┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  迷子になったらここ!(^O^)  ━┓
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┃ :中国への熱い思線: ――――――――――― by けんさん                    (けんさんの日中友好コーナー)

☆ 「瀋陽―北京」銀輪旅行記:天気晴朗! ――――― 2004/10/25

―― 2004年9月7日 遼中〜盤錦 70キロ。

昨夜、少し雨が降った。大陸性気候は、雨が降ると冷え込みが厳しい。
この辺は、冬の最低温度がマイナス約30度。夏の最高は30度をかなり越え
る。年間の寒暖の差が激しいということは、一日の寒暖の差も激しいというこ
とである。

川本さんの寒暖計によると14度だった。昨日の22度に比べると涼しいのを
通り越して寒い。福田さんが半ズボンでいたら、李さんが「冷えるから長ズボ
ンを穿きなさい」とやかましい。ここは福田さんも現地の年寄りの忠告に従っ
た。

――6時半出発。朝食は途中で食べる。

中国の朝食は、文句なく安くて美味い。日によって多少の違いはあるが、

お粥  1椀約2角(1角は日本円で約1円50銭、1元は約15円)
豆腐脳 柔らかい豆腐の汁。1椀約3角
油条  小麦粉をねって油で揚げたもの。1個3角〜5角

饅頭  小麦粉を発酵させて蒸したもの。1個約2角
麺類  ラーメンのようなもの。1椀約1元〜2元
花巻  饅頭とよく似ているが、油が少し入っている。1個約2角

包子  いわゆる豚饅。1個約2角
合子  卵を小麦粉で包んだもの。約5角
茶卵  茶で茹でた卵。結構高くて、1個5角
鹹菜  漬物類。1皿約2角

前日の宴会の残りの餃子なども持ち帰り、朝食べる。
以上を取り合わせて食べて、2元〜3元で十分出来上がる。

福田さんは少し痔の調子が悪く、腹下しを警戒して食が細い。身長1メートル
80、体重80キロを越える巨体の割りに全然食べない。中国人の、特にご婦
人方が「もっと食べろ」とやかましい。

そこで福田さん、やむを得ず、自分の前の包子や饅頭をそっと川本さんの皿の
上に移している。川本さんは、「食べても食べても減らないな?」と不思議そ
うな顔をして食べている。
私がお粥のお代わりをすると、空いたお椀を自分の前に置いて、さも自分が食
べたようにすましている。

福田さんは、シルクロード、チチハル、マレーシア、ベトナムと自転車で走破
した猛者。今回は少し腰を痛めて元気がないが、吉本興業も顔負けの駄洒落を
連発する。

狗肉の看板を見て、

福田さん「アメリカ人も犬は食べますよ」
私   「???」
福田さん「ホットドッグ!」

てな具合である。

昼食は、何故かお粥や豆腐脳が姿を消す。代わって白米のご飯が主流。餃子も
登場する。値段はやはり1食3元前後。

この辺の名物ということで、今日は河蟹を食べた。養殖池が道沿いにあるのを
5箇所ほど見た。中国人は、特にご婦人方はよく食べる。餃子は量り売りだが
1斤(500グラム、個数にして大きいもの約30個)ぐらいは一人でぺろり。
半辺天=天の半分を支える人。毛沢東が婦人を称えた言葉)のパワーが、現代
中国の発展を担っているのだ。

昼食の時、徐さんと張さんの姿が見えない。どうも別室で昼酒をやっているの
だ。私も誘われたが、きつい口調で断る。安全と統制上思わしくないと、李さ
んも機嫌が悪い。これが不協和音のきっかけになり、後に嵐を呼ぶとはそのと
きは思いもよらなかった。

王隊長の「ケールでよ!」の掛け声で、全員が出発する。

「ケールでよ!」は「帰るぞ!」の意味。転じてここでは出発の意味。
悲しいかなテレビの普及は、一方で低俗な抗日ドラマをはびこらせた。

「バカヤロ」
「ミシミシ」=めしめしから転じて食事。
「スーラスーラ」=死んだから転じて、腹切り。
「ケールでよ!」は、日本の軍人が一仕事を終えて帰るとき、将校が指揮刀を
        抜いて「帰るぞ!」と言う、その描写から生まれた。
この他にも「トツゲキ!」など、日本人も忘れた日本語がこの世界では生きて
いる。
王隊長は、軍歴8年。現役時代は通信兵だったそうで、奇しくも私と同じトン
ツー屋だった。

李さんは、今回の最年長者で77才。旧満州で日本の教育を受けている。
終戦時は、最初に東北に進駐した蒋介石の国民党に入る。続いて来た共産党軍
に投降。解放軍の兵士になる。腕にそのときの貫通銃創の傷を持つ。
その後体育関係の学校で軍事教官。
革命に直接参加した者だけが持つ特権、離休幹部である。

離休幹部とは、退職後も現役と同じ待遇を得る。

李さんを始め、私達13名は戦前戦後の混乱を共に生きてきた同世代である。
その共感が、今回の友好の底流を作っている。
 
自転車旅行は、気温は低めの方が有り難い。風も追い風。
川本さんの高度計は海抜400メートルを示している。
ここから海まで約400キロメートル。平均勾配は1000分の1。ほぼ平坦
といってよい。遼河流域は「天気晴朗」。

自転車旅行には理想的な条件である。女性部隊がコーラスを奏で始めた。

宿も盤山県政府招待所が8元でとれた。

                        = この稿おわり =
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┃┃ お便りで頂きました感想。
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┏━━━━━━━━━━「気分は情報無限さん」――――――― 2004/11/11

私が中国へ行った際に食べた中華料理は、どうも日本人向けで薄味だった様で
すが、美味しかった上に野菜が豊富で非常に健康的でした。
ホテルの朝食バイキングでも「お粥」が毎朝用意されていましたが、お粥に入
れる具が何種類かあるのには文化の違いを感じます。

しかし、どうも水が身体に会わなかった様で、旅行期間中ずっとお腹にガスが
溜まって便秘気味でした。

ところで話は変わりますが、自転車旅行でも何でも、アウトドアに「半袖」
「半ズボン」は危険です。虫さされの問題もありますが、やはり丸一日直射日
光を浴びると、我々若い人間でも疲労困憊してしまいます。
ましてや寒い時期は身体の熱が想像以上に奪われるので、自分自身が寒く感じ
なくても風が冷たいと思ったら長ズボンだけでなく手袋もした方が良いです。

しかし何にせよ中国の方は高齢でも元気な人が多いですね。やはり朝型の生活
で、仕事を退職されてからも太極拳やら何やらで身体を動かしておられるから
だと思います。

最近の中国の若者達はどうなんでしょうか?

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┏━━━━━━━━━━「けんさんから」

水は身体の一部です。水が変わる、そのことが恐ろしいですね。 
中国人は、日本に来て水当たりをします。それは水質の良し悪しだけではない
と思います。

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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 

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