━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓



桂林熱線(随感随筆)――――――― by nikoさん
┌------------------ │前回、桂林に大雪が降った話をしましたが、 │桂林市内で、その日バカ売れした物が何点かあるそうです。 │ │その中の一つが、愛犬用のセーターやコート。 │大雪の翌日は、たまたま私の公休日だったため、市内に遊びに出かけました │が、確かに、そこかしこでセーターやコートを着たお犬様を見かけました。 │ │特に強烈に印象に残っているのは、 │市内のとあるビルの前を通りかかったとき、 │停まっていた高級車から降りてきたのは、鮮やかなブルーの皮コートを着た │ダルメシアン。 │ │その時連れていたウチの娘が着ていたのは、 │確か価格が安いので有名な香港カジュアル。 │「オイ!おまえ!うちのムスメよりいい服着てるんではないかい!!」 │(ーー;) │ │中国って、いつの間にこんなに豊かな国になったんでしょうか?! │この十年の中国の変貌には、目が回りそうですばい。 │ │でもね、片っ方では犬を鍋にして食らっとるくせに、 │片っ方では、犬にスゲェー!皮コートを着せて高級車に乗せとる。 │その神経が解からんぞ!オイラには!! │うちのポチは大事にして、となりのノラは食ってもええんかー?? │ │はてさて、チュウゴク、おそろしかー!! │ │というところで、いきなりですがここでモンダイです。 │(またモンダイかよー!っていやがらないでね。) │ │桂林市内に11年ぶりに大雪が降りました。 │その日、市内で、普段の何十倍も大量に売れた物が二点あります。 │あるものAと、あるものBです。 │特にBは、売り切れの店が続出!したそうです。 │このAとBとは一体なんでしょうか? │ │ヒント: │あるものAとは本体で、あるものBはその本体に装填して使うもの。 │使用するときは、このAとBをセットにして使います。 │BがなければAは無用の長物、空の箱。 │このヒントで解かったでしょう。 │正解は次回掲載、みんなで考えてねっ! └------------------ ☆ 桂林のお正月(春節)風景とその作法 ――――――― 2003/01/20 ┏━┓ ┃本┃日も中国のお正月(旧正月/春節)のご案内。 ┗━┛というより、今この時期は、これしか書くネタがないんだよね。 たぶん、ここ2・3週間は正月(春節)特集になると思うけど、 日本も正月(元旦)が終わったばっかりだし、一応ホットな話題だから 我慢して付き合ってね。 さて、 今の桂林市内を見て回るとやたら目に付くのが臨時に設置した飴玉の売り場。 すごーい量が市内に出回ってる。 この時期は酒も良く売れるけどなんと言ってもこの飴玉と、瓜子。 (スイカの種、かぼちゃの種、ひまわりの種等々を味付けして乾燥させたもの) この二つは圧倒的に大量に売れる。 だいたい正月(春節)にみんな何をしているかというと、 一日目は家長の家に一族郎党集まって酒盛り。 二日目は旦那が奥さんの実家に年始の挨拶に行って酒盛り。 三日目は各自、自宅で友人・知人の年始のご挨拶を受けるか もしくは友人知人宅に年始の挨拶に行って酒盛り。 その時々で、酒の肴以外にお茶うけとして出されるのが、飴玉と瓜子(種)。 これなら左党以外の人もお子様も楽しめる。 飴玉だけで、この時期はすごい量と金額が動きますよ。 飴玉の平均の値段はだいたい一斤(500g)16元(240円)くらい。 市内で一番大きな百貨店では、この正月(春節)前後の20日間で 160万元の売上げがあるといいますから、日本円にして2千4百万円。 目方にして約50トン! たったの1店舗で50トンの飴玉ですから、市内全体で動く量は・・・・・ ・・・・ワカラン(@_@;) はてさて、チュウゴク、おそろしかー!! 以前、どこかの日本の会社の社長さんが、 「中国では、国民一人に鉛筆を1本ずつ売っても合計で14億本売れる。」 「だから、うちの会社は中国に進出する。」 というようなご発言をされておりましたが、 確かに、この桂林のような片田舎の地方都市でさえ、このような数量で 物が動く国ですから、その社長さんの気持ちもわからんではないですが、 ちゅうーごくでの商売は、そんなに甘いもんじゃないぞー! ┏━┓ ┃さ┃て、飴も買ったし瓜子(種)も買った。 ┗━┛酒も肴も十分用意した。 次に皆様方が用意するものは・・・・・ そう!一番頭の痛い“お年玉” 『え〜!!中国にもお年玉なんてあるんですか〜??』 なんてリアクションをしたあなた! 日本の文化のルーツは、大半が中国大陸からだよ! と何回も言ったでしょ。 では、ここで日本と中国のお正月の習慣の比較文化論を展開してみましょう。 って、ちょっとおおげさ。 イヤ、だいぶ大げさですが・・・・ 先ずは、大晦日に年越しのそばを食う習慣。 これは、日本にはあるけど、中国では私の知っている範囲ではない。 ただし!! ほ〜ら!ここで“ただし”と出てくるところがnikoさんならではですよ。 <`ヘ´>エッヘン!! 客家(ハッカ)の一部では、正月(春節)に、 その名も“長壽麺”というホーントになが〜い麺を食べる習慣がある。 これは大陸(中国)での経験ではなく、遠いシンガポールでのお話。 シンガポールで正月にお友達と一緒に食事したときのこと、 正月の特別メニューとして出てきたのが、その“長壽麺”と“魚の刺身” シンガポールは、福建人と客家が多いのですが、お友達の説明によると、 『客家は、年始に一族郎党、特に家長の長生きを祈ってこの麺を食べる習慣が ある』 『そして、特に潮州出身の客家は正月に生魚を食べる』 との事でした。 “長壽麺”の食べ方は、確かゆでた麺をタレにからませて食べる、 いわばツケ麺のようなものでしたよ。 そして、深皿に盛られた麺と一緒にハサミも出てきた。 これは、各々が深皿から自分の碗に麺を取り分けるとき、 麺があまりにも長すぎるので取り込みにくいときには、 そのハサミで麺を途中で断ち切っちゃう。 そん時、おいらは言ってやったよ。 『おめぇーら、そんなことしてたら長生きできねぇーよ!』ってね。 日本人が中国人(華人?)に説教たれてりゃ、世話ないよな。 昔、おかーちゃんに年越しそばの由来を聞いたことがあるけど、 確かにそばのように長〜い一生をおくれる(長生きできる)ように 縁起を担いでそばを食うんだ。と言っておりましたよ。うん! ここらへんに、なんか共通点があるんではないかい? ついでに生魚の食べ方だけど、 先ず、魚を切り身にし、野菜、砕いたピーナッツ等々を皿に盛り、 上からサラダ油、味付けの調味料をぶっかけ、 食べる直前にその全部をグチャ・グチャとかき混ぜ、 生魚の切り身サラダみたいにして食べるという食べ方をしておりました。 お味のほうは? ん〜ん!!おいしくな〜い!! ┏━┓ ┃さ┃て、日本の正月に欠かせないのが“おせち”。 ┗━┛このものズバリはやはり中国にはない。 ただし!(また“ただし”ですが!) 日本のおせちのルーツは中国にあり。(決め付けちゃう!) これは各所から異論が出そうだけど、 その決め付けた理由を今から話すからちょっと待ってね。 中国では正月(春節)三が日には包丁を使わない。 理由は正月早々から殺生をするのは縁起が悪い、と嫌ってとのこと。 だいたい、中国で包丁を使うということは、絞めた鶏を解体するとか、 豚肉をたたき切る!という使い方が多い。 だから、中華包丁ってあんなに大きくて重いんだよね。 包丁を使わないと、当然食材の準備ができない⇒調理しない。 ⇒正月三が日の食料は、※除夕の以前に全部仕込んでおくことになる。 (※=中国では、大晦日のことを除夕(除夜)という。) 当然、仕込む料理は三が日を通して保存できるようなメニューが主体となる。 これって、日本の“おせち”そのものじゃありませんか? ただ、地域差が出て、日本では日本ならではの食材が中心になり、 味付けも、日本独自の味付けをし、形式化が好きな日本人ならではで 今のワンパターンの“おせち”が出来上がった。 本家の中国では、特に料理の内容を統一するつもりはさらさらなく。 「自分家は自分家で食べたいものを食べるわっ!」てなことを言って 形式化された“おせち”には発展しなかった。 ただし、料理を準備する基本となる考え方はオ・ナ・ジ! これがnikoさんの発見した日本の“おせち”、中国起源論であります。 ┏━┓ ┃次┃は“お雑煮”。 ┗━┛ちゅーごくに“雑煮”はあるのかぁー?? ・・というところで 『ちょうど、じかんとなりました〜。 あとは、じぃ〜かぁ〜いぃ〜いぃ〜のぉ〜、おたのしぃ〜みぃー!!』 来週も正月ネタやるから必ず読んでね。 ┌-------- │(あとがき) ぽんずさんへ ありがと〜ごぜーます。(^^♪ 多謝!多謝! 199号拝見させていただきました。 ぶしょーもんの、わたくしめの尻拭いをして頂いて、感激しております。 みなさぁーん! ぽんずさんが、私の駄文のフォローをしてくださっております。 私の正月特集の参考画像を、ぜひぽんずさんのHPからごらんください。 ぽんずさんのホームページ http://fine.tok2.com/home/pengzi/02/engi.htm(縁起物) └--------                         = この稿おわり = ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ 読後感アンケート結果。 ┗━┛ ◇ 面白かった  (^○^) ---------------------------------- 36人 (95%) ◇ ふつう   (゜.゜) ---------------------------------- 2人 ( 5%) ◇ ツマラナかった(-_-) ---------------------------------- 0人 ( 0%) ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ コメントボードに頂きました感想。 ┗━┛ ┌──────────「nomuさん」 いつも拝見しています。めっちゃ面白いし、 中国の一端が分かる様な感じですね。 そして、話しのテンポがまたいい。 最後に、nikoさんとか、ぽんずさんのプロフィールが知りたいです。 益々の冴えた執筆期待します。 └────────── ┌──────────「nikoさんから」 nomuさまへ、 ご愛読ありがとうございます。 私はあまり褒め言葉をいただいたことがないもので、 nomuさまのお褒めの言葉をいただいて、感涙にむせぶ思いでございます。 ところで、 《最後に、にこさんとか、ぽんずさんのプロフィールか知りたいです。》 ですけど・・・・・・・・。 ぽんずさんはどうかわかりませんけど、 私に関しては、 これはねぇ。 ・・・・・・ヒ・ミ・ツ! 読者の皆様が、ご自由にイメージしてくださいませ。 これからもご愛読、ヨロシクお願い申しあげます。 └────────── ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ お便りで頂きました感想。 ┗━┛ ┌──────────「kakuさん」  上海にいるkakuです。 WEB 熱線 第 201 号の桂林熱線を読ませて頂きました。 ちょっと気がついたところがあるので、説明させて下さい! まず旧正月に中国人が何をしているかとの事ですが、 基本的大晦日に家族が揃って、丸いテーブルを囲んで食事しております。 日本人が紅白歌合戦をみてゆっくり大晦日のよるを過すと同じように、 中国人も中央テレビの新年特別番組をみながら時間を過してます。 真夜中の12時になる前後と周りに爆竹の音が雷のよう響きされます。 次の休み期間中、みんな親戚や友人・知人の年始のご挨拶を受けるか もしくは友人知人宅に年始の挨拶に行って酒盛り。 時代の移り変わりによって、旧正月の過す方法もよく変わりましたが、 海外や国内旅行を選んで旧正月を過す人々も増える一方です。 次に正月三日目に包丁を使わない事ですが、 それはnikoさんがどこから入ってある情報ですか? 恐らく桂林地区の習慣かしら? 私は上海で生まれだから、中国南方ではそんな習慣が聞いた事はありません。 そうですね、中国は56民族もあり、それぞれ特有の文化と習慣がありますの で、そういう習慣はきっとあると思いますが、しかしあくまでも一部の地区の 一部の人達だけの習慣と思いますが、皆さんが誤解しないてほしい。 └────────── ┌──────────「nikoさんから」 こんにちは、 <これは各所から異論が出そうだけど・・・・・、> きましたねぇやっぱり。 誰かなんか言って来ると思ったんだよね。 では説明を、謹んで申し上げます。 わたくしが、このメルマガに掲載しておりますお話しは、 全て私の個人体験のなかで見聞きした範囲で書いております。 その体験も、ただ中国大陸の一部の経験ではなく、シンガポール、香港在中に 経験したことや、北京、上海で経験したことが入り混じり、最新のピカピカの 情報はもちろん当地桂林で追加されていっております。 そこで大きな流れとして感じられたのが、 大陸から離れるほど中国の古来の風習が残っている。 というか、シンガポールの華人などは、 自分自身が中国人であるというアイデンティティを守るため 執拗に中国古来の伝統行事を大事にしたり、風習を重んじたりしている。 でないと大陸から遥か離れた東南アジアの地で、 自分自身が一体何者か見失ってしまうことになるから。 私が、中国人は正月三が日に調理をしない。 ということを始めて聞いたのは、今から二十数年前の シンガポールの福建系の華人のお友達からでございました。 そして、これと同じ話をしてくれたのが、ほんの1、2週間前、 ここ当地桂林で私と一緒に仕事をしてくれている部下のRくんからでした。 Rくんから、 『中国人は正月に殺生するのを嫌うから 正月前に出来合いのお惣菜を一杯買っておくんですよ。』 という言葉を聞いたとたん、はるか以前に聞いた、 シンガポールのお友達の話がフラッシュバックで脳裏によみがえり、 あれっ、これって日本の“おせち”に通じる何かがあるんじゃないかな! よし、日本の“おせち”は中国起源だ! と決め付けちゃったわけですよ。 上海では・・・・??? んん〜ん、そんな話しは確かに聞いたことがないなぁ?! 大体上海の皆様は、昔から諸外国文化の影響が大きくて、 他の都市よりはるかに近代化しちゃって、大陸の中でも超先進ですからねぇ。 ねぇkakuさん! kakuさんがおいくつなのか分りませんが、 ちょっとkakuさんのおじいちゃんかおばあちゃんに 昔上海ではこういうことを言いませんでしたかって聞いてもらえません? でも、上海では昔からこういう話はなかったのかなぁ? とりあえず、私の説明できることはこのくらいです。 大陸も広いから!ってまた乱暴にまとめちゃう。 とりあえず他の皆様のご意見ももっと聞きたいです。 見聞を広めるっていいことですもんね。 上海のkakuさんお便りありがとう、これからもなんかあったら どんどんお便りくださいね。 └────────── ┌──────────「もう一回、nikoさんから」 追伸です。 本文を書いた後、読み返しておりましたら少し落とした内容がありますので 追加しときますね。 この正月(春節)に包丁を使わない、 ということは、香港でもやはり言われております。 理由を香港人に聞いたことがあるのですが、 その人の言うことには、 『正月には各家庭に福の神がお越しになる。 包丁はもともと鶏の首を落としたりする殺生の道具なので、 これを振り回していると神様が嫌ってその家から逃げていってしまう。 だから正月に包丁は絶対使ってはいけない。特に 福の神(財神)が逃げると、その家庭はその一年、財運から見放されてしまう』 というものでした。 さすが、金銭に執着心のある(失礼!)香港人らしい解説ですが、 正月の挨拶が『恭喜發財』 というくらいですから、この問題は重大事なんでしょうね。 ちなみに包丁を使わないということのほかに、 中国では正月に掃除、特に掃き掃除をしてはいけないという禁忌があります。 これは日本でも言われていることですが、 正月に掃き掃除をすると、やはりその一年の福(特に財運)を全て家の外に掃き 出してしまうので、絶対やってはいけないそうです。 包丁の使用と、掃き掃除は中国の正月の二大禁忌ではないでしょうか。 └────────── ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ (^^) OJIN です(^^) ┗━┛ ┌────────── niko さんからのモンダイ..。 ┌-------- │あるものAとは本体で、あるものBはその本体に装填して使うもの。 │使用するときは、このAとBをセットにして使います。 │BがなければAは無用の長物、空の箱。 │このヒントで解かったでしょう。 └-------- OJIN は「あるものB」は、乾電池ではないかと考えました。 ただ、乾電池を入れて使う「あるものA」が、さて....? ビチャビチャの雪が積もって、みんなが買おうと考えるもの....。 「空の“箱”」箱?..箱?..箱?? ??なんなんでしょう?? └────────── ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
桂林熱線の目次に戻ります







SEO [PR] お金 ギフト  冷え対策 わけあり商品 動画無料レンタルサーバー ブログ SEO