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桂林熱線(随感随筆)――――――― by nikoさん
┌------------------ │今年も、もうわずか、アッという間に師走に突入してしまいました。 │人間馬齢を重ねるほど一年が短く感じるものらしいです。 │ │この連載ももう一ヶ月、第六回目になってしまいました。 │最初は何を書いてよいものやら、引き受けたものの継続できるかしら? │と案じておりましたが、案じるより生むが易しで、 │駄文ではありますが、何とかシコシコと書いております。 │ │読者の皆様のお便りがもっと来るといいなぁ....(T-T) └------------------ ☆ 雲南省西双版納出差=出張)之記 ―――――――― 2002/12/09 先週、所用があり雲南省の西双版納というところに行ってまいりました。 西双版納ってどこにあるかって? さあーっ、中国地図を広げてみよう! このメルマガを購読しておられる諸兄、諸姉の皆様は、 中国地図の一つや二つは、モ・チ・ロ・ン!お持ちでしょうネッ! お持ちでない方は、ここで読むのを一旦中止して、 今すぐお近くの書店まで走っていってお買い求めくださいませ。 イヤ別に私は本屋の回し者でも、出版社の派遣社員でもございませんが..。 地図が無いと話がしづらいので・・・・・。 さて、やたらでかい中国大陸の、南の辺境辺りに雲南省があります。 見つけましたか? ではその雲南省の、やはり南の辺境に景洪という都市がございます。 見つかりましたか〜? ・・南のちょっと西寄りの方、ミャンマーのほうに出っ張ってる辺りですよ。 その景洪という都市の表示の下=南のほう、 に、西双版納という地名がありますでしょうか? まさに中国の地の果て、といったようなところでございます。 ここは、南はミャンマー(旧ビルマ)、タイ、東はラオス、ベトナムと、 まさにゴールデントライアングルのど真ん中、といった場所です。 な〜んでそんなトコにいったのかって? シゴト、シゴト、シゴトですよ。ッたく! ウチの会社は人使いがあらいもんで、東へ西へ南へ北へと 平気で飛ばしてくれます! その前の出張はハルピンでした。 どんだけ荒いか想像できるでしょ.. 今回はまだ近場でしたけど、ハルピンの時はきつかったなー・・・・・。 中国大陸を南の端から北の端まで斜めに横断したんですから。 さて、 先ずは桂林から飛行機に乗って、雲南省の省都昆明までひとッ飛びします。 桂林から昆明までは約1時間とチョット。 楽勝です! 何故昆明に飛ぶのか? 西双版納の空港は、あまりにもちっちゃ過ぎて、 どこからも直行便が入ってないんですよ。 さて、登機=乗機)直後の、荷物の保管場所取り合戦から身を避けて、、 席に落ち着き、おねーさんから新聞をもらい目を通しました。 …そしたら、オッ! これはこれは! この新聞のタイトルは民族時報となってるじゃありませんか。 さすが少数民族の多い雲南省。 少数民族専用の新聞まで発行されているようです。 第一面に、デカデカと題字が目立つ、 『省第七届民運会在蒙自開幕』 雲南省の少数民族が、蒙自県というところで第七回目の運動会をやったよ! というものでありました。 第一面と、最後の裏側の第二面まで使って、大々的に取り上げておりました。 ん〜ん?! 桂林で、市民から無視されて細々とやってた運動会とはスケールが違うようで ありました。 さすがは雲南省!? この新聞に、桂林では分らなかった競技の内容が克明に紹介されていましたの で、ちょっと抜粋してご紹介します。 中国の、少数民族の、、 運動会ってどんなことをやってるのかな〜? 1.【射弩=石弓)】:  日本の弓やアーチェリーと違って、ボーガンですな。  男は的から20m、女は15m。  立姿と跪姿で10箭ずつ射って総合点を競う、とあります。  新聞の紹介によると、广西・貴州の瑶族、雲南の粟粟族、怒族、苗族、四川  の彜族などは、いまでも猪を狩るときこの弓を使ってるそうであります。  すごいですね〜!!  でも怒族ってどんな民族なんですかね?  なんか怖そうですね? 2.【武術】:  蹴・打・[手偏+率]・拿・撃・刺、で構成された攻防を繰り広げる格闘技  だそうです。  とにかく、なんでもありのK−1みたいなもんですかね?  [手偏+率]=投げつけるという意味。 3.【搶花炮】:  ボールゲームの原始型。  ルールを見ますと、幅50m、長さ60mのフィールドを作り、両端にお互  いのゴール(花籠)を設置する。  フィールドの中には敵味方互いに14人ずつ入る。  直径5cmの鉄球を、火筒に入れて打ち上げ、フィールド内に入れる。  打ち込まれた鉄球を、互いに奪い合い敵方の花籠にぶち込む。  時間内に多くぶち込んだチームの勝ち。  これは完全に大昔の戦闘訓練が娯楽化したものですな。  今なら、さしずめ手榴弾をお互いの塹壕にぶち込む、  ようなゲームでしょうか?  なんか危なそうなゲームですね!  ちなみにこれは、  广西の壮族・[人偏+同 dong4]族に伝わる競技だそうでございます。 4.【賽龍舟】:  これはおなじみの龍船(ドラゴンボート)  確か、長崎でも同じようなボートレースがありますね。  長崎人は日本の少数民族? 5.【秋千】:  これまた、字だけを見たんではワケの分らんゲームですが、さあー皆さん!  ここで問題です。  この中国の少数民族に愛好されている“秋千”という競技は、  いったいどんな競技なんでしょうか!  ヒント1.  この競技は、阿昌族・苗族・満族・朝鮮族に特に愛好されている。  こんなヒントでわかるわけない!....よね? ゴメンッ!  ヒント2.  この競技は世界中で広く行われており、私も子供のころ遊んだことがある。  ヒント3.  この競技の勝敗の判定は、できるだけ高く上がった人の勝ち!  私が子供の頃は度胸がなかったので、全然高く上がらなかったもんです。  みんな考えてネ!  答えは来週、この欄で発表します。お楽しみに。(^o^)丿 6.【??】:←[手偏+率][足偏+交]  だいたい、この漢字が皆さんのパソコンで認識されるかが心配です。  OJINさん、文字化けしてたらゴメンなさいね。  一つ目の漢字は、手偏に率という字、二つ目は足偏に交という字です。  これ又皆さんお馴染の、日本の大相撲のルーツ、モンゴル相撲のことです。  お互いに腰紐を巻いて、相手を倒したほうが勝ち。 7.【陀螺】:  これも皆さんにはお馴染の競技..というか娯楽です。独楽(コマ)回し。  お互いにコマを回して、長時間回り続けたほうが勝ち!  もしくは、お互いにコマをぶつけて、倒れなかったほうの勝ち。  何か昔懐かしいベーゴマの世界ですな。 まだまだ競技の種類はありましたが、このくらいにしておきます。 でも、ここに書いた競技って、体育会系というより子供の遊びの延長? ですよねー? そしていつも感じるんですけれど、日本人が日本古来の独自の文化だと思って いたものの、かなりの部分は中国から渡来してるんですね。 中国は、日本の伝統や文化の祖先ですよ。 この前の大戦の以前、特に明治くらいまでの日本の知識人というのは、その辺 を理解してたんじゃないかな。 漢学とか漢文とかが重要視されてた時代があったからね。 ところが、いつの間にやらワケの分らん世界に入っちゃった。 誰かが意識的にそうしたのか、単なる時代の流れ..からなのか・・。 ただ、中国も文化大革命だかなんか知らんが、自国の伝統や文化を全部台無し にしてもうた。 別の国ながら、勿体無いことをしたと思うよ。 古来の伝統文化も守りながら、新しい近代国家に脱皮していく。 なんでそういうことができなかったのかね〜。 遺憾!遺憾! こういうことを書き始めると、話が長くなるからこの辺でやめますね。 〜〜〜ではまた来週。お元気で!                         = この稿おわり = ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ この記事に感想を頂きました。 ┗━┛ ┌──────────「yuanさん」男性@二十代@山口 今日配信されたメルマガで「長崎人は日本の少数民族?」 とあったのですが、確かにそうかもしれません・・・。 別に怒ってるわけじゃないんです。 大学の長崎県以外の出身の友達によく言われるんですが、 「なんで長崎の人は、墓参りに行って花火をするの?」 たぶん、旧正月などの時に華僑の人たちがやる習慣が、 長崎人に移ったと思うのですが・・・。 どうなんでしょう? └────────── ┌────────── niko さんから」 yuanさん、 お便りありがとうございます。 長崎では墓参りの時に花火をするんですか!! ほーほー、そーですか。 うーん、そーだろねー。 ここ中国桂林でもお葬式のとき花火(爆竹)をならしますよ。 やり方としては、 先ず日本と同じように通夜の席を設けます。 そして弔問客がご遺影(ご遺体)に三回お辞儀をしてご挨拶します。 その時、お辞儀にあわせて花火(爆竹)をならします。 同時に紙でできた黄金とかコインを火にくべます。 まさに中国文化、特に土着の原始文化が、長崎にかなり入り込んでいるみたい ですね。 今度、長崎と中国の比較文化でも研究してみようかしらん。 ひょっとしたら、大陸で埋もれてしまった文化や風俗が、変形して長崎にまだ 残っているかもしれませんね。 うん、なんか面白そう。 yuanさん、中国文化と長崎文化の共通点がまだあったら、 また教えてくださいね。 ヨロシク。 └────────── ┌──────────「nomuさん」男性@六十代@宮崎 在桂林のnikoさん、いつも楽しく拝読しております。 韓国とか中国は、我々日本人にとっては身近な存在ですね。 その身近な中国のお話、楽しく読ませてもらっています。 何しろ、口べたというか、筆下手、キー下手(?)なもので、 nikoさんに満足して頂けるような美辞麗句は書けませんが、 兎に角興味深く、頭の中に勝手な中国の地図を描きながら 読み進んでおります。 今週の運動会のお話も、面白くイメージしながら読みました。 出来ましたら、その土地土地の風土、というより風景を描写して欲しい。 つまり、大きな街だとか、木が少ないとか、暑いとか、等々。 そうすると、なおイメージが広がります。 niko さんの益々のご活躍をお祈りしております。 └────────── ┌────────── niko さんから」 何をおっしゃいますやら・・・ 美辞麗句などよりnomuさまの『いつも楽しく拝読しております。』 このお言葉だけで、じゅーーーーーぶんありがたく思っております。 私めの駄文で、皆様の貴重なお時間をつぶさせてしまっておりますのに、 この上さらに、私が満足できるような美辞麗句まで頂戴いたしましては 勿体のうございます。 さて、風景描写をせよとのご下命でございますが、 「山もきれいし、ねーちゃんもきれいだ!!」っていうのじゃ もちろんダメでしょうね。 もう少し我慢してください。 デジカメを買ったら、イメージどころか桂林百景ズバリ! を掲載させていただきます。 ・・って、こんな安請け合いしていーのかなー???(・・良心の独り言) これからは、 できるだけ桂林の風景描写も取り入れるように努力しますね。 ご愛読をよろしくお願いいたします。 └────────── ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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