┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  迷子になったらここ!(^O^)  ━┓
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┃ 中国ひと口話:3 ―――――――――――― by けんさん(けんさんの日中友好コーナー)
 新しい題目が上段です。
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☆ 騙し上手 ――――――――――――――――――― 2005/09/09

中国で生活していると、一日に一度は騙される。ーーそんな気がしませんか。
私もしょっちゅうやられています。

ある雪の日の夜中、北京でタクシーに乗りました。
三号環状線を明らかに反対方向に走っている。
違うと言っても、間違い無いと言い張る。

まあ良いやと好きに走らせたら、着いたところは明らかに違う。
そして運転主君「聞き間違えた」と言う。

その日は50元余分に払いました。しかし雪の環状線は街灯に照らされた街路
樹に雪が舞い、童話の世界でした。
こんな景色、1000円出すと頼んでも見せてくれないなと、思い直すことに
しました。

「良くぞ騙して下さった。でも命だけは取らないでね」

                        = この話おわり =
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☆ 外人料金 ――――――――――――――――――― 2005/09/02

今は何処の観光地も、特に外賓料金=外国人料金)はありませんが、数年前ま
では飛行機も別料金でした。同じになったのは、中国人料金が上がって同じに
なったのです。

しかし、今でも食堂なんかで、店によっては必ずしも公平ではありません。
明らかに中国人より高いと思われる料金を請求されることがあります。

私の友人はこれを絶対に許せないタイプで、これにはガンガンやってました。

私は、だらしないというか、ある程度当然だなと思うタイプです。彼らなりに
気を使っているのを知っているからです。
なんでもないようですが、皿の一つもヒビの入って無いものを出します。

実は泥棒に入られたことがあるのですが、30分後には、省、市、地区の公安
が飛んできました。中国人に言わせるとそれは私が日本人だからだそうです。

こんなことがあると、多少の外人料金は仕方ないかなと思います。

                        = この話おわり =
┌─┬───────────────────────────────┘
││ お便りで頂きました感想。
└─┘
┌──────────「aki さん」

航空機の値段は、国際線はいまだにはっきりと、中国人と外国人の料金は別に
なっています。また、中国国内の航空券も、日本国内で購入する分は50%程
度高く売られています。

ーーー旅行代理店で聞いた話ですから、間違いないと思います。

└──────────
 
┌──────────「けんさんから」

ご指摘有難うございます。
 
兌換券の廃止以来、制度的にあった外賓(外国人)と内賓(中国人)の価格差は無
くなりました。同じ100元に値打ちの差がある兌換券は、確か93年に廃止
されました。
故宮の入場券の内外差別が無くなったのはいつ頃だったでしょうか。不確かな
記憶によると97から98年だったと思います。

見方によっては、中国人にとって屈辱的なこの差別は、中国人が外国人と同じ
額を負担するという犠牲を払って解消しました。

本稿でも書いていますが、私的な場ではまだ時々あります。一会社レベルでは
中国人を理由に安く航空券が買える会社を私は知りませんが、あるかもしれま
せん。少なくとも、ANA・JALでは中国人ということだけで安くは買えな
いようです。

└──────────
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☆ 見えないときは見られている ―――――――――― 2005/08/26

ハルピンの東北烈士記念館を、参観したときの話です。

ここは、美術館の雰囲気がある中国の「靖国神社」です。楊靖宇将軍の資料も
あります。

そこで立派な詩があったので、写真禁止は知っていたのですが、周りに人影も
ないようなので一枚写しました。ーーー観覧終わって表に出ようとしたときで
す。
「写真を写しませんでしたか」と問われ、正直に「写しました」と答え、デジ
カメの画面を消去しようとしたら、「もういいです」と見逃して貰えました。

ーーー見えないときは、見られているのです。壁に耳あり、障子に目あり。

まして私達日本人は、言うまでもなく外国人です。人目を引いています。 

話は飛躍しますが、私の中国生活は必ずしも聖人君子ではありません。しかし
傍若無人ではありません。
見えないときこそ、己を慎まなくてはいけないなと、柄にも無く殊勝な気持に
なりました。

                        = この話おわり =
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☆ ゴキブリはどこから来た ―――――――――――― 2005/08/19

旧満州に住んでいた子供の頃もゴキブリはいました。でもそれ程目にはつきま
せんでした。
今、大衆食堂の残飯処理場を覗いたら、浜辺の船虫のようにゾロゾロいます。
種類も数も多い。

私はゴキブリを食べたことがあります。 

キャベツと春雨と豚肉と炒めた料理でした。これは私の好物です。ある日、茸
みたいなものが入っていて、噛むとカシャと得体の知れない歯ごたえがする。

小姐に「何よ?」と尋ねたら、「ゴキブリでしょ」と何事もないようにいなさ
れてガクッとしました。キャベツを刻んだまま置いておくと、熱がでる。そこ
へゴキちゃんご機嫌で潜り込んでいたのですね。

ーーー食糧事情の全体的な好転が、ゴキブリの増殖と関係ないでしょうか。

                        = この話おわり =
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☆ ニーハオトイレ ―――――――――――――――― 2005/08/12

中国へ初めて来た人が、まずショックをうけるのが、トイレのようです。

扉なし、前の人のお尻とニーハオとご対面しながら用を足すのがなじめない。
実は私も、トイレは行けるときに行くようにしています。

私の子供の頃(旧満州在住時)は、そのトイレもありませんでした。ではどうす
るか。ーーー全部青空トイレです。今の観光地は、どこも戦乱で荒れ放題でし
たから、それこそ足の踏み場もないほどーー健康食品使用後展覧会場でした。

青大将がとぐろを巻いたように見事なモノが陳列されていました。そしてそこ
には、蛆が真っ白に湧き、蝿が群がっていました。

1972年は文革が実質的に終結した年です。鶴の一声で作られた現在のスタ
イルの公衆便所は、緊急食料増産肥料確保対策ではなかったか。
ーーーその結果が蛆虫の繁殖場所を奪ったのではないかと思うのです。

皆さん外国人は、三ツ星以上のホテルでないと泊まれないのをご存知でしょう
か。それは、三ツ星以上で、やっとトイレらしいトイレがあるからなんです。

                        = この話おわり =
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☆ 蝿はどこへ行った? ―――――――――――――― 2005/08/05

旧満州在住の子供の頃、外で食事をすると白いご飯が瞬く間に黒飯になった。
これは形容ではありません。

1992年、望郷の旅をしたとき、ガイドの小姐が車の中の一匹の蝿に大騒ぎ
するのを見て、むしろ奇異に感じたものです。

1972年国交回復後、中国政府が多くの日本人を招待し赤い絨毯の上を案内
して熱烈歓迎が流行しました。そのときの団員の感想が、新中国の素晴らしさ
の一端としてこの話がでたように思います。ーーーうちの父もそうでした。

あの子供の頃が、国民党政権だったか、共産党政権だったか記憶はありません
が、蝿を買い上げていたような記憶がありますが、そんなレベルでは解決でき
ません。
いつ、どんなカリスマ性が発揮されたのか私も興味がありますが、いまは資料
がありません。

多少の憶測を交えて、次にトイレ問題を述べてみたいと思います。

                        = この話おわり =
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☆ 雀のお宿 ――――――――――――――――――― 2005/07/29

旧満州に住んでいた子供の頃、あれだけたくさんいた雀はどこへいってしまっ
たのでしょう?

ゴム銃で、ポケットに一杯の石ころを持って半日回れば、子供の私でも一羽や
二羽を落とせるほど身近にいました。ーーーそれが、今でもいることはいます
が極端に少ない。

一説によると、大躍進時代、毛沢東の「雀は害虫」の一声で抹殺されたのだそ
うです。その方法たるや、みんなが銅鑼と太鼓で雀の寝込みを襲い、雀を睡眠
不足にして一夜で殺してしまったということです。

このことは、私に二つの恐怖を呼び起こします。
1はそのカリスマ性の凄まじさ。
2は生態系の破壊です。

「2」は、イナゴの大量発生を生み、その後の大飢饉の原因になった。
ーーー憶測ですが、多分間違いないと思います。

自然を壊すのは一夜でできますが、回復は不能に近いほど難しい・・・。

                        = この話おわり =
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☆ 中国の自然保護 ―――――――――――――――― 2005/07/22

昨年、黒龍江省の牡丹江から北、鶏西市の方へ旅行してきました。この辺一帯
は北大荒国営農場の一部です。北大荒農場は全体で、54万平方キロ、四国の
三倍あります。

「北大荒」とは北の荒地、ツンドラ(永久凍土地帯)の意味です。そこには世界
的にも貴重な沼沢が広がり、日本から鶴や渡り鳥の重要中継地点です。

今度至る所で見たスローガンは「退耕還土(農地を自然に戻そう)」でした。
中国政府も、やっと自然保護に乗り出したと喜ぶべきか、こんなスローガンが
必要なほど自然破壊が進んだとみるべきか。私は後者であることを恐れます。

私は、日本の野鳥の会の会員は「日本の良心」といっていいほど優秀だと思っ
ています。是非、彼らのノーハウを中国の自然保護に生かして欲しい。こんな
内政干渉はどんどん進めるべきだと思います。

                        = この話おわり =
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☆ 農家肥 ―――――――――――――――――――― 2005/07/15

中国でも農薬汚染は深刻と報道されています。

日本の商社が求める基準の作物を作ろうとすると、どうしても農薬に頼らざる
を得ないでしょう。その場合私が恐れるのは、農薬汚染が肉眼で見えないだけ
に、肉眼しか信用しない中国人が大量に使い過ぎて基準値を超えないかという
ことです。

ーーーそれは現実に起こっています。

一般家庭で食べる中国の野菜は、見かけはともかく味は凄く美味しい。それら
は主に、都市近郊の家庭菜園で農家肥(人糞)で作られています。
その便所は、所によっては鍵をかけて守るほど貴重なものです。

今度の自転車旅行で田舎の宿に泊まり、便所を守る大きな犬が繋がれていて、
気持が悪かったのを思い出しました。

中国農業が、先進諸国の受けた洗礼、農薬汚染を避ける道はあるのか。

ーーー今からの課題でしょう。

                        = この話おわり =
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☆ 虫は永〜いお友達 ――――――――――――――― 2005/07/08

中国人が使う家属の「属」という字をよく眺めると、体の中に虫がいるように
見えませんか?虫の周りには、腸もあります。

虫は中心の「中」という字が支えられています。心で支えたら忠節です。

このように大事な永いお付き合いをした回虫が、日本ではいつの間にか消えま
した。
1998年、中国で回虫を湧かして(日本の)総合病院に行ったのですが、30
代のお医者さんがレントゲンを撮りましょうというので「検便でないでしょう
か?」と私が恐る恐る進言したら「実は回虫を見たことがありません」と告白
されました。

人類の農耕の歴史と共に付き合ってきた回虫との決別が、人類に何をもたらす
か。一説によると、花粉症の治療に回虫が効果があるそうです。わざわざ回虫
を養って体調管理をする療法もあるそうです。

5千年の朋友は、まだまだ軽視できないようです。

ーーー日「虫」友好を真面目に考えましょう。(^^)

                        = この話おわり =
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