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桂林熱線(随感随筆)――――――― by nikoさん
┌------------------ │いよいよ師走、さすがの桂林も寒さが厳しくなって参りました。 │と言っても日中の最高気温はまだ18〜19℃くらいありますけどね。 │ただ、夜間の最低気温は8〜9℃で、夜12時を過ぎる頃には寒風が身に │沁みます。 │ということで、良いオトナは夜遊びをしないで早くうちに帰るように。 │ネッ! OJIN さん。(^_-)-☆ │ │先日“陽光之旅”という旅行雑誌のバックナンバーを見ておりましたら、 │中国十大辺城という特集をやっておりました。 │直訳すれば中国十大辺境=辺鄙な地方、とでもいいましょうか、、、。 │ │その中のひとつに【陽朔 中国第一辺城】として │ーーー陽朔が取り上げられておりました。 │中国の国民にとっても、陽朔のような街は辺鄙なところだったんですね。 │ │‥‥‥‥‥‥ん〜むむむ、辺境に住んでる私..(-_-;) └------------------ だから“人跡未踏の南の果て”って紹介したんじゃないですか〜。(^O^) ☆ 無公害野菜のおはなし ――――――――――――― 2002/12/02 ーーー今日は無公害野菜のおはなし。 先日の休みの日に家族で野菜狩りにいってきました。野菜狩りって? いわゆる日本にもある“いちご狩り”や“ぶどう狩り”の野菜版です。 しかも無農薬野菜の。ーーーこっちでは無公害野菜といっておりますけど。 場所は桂林のちょっと郊外。車で30分ぐらい走って着いたところには、日本 でもお馴染のビニールハウスが延々と連なっておりました。早速、あなぐらに 篭って昼寝をしていたお兄さんをたたき起こし、案内を請います。 眠そうで寒そうなお兄さんを先導に、我家の一行はビニールハウス巡り。 いろいろな野菜がありましたが、我家が採取したのは、ラディッシュ・プチト マト・キュウリ・ミニ西瓜・蕪・・・以上でした。 ほかにもいろいろと葉菜、根菜と種類は豊富でしたが、いらないもののほうが 多くて・・・・・。 なんか、めったやたらと手を広げて生産効率が悪そうでした。日本の農家なら 売れ筋っつーか、儲け筋一本に絞り込むんでしょうけどね。 ーーーやっぱ中国は、そのへんがまだまだだね。 野菜狩りは私も初体験で、かなり面白い思いをしましたが、いちばん喜ぶのが 子供..かと思いきや、おかーさんが一番喜んでおりました。とにかく、土を掘 り起こせば出てくる出てくる。あ〜ら不思議!ーートマトもキュウリも、ツル から自分でむしり取る!ーーーこれは、なかなか病みつきになりそうですよ。 ┌-------- │実はnikoさんは都会ッ子で、小学生の後半はコンクリートの運動場で │体操の授業を受けるという悲惨な環境だったんです。 └-------- ただ、外は寒風がヒューヒューいってるのに、ビニールハウスの中は温室で、 30℃を軽く超えるぐらいの暑さ。ーーー夏服ならともかく、我家は全員完全 防寒スタイル。これでは、真夏に冷房なしの密室にほうりこまれたも同然。 入った途端にドッと汗が噴き出る程で、暑さに弱い娘が一番先にギブアップし ました。 「パパ、ママだけ中に入れてわたし達はどっかにいこうよ」 日頃怒ってばかりいるから、逆イジメにつながってるよ、、おかーさん。 次にはその家内までが、 「おとーさん、私たちもう自分で採るのをやめて、このお兄さんに適当に採っ てもらいましょうよ!」 …ッて、それじゃあんた、わざわざ野菜狩りに来たイミがないっつうのよ! おかげでおとーさんが代表して大奮闘! おとーさんガンバル!..の一日でした。 特にキュウリ狩り(?)にはひと苦労。 皆さん、キュウリにサボテンのようなトゲがあるって知ってましたか?キュウ リの胴部にはイボイボがあるでしょう。そこには、なんというか細かいガラス 質の毛のようなものがたくさん生えているんですよ。 それに刺される度に「アッ、イタッツ!」とうろたえ騒ぐ私を見て、娘が腹を 抱えて笑っておりました。 「バカヤロー!オトーサンはなー・・・(T-T)」 いつもは、あまり美味いとも感じなかったこちらのトマトも、自分の手で取り 立てだと思えば、何となく新鮮で美味しく感じたのは気のせいでしょうか? 特にこれらは無農薬!ーーー中国で、農薬を気にせず野菜が食べられるという ことは、ホントに希有な事です。 実は、この場所を教えてくれたのは、娘の幼稚園の同学=同級生)のママ。 このママは、桂林市内の某病院で医師をしておられて、人一倍健康や、薬害に はウルサイお方。そのママからの紹介、ということで我家一同大期待して行っ て参りました。 ウチの娘は私とソックリのわがまま娘。嫌いなものはいっさい口にしないとい うガンコ者なんですが、この日ばかりは、自分が採ったトマトとキュウリを、 洗って直ぐにかぶりついておりました。 「アッ!お塩を持ってくればよかった!」 とにかくここ桂林でも、農薬問題というのは深刻で、ウチのお手伝いさんなん かは、野菜を洗うのに最低2〜3時間はかけます。このお手伝いさんの仕事を 見てますと、先ず下洗いをしてから2〜3時間流水にさらします。 ーーーそして完全加熱調理後に食卓に上げます。 仕事だからそうしているのかと聞いてみると、自分の家でも同じです、と言っ ておりました。 ちなみに社の連中に聞いても、やはり野菜の下ごしらえというか洗浄には最低 2〜3時間かける、生では絶対食べない、と言っておりましたから、ここ桂林 ではこれが常識かもしれません。なにしろ自分や家族の命がかかってるんです から。 ーーーとにかく自分の身は自分で守る。 もし洗浄を怠って家族の身に何かがあってからでは、もう後の祭りですから。 この前も、私の回りでは、なにかの中毒症状(?)でひっくり返った人がおりま した。そのまま救急車で運ばれ、一命こそとりとめましたが、危なかったそう です。 その情況を見たひとりが、「あれは絶対農薬ですよ!」と断言してました。 なんでそんな風に、自信持って断言できるのか聞きましたところ、 「僕の兄さんも、農薬中毒で死んだんです。その時の症状と一緒でした。」 ウーッ!コワイ!! 中国政府も、この問題は頭が痛いでしょう。ーーー人命を考えると厳しく管理 しなければならない。といって生産性も上げなければ12億の民は養えない。 農民は、生産性を上げなければ収入が増えないから、なんでもかんでも農薬を 使いたがる。 とにかく、 上に政策あらば下に対策ありの国ですから、政府がいくら必死に管理しようと しても、下では何が起きても不思議ではないところがあります。 要は自分の身は自分で守る、自分の家族は自分で守る。これって、ほんとは当 たり前のことなんですよね。今の日本人は、こんな当たり前のことも、少しず つ忘れかけているような気がする。 自分の身は自分で守る。 自分の家族は自分で守る。 自分の国は自分で守る。 そんなことを、ここ中国でまた思い出したりしてる。 って、珍しくマジな〆で今週は・・・・オワリッ!                         = この稿おわり = ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃┃ この記事に感想を頂きました。 ┗━┛ ┌──────────「たろおじさん」 nikoさんの、無農薬野菜狩りのお話は、おもしろかった。 こちらでも、大企業のサラリーマンで兼業農家の方がいて、昼飯弁当に無農薬 野菜弁当(お米・野菜各種..ただし虫つき(^^;)だって)を奥さんが作って くれるんだって。 ーーーみんなは、虫も食わない野菜を食わされてるんだってその人は言ってお ります。 └────────── ┌──────────「niko さんから謝謝」 たろおじさんへ、こんにちは! ┌-------- │nikoさんの、無農薬野菜狩りのお話はおもしろかった。 └-------- ホント?ホント?ホント? うれしいな〜。\(^o^)/ 別にウケねらいで文章を書いているわけじゃないんだけど、読んでもらう以上 はやはり楽しんで読んでもらいたいもんね〜。 これからも桂林のありのままの姿、我が家のありのままの姿を、その時々のエ ピソードを交えて書いていきますね。 これからもご愛読を宜しくお願いします。 └────────── ┌──────────「kaneken さん」男性@五十代@自営業@大阪 OJINさん、 随分ご無沙汰してました。、、、、毎回楽しく読ませていただいてます。 その後体調も整い、元気に不況と戦ってますのでご安心のほどを。 さて今号のnikoさんの記事に、 野菜の下洗いに流水で2〜3時間掛けるとありましたが、 ほんまでっか? もちろん水道ですよね? 日本ではとても信じられないことです。 中国は水道代いらないのですか? └────────── ┌──────────「niko さんから」 kaneken様、お便りありがとうございま〜す。 ほんとですよ〜。 もちろん水道水ですよ〜。 でも滝みたいにザーザー流すわけではありまっしぇん。 チョロチョロって感じかな。 水量にして多分洗濯機を一回まわすくらいか、お風呂一杯分。 へたするとそれ以下じゃないのかなぁ??。 まあ、計ったことないからよーわからんですけどね! でも、野菜だけでびっくりしてたらアカン! ウチのお手伝いさんは、 早朝市場に行って魚を生きたまま買ってくるんですが、 それを昼ごはん直前に調理するまで生かしておくため、 大き目の容器に入れて、やっぱり水道水をチョロチョロ流しております。 水道代?? んん〜ん・・・・・・(^_^;) ・・・・いくらかかっているんかしら? こんどうちの家内に聞いてみますね。 でも家内から『水道代が高いからやめなさい!』 というお叱りの言葉が出ておりませんので、 家計を圧迫するほどではないんじゃないんでしょうか?? ・・・・タブン。 これで返事になってます? またお便りくださいね〜。 └────────── ┌──────────「会社員Aさん」男性@四十代@会社員@滋賀 はじめまして。こんにちは。 いつも楽しく読ませていただいてます。 ところで、野菜を2〜3時間流水で洗うという話がありましたが、 私の知り合いの中国人(大連在住)は、野菜を2〜3時間水に浸けたままにして いました。 流水ではありません。 また、台所には大人の腰ほどの高さの瓷が置いてあって、 水道の蛇口から四六時中水をポタポタ落として溜めていました。 このようにすると、水道のメーターが感じないので、 水道料金を安くできると言っていました。 溜めた水は、野菜・食器洗いや、料理などに使っていました。 中国人の家庭ではどこでもやっていると言ってましたが、 ホントかどうかは分りません。 それでは頑張って下さい。 └────────── ┌──────────「nikoさんから」 お便りありがとうございます。 この野菜狩りの話については、皆様にかなり注目していただいたようですね。 たまに日本のニュースを見ておりましても、残留農薬がド〜とかコ〜とか言っ ておりますので、日本人にとってもかなり関心の高い話題だったようです。 お便りをいただいて早速うちの社の現地スタッフに、各家庭のお台所事情を聞 いてみました。 まあいろいろと出てくる出てくる百花繚乱。 いわゆる各家庭毎のやり方、“○○家流”というのがあるようです。 スタッフ“A”さん(流水派代表) 「ウチは流水にさらしながら2回〜3回洗って農薬を落としま〜す。 これでカンペキ!(^_^)v」 スタッフ“B”さん(汲み置き水派代表) 「ウチは、先ず下洗いして泥、石を落とします。 それから30分〜1時間汲み置きの水にさらします。 それから2、3回流水で本洗いします。ここがポイントねっ! これでカンペキ!(^_^)v」 その他いろいろありましたが、ここ桂林というのは水資源が比較的豊富なため 流水派が結構多いみたいです。 でも水資源の乏しい地域では、やはり水が貴重でしょうから、無駄遣いできな いでしょうね。 特に西部地区なんかはどうしてるんですかね? 誰か西部地区の野菜の洗い方を知りませんか? なんか中国野菜の洗い方のオーソリチーになってしまいそう。 会社員“A”さん、又今度、大連のお話いろいろと教えてくださいね。 これからもよろしく。 └────────── ┌──────────「福福さんから」――――――――― 2003/02/07 OJIN様 いつも楽しく読ませて頂いております。 南京近郊在住の福福と申します。 この前、時間があったときに、WEB 熱線のBNを読んでいましたら、181号 に下記のような記事がありました。 ┌-------- │とにかくここ桂林でも、農薬問題というのは深刻で、ウチのお手伝いさんな │んかは、野菜を洗うのに最低2〜3時間はかけます。 │・・・ │ │中国政府も、この問題は頭が痛いでしょう。 │人命を考えると、厳しく管理しなければならない。 │といって生産性も上げなければ十二億の民は養えない。 │ │農民は、生産性を上げなければ収入が増えないから、なんでもかんでも農薬 │を使いたがる。 │とにかく、 │上に政策あらば下に対策ありの国ですから、政府がいくら必死に管理しよう │としても、下では何が起きても不思議ではないところがあります。 └-------- なんでもかんでも、中国全土で農薬を使いまくっているような記載ですが、ま わりの中国人(出身は杭州、上海、鎮江、無錫、ニンポウ、北京等)に聞いた ところ、「2〜3時間も野菜を洗うなんて聞いたことが無い」と全員が言って いました。 上の記事では、あたかも中国全土で農薬がバンバン使われているようなことに なっていますが、そうなのでしょうか? 私も桂林に行ったことはありますが、街中の野菜の売り方は、特にここと変わ らないように見えました。 洗浄が不十分で、人が中毒するくらいの野菜なら、人より体重が小さいネズミ や犬などが、市場の周辺で少し食べただけで中毒して死んでいるはずです。 また、流水で落ちる農薬は10分も洗えば落ちるでしょうし、中に浸透してし まっている農薬は、10時間洗っても落ちないでしょう。 さらには、加熱するのは衛生上の問題(殺菌、殺虫)であって、加熱しても農薬 が無害化されることはありません。 確かに、残留農薬は日本に比べれば多いですが、2〜3時間洗うということ や、倒れて救急車で運ばれるというのは、とても中国全土での共通した状態と は思えません。 以上より、181号の記事は、桂林のごくごく一部での特殊な事情か、何かの 間違いでないかと感じています。 WEB 熱線は、日本だけでなく、中国に在住している方も多数読まれていますの で、私のように、この記事に違和感を感じた方が、少なからずいらっしゃるの ではないかと思います。 (OJINさんの南通でも、洗われているのでしょうか?) 今後とも、WEB 熱線を楽しみにしています。 └────────── ┌──────────「nikoさんからご返事」―――――― 2003/02/07 南京にお住まいの福福さまへ、 わたくしが、このメルマガに掲載しておりますお話しは、 全て私自身が東南アジア、中国大陸等に滞在中、実際に見聞きしたエピソード を書いており、特定の国家、団体、個人を中傷、誹謗する意図で捏造したもの ではございません。 万が一、文中に何か不適切な表現がございましたのでしたら、ここに謹んで お詫びもうしあげます。 └────────── ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」―――――― 2003/02/07 そりゃもちろん、洗ってはいますよ。(^^) ただ、 各家庭によっていろいろだとは思いますが、南通の OJIN の周りでは、あまり 長時間洗うとところは見かけておりません。 しかし、農薬だけにとどまらず、207号に書きました「砒素まぶし鷹の爪」 だとか「水を注入した肉」だとか、他にも様々な不正がテレビや新聞で報道さ れているのが現実です。 福福さんが、どういうお立場の方なのか存じませんが、中国或は中国人とひと 口に括りましても、都市部と農村部、または沿海部と西部地区、北と南では、 様々なレベルの人たちがおり、日本のような均質社会とは、全く異なる世界で あるという事はご存知であろうと思います。 こうした多様性を持つ世界に暮らす我々は、日本人と限らず中国人であっても 当誌創刊時の誌名の如く「群盲象を評す」範疇を越えられないのではないか、 そう感じます。 ですから、nikoさんが見聞されてきたことも、福福さんが体験されていること も、どちらもが事実であろうと OJIN には思われます。 これからも、ドシドシご意見を頂戴できますよう、お待ちいたしております。 └────────── ┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」―――――― 2004/11/22 当誌の読者でもあります"群馬の神農さん"こと池田伊佐男さんが経営されてい るイケダ産業(株)が発行するメルマガ「家庭で出来る!!痛み発熱手当法」の 平成16年11月15日号で、当誌の以前の記事、 桂林のnikoさんが書かれた「無公害野菜のおはなし」を転載して頂きました。 「家庭で出来る!!痛み発熱手当法」バックナンバーは こっち! http://www.mshonin.com/regist/rhtcnt.asp?id=1116428495933300257 群馬の神農さん、ありがとうございました! ┌────────── │キパワーソルト販売代理店・イケダ産業株式会社 │http://www.qisalt.com │〒376-0053 群馬県桐生市東久方町2-4-26 │電話 0277-43-3213・FAX 0277-30-3248 │E-Mail: ikeda@qisalt.com │キパワーソルトのご注文は、こちらをクリック ↓ ↓ ↓ │http://www.mshonin.com/regist/rhtcnt.asp?id=1116428498745320439 └──────────                         = この稿おわり = ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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