない。そのよう
なことはありえません。

・・ところが、今の韓国教科書は違う。
正しい事実を知っているはずなのに嘘を書いています。確信犯なのです。
中国の教科書は国への不満を逸らす為の戦時プロパガンダ文書そのものです。

韓国の教科書は、産経新聞のソウル支局長、黒田勝弘さんが提出されたものを
読んだのですが、これは日本の戦前の教科書のパクリ、それも悪質なパクリで
した。
日本の教科書にも神話は書かれていましたが、神話は神話として教えていた。
ところが韓国では、神話までが歴史になってしまっていました。「日本書紀」
の時代から、日本は神代と人間の時代とは違うという認識であるが、向こうは
それがなくなってしまっています。

└──────────
┌──────────「ミカの赤い服さん」

gosakuさん、こんにちは。

概ね、貴方のご意見に賛同いたします。
確かに靖国神社問題は、内政干渉と思います。

ただひとつ、「目には目を、歯には歯を」というハンムラビ法典の言葉につい
ては、誤解されている方が多いので発言させてください。

ハンムラビ法典が出来るまでは無制限に恨みを晴らしていい社会ルールだった
そうです。でも、ハンムラビ法典により、受けた被害の範囲内で恨みを晴らす
ように大きく制限が出来たそうです。

犯した罪により決められた刑を科すことの起源が「目には目を」です。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

ミカの赤い服さんのご意見によると、「東京裁判は、ハンムラビ法典に従って
日本軍から受けた被害の恨みを晴らすための復讐の儀式だった」ということで
しょうか。「東京裁判ではなく東京リンチであった」と。

A級戦犯七人の死刑を始めとしてB級C級戦犯として一千人ちかくが処刑され
たのも被害を受けた範囲の復讐であったのでしょうか?

彼ら戦犯を、悪者日本の代表に見立て、理不尽な裁判が行われ、日本が断罪さ
れたことを今の若者は知っているのでしょうか。日本の中学校や高校では何も
教えていないのが実情でしょう。実に情けない話です。

国連の国際法委員長として活躍されたインドのラダビノート・パール博士は、
東京裁判を批判して

「東京裁判は、裁判の名を借りた復讐であり、占領政策のプロパガンダに過ぎ
ない。真の平和と人道を確立する絶好の機会でありながらそれをなさず、法的
根拠もなしに日本を侵略者と決めつけ多数の個人を処刑することは、二十世紀
文明の恥辱である。後世の歴史家は必ずこれを再審するであろう」

と、主張しました。

└──────────
 
┌──────────「ミカの赤い服さん」―――――――― 2004/03/05

gosakuさん、こんにちは。
前回のgosakuさんの下記のコメントにお応えします。

> ミカの赤い服さんのご意見によると「東京裁判は、ハンムラビ法典に従っ
> て、日本軍から受けた被害の恨みを晴らすための復讐の儀式だった」とい
> うことでしょうか。「東京裁判ではなく東京リンチであった」と。

応え:

等価の被害+アルファの恨みを晴らすリンチだった、そう思います。
 ・大東亜戦争によって、それまで持っていた植民地を失った恨み。
 ・自分より劣ると思っていた黄色人種に手ひどい反撃を受けた恨み。
これらが大きかったんだと思います。

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」―――――――― 2004/03/12

元来、狩猟民族である白人には、残虐な遺伝子(?)が秘められているのではな
いでしょうか。

西洋史の大家、会田雄二さんは、「略奪が一番簡単で、一番豊かな生活を約束
する事でならヨーロッパ以上の場所はなかった。日本では泥棒、強盗は馬鹿が
やる一番損な仕事になっていますが、略奪はヨーロッパでは優秀な人間がやる
業と考えられ、日本とは全く逆の価値判断です。イギリスの王家は先祖がバイ
キングであったことを誇らしげに宣伝しています」
と、彼らの価値観を述べています。

16世紀から20世紀に至る、西洋の非白人地域の植民地支配の歴史を見れば
よく分かります。
――人が人を支配する。20世紀に生きる皆さんには実感が湧かないかもしれ
ませんが、白人はごく当然のように、何の罪もない非白人を征服し、その富を
次々と収奪してきました。

当時の白人の有色人種に対する差別は、現代から考えれば想像を絶するもので
した。例えば、日英同盟を結び、世界列強の仲間入りした日本ですら同じ人間
扱いはされませんでした。

日露戦争で初めて白人を打ち負かした日本を見て、アメリカを始め白人社会は
驚愕しました。――「黄色いチビ猿めが」

アジアへの植民地進出に遅れをとっていたアメリカは、日露戦争終結と同時に
日本敵視政策をとりはじめた形跡があります。セオドア・ルーズベルト大統領
の手によって作成着手された「オレンジ計画」です。

――アジア唯一の自主独立国「日本との決戦」。

こう読んだルーズベルトは日米開戦の日に備え、戦略構想を立案、布石を打っ
ていたのです。対日戦略プログラムの策定は、日清戦争が終わった僅か2年後
の1897年に遡るといわれています。
アメリカの仮想敵国戦略はドイツが黒、イギリスが赤、メキシコは緑、そして
日本はオレンジ、と色で表現され「カラープラン」と呼ばれていました。

なかでも主たる仮想敵国と見なされたのは、フランス、ロシア、そして日本で
した、35年後に激突した大東亜戦争は、はるか三十年以上も前に策定された
プラン通りに遂行され、日本は敗戦へと追い込まれたのです。

そうした深慮遠謀のアメリカに対して、日露戦争直後の日本はどうだったので
しょうか。――あくまで主敵とみなしていたのはロシアでした。

1904年から5年にかけて定められた「帝国国防方針」や「帝国軍用綱領」
では、アメリカを仮想敵国のひとつとは想定していたものの、朝鮮半島に迫る
ロシアの脅威が主題で、第一の仮想敵国はロシアと考えていたのです。

└──────────
┌──────────「kessou/shiono@さん」

加害者と被害者の区別をあいまいにするとんでもない考えだ。
人類の進歩のための生き方を実践してない者の発想と思った。

└──────────
┌──────────「mugaikojiさん」

日本人の「死生観」についての言及はその通りであり、多くの日本人の考えと
軌を一にするものと思います。靖国神社は一宗教法人であり国政に携わる人間
の意志次第だと思います。
中国あたりからとやかく言われる筋合いではありません。

したがって、国民にその感謝の気があれば誰でも参拝するのは自由でしょう。
ただ外国人にまで見学・参拝を求めるつもりはありませんけど。

└──────────
┌──────────「ひー坊さん」

私は先の大戦が、日本の中国への侵略戦争だったのは間違いないと思っていま
す。私は戦後生まれで今の価値観でしか考えていませんが。
gosakuさんも中国では抗日戦争と呼称・・のように日本の侵略戦争を認めてお
られるのですかね?

それで戦後中国や韓国と国交正常化交渉の中で「戦争を始めたのは悪い指導者
がいたからだ」「日本人全部が悪いわけではない」ということにして悪い人を
戦犯にして処罰し過去を処理したと理解しています。

そのようにして国交正常化をしておきながら、戦犯を祭った靖国神社を参拝す
るのは約束が違うと怒る訳で、中国や韓国の方が筋が通っていると思います。

└──────────
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┃┃ お便りで頂きましたご意見・感想。
┗━┛
┌──────────「hazukiさん」

靖国問題の事に触れておられましたので、感想というか気になった事をひとつ
お聞きしたくお便りしました。

私はあまり歴史を知らない人間なのですが、靖国神社はすべての戦死者を祭る
ところですよね。死んだ人の悪口を言うものではないという事はわかっていま
すが、それでも靖国問題と聞いて私の頭に浮かぶのは「従軍慰安婦」です。

戦犯がどうの…と言われるとピンとこない部分があるのですが、中国や韓国人
じゃなくても、自分をモノのように扱った人間を、死んだらすべて神だからと
言って参拝するのに抵抗があるという気持ちは理解できます。

一説には、何らかの見返りを求めて自ら慰安婦になったという話も聞きます。
戦争のときに起こった「悪い事」をあげれば、どこの国だって同じように数え
切れないほどあるという風におっしゃる人もおられるでしょう。

「すべてを水に流す」という考えもわかるのですが、
「戦争終わった! じゃあ、今までのこと全部無しね!」
で済まされない事もあるように思うのです。

この問題にこだわってしまうのは私が女だから故でしょうか。

ーーgosakuさんはどうお考えですか?

└──────────
 
┌──────────「gosakuさんから」

決して「Hazuki」さんが女だからだという問題ではないと思います。

従軍慰安婦問題は長くなりますので、稿を改めて述べさせて頂きますが、戦争
が終われば「一件落着」すべてを水に流すというのでは被害者は浮かばれませ
ん。チャイニーズもコリアも首相の靖国参拝に厳しい目を向けています。

彼らのかつて受けた痛みを分かってあげることも大切でしょう。日本にはそう
する理由があったとしても、それは日本側の論理であり、支配されたコリアや
満州国の人々の苦痛は大きかったことでしょう。今の世代の方たちは、それを
経験したわけではありませんが、親か、その親はその時代を経験しています。

学校のイジメでも、イジメたほうは「そんなことがあったっけ」という感じで
ケロリとしていますが、イジメられたほうは忘れる事は出来ません。それと同
じだと思います。親から子へ語り伝えられ、ジャパニーズには憎しみのこもっ
た目を向けている人が未だに数多くいるのは事実です。

―― 僕の知人=中国人)も、かつてはその一人でした。

でした、というのは、今ではすっかり打ち解けて仲良しになり話してくれまし
た。受けたヒドイ仕打ち、味わった屈辱、その痛みはよくわかりました。
痛みを分かってあげる事で、僕たちはもっと仲良しになれたと思います。

日本が中国に軍事介入しコリアを併合したワケも、そのために受けたコリアや
中国の人々の痛みも分かってみると、日本とコリア・中国の間には大きなな歪
みがあることを感じます。

しかし、今世代の日本人は、満州国建国、日韓併合のことをほとんど何も知ら
されていません。だが、僕の朋友であるコリアンもチャイニーズも若いにもか
かわらず実にその間の事情を勉強しています。なにも教えない日本と、かなり
の時間を割いて教えている中国やコリア。

その内容は朋友に聞いたところでは、反日教育というのでしょうか、どうも日
本への憎しみをかきたてるような内容が非常に多いのです。自分が経験したは
ずではないのに、若い世代が日本に激しい憎しみと怒りを抱いているのは、そ
ういう教育の影響が大きいと思います。

日本がコリアを併合し満州国を建国した事実を知り、そこにあった過ちを知り
彼らの受けた痛みを知る。コリアもチャイニーズも同じようにして、日本への
併合を防ぐことが出来なかったコリアの問題点を知り、そこにあった過ちを知
り、その過ちによって受けた痛みを学ぶ。

そうしてお互いの違いを知り、それを認め合い、受け入れる事で、新しい世代
は新しい日韓、日中関係を結ぶことができるのだと思います。

日本の側は知らずにいて、相手側に憎しみを募らせる、そんな歪んだ形では、
お互いに未来に向かう関係を結ぶことは難しくなったしまうだけでしょう。

―― お互いの立場に立って考える態度が極めて大切だと思います。

満州事変から大東亜戦争に至ったあの時代を、全て肯定するつもりはありませ
んし、ましてや美化するつもりも毛頭ありません。原因はどうであれ、中国と
の泥沼の戦いに踏み出したのは間違いです。
米英と戦ったのは自衛の戦いでしたが..中国への進攻に関しては、では侵略的
意図が全くなかったのかといえば、、それでは嘘になってしまうでしょう。

当時の日本人の中には狂信的な帝国主義者も混じっていました。先を歩んでい
た欧米と同様の帝国主義的な行動については謙虚に反省し、自戒しなければな
らない課題であるように感じます。

└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
↓
僕が今まで書いてきました“私見・・云々・・”は、満州回顧録以外はすべて
直接見たり体験したものではありません。多くの文献をもとに“独断の私見?
偏見?を申し述べてきたものです。また文献から引用した文もあります。

これによって利益を得るものではありませんので、著作権の問題などは出ない
とは思いますが、一応、いま手元にある参考文献を記しておきます。

・靖国公式参拝の総括(板垣正)
・教科書が教えない歴史1〜〜5巻(藤岡信勝)
・捏造された日本史(黄文雄)
・ぼくらの侵略戦争(宮崎哲弥)
・封印の昭和史(小室直樹、渡部昇一)
・目からうろこの太平洋戦争(河合敦)
・かくて昭和史は蘇る(渡部昇一)
・現代史の争点(秦郁彦)
・日本の失敗(松本健一)
・おじいさん戦争のこと教えて(中条高徳)
・「諸君」2003年5月〜〜12月号

他にも図書館で借りてきたものが多くありますが、もう返しましたので手元に
はありません。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
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